「私にもらう金があるって??私にはお前にあげる金などひとつもない。」
「会長に確認してみて、50億もらってて、残った50億をもらうことになってるから。」「あんたに渡す金は50ウォンもないからそのまま行きなさい」「分かったわ。だったら、世間の人の口に、会長の話が出るようにしてあげるわ。」
「ペクハクグループは、ソクテイルを当選もさせられるけど、落選もさせられるのよ。そうしようか。」「それは恐いですね。とにかく期待してください。ペクハクグループのスキャンダルを必ずばらしてあげるから。面白そうだわー。」
部屋を出て行くダヘ。ダヘを復讐するのに自分を利用してほしいと言ったハリュの言葉を思い出すドギョン。
ハリュの元に来た!「ハリュさんの言うとおりにしましょう。あなたを利用しようと思います。ダヘにとって、一番残忍な方法で復讐します。ダヘがいっそ死んだほうが良いと思う位、苦痛を与えないと。」
スジョンとハリュアボジが真実を話してるよ。涙するスジョンに、お礼を言うアボジ。涙をこらえてアボジに笑顔を見せてくれてた事を・・。そしてジェウンを忘れるよう言うアボジ。
ジェウンを忘れて、スジョンの人生を生きろって。
テレビでの演説を録画するテイル。でも市長になる前の質問に答えられなくて動揺を見せます。「何か弱点を握られてるなんて事ないわよね?私に何か言ってない秘密があるのかしら?」「言ってない弱点なんてものはありません。」「本当に隠してることは無いんですね?弱点があったとしても、世間に知られなければいいわ。誰も知らなければ、弱点じゃないから。」
ダヘとテイルの元に、世論調査の結果が。未だに支持率は低く、三人中三位だ。二位のハン・ヨンソク候補の票を自分たちの方に持ってくると言い出すダヘ。「私に任せてください。」「なにか方法でもあるのか?」「成功して支持率が上がったら、私のお陰だって忘れないでくださいね。その保障は十分に頂きますから」
心の中で、「あなたを必ず大統領にするわ・・あなたを利用して私は有名になるのよ(名分になるのよ)」
ハン・ヨンソク候補に会ったダヘは、単刀直入に、辞退してはどうかと切り出します。月に一回行ってるゴルフ旅行の話をし、候補が出国するとすぐ出国してる女性が居るんだけど・・・とその記録を見せます。
「この女性が一緒に行ったという証拠があるのか」という候補に、堂々と、これをリークするぞと脅すダヘ。「人の噂にのぼり、インターネットにも出て・・・そうなると家族も知ることになると思うんだけど・・・それを望んでるわけじゃないでしょう?」って。
大韓民国の未来の為、一緒に戦いましょうといい、ソクテイルに力を与えるよういうダヘ。そして次の選挙に出馬しろって笑顔で。
そしてドギョンの元に来たダヘ。「ソク・テイル候補に渡す金はないと確かに言ったはずだけど?・・・・あんたにあげる金はないと言ったじゃないの。覚えてないの?」「ペクハクグループのスキャンダルをばらすという私の言葉を覚えてるでしょう?考えてみたら、世間より、ペク・ドギョン会長に先に言うべきだと思って。一番驚く人に最初に話すのが、効果的でしょう?」
「これ以上お前に、驚かされることなどない。」「そうかしら?ペク・チャンハク会長は、人を殺した殺人者だって知ってますか?」「何?」「殺人者だって。それも叔母様の旦那を殺した殺人者。知らなかったでしょう?本当か違うのかは、あなたのアボジに確認すれば分かるだろうし、私が連絡したらお金を準備してくださいね。でないと、世間の人が皆知る事になるから。」
「ハリュに相談しにきたドギョン。チュダヘが本当に、会長が殺人者だって言ったんですか。それで脅迫して選挙資金を要求したんですか」「はい」「チュダヘがこれ以上脅迫できない方法を探してみます」「(会長の事を)知ってたんですか?知ってたんですね・・。アボジが会長の座をおりた理由が、ダヘが脅迫した事と関連があるんですか?」「ペク・チャンハク前会長を先に訪ねてみます」
会長にドギョンが事件の事を知ったと報告するハリュ。「チュダヘがドギョンに脅迫したのか?」「はい、そうです」「警察に自首しないといけないな。自首したら、俺の罪を償わないといけなくなるが、ダヘの脅迫もこれ以上できなくなる。ソク・テイルも終わるんだ。会長の座を退いてから、自分の罪を償わないとと思ってたんだ。今がまさにその時だって事だ。俺は自首をするから、お前はソク・テイルが逃げられないように邪魔してくれ。」
そして会長は、例の動画をハリュに。テイルが絶対に逃げられないようにしてみると約束するハリュ。
事務所で動画を確認するハリュ。「ソク・テイル・・・こんな人間が大統領になるなんて・・・絶対そんな夢などみるな。ソク・テイルもチュ・ダヘも、自分の罪の代価を全て払うことになる。」
ダヘの元に来たハリュ。「金はどこにあるの?持って来なかったのか?ペク・ドギョンが金を渡すために、私に会いたいと言ったんじゃないのか?」「ペクハクにはお前にやる金などひとつもないって確かに言ったと聞いたけど?」「ペク・ドギョン会長は、アボジが殺人犯として捕まっても関係ないって事ね」
「錯覚してるみたいだけど、一般的に、お前がペクハクを脅迫するような問題じゃないみたいだけど?ペク・チャンハク会長を殺人犯として捕まったら、ソク・テイル候補は無事かな?ソク・テイル候補が自殺を偽装した事をどうするんだ?」
「どっちみち、ふたりとも捕まえられないって事でしょう?」「ペク・チャンハク会長が自首するとおっしゃった」「一緒に死のうって事か?一生財閥で生きたペク・チャンハク会長が自分の足で監獄に行くことが出来るかしら?ペクハクで余ってる金をソク・テイル候補に渡したほうがお互いに良いんじゃないの?」
ひぇー!!ついにダヘは本当の目的を口にしたよ。「ソク・テイルの成功じゃない。これは私の成功よ。私が令夫人になる成功。だから私はこの成功に生命をかけてるの。自首しようがしまいが、勝手にして。」
「会長が自首するまえに、候補を辞退しろ」「ペク・チャンハク会長は絶対自首できない。私達も、引き下がるなんて絶対しない。
ペク・チャンハク会長が10年前の殺人事件を自首するとテイルに教えるダヘ。「ダメだ・・・そうなると私は終わってしまう」というテイルに、「なぜ自分に全て話さなかったんだ」とどなりつけるダヘ。
阻止するようテイルに命令するダヘ。立場が、ダヘの方が強くなった感じだね。ダヘ・・この事実を前から知ってたくせにさー。
会長の元に来たテイル。黙ってれば誰も知らない事なんだから、動画を処分して元通りにしようというテイル。「その動画で俺を脅迫したのはいつだ??今になって処分しろだって?」「これからは絶対そんな事はありません。一度だけ許してください。私が大統領になったら、会長の恩を忘れません。」
「おれが罪を明かすのはまさにそれだ。お前が大統領になる事だ。俺も罪を償うから、お前も諦めて、罪を償え」そう会長に言われたテイルは・・・一度だけ助けてくれと、土下座をします。しかし「俺も、楽に生きたいんだ。長くはない人生、間違いを改めて天国に行きたいんだ。」という会長。そこにダヘが!!
土下座してるテイルを見て、「大統領になる人が何をしてるの」と無理やり立たせます。「チュ・ダヘ、お前もしっかりしろ。もう全部終わったんだ。」「会長、自首しても、うちの候補には何の打撃もないから、自首したいならしてください。」といい、テイルの腕をひっぱり出て行くダヘ。
家に戻ったダヘは、ペク・チャンハクにそんな事しちゃダメでしょうと説教を。「ペク・チャンハク会長が本当に自首すると思ってるの?私に隠してることはないって堂々としてたのに、これですか?最後に聞きます。ソク・テイル候補、今もまだ私に隠してることがありますか?」「いいえ。そんな事はありません」
伯母が選挙事務所のダヘの元に。「私に見せたいものがあるって?」「これです」とCDを見せるダヘ。「そこに何が入っているの?何よ、私の旦那を殺した奴らの証拠が全部入ってるの?」「はい」・・・驚く伯母。「誰なの?誰が殺したの?出しなさい」と言われ、そのCDを真っ二つに折るダヘ。
「お望みなら、同じ物を作ってあげます。」「同じ物がまだあるってこと?」「原本は他にあります。お望みなら、見せることもできますよ」「お前、何を企んでるんだ」「私のお使いをやってください。そうしたらCDを作ってあげます。ペク・チャンハク会長の部屋に金庫があるのを知ってるでしょう?金庫をあけたらUSBがひとつあるわ。それを持って来たら、CDを差しあげるわ。」
「USBは何が入ってるの?」「ペクハクグループの非常金の内訳です。私がちょっと知りたくてね。」
自分が義弟を殺し、ソク・テイルが自殺にみせかけた事件だと、事件の事をハリュに話す会長。「USBに入ってた動画を全部みました。辛いでしょうが、その日の事を話してください」というハリュ。テイル弁護士がなぜ、自ら自殺にみせかけたのか納得がいかないといって。会長が直接指示したのではなく、テイルが自らやったみたいだね。
「あの頃、ソク・テイルが、自分に忠誠心があってやった事に間違いない。もう10年がすぎたが、昨日の事のようにはっきり覚えている。」「すみません」「いいや、どうせ自首するから、世間が皆知ることだ。君に先に話すことなど難しいことではない。事故だった・・・俺の妹の旦那を俺が何で殺すんだ。あれは事故だったんだ。」
話し始める会長。会社の非常金(機密費)の管理は義弟がしていた。非常金(機密費)50億が消えた問題で、会長と義弟は屋上で言い争いをしていた。そしてカーっとなって会長は義弟を殴ったら・・・屋上の手すりに頭をぶつけて・・・頭から血を流し死んでしまったって・・・。手についた血を見て動揺する会長の傍に、顧問弁護士をしていたテイルがやってきた。
地面に倒れている義弟を見たテイルは、会長に早く事務所に降りていくよういい、自分がうまく解決すると会長をその場から退却させ、義弟が投身自殺したようにみせかけた。警察の調査でも、自殺だと結論が出た。
「俺の妹ジミは、自殺だなんて絶対認められないと、あっちこっちに陳情書を出したけれど・・・それを受け付けてもらえず、酒におぼれてアルコール中毒になり、賭博で財産を失った。」「伯母さまは、会長を疑ってたんじゃないですか?」
「疑っただろうが、口にだすことはできなかっただろう。無一文になり、俺の家に来て寄生虫のように生きてきたから。ジミが可哀想だったが、自分が助かりたくて騙して生きてきたから、ジミに、死んでも償えない罪を犯してしまったんだ、俺は・・・。」
事務所に戻り、会長の話を整理するハリュ。そしてジェウンが遺したテイルに関する書類と照らし合わせ、見つけたキーワードである「イチョル」を探さないと!と呟きます。
金庫をあけた伯母。しかし、中には何も入ってなくて。部屋中探してる所に会長が。「チュ・ダヘがそうしろと?俺の部屋に行き動画の入ったメモリを探してこいって?」「関係ないわ。」「ジミ・・・俺を許すな。」「ダメよ・・・言わないで。私が先に見つけるのよ。あなたの口で言わないで。」「すまない」「言わないで!!」
「ジミ・・俺がヨンウを殺したんだ。」「言わないでって!!あなたの口で言わないで!!殺人者の口で言わないでってことよ。私の旦那をなんで殺したの。」そこにドギョンが。
「すまない・・・ジミ・・・すまない」涙する会長。「どうするの?あの人をどうするの?どうするつもりなの。彼の人生をダメにしてどうするつもりなの。彼が悔やまれて、どうすればいいの!!10年間騙して・・・自殺したと嘘をついて、今になってあなた・・・涙がでるの?」「コモ・・・ごめんなさい。アッパを許してあげて」「私がみんな殺してやる・・私が許さない」と号泣する伯母。
部屋に戻ったドギョンはダヘに電話をし、金を渡すからと自分の事務室に呼び出します。
ダヘがドギョンの元に。時間がないから座ってる暇はないといい、トランクを見つけるダヘ。「選挙の為に忙しいみたいね。」「開けないでみるわ。選挙によく使うわ。ありがとうございます。大統領になったら忘れません。」
「選挙がどうなろうと私には関係ない。気にもならない。アボジの事を黙ってろ」「勿論です。殺人事件を世間が知ったら、会長の人生が終わるけど、うちの候補にとっても致命的な事件ですから。」
行こうとして、振り向き、「多分私と次に会うときには、私が来た途端、イスから立ち上がって、私の前でゴキゲンを取るでしょうね。そうやって気楽に座って、私に話すことは出来ないはずよ。」というダヘ。
ホン女史のククス店でククスを食べるサンド。オープン前にククスを作ってもらったから、目の前でホン女史とテクベに掃除されて邪魔がられてる(笑)そこにハリュから電話が。「ソク・テイル候補は秘密裏に会う人がいるかもしれないから、誰に会うのか把握してください」「分かった。準備出来たらすぐに動き出すよ」
バイクでテイルを見張るサンド。顔を書類で隠したテイル風の男が車に。その後一人で家から出てきて車に乗り込むテイル。追いかけるサンド。どこかに一人でテイルが向かってることをハリュに教えるサンド。
誰に会うか見つけてやるから心配するなというサンド。サンドの電話を切った後、ドギョンから電話が。「今、家に来れますか?」って。
会長宅に来たハリュに、「アッパが今、警察に自首しに行くって・・」と伝えるドギョン。「俺も罪の代価を払うようになったが、ソク・テイルもこれでおしまいだ。」と笑顔で言う会長。「会長、少しだけ待ってください」「なんでだ?長い話をする必要はない。どうせ受ける罰だ。俺が警察に行けば、ソク・テイルも捕まる。そうすれば君も、チュ・ダヘを追い詰められるんじゃないか?俺の心配はするな。この程度生きられたから良いんだ。」
それでも少しだけでも待ってほしいと頼むハリュ。「理由は何だ?」「俺を一度だけ信じてください。もしかしたら、真実は別の場所にあるかもしれません」「真実は別の場所って?(ドギョン)」「僕もまだはっきりは言えませんが、もしかしたら、会長が伯母の旦那を殺しんじゃないかもしれないんです」
「それはどういう事です?」「調査をし、探してる人が居ます。それが分かるまでだけでも、警察に行かずに待っててください。僕を一度信じて、選挙が始まるまでだけでも待っててください。」「アッパ、そうしましょう。選挙までいましょう」
テイルは精神病院に??うわ。入院してるのは、「イチョル」だ!!イチョルを監視するよう言い、金を渡すテイル。
警察の検査室に来たハリュ。イチョルは警察の検査官だったんだ!!「イチーム長は、おやめになられました」という部下。6ヶ月前にやめたって。いきなり来なくなって、一週間くらいしてから郵便で辞表を一つだしてきたって。そして連絡がとれなくなったらしい。
サンドと待ち合わせし、テイルが精神病院に行った事を聞いたハリュ。精神病院に会う人が居たんだろうというサンド。「すごく保安が厳重で生きては出てこれない・・・トンマな奴が入ったら、狂っちゃう場所だよそこは。」
患者を入院させたい保護者のふりをして、病院関係者に会うハリュ。テイルに金をもらってた男だ。家に患者が一人居れば家族は皆患者になるでしょうといい、大変な事は自分たちに任せて欲しいと説明する男。
病室を案内してもらいます。そこで偶然イチョルに会ったハリュ。「チャ弁護士!」と声をかけ、連れて行かれるイチョル。「俺・・・イ・チョル」と言ってるのに聞こえなかったふりをし「知らない人です」と男に言うハリュ。
その頃、路上演説をしてるテイル・・・。もちろんダヘも一緒だ。朝、どこに行ってたのかと聞くダヘ。「言わないつもりなの?」とダヘに言われてもだんまりのテイル。
ハリュは洗濯室から医者の服を持ち出し、医者スタイルに。イチョルの元に行きます。助けてくれと頼むイチョル。イチョルを車椅子に乗せ連れだそうとした時、見つかって・・・必死で逃げるハリュとイチョル。うまくイチョルを車に乗せ、連れだします。
支持率がまた出た。しかし。。。テイルは三位のままだ。23%しかない。まだ30%の票が指示を決定してないから、今夜のテレビ出演が重要だとテイルに言うダヘ。
他の候補は放送局に入ったのに、遅れてしまってるテイル達。そこで「火事だ」という声が。聞かなかった事にして行こうというテイルに現場に行って助けるよう言うダヘ。リハーサルは放棄して、生放送する頃には到着できるはずだって。
現場に行くと、家の中に子供が残ってるって・・。ダヘは濡れタオルを用意し、入るようテイルに。救急隊が来るまで待ったほうがと言いかけたテイルの言葉を遮り、ついてきてと、先に家に入るダヘ。子供を見つけ出し、テイルに抱かせて先に出るよう言います。
うわー。ダヘったら、テイルは何もしてないのに、わざと腕から血を流させ美談を作ったよ。ダヘは右うでを火傷してるんだけどね。
放送局の方では、放送が始まるのにテイルが来なくて。番組が始まったら、誰もこの部屋から出ることも入ることもできなくなる。
放送局についたテイルとダヘ。玄関前の記者達は、遅れた理由は何かと質問攻めします。
放送が始まった。テイルは個人的事情で参加できない旨を発表するMC。結局入れなかったテイルに質問攻めし続ける記者の前で、わざとらしく「もうすでに始まってしまったから、病院に行きましょう」と言うダヘ。
「国民と約束した、テレビ討論会に参加できなかった事を遺憾に思います。参加出来なかった理由は、後で説明します。」といい行くダヘ。
病院までついてきた記者達。火事から助けた子供を見舞うテイルとダヘ。感謝し、「先生みたいな方が大統領にならないと」という子供のハルモニ。「ソク・テイル候補が居なかったら、うちのヨンヒは大変な事になる所だった」と感謝する子供の母。「本当にありがとうございます。うちのヨンヒの命の恩人です」という子供の父。
「ソクテイル候補、一言お願いします」と声をかける記者。「ただ、目の前の一つの命を助けただけです」。そして記者のススメ通り、子供の手をとり一緒に写真を撮るテイル。ほくそ笑むダヘ。この記事はネット上に。皆が感動し、テイルに好意的な書き込みをどんどんしていきます。ついに検索順位一位は「ソク・テイル」に。
最後の支持率が出た。テイルの支持率は32.4%にアップ。ついに一位の候補と6%差で二位に。
でたー。ダヘはハン・ヨンソク候補に電話をし、今辞退するよう指示を。今すぐ記者を呼んで発表しろって。
サンドは運ばれたイチョルに、解毒剤を注射してると説明を。「上京して、全てを話します」というイチョル。「あなたが知ってる事実は真実じゃありません。ソク・テイルのような人、大統領にしてはいけない。僕が、明らかに・・・」と言いかけ眠ったイチョル。
先にソウルに戻るサンド。ハリュはドギョンに電話をし、報告します。イチョルの状態が良くなくて、今日は戻れないが、真実を明らかにすると言っていたと教えるハリュ。「真実ですか?どんな真実ですか?」
「言いかけて眠ったじゃら、明日起きたら聞いてみる」というハリュ。
ハン・ヨンソク候補が出馬辞退したというニュースがテレビに。ヨンソクの支持者が、チョン候補とテイルとのどちらに流れるかが今回の選挙の結果を左右すると。
「これ以上時間をかけてはいけないようだ」という会長。「ハリュさんを信じてもう少しだけ待ってみて。」と頼むドギョン。
投票が始まった。開票を待つテイルの携帯に電話が。驚き席をはずすテイル。あの精神病院からの電話だ。イチョルを連れて行ったのは「チャ・ジェウン」という人だと報告する病院関係者。
「何?チャ・ジェウン?」と話してる所にダヘが。「何かあったの?チャ・ジェウンって?」
別室に来たダヘとテイル。「あなた、狂ったの?なんでこんな物々しい事件を隠すことができるの?私にこれ以上隠してることはないって言ったでしょう」と声を荒げ怒るダヘ。
「10年間、何も問題がなかったから、わざわざいうこともないと思ったんです。これから、どうすれば良いでしょう」「後数時間で大統領になるのに、どんな事をしてでも解決しないと。解決しないといけない。チャ・ジェウンを探さないと。探してその証人を奪わないと。」
「今度の事を解決してくれたら、あなたの望みどおりにします」「肝に銘じなさい。これはあなたに作品ではなく私の作品だって事を。」
そしてどこかに電話をし「はい、チュ・ダヘです。チャ・ジェウン弁護士を一時間以内に探してください。一緒に居る男も、チャ・ジェウン弁護士もどんな手を使っても探して連れてきて。ええ。殺しても良いです。必ず探してください、必ず」
次の朝、眠ってるドギョンを見つめながら・・自首するために?ひっそり出かける会長。
ソウルに戻る途中のパーキングで、通りすがりの女にぶつかってコーヒーがかかったハリュ。そうやって気をそらされてる間に・・何者かがハリュの車から出てきたよ!その男にぶつかってちらっと顔だけ見たハリュ。
その頃、会長宅では、会長が居ないのに気づいて探すドギョン。会長は警察に来た。「ペク・チャンハク会長・・・どんな用で居らっしゃったんですか」「私が・・・人を殺しました。自首をしにきました」
ハリュが車にのると、イチョルの首に注射が刺さってて!!苦しみながら息絶えたイチョル!!
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