まみまみの愛☆ラブ☆韓国映画&ドラマ 韓国ドラマ目次 ホームへ戻る

ファン・ジニ 黄真伊(全二十四話)
第十七話~最終話


第一話~第八話はこちら

第九話~第十六話はこちら

 ~キャスト~
 
ファン・ジニ : ハ・ジウォン

ブヨン : ワン・ビンナ

ピョク・ゲス : キム・ギュリ

キム・ウンホ : チャン・グンソク

キム・ジョンハン : キム・ジェウォン


第十七話

必死で鳴鼓舞を習得するブヨンに対して・・・全く鶴の舞を躍ろうとしないミョンウォル。寝る間も惜しんで習練するブヨンと、つるされても、叩かれても躍らないミョンウォル。

さすがジョハンだ。なんとおそれおおくも殿下に、宴を縮小し、百姓達の負担を軽くすべきだって。殿下は聖君となり、民の慕う人になるべきだって。他の臣下は反対するけど、殿下はジョハンの言うとおりだって。

ジョハンとミョンウォルの夜を知ってる者は誰も居ない。失恋の傷手に苦しむジョハンを者にするチャンスだといわれたブヨンだけど、今は鳴鼓舞に集中し、最高の踊り手として認めてもらうつもりだと。その頃には、もっと心が寂しくなってて、自分を受け入れるだろうと。

なんだかゲスは、私財を投じて鉱山を発掘してるみたいだね。それで殿下の信頼を得、ミョンウォルを手に入れようとしてるみたい。

そんな中・・・ミョンウォルとムミョンが夜逃げした。しかし・・・逃げたのではなく、鳥のうごきをムミョンと共に研究してたのだ。探しに来たベクムに「あの鳥をみてまだ間違いにきづかないんですか?あんな舞譜は偽物です」というミョンウォル。ミョンウォルは、ベクムは傲慢さから、鶴の気持ちを分かっていないといい、技量だけで鶴を真似るのではないといい、自分の見つけた鶴の舞を躍ります。高度な踊りでうぬぼれるものではない、歌は心で歌う踊りは体で描く詩で、その踊りに心をこめるものだ。高度なおどりだけ押しつけ、心は一切込めない抜け殻の踊りが貴方の舞譜の実態よ。とはっきり言います。

30年かけた韓国一の踊りが・・・そんなわけはないと、必死でもがくベクム。しかし・・・以前のように踊れない・・・

ミョンウォルは、ウンホとの思い出の場所に行き「私を許さないで。貴方と同じくらい・・・もしかしたらそれ以上に愛してしまったの」と言い、あの指輪を思い出の湖に沈めます。そこにベクムが・・・「お前が正しい。もう一度鶴の舞を作り上げたい。お前が必要なんだ」というベクムに、「ウンホの前で跪いて赦しをえてください。貴方のせいで亡くなったあの人に詫びてください」と。ミョンウォルの目の前で跪くベクム。ミョンウォルはついにベクムに勝った。しかし「鶴の舞は躍りたくない」と言うミョンウォル。「貴方のその幼稚な執着が嫌なの」といって。

ついにへい石が大量に出る鉱脈を手に入れたゲスを褒め称える殿下。何でも願いを叶えるという殿下に・・・あああ・・・・ついに言った!ミョンウォルを側室として側に置きたいと。それを認めた殿下。ベクムはこれでは鶴の舞ができなくなると大反対するが、殿下の申し出となると断れないというミョンウォル。可哀想なのはタンシム・・・ゲスの子を宿してるのに・・・

婚礼の宴で・・・・白装束で来たミョンウォルは、ロープを差し出し、愛してもない男の側室になるなら自害すると言います。ゲスは国でも有名な詩人達を呼び、彼らと対決して勝ったら、側室になるのを許してやろうと言います。10人を相手に詩の対決を。そして負ければ、互いに服を一枚ずつ脱ぐと言い出したミョンウォル。

予想と反して、両班と学者達は次々と服を脱ぐハメに。ベクムはそれをうまく納めるべく、余興ということにして、弟子達に踊りをおどらせます。でも怒りの収まらないゲスは、踊りを中断させ、「おまえらはどうせ酒をついで男の心をつかむだけじゃないか」と酒をつぐよう命令を。そして・・・老妓のベクムは、帰れと屈辱を。ついにベクムがきれた!!酒のテーブルをひっくりかえし、「舞台で舞踏家は最後何があっても躍るもの。いくら身分の卑しい妓女でも、最後までおどるべきなんです」と強気で言い返したよーー!



第十八話

あああ・・・身分の卑しい妓生が王室をばかにするとは、生かしてはおけぬと・・・ベクムは牢屋に連れていかれたよ。その上・・・ベクムは舞踏家にとって、死ぬより辛い、足を折るという刑に・・・皆、ミョンウォルを責め立てます。今すぐゲスの元に行けと。

タンシムはゲスの元に行き、子供ができたことを伝えます。子供に免じて・・・父が偉大な方だと教えたいから、どうか御慈悲をとたのむのに、ゲスは、自分の子とは限らないと冷たく言って・・・タンシムが帰ろうとすると、ミョンウォルが・・「タンシム・・・貴方の為にもこれだけは避けようと思ってた」と言うミョンウォル。「わかってる・・・」泣きながら言うタンシム。

ミョンウォルがゲスの元に行ったと聞いたベクムはタンシムに櫛をもってこいと・・・それを聞いたヒョングムは、ミョンウォルが側室になる前に自害しようとしてると悟り、「生きるべきだ」と説得をします。

そのころ・・・メヒャンはベクムの話を聞き、「関わらないでください」と言うブヨンの言葉をきつく叱り、ジョハンの元に行き、助けてくださいと頼みに行きます。そして、ソンドに急いで向かうメヒャン。

ベクムは妓女として最後の夜だから、教房に返してほしいと令官に頼みます。戻っても「お前に同情されたくない」と言い、どうしても言い争いになってしまうベクムとミョンウォル。

そしてベクムは・・・ゲスに「自分が責任を負うからミョンウォルを側室にするな」との手紙をだします。

もう一度鶴舞を完成させたいと必死で跪いたベクムを思い出したミョンウォルは、もう一度ベクムの部屋に。しかし・・・ベクムはいなくてそこには、中身が真っ白な「鶴舞 黄真伊」と書いた立派な教本が。

皆必死でベクムを探します。ベクムは最後の鶴舞を崖の上でおどり・・・そして鶴の様に美しい姿で崖から飛び降ります。そしてベクムの亡骸が・・・・「起きなさいよ!!言いたいことがあるのに!!言いたいことがあったのに」と取り乱すミョンウォルを止めるジョハン。「生涯競い合った相手が居ないのにどうやって生きていけるの・・・もうすぐ私がいくわ」とつぶやき涙するメヒャン。

ジョハンはゲスの元に行き「一緒に帰ろう」と言います。でも、取り乱し、俺がころしたんじゃない。ミョンウォルをつれてこい。妾になる約束を果たせといえと騒いで・・・。そんなゲスに「帰る気がないなら、故人を丁重におくってやれ。そうすれば呵責も少しはかるくなるだろう」と言い去ります。

皆が白装束で涙にくれるなか・・・・・着飾って川辺に来たミョンウォル。彼女は、研修生の誰も最後まで完成出来なかった天祭の踊りを踊ってベクムを送り出します。





第十九話

ついに殿下の前での宴の日。鳴鼓舞と鶴舞のどちらを殿下が選ぶかで行首が決まる大事な席だ。

先に鳴鼓舞からだ。しかし、メヒャンの教えた踊りとはかなり違う。実は舞譜までブヨンは体を使って書き換えていたのだ。笑顔で見守るメヒャン。お褒めの言葉をもらったブヨン。

次はミョンウォルの番だ。ベクムの舞の舞譜を渡します。殿下は鶴舞を幼い頃見て感動していて・・・でもベクムが亡くなったと知り、残念に思います。そして・・・「師匠を超える鶴舞を躍ってほしい。それが師匠への慰めとなる」とミョンウォルに声をかけます。

踊りが始まった。しかし・・・何と卑怯な・・・ゲス達は、ミョンウォルのせいで師匠がなくなったと、わざとミョンウォルに聞こえる声で話をし、動揺させて。「この世で一番毒々しい舞だ」とまで言って・・・混乱するミョンウォル・・・師匠を死においやった毒々しい舞という言葉が頭の中で繰り返し、倒れてしまいます。殿下は気分を損ねて立ち去って・・・・高官は、あいつを外にだせと言うんだけど・・・ジョハンはミョンウォルを抱きかかえ、部屋に。喧々囂々の高官達。ミョンウォルとジョハンに重罰を与えるべきだと。

ジョハンはミョンウォルをかばうため、辞表をだし、命も捧げようとします。しかし、陛下は、才能のある芸人を命をかけてかばい・・・自分の大切な民をかばった事でジョハンを許します。この陛下、なかなかいい人だわー。ずっとジョハンが礼官になるのを望んでたしね。手放したくない気持ちもあるんだろうね。

ジョハンはゲスの元にいき、もうミョンウォルに苦痛を与えるなと言いにいきます。自分がミョンウォルを愛していて、ずっと側においておきたいが、ミョンウォルにはそれができなくて、心を封じ込めた事をおしえます。だから・・・あの人の芸をつぶさないでほしいと。

目が覚めたミョンウォルは混乱してて。側についてたメヒャンはしっかりするよう言います。

そっか・・・ブヨンは、メヒャンの舞譜を陛下に見せ。それ以上の踊りをし、メヒャンを超えたと、自分の舞譜を見せるつもりだったんだね。そんなのメヒャンにはお見通しで。最初から、ブヨンの舞譜を提出してたから、陛下は何も言わなかったんだ。ずるがしこさに激怒するメヒャン。

そんなメヒャンに、自分の舞譜は完ぺきだった。しかし、ミョンウォルは躍ることすらできなかった。私の勝ちだから、行首の座をくださいとブヨンは言います。生き残った者が勝者だと教えてくれたのはメヒャンだというブヨンに、ベクムの死で悟った。悪かった。間違ってた。行首は最高の芸人がなれる。術策や権力に芸より興味があるものにはやれないというメヒャン。堂々と勝てたら、お前が行首になれると。

あああ・・・・戻ったミョンウォルは、ベクムが亡くなった事も分からず、狂ったようになってしまって、演奏も踊りも出来なくなってしまった。酒ばかり飲み・・・何もできないミョンウォル。それをいつも助けるのはムミョンだ。

ミョンウォルが廃人になり気が触れたという噂を聞く、ゲスとジョハン。心配なジョハンはメヒャンに、ソンドに行って欲しいと頼むんだけど、断るメヒャン。自分で立ち直るしかないんだと。だから、ジョハンもそっとしてほっといておくべきだと。

もうジニは何も食べず酒浸りで、どうにもならなくて・・・・ムミョンはまるで・・・楽士様のようにミョンウォルを思ってるんだね・・・楽士様の変わりにジョハンの元に。ジョハンは、強い人だから、自分で乗り越えられるはずだと言うんだけど、ムミョンは、自分も貴方に頼りたくはなかった・・・でも、もうそこまできてるんですと・・・

ジョハンがミョンウォルの元にいくとミョンウォルは居なくて手紙が・・・行首様のもとに逝きたいの・・・という遺書が・・・まさに行こうとしたとき・・・・ジョハンがミョンウォルの手を掴んで・・「芸が・・・この人を苦しめるなら・・・少しだけ預からせてください。私の愛が助けになるなら・・」と心でつぶやいて・・・・





第二十話

ミョンウォルとジョハンは二人でどこかに消えたみたいだね・・・。愛する人と居て傷が癒えればと願う母。しかしゲスはあれから三年たっても、指名手配状態で、二人を血眼に捜してて。ゲスは、ジョハンの「心に封じ込めた・・・芸の道をあるいてほしい」と言った言葉をしんじたのに、すべてが、ミョンウォルを手に入れる為の策略だったと勘違いしてるんだよね。

幸せにミョンウォルとジョハンは隠れてくらしていた・・・でも、段々と手がうずいてくるミョンウォル・その頃、野心家のブヨンは、鶴舞の舞譜を一人学んで居た。

どうしてブヨンにそんなに冷たいのか聞かれるメヒャン。行首の座を譲っていいのではと。たしかにミョンウォルに魅了された。でも一番可愛いのは努力するブヨンだ。だからこそ、ミョンウォルが必要なんだ。超えなければ行けない大きな山だからというメヒャン。

オモ!!ミョンウォルは妊娠したの??ずっと芸が忘れられなかったミョンウォル・・・でも、子供ができてやっと・・・母の言ってた普通の幸せを理解できそうだと考えるミョンウォル。まだジョハンには言ってなかった。そんな中・・・ジョハンも苦しんでいた。殿下の側で守ってあげることが出来ないことを・・・

ゲスったらーー!!ミョンウォルの母が危篤だなんて噂をぶりまきやがった。それに食いついてしまったミョンウォル。その上・・・あのい手配絵に似た夫婦だったと、二人に会った高官がきづいてしまった。助けようと、ムミョンを送ります。なんとしても助けないとと・・・

でも・・・すれ違ってしまいます。

ヒョングムはジニを思い山寺に祈祷にでかけます。その頃、丁度ソンドについたミョンウォルとジョハンは、見張りで一杯なのを知り、罠だと気づき、親しい寺院にむかいます。そこで再会したミョンウォルと母ヒョングム。

そこにゲスの手下が!!なんとか逃げ出した二人。しかし・・・先に家に戻ったミョンウォルと、弟子の元にいったジョハン。家に追っ手がきてると聞き、弟子が止めるのもきかず、ミョンウォルを助けに家に向かうジョハン。行ってみると、追っ手だらけで。ミョンウォルを助けようとわざと自分に注意を向けるジョハンしかしミョンウォルは・・・・



第二十一話

縛られて連れ去られるジョハン。ついて行こうとするミョンウォルを助けたのは、ムミョンだった。安心するジョハン。

ジョハンは大事な琴を弟子にあずけます。それを渡す弟子。ずっとジョハンはこれを必死で作っていた。やっと渡せると喜んでいた。裏には『知音(私の音を知る友)』としるしてあって・・・都に行こうとするミョンウォルを止めるムミョン。「愛する女を守れない男にしてはいけない」と。

領相大監の執事がムミョンの父だった。そのつてで、隠れ家に行くミョンウォル。あの人を助ける方法をさがさなくては・・・そう思い直したミョンウォルは隠れ家をムミョンに頼んだのだ。

ゴウモンを受けてもミョンウォルの事を言わないジョハン。ゲスったら、ミョンウォルをさがしだして、愛するミョンウォルをジョハンの目の前で殺して思い知らせようと策略してるよーー(#゚Д゚) プンスコ!

陛下も信用してただけに、ジョハンを許せないみたい。命乞いをせず、死を願うジョハンに、ただでは死なせないと・・・苦痛を味あわせるといったよー(T-T) ウルウル

そんなジョハンの姿を見たブヨンは・・自分を拒絶した男なのに・・・心が痛くて・・・苦しくて・・

ゲスの移動中、襲ったムミョン・・ゲスだけをついれ、ミョンウォルの元に。ミョンウォルはこのままジョハンをころしたら、ジョハンに負けたままになる。劣等感を抱いたままになる。ジョハンに生きるために力あるものに、惨めにすがりつかせるのです。それこそが、ゲスがジョハンに勝てる方法だと。そして、貴方を軽んじた私の命を奪える方法でもあります。と伝えるミョンウォル。

そしてミョンウォルはブヨンの元に。このままミョンウォルが自首すると、二人ともころされてしまう・・・だから、ジョハンが自白するよう・・・私の居場所をジョハンに教えてほしいとたのみます。ブヨンはメヒャンが三年待ってたという話をするけど、もう自分は琴も舞もできない。妓生としての自分はもう終わっている。ジョハンから三年愛を受け、自分は何も返していない。自分にはもう十分な愛をもらった。メヒャンや・・・ジョハンの側にブヨンが居て良かったと・・・そう伝え、ジョハンの自白を促すようお願いします。

ゲスは殿下に、ジョハンほどの礼官はいない・・・でも、ジョハンの裏切りがゆるせないなら・・・ジョハンに、ミョンウォルを殺させるのです。そうすれば、殿下への忠誠心も保てますと進言を。

そして殿下は、ジョハンに三日考える時間をやるといいます。ミョンウォルの居場所さえ言えば、重用すると・・・・。お前を大事にしてた殿下と、お前がだいじにしてた民をもう失望させるなといって。その間、今まで以上にひどいゴウモンを受けるジョハン。どうか・・・自白してと祈るミョンウォル。ゲスはジョハンに、このままだと・・・殿下が善行しようとしてるすべてがダメになり、殿下が失脚してしまうんだと・・・ジョハンが国には必要なんだと説得を。

三日後・・・最後の殿下の質問に、「答えられません」と言うジョハン。女一人守れない男がどうして国を守れましょうか・・・・だから・・・殿下が私を捨ててくださいと・・・殿下はジョハンを車裂刑に処すと・・・・ (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

メヒャンはブヨンに聞き、ミョンウォルの元に。ベクムの死を無駄にするのかと言われ、一人ころしてしまった私にはその資格がないと言います。礼判が車裂刑だと聞き、駆けつけ一緒に死のうとするミョンウォルを止め、「そんな事はベクムも礼判も望んでいない。謝罪にはならない。生きるのだ」と言います。でも自分は追われる身だと言うミョンウォルに、「だったら弟子を育てられるよう、自分が何とかしよう。そうするのが、二人への謝罪だし、二人の望みだ」と言うメヒャン。

殿下の怒りは頂点をこえており、ジョハンの処刑の日、盛大な宴をするという。ジョハンの友達や、親戚も呼び、盛大な宴をしてジョハンをもっとも寂しい思いをさせて処刑すると。

ミョンウォルはメヒャンの元に行き、踊り手として出して欲しいと頼みます。たとえ死地にいくとしても、踊り手として死ぬと。メヒャンはそれを許します。メヒャンもきっとただではすまないだろう・・・止めるブヨンに「行首としてのつとめだ。それに、わたしの後ろにはブヨンがいてくれる」と手を握って。

ムミョンは・・・実は身分の高い父の元に行き、自分は元の場に戻るからジョハンを助けてほしいと頼みます。何よりもムミョンが戻るのを待ってた父だったが、それだけは出来ないと・・・

ついに宴の日・・・・宮廷から、牢にいれられ、処刑場に向かうジョハンと、最後の舞をするため・・・桃の花の籠にかくれて宮廷に向かうヒョングムの一行は、切なくすれ違って・・・・




第二十二話

ミョンウォルの登場に驚く観衆。その舞は・・・本当に見事だった。すでに執行されてたジョハンの刑を途中でやめさせ、ミョンウォルを獄中に入れろ、死にあたいするという殿下。殿下の心までもつかみそうになるその舞が危険だからこそ・・・師匠であるメヒャンが責任をとるといっても聞かず、殿下はヒョングムを投獄して。でも・・・・最後に最高の舞をおどれたことに満足するヒョングム。

ジョハンは殿下が我が子のように可愛がってた礼判だ。生け贄が必要だった。だからミョンウォルを・・・

お前の望んだ通りになっただろうとブヨンに言うゲス。しかし・・・ブヨンはもうジョハンへの気持ちは断ち切ったと言います。決して自分のものにはならない。ミョンウォルがゲスのものにならないようにと・・。そして、こんな形で漁夫の利のように行首になりたくないと・・・彼女との勝負が残っているというブヨン。ミョンウォルを助けてほしいと・・・。でもゲスは、絶対無理だと言います。もし・・・自分まで真心などというものを認めてしまったら、今まで自分が築いたものが全部意味がなくなってしまう。どうしてもできないと。でも、ブヨンは、ゲスの心はもう揺れてますと指摘を。正直になるのですと。そうすれば、真の安らぎを得ることが出来ると。

ミョンウォルを呼び出した殿下。殿下は昔、権力の為に妻を捨て・・・一度も助けてやれなかった・・・でもミョンウォルは男よりも勇敢で殿下より偉いと・・・・ミョンウォルは獄中で、自害を・・・ジョハンはゴウモンに耐えられず亡くなったということにする。国王は国法をやぶれないから、そうしてやることしか二人には出来ないと言ってくれたヨー。二人で大事な縁を守りきるのだと・・・

しかし、ミョンウォルは従えないと。この場で死ねというならそうする。生かしてくれるなら、教坊に戻りたいと・・・そうなると、お前達の愛は終わるんだぞと聞かれ、分かっておりますと答えるミョンウォル。

やっと戻ったミョンウォルは付いた途端に倒れて・・・・妊娠が母のしるところに。夜逃げを許してもらったのに帰ってきたと知ったヒョングムは、どうしてなんだとミョンウォルを責めます。お腹の子はどうするのだと。「元の場所に戻っただけです。この子はあの人の子ではありません。私の子です。一言でもあの人に教えたら・・・私もこの子も、自害します」と言い切ったー!!今すぐ戻って、殿下の言うとおりにしろと言われ「あの人は、ここに居るべき人なんだ。そう生きてこそ輝けるんだ」と言い、決意を曲げません。そして・・・母の元であるソンドではなく、メヒャンの元に残ることを決めます。

ミョンウォルはムミョンに最後の頼みをします・・・・ジョハンの事を・・・。ムミョンの父、領相大監は、ムミョンが再び戻って勉強をすることを条件に、それを飲みます。ムミョンは、父のようになりたくないと・・・やるなら自力で父の力を使わず試験を受けると言います。

殿下はジョハンをもう一度礼判にと話をするが、官僚達は皆反対を。しかし領相大監の一言で、ジョハンは復帰できることに。

しかし・・・ミョンウォルを忘れられないジョハンは。教坊に。しかし・・・ジニは目があっても会釈するだけでいってしまって。会いたいと言う使いが来ても「二度とお会いしません」と返事をさせて。

すっかり抜け殻になってるジョハンの前にゲスが。必死で叱咤激励するが、どうしても自分の女だとおもってしまう・・・芸人だと認めないといけないのにできないと、弱音を吐きます。そんなのはお前らしくない!!早くもとのお前にもどるんだ!そうすれば彼女の心も軽くなると言います。

ヒョングムは、娘を自分と同じ運命にさせ、血の涙を流す人生を歩ませたことを深くなげき、何も食べず、生きる気力を失ってて・・

ジョハンは教坊に客として行き、ミョンウォルにあいます。「これでいいのか?あの三年は無意味だったのか?俺の為だったら間違ってる。どうしてあの時・・・俺じゃなく教坊」をえらんだんだ?と問うジョハンに「いくらお金を積まれても、もう二度と、礼判様の前にはあらわれません」とだけ言い去るミョンウォル。

楽士様が、ジョハンに子供の事を話ししたよ。子供だけはジョハンに引き取ってほしいって・・・・子供がいると知らなかったジョハンは急いでミョンウォルを探してーーー。寺でミョンウォルに会います。責められるミョンウォルは「他人の子です」と冷たく言って。「妓夫になればいいか?そうすれば、お前は芸を失わず、子は父を失わないですむのか?」なんて言ったもんだから、強くジョハンを突き放し、その拍子で、ミョンウォルは階段から転げ落ちちゃったよーー!!赤ちゃんはー??? (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル


第二十三話

あああ・・・やっぱり・・・流産しちゃったよ(T-T) ウルウル

ジョハンは自分が自分の子をころしてしまったと、嘆き、ひどく廃人化してて。ゲスは「お前にできることは、ミョンウォルの側でなぐさめてやることだ」と言い、気をしっかり持つよう言います。

知らせを受けた母は、ミョンウォルの元に行きたかったけど、体が・・・変わりにタンシムと母が行きます。タンシムの子を抱き、愛しそうに自分の子供を思うミョンウォルが哀しいよ(T-T) ウルウル

タンシムは責めて遠くからでも・・・子供の父親であるゲスに会いたくて、出かけるんだけど、ばっかり会ってしまいます。ゲスは・・・・子供の父が高貴すぎて名前をつけてないと聞き、自分がつけてやると・・・自分の子だと認めてくれて。そして息子として引き取って育ててくれると。ただ・・・タンシムだけは引き取れない。お前は、真心をくれる愛する人と出会い幸せになって欲しいと・・。涙を流して感謝するタンシム。

ミョンウォルはジョハンに以前もらった笛と手紙を送り、自分はジョハンの作ってくれた琴を持って、二人が生活してたあの家で落ち合います。子供を見送るならここでないとと言うミョンウォル。自分には資格がないと言うジョハンに、「自分から旅だった子です。とても賢い子でした。生まれても、両親と共にいられぬ運命。両親の苦しみを察した賢い子です。自分のせいで、両親が夢や希望をあきらめ、そのまま朽ちていくのではないかと心配した心の優しい子です」と言うミョンウォル。愛し合ったこの場で、子供を送り、そしてそれぞれの場所に戻り、人々を導きましょう自分の子供だと思って。。。。二人で琴と笛を奏でるミョンウォルとジョハン。

宴のたび・・ミョンウォルばかり使命が入り、面白くないブヨン。他の芸子もそうだった。あっちもこっちもミョンウォルミョンウォルで。そんなミョンウォルが一人寂しく酒を飲むのを見かけたブヨン。共に飲むんだけど、ミョンウォルは、どうして自分はこんな事をしているんだろう・・・愛する人を捨て、子もなくし・・・。音を外しても、皆、最高だと言う・・・それを指摘して、無知だとおもわれたくないからか・・・それとも、音楽を何も分かってないからか・・・と言うミョンウォル。しかし、ブヨンは「あなたのせいで、息をとめられてる妓女がどれだけいるか・・・それが今の女楽だ」と言い、去っていって・・・

ジョハンは恵民署の仕事に格下げされてて。顔を出すゲス。しかしジョハンは、自分から望んだし、元の場所なんだと、幸せそうで。再出発をするんだと・・・

もうすっかり行首を諦め、酒浸りのブヨン。そんなブヨンをしかるメヒャン。国王も、誰も彼もがミョンウォルを認めてて彼女が行首になると思ってるのに、何を今更というブヨンに、「お前が認めないと、行首は決められない』と言うブヨン。お前がそれでいいなら、いますぐミョンウォルを行首にする。しかし・・・お前が勝つか負けるか・・・勝負をして決めれば、勝ったとしても負けたとしても、後に続くことができるんだと教えます。

そして・・・ミョンウォルとブヨンを呼び、六ヶ月後に、行首としての勝負をすることを伝えます。舞は何を選んでも自由だと。そして・・・審判は、殿下や高官ではなく、全国の教坊行首および才ある舞妓だと言うメヒャン。

三年練習した鶴舞と鳴鼓舞を融合させる踊りをつくるブヨン。それに対して・・・あの・・・真っ白な、ベクムの残した舞譜に描く日が来たんですねと涙するミョンウォル。

しかし・・・なかなかつかめないミョンウォルは・・・初心を思い出します。あの、初めて舞をみて心奪われた時の事を。舞など見たことのない市民が、自分の踊りに魅了されてこそ・・・最高の踊りなんだと気づきます。

街に出て踊ることにしたミョンウォル。踊りに魅了される群衆。しかし・・・たまたま来てたソンドの有名な先生は「見る価値もない。名妓ではなく娼妓だ」といいます。理由を問うミョンウォル。しかし・・・その欠点に気づいてないミョンウォルを叱咤し、民衆を見てわからんのかといい、立ち去ります。ミョンウォルには言わなかったけど、心構えができてないと言う先生。

そして気づきます。自分の端正な顔立ちやスタイル・・・そしてきらびやかな装飾に皆目を奪われてたのだと。ミョンウォルは、みずぼらしい姿で仮面をかぶり同じ踊りを街中でするが、誰も見向きもしない・・・・それに気づきショックを受けるミョンウォル。




第二十四話

ミョンウォルは、高官だけでなく、身分の低い者も、すべての民の心を動かしてこそ真の舞だといい、ブヨンは、所詮、高官の遊び、身分の高い人しかできない贅沢だといいはります。

ミョンウォルは、もう教坊でできることは何もないと・・・・教坊を出て行きます。競技の日には必ず戻ると書き置きをして。

そして・・・あの学者先生の元に。でも先生には教えることは何もないという。ミョンウォルは、自分の舞で日当を稼いで暮らそうとするが・・・一銭ももらえない。そんな日々が続く中、先生は、自分が筒で音を奏でて手助けしようかというが、ミョンウォルは、舞だけで心が動かせるはずだと強情をはります。

そしてついに倒れて・・・・。先生に助けられるんだけど、それでも一銭ももらえない踊りを市場で踊るミョンウォル。どうにもならなくなったミョンウォルは、学者先生に、答えを教えて欲しいと頼みます。しかし、先生は、「先生とは、教える人ではなく、共に問いかけ答えを探す者だ」と言います。

そして・・・自分が学者として、道に迷ったとき教えてくれた先生を紹介します。それは枯れた菊の花だった。それを茶にいれると、美しく花開き、香りも漂い・・・そして、飲むととても美味しかった。ミョンウォルは、先生の元を離れます。美しく花開いた枯れた菊は、私にも師となりました。芸を披露しようとする傲慢は捨てます。芸があるところ・・・人々の暮らしの懐で学んでみます。あの菊のように、人々の生活の中。。。私の中で大輪の花を咲かせると信じていますと書き置きをし、市民達と一緒に暮らして。

その頃、ブヨンは、全国の教坊の行首の元にいき、新しい舞の為、次々と教えをもらい歩いていた。

競技の日。全国の行首が集まった。ブヨンの用意は万端だ。しかし・・・ミョンウォルからの連絡はまだない。

ミョンウォルを心配するヒョングムは・・・・もう命もはかない状況で・・・そんな時でも毎日側には楽士が居てくれた。競技の日が近づき、もしかしたらミョンウォルに会えるかもと、元気になったヒョングムは楽士に、競技の日、指に力の入らない自分の変わりに琴を奏でてくれないかとたのみます。やっと・・・楽士の愛にきづいたのかな?楽士は、いつかお返しに、貴方も奏でてくださいねと言って。。。ヒョングムはその音色を心に刻むよう聞き入ります。

行首達は、ミョンウォルはおそれをなして逃げ、来ないからブヨンに行首を譲るべきだと口々にいいます。ブヨンの舞はすばらしいと。しかし、メヒャンは、あの子は必ず来るし、ブヨンの舞を見て評価しないと行首の座は譲れないといいます。ミョンウォルの居ないまま、ブヨンの踊りが。それはすばらしく、皆が口々に、行首はブヨンに決めましょうと言います。メヒャンもこれ以上は反対できず、「皆がそういうなら・・・」と言いかけたとき、みずぼらしい格好をしたミョンウォルが!!

まさかあれがミョンウォル??と、皆口をそろえて驚きます。初めて良いですかというミョンウォルに、化粧をして整えるよう言うメヒャン。しかしミョンウォルはこのままで良いと・・・最高の舞は、最高の芸人だけが舞える物。最高の芸人に華美なうわべは無用だと言うミョンウォル。バカにする行首達。その上、舞譜もないという。格式だけでなく、伝統までも打ち破るとはと、引きずり下ろすよう言う、集まった行首。重罪を課すべきだと。しかし、メヒャンは、その大層な舞とやらを見せてみろと言います。そのかわり、お前の伝統と格式を無視した舞で皆の心が動かなかったら、お前は破門にすると言います。どこの教坊でも躍ることを許さない。娼妓として生きる道しかなくなると。

それでもやるというジニ。もちろん、曲も楽器もなしだ。しかし・・・ジニが躍り出し・・・時間がたつにつれ、つられて、音を奏で出す楽士達。

そして踊りが終わった・・・最初に拍手したのはブヨン。そして次々と拍手が。

そして・・・その結果は・・・満場一致でブヨンに。でも、ブヨンは自分が負けたことを一番分かってて、納得できないと言います。メヒャンは、ミョンウォルは確かに最高の芸人だ。だから、踊り続け生きればいい。しかし、女楽行首の仕事は違う。才能のあるものを見いだし、そだてるのだ。そして・・・ミョンウォルの才能を最初見いだしたのは他でもないブヨンだった。だから、お前が行首になるのだと。後継者なのだと。お前を超える者が出てきても、拍手をおくれるその心を忘れるなと。

舞が終わるとすぐ・・・母の危篤の知らせが。駆けつけるミョンウォル。「ジニ・・・無事だったのね・・」そう言い、ミョンウォルの顔を手でなで・・・安心したかのように逝ってしまった・・・

もし来世があったら・・・・必ず楽士様に添い遂げますと逝ってたヒョングム。楽士様は、琴の弦をすべて切って、出て行ってしまった・・・

そして・・・恩師である学者先生の元に。「ただ・・・泣きにきました」というミョンウォルを心ゆくまで泣かせてあげる先生。そして・・・泣くのは今日を最後にし、芸人として初心を忘れず進むことを誓います。

行首となったブヨンと・・・ブヨンが唯一認める親友、教坊という場ではあまりに狭すぎた天才として、市民と躍るミョンウォルの姿が・・・・



注意 

こちらの写真は個人的に楽しむため掲載したものなので無断転載・転用を堅く禁止します。