韓国の女性たちは他人との差別化の為にブランドを買う、その差別化とは価格なんだ、人より高いカバンや靴を持っていると他人より偉く、成功したように見える。この国の女性はそんな馬鹿どもなんだと力説し、そんな女性のお陰で我がアルテミスが作られているから、価格をどんどん上げてくださいと世界中の支店長達に話すアルテミス会長のスンジョ。価格が高いというクレームもあると言われても、どっちみち売り物はブランドではなく「恐怖」だから心配するなと。
価格が上がれば上がるほど、アルテミスのカバンをもってないのは自分だけだ、自分だけがイケてないと思う恐怖だって!!「アルテミスは今日より明日、もっと高いブランドになる」と話を締めくくります。
その頃、「今日より明日、もっと優秀な人になれるよう一生懸命努力します」とGNファッションの面接でスピーチするセギョン。家庭の事情で留学ができず語学学校にも通ったことがないけど銀河女子大デザイン科を次席で卒業し、他人に負けないよう独学で仏語検定1級を取ったんだって。各種デザインコンテストで何度か賞も取っている。父はパン屋で30年地元でパン屋をやっているらしい。面接の判定は最低のD判定。
しかしこの面接の様子をみた会社の社長の妻ユンジュは「ひとつも変わってないわね」とセギョンを見て笑います。
最低点で最下位のセギョンの合格を兄である社長は決定したと聞き、不快感をあらわにする社長の妹インファ。一年契約だって。女狐め・・とつぶやいてるけど、これはユンジュの事かしら?
合格と聞き大喜びのセギョン。3年かかってやっと就職できたらしい。自分も清潭洞に店を出して成功してここに住んでやると夢を口にするセギョン。
しかし・・・初出勤したセギョンは、社長の奥様のおつかいが仕事だと言われます。デザイン採用じゃなかったんですか?と聞くと、「そうだよ」と担当者。なんでデザインじゃないのかと聞かれ「ビリだったから」と教える担当。「ハン・セギョンさんがビリだったんです。今回の採用で」
「私がビリですか?だったらなんで合格したんですか?」「それはミステリーです」って(爆笑)
自分は大学も悪くないし、成績も優秀、なんども公募で入賞したのにビリなんて・・・それこそミステリーだと思うセギョン。それなのに合格なんて完全ミステリーだ。
新ブランド「クラブA」の担当チーム長であるインファに声をかけ、今回の採用で自分が最下位だったのは留学経験がないからでしょうかと聞くセギョン。半分は合ってるけど半分は違うというインファ。
友達の結婚式で、この就職の話をチング達に。セギョンは、仲間が次々と諦めていったのに、最後までデザイナーにこだわって就職活動を続けてたんだね。この結婚式なんだけど学科ビリだった子の式で・・・相手は金持ちで、指輪は3.5カラット。アルテミスのバックまで買ってもらい、舅は清潭洞に店を持ってるって。
この式には資産50億以上の新郎の仲間がいるから一緒に二次会に行こうと誘われるセギョン。しかし、セギョンにはインチャンという彼氏がいて興味がないんだよね。このインチャンなんだけど、また会社から借金したらしい。インチャンの母が入院してて、病院費の為みたいだね。
家に帰ると、父母がマンションの購入費の事で夫婦げんか。毎月200万の利子を支払ってるのに、今度は元金を支払うよう言われ、差し押さえられるかもしれないって。
そんな親を見て・・・重要なのは自分がビリだったことじゃなく、ビリでも合格できたって事だと自分に言い聞かせるセギョン。なんでビリなのかは分からないけど、自分の中の可能性を見出してくれたんだって。セギョンの潜在力を。正社員になったら潜在能力を見せられると、正社員になった後、成功した自分を妄想(苦笑)
次の日、パートタイマーのセギョンですと、挨拶するセギョン。そんなセギョンに靴に何かついてるわよとインファ。セギョンの靴の生地がはがれてるんだよね・・・。そしてピカピカの靴をはいてるインファ。インファはアルテミスとのコラボレーションの準備を本格的に始めるとチーム員に発表を。
しかし・・・セギョンの仕事は奥様のお使い。奥様もデザイナー出身で目が肥えてるから細かい所までチェックするよういい12時までに用意するようお買い物リストをセギョンに渡す担当。
急いで買い物をスタートするセギョン。高い物ばかりで。ブラウス一枚で327万ウォンwストッキングだけでも270万ウォンwあまりの金額に呆れながら運転するセギョンの前に突然高級車が!!
オモ!!これがスンジョとの出会いなんだね。車から降りて、運転席のセギョンにノックするスンジェ。車にはGNファッションのステッカーが。後部座席にはたくさんのブランド品の袋が・・
アルテミス会長の名刺を渡そうとしたスンジョだったけど・・・荷物とセギョンの格好を見て、ブランド狂だと分析します。「今日、初出勤なんです、会社の車だし」というセギョン。「だから金が欲しいんだろう、そうなんだろう?」と思うスンジョ。双方過失だから、各自で処理をしようと言い出すスンジョ。
「もし保険申請したら、セギョンの車の10倍は価値があるスンジョの車にいくらかかるか・・補償金を取った後またショッピングに行くつもりか?出勤初日でも買い物できるのか?初出勤の新人なら、アルテミスとのコラボで忙しいはずだけど出歩いてるのをみると契約社員だろう、だとすると年収は1300万ほどで1日のショッピングで年収がパーだな。いくら請求するつもりだ?しかしこれは俺の車じゃない。私は会長にお仕えする貧しい秘書だから。その会長とはGNが何としてでもコラボしたがってる アルテミス会長様だ」と会長の名刺をスンジョに渡します。実際にはじぶんの名刺なんだけどね。それでも補償してほしかったら、上司にアルテミス会長の車にぶつけたと連絡しろって。
結局、荷物をGNファッション奥様宅に届けるセギョン。玄関先で召使達に荷物を渡すセギョン。
セギョンと奥様ユンジュは高校の同級生だったんだね。高校時代・・・セギョンの元彼をうばったユンジュは、美術でその彼氏に絵を描かせ、コンテストに。それを責め立てるセギョン。彼氏を奪って、彼氏の絵を自分の絵だと偽ってコンテストにだしたのに、結局セギョンに負けたなんて恥ずかしくないのかというセギョン。セギョンに勝つまで続けると余裕のユンジュ。それでユンジュの勝ちになると思うのか、ユンジュの名前を書いたら実力までユンジュのものになったと言えるのかと責めるセギョンに、それも実力だと堂々というユンジュ。彼の絵に自分の名前を書くことも能力だって。
あんたの姿が今どう見えるか分かってる?あんたがいま考えてるそれだというセギョン。
会社に戻ったスンジョ。ロイヤルグループのチャ会長が待ってるって・・・。スンジョはアルテミスの最年少会長なんだね。名前はジャン・ティエリー・シャって・・・w
名前以外にはなにも知られれない。うわ・・・セギョンの親友アジョンとセギョンの彼インチャンは、アルテミスの末端社員なんだね。
ロイアルグループチャ会長に、アルテミスコリア会長ジャン・ティエリー・シャですと挨拶するスンジョ。ロイヤル百貨店には出店しないというスンジョ。アルテミスは一流百貨店だけに出店するって。業界三位だが、一昨年比での販売実績成績率では業績一位だから可能性を信じて・・と言われ、一位になってから来てくださいと笑顔のスンジョ。清潭洞か明洞に新店舗をだすといわれ、建設してから来てくださいって。完全なめてるスンジョ。と・・・思ったら、このチャ会長ってアボジだったー!!イ・サン放棄覚書にサインさせられ捨てられたって。米国で経営を学ばず、フランスで美術を学んだからと、15歳の時から婚約してた女を捨て、僕の好きな女と暮らしたという理由で。
だから復讐しようっていうのか?と聞かれ、はい、復讐しようとしてますというスンジョ。遺産はください、全額社会党に寄付しますから・・・私はフランスで社会党だったんですと笑顔のスンジョ。もう以前のスンジョじゃない、アルテミスコリア会長のシャですよって。方言が出ないのかと言われ、巻き舌でシャですからって(爆笑)相変わらず小さくて、男らしくなく、感情的な負け犬だと父に言われ、それがまさに僕です、そんな負け犬が報復する相手は会長ですと言うスンジョ。怒って帰る会長。
会長が帰った後・・・ブハハ!!!大喜びのスンジョ。
ユンジュなんだけど、セギョンに、なんでビリなのに合格したのかと聞かれたと、セギョン担当の室長に報告され一緒に笑って。もしかして知り合いですか?と聞かれ、真顔で「まさか」と拒否します。
完全サイコだったと、事故の相手の話を彼氏インチャンにするセギョン。初出勤から何よ。。最悪の日だと。そんなセギョンに百貨店で650万のアルテミスのバックを最後のプレゼントだと贈り、別れようというインチャン。俺についてきたら苦しむだけだって・・・お母さんがまた悪化したの?と聞くセギョン。デザイナーとして働きたいのにお使いをさせられてる・・でも今やめたら二度とチャンスはないかもしれなくてやめれない・・・とつらい気持ちをぶちまけるセギョンに・・・だから別れよう、金持ちな男を見つけろというインチャン。お前は負け犬になるなって。高級品が似合う女だったのに、俺に出会ったからこうなった・・・最初あった時はブランドを持ってたのに、今は安物ばかりだ・・・現実、二人の給料をあわせたらせいぜい年収350万・・・二人の学費ローンが毎月40万・・・賃貸代金払ってオンマの入院費と薬代・・・1ヶ月で215万の赤字・・・一年で-2580万・・・夢をみるのはよそうといい、行ってしまうインチャン。
この大ヒットのプレゼントをもらってインチャンと絶対別れろというアジョン。インチャンは母の病気で会社に借りてる金だけでも4千万ウォンだって。この事情でインチョンはしょっちゅう別れようと言ってるみたいだね。それでも別れないのは愛してるからだというセギョン。
今日は生まれて一番最低な日だった・・・すべてあの最低な奴のせいだというセギョン。
その最低男スンジョ・・・ぶはは!!父とのあの場面を録画してて見直し大喜び。ヒーリングになるって。てか・・・このドラマ、男性キャストすごくないか??セギョンの彼はナムグン・ミンだし、ユンジュ夫である社長は、キム・スンス??そしてスンジョチングで、精神健康医学科の専門医であるドンウクは、パク・クァンヒョンじゃん・・・。
まだ出てきてないけど、キム・ジソクはデザイナーで出てくるんでしょう?主役・・・もしくは準主役レベルの俳優が完全脇役レベルで出てるんですが・・・てか、私が韓国ドラマ見過ぎてて、一昔まえのスターを知ってるだけなんでしょうか(苦笑)
サイコだ。。。。IQ40の狂った奴・・幼稚な奴・・・ここまでやる必要があったかとアボジとの映像を見てスンジョに本当に幼稚な事はまだ初めて無いといい、ドンウクにユンジュの写真を見せ、GNの奥様だと話します。
2006年・・・スンジョはユンジュのために、父も父の金も家族も捨てた・・・全てを諦められるほどユンジュを愛していた。しかし・・・「それって愛?愛は諦めるものじゃない・・・まもるものよ・・・なんで諦めたの?これでわかったでしょう?私にとって「あなたはその程度のビジネスだったのよ」と言ったユンジュ。
アルテミスの会長を別荘に招待するとユンジュに言うGN社長でありユンジュの夫であるミニョク。自分一人でおもてなししたいと夫にねだるユンジュ。ジャン・ティエリー・シャという名前以外情報がない
と心配するミニョクだったけど、結局折れます。
GNを相手にした一石二鳥のチャンスだというスンジョに、ちゃんと薬を飲んでるのかと聞くドンウク。ちゃんと飲んでるから心配するなとスンジョ。
ユンジュはお前がジャン・ティエリー・シャだと知ってるのかとドンウクに聞かれ、おれは二日前に戻ったから俺の情報は誰も知らないと笑うスンジョ。
インチャンの母がまた手術をしないといけなくて・・・でも入院費を払ってないから手術の予定が立てられないと聞くセギョン。これが理由で別れようとしたんだと気づきます。
いつも仕事を命令する代理に、奥様とセギョンは同年だと聞いたセギョン。そして。。。奥様はセギョンが気に入ったみたいで高級宝石のオーファーをしたって。
1億5000万だって・・・保証書を渡されるセギョン。そのままリムジンで送られて。
いつものように、自宅前で召使に買い物を渡すセギョン。。。
インチャンにもらったバックを返品したセギョン。そこで・・1億500万の宝石の保証書がないとの連絡がセギョンに!!店ではセギョンが保証書をもっていったと。セギョンが宝石ををつけてみたんじゃないかと責める代理。成績がよいし公募優勝経験もあるのに、なんでお使いを続けてるんだとセギョンに聞くインファ。
デザイナーが夢だから、正社員になったら・・・と説明するセギョンに、セギョンさんはデザイナーにななれない人だというインファ。留学してないからですか?と聞かれ、スペックのせいじゃなく、センスが足りないからだといい、今セギョンが着てる服装を悪評します。留学できなかったからじゃなく、留学できなかった育ちがその程度のセンスしかだせない。。。品格というものは、見て聞いて感じたものから醸し出されるものだから。すでに身についてるもので、品格はセギョンがどんなに必死で努力しても変わるものではないって。
保証書を探すのがセギョンの仕事だというインファ。
アルテミスの宝石だったんだね。保証書の再発行を願うセギョンに不可能だという職員。偶然そこに通りかかったスンジョ。あの時のブランド狂じゃないかって。
スンジョと移動してたムン秘書に挨拶する宝石売り場職員。セギョンはスンジョの名前は「ムン秘書」だと思い(アルテミスの会長秘書だと思ってるから)、保証書再発行のことを相談します。
そのダイヤモンドをつけてみたんでしょうと聞くスンジョ。セギョンは・・我慢できなくて一度だけと、来るまでつけてみたんだよね・・・そのとき保証書が落ちたみたい・・・
ダイヤの過去には感心がなく、値段だけで身につけたんだろう、デザイナーのくせに、そんなテイストの服を身につけてるくせにとバカにするスンジョ。服装のせいでインファに馬鹿にされことを思い出したセギョン。
それでどうしろうと??テイストが足りなくて見下されるのは自分の服装のせいでしょう、高級なものを全身に身につけていたら、使い走りじゃなくデザイナーに正式になれたかもしれない・・・
そんなだから、カバンに給料の何倍もつぎ込んで借金してでも、なんで買わずに居られるんだって・・・アルテミスをもってれば品格の女になれる。。価値なんて関係ない、無条件高いものを持てばチヤホヤされる。そうやってあんたたちは詐欺を働いてるというセギョン。
恨むならあんたらブランド狂女の本性を恨め、もしくはブランド品がないからと他人のせいにするな、その劣等感と自分の育ちを責めろというスンジョ。育ちなんて自分にはどうにもできないものだと言い返すセギョン。
育ちって両親の事で、両親が私のためにしてくれた事で、私が生まれ育った街、つきあった友達・・・それらを指すことだと言い、帰っていくセギョン。
辛くて・・・何度もインチャンに電話を。
別れようといっただろう、こからメールも電話もするな、オンマの所にも来るな、何も変わらないというインチャン。
どうして誰も彼も私に何も変わらないって言うの?なんでみんな私にダメだとしか言わないの?本当にどんなに努力してもかなわないことがあるの?
もうやめようとインチャンに言われ電話を切り、号泣するセギョン。
部屋にもどりデザイン画のスケッチブックに挟んだ「努力こそ我が力」とフランス語で書いたメモを見つめるセギョン。
そして辞表を書きます。
私の加湿による損害について心からお詫び申し上げます。しかしながらすべてが不当だと思います。国内ではありますが一生懸命勉強し、公募でも何度か入賞したのに、なんで私が奥様のお使い係なんでしょうか。頑張れば機会がやってくると思ってました。実力を見せることができたら、一年以内に正式な社員になれると夢見ていました。しかし、そんな機会は決してやってこないと分かりました。私が使い走りしかさせてもらえない理由もようやく分かりました。ええ、人の育ち方はそれぞれ違います。チーム長と私の生きてきた道も違うし、私のお仕えしてる奥様と私の人生も違います。生まれた時から、違う道を歩いてるんですから。
生まれ持ったものが人生を決定づけるなら、私の意志で変えられるものではないけど、それでも私は一生懸命やります。私の立場でできることは、努力することだけだから。
セギョンが代理に辞表を出そうとしたとき、奥様がやってきたとの知らせが。皆必死で、机の掃除や身だしなみチェックを。
奥様の靴や服をみて、自分とは生まれた時から何もかも違うと思うセギョン。セギョンの前で立ち止まり、「おい、ハン・セ!!」と声をかけるユンジュ。「ソ・ユンジュ?」と驚くセギョン。
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