まみまみの愛☆ラブ☆韓国映画&ドラマ 韓国ドラマ目次 ホームへ戻る

シンデレラのお姉さん(全二十話)
第九話~第十六話


第一話~第八話はこちら

第十七話~最終話はこちら


 ~キャスト~
 
ソン・ウンジョ : ムン・グニョン

ホン・キフン : チョン・ジョンミョン

ク・ヒョソン : ソウ

ハン・ジョンウ : テギョン


第九話

ジョンウの「ソン・ウンジョは永遠にハン・ジョンウの女」と書いたバットを見つけたキフンとヒョソン。二人が、昔からの知り合いだったと気づきます。ヒョソンなんだけど、キフンが出て行ったときジョンウに渡してくれと頼まれた手紙をまだ大事にかくしてあるんだね。キフンからすると、自分を捕まえて欲しいとあれほど切実に頼んだのに、簡単に無視されてしまったと思ってるんだよね。

チャンアジョシと会ってるのを確認したウンジョ。もう終わったんだよと開き直る母。金を使って捨てたんだって。それを聞き、金を返すチャンアジョシ。金を返して別れてやるよって。自分にも恥はあるといい、行ってしまうチャンアジョシ。こうしてオンマは完全に別れたんだよね・・・。

ヒョソン父を訪ねたオンマに、ヒョソン父を連れてすぐ帰り、旅行にでも行ってほしいと頼むウンジョ。ショックを受けるのはヒョソン父の体じゃ無理だから。突然米が売れないとの連絡がきたんだよね。米の製造元に行くけど、相手にもされないウンジョ。ヒョソンは、昔なじみなのを生かし、担当常務と酒を飲み、その米がどこに流れたか聞き出します。この先は、自分が行くと言うウンジョを止め、ヒョソンと行くと言うキフン。ウンジョは人の心を開く事ができないから、そのやり方じゃ何も出来ないって。

一つだけ聞きたい事があるといい「オレがこの家を出たとき・・・どうして駅に来なかった?手紙を受け取らなかったのか?」と聞くテフン。まさか・・・ヒョソンが渡さなかったのか?と聞くテフンに「受け取った」と言うウンジョ。あああ・・・どうしてこんな切ない嘘をつくの??(涙)それどころか、ひどく傷つけるような暴言まで投げつけて。。。

部屋に戻り、一人、声を殺して泣くウンジョ。次の朝・・・ヒョソンを責めず「オッパがいてくれたら、何でもうまくできるの」と酔って言ってたヒョソンの言葉を思い出すウンジョ。

米を買った人に会いにいったヒョソンとキフン。買値の三倍を出せば売るって言われちゃったんだよね。ウンジョは一人で契約し、ローンの申請までして生産しようとします。責め立てるヒョソンに、損失が出ても信用を取り戻すのが先決だと言うウンジョ。ヒョソン父の名前のついたマッコリを守るのが大事だって。「自分の方が出来るといいたいのか、正直に、パパの財産が狙いだと言え」と本音を知りたがるヒョソンに「私の方が重要な人になりそうで怖いの?それとも私の方がいっぱい持って行きそうで怖いの?あんたのものを全部奪われそうで怖いの?」といい、「本音なんて絶対ヒョソンには言わない、ぞっとするほど幼稚だ、私がここまで我慢してるのは、あんたがあの人の娘だからよ」と言い捨てます。

「幼稚が引き起こした結果」と言われ、何の事かと執拗に聞くヒョソンに、後悔しない自信はあるのか?と言い、そのしつこさに「あの人の手紙をなぜ私に渡さず横取りしたの?」と、ヒョソンのために黙ってあげてた言葉を口にします。口にしたからには、耐えられないけど、ヒョソンの為じゃなくヒョソン父の為に我慢してやると言うウンジョ。「手紙を渡さなかった事が幼稚だというなら、その幼稚さが引き起こした結果って何?」と食いかかってくるヒョソンに「私がこの世に生まれて初めて・・」と言いかけるんだけど、不意に涙があふれ出したウンジョ。結果は変わらないからこれ以上問題にしない、義理の姉妹が一人の男を取り合う主人公になるなんてごめんだと言い、とっくにこの物語から抜けてるし二度と戻らないから黙ってろといいます。去りぎわに、「あんた、気をつけた方が良いわよ。あの人はまだ私の事が忘れられないみたい。面白くない?」という言葉をヒョソンに。

父の元に行ったキフン。計画は、テソン酒造の長女ウンジョが酵母開発を成功するまで待った方が良いとの報告を。この窮地も、父の力で救うよう依頼します。どうせ自分たちのものだからって。

キフンの紹介した融資先からお金を借り、生産を始めたテソン酒造。二人でさしで酒を飲むウンジョとヒョソン。家から消えてほしい、本当に嫌いだからというヒョソン。嫌だ、どっちが勝つかやってみようってあんたが言ったじゃない?と答えるウンジョ。そんな風だったら、全部ヒョソンのものを奪うよと忠告するウンジョ。

うわー。日本から連絡がきて、船は日本に到着しやのに、コンテナを引き取る業者が来ないってーー!!注文した会社は架空の会社だったんだよね。キジョンの仕業だと知るキフン。キジョンに文句の電話をかけてるのを・・・うわーー。ヒョソン父が聞いちゃったよー。その上・・・キフンが電話口に出てると思いこんでしゃべってるキジョンの会話・・「アボジの金で米を買ったそうだな、取りあえずテソン酒造はアボジとお前のものだ」と言うのを、電話口に実際出たヒョソン父が聞いちゃったーー!!この裏切りのショックで、ヒョソン父が再度倒れたーー!!そして・・・・亡くなったってーー(涙)こんな事って・・・こんな亡くなり方って・・・(涙)

オンマの事も全て分かってるのにウンジョとオンマを受け入れてくれた父を一度もアッパと呼んであげることができなかったウンジョ・・・唯一の味方を失ったヒョソン・・・そして・・・一番大事な人を自分が殺してしまったキフン・・・・

そして一人・・・非常階段で。。。。初めて「アッパ」と呼びたいのに呼べず、「あ・・あ・・」と口にしながら涙するウンジョ(涙)




第十話

輸出をするなと言ったのに、ウンジュが勝手に輸出を決めたからこうなったんだとキフンに言うヒョソン。ウンジュじゃなくて自分がやったんだ・・・と心でつぶやくが口に出せないキフン。ヒョソンを抱きしめ、今はヒョソン父をちゃんと送ってあげることだけ考えようと言うキフン。

ウンジョは、葬式に出るのが辛くて逃げようとするんだけど、「テソン酒造のク・テソン社長の葬式がめちゃめちゃになってる。このままでいいのか?ヌナがしっかりしないと」と、言ってあげるジョンウ。

キジョンの元に行き、「オレは兄さんがテソン酒造を買収できないようにするのが目的で、オレがテソン酒造を食らうつもりなんかなかった、兄さんの変わりにオレが手に入れて返そうと思ってたのに」と責めるキフン。そっか・・・あの時、キフンが父と話をしてて、この仕事に参戦した理由は・・・このキジョンのせいだったのね。キフンのオンマが一度だけキフンに会わせてくれと来たとき、キジョンが、走ってはいけないキフンオンマを走らせて、その結果亡くなったんだね・・。兄の事も許せないし、恩人を殺した自分も許せない・・・全部兄のせいだと言うキフン。テソン酒造には手を出させないと宣言を。

金を借りた親戚達の前で、テソン酒造の再建を約束するウンジョ。しかし、ヒョソン父のいない今、この小娘の話を信用するすべもなくて。ウンジョは、ヒョソン酒造の株と配当金を分配し、ここにいる親戚達がテソン酒造のオーナーになってもらうと宣言します。

アッパが亡くなったのに、一度も泣かなかったウンジョを責めるヒョソン。アッパを生き返らせてって。そして・・・ひとりぼっちで怖い気持ちをウンジョに話します。ヒョソンの頭を初めてなでてあげ、「泣かないで」と慰めるウンジョ。。。。と思ったら・・・やっぱりそうしたいという想像だけで出来なくて、ヒョソンをはねのけ「いつまで泣いてるの」と怒るウンジョ。一度でも慰められないの?と心のSOSを発するヒョソンに「あんたの甘えにはうんざりなのよ」とひどい言葉を投げつけるしか出来ないウンジョ。そんなウンジョに石を投げつけ「鬼婆」と呼ぶジュンス。

仕事もしないで休んでる従業員を怒鳴りつけるウンジョ。その時・・・肩をたたく手が。ヒョソン父かと思うウンジョ。振り向くとキフンだった。なんとか会社を復興させようと策をねるんだけど、従業員は皆、ウンジョの態度に怒り、会社を辞めると言ってきたよ。

うわー。ウンジョ母・・・でたーー!!ヒョソンに対してついに本性を見せ始めたー!!意地悪ママハハそのものだわ!!ヒョソンにとっては別人の様な豹変だよね。オンマったらヒョソンの事完全無視だし、本当にシンデレラになっちゃったよーー(涙)

キフンの父が、テソン酒造のキフンの元に。来月までに金を返せって言ってきたーー!!返せないなら、テソン酒造を渡せって。こんな虫の息の酒造を守る理由なんてないと冷酷に言うキフン父。

ウンジョ母ったら、かなりの金をくすねてるくせに、会社のためになんて金は出せないとウンジョに。どこまでも最低だわ。それをヒョソンに聞かれるんだよね。どんどん母の本性を知って・・・ヒョソンも可哀相だわ・・・ヒョソンの味方だった、まかないのアジュンマとハルモニも、即刻首にして。ハルモニは辞めさせないでと必死で頼むヒョソンに「一緒に行きな」と冷たく言うウンジュ母。その上怒鳴りつけて。

そんなヒョソンに「ハルモニとアジュンマは酒造所の従業員にしたから、出て行かない」と言ってあげるウンジョ。ほんとはヒョソンに優しくしてあげたいけど出来なくて・・・こんな事しかしてあげられないんだよね。。。ウンジョは。「オンマは突然別の人になってしまったの?」と聞くヒョソンに、「オンマは、元々ああいう人よ。あなたはもうこの家のお姫様じゃない。下手すれば裸足で追い出されるかもしれない。それくらい出来る人なのよ、目を覚ましなさい。目を覚まして賢くなりなさい。誰も味方の居ないこの家で、堂々として居られる方法をみつけなさい」と忠告を。ほんとはすごく心配なのに、こんな言い方しかできないのよね。これでも精一杯なんだよね。。。ウンジョは。

ウンジョ母は、ヒョソン叔父にまで出て行くように言うんだよね・・・。当たり前の様に、冷酷に。

キフンは父に電話をし、自分のホン酒造株を市場に出して売り、借金を返すと、脅すんだよね。その電話を聞いてしまったジョンウ。ホン酒造の株を持ってる事を問いただすんだけど、聞き間違いだと相手にしないキフン。

ヒョソンを酒蔵に連れて行き、酒の味見をさせるウンジョ。「アッパの酒」というヒョソン。ついに成功したんだーー!!これはウンジョが作った酒なんだよね。これがテソン酒造を救うかもしれない。ウンジョはヒョソンに「このままじゃ全部私の物になるかもよ。あのオンマの娘だし、オンマより上かも。嵌められるな。嵌められても絶対助けない。確かに警告したわよ」と宣戦布告を。これって・・・・実際には、ヒョソンを・・・ヒョソン父の大切な娘のヒョソンを強くしてあげるために、あえて悪役となってやってるんだろうな・・・・。本当に不器用だよー。ウンジョ(涙)

自分の作った酒を持って、ヒョソン父の部屋に行くウンジョ。遺影に酒を捧げ「時間を戻せるなら、8年前に戻って、オンマをこの家から引きずり出すか、あの人が出て行った時、ほんの一時間だけ早く家をでるべきだったか・・・それとも、大量注文をうけたとき、出過ぎたマネをせず言葉を聞き入れるべきだったか・・・いつに戻ればこんな事にならなかったか・・・私が過ちをおかさないですんだか・・・」と話しながら、自分が作った物だから召し上がって下さいと酒をさしだし・・・初めて写真の父を「アッパ」と呼び、「アッパに褒めてもらいたい・・・ごめんなさい・・・許して下さい・・・アッパ・・・」と泣くウンジョ(涙・・・涙・・・)




第十一話

父の遺影の前で泣いてるウンジョの声を切なく聞いてるキフン・・・そして、ジョンウ。ジョンウは、「パンだよ。ヌナやヌナの周りの人が飢えないように守ってくれるんだ」と、王冠のブローチをウンジョに渡し、予備軍の訓練に出かけます。

酒の毬を作らないといけないので、辞めていったおじさん達を、ヒョソンに頼んで説得してもらおうとするんだけど、ウンジョがあまりにひどいことを言った後なので、誰ももどってこなくて。おじさん達は、皆、事情を抱えてて、20年以上テソン酒造で働いてたのには訳があって、それは全部アッパが事情を分かってて助けてあげてたからで、それでも戻らないって事は、ウンジョがおじさん達を人間じゃなくて、牛や馬のように扱ったからだと言うソヒョン。

ソヒョンから、おじさん達の趣向や事情を聞き、一人一人頭をさげて謝りあるくウンジョ。

「私はあなたにとって何なの?」「もしかして私を捨てるの?立て直したら、行ってしまうの?」と聞くソヒョン。少しだけでも、自分と姉妹みたいにしてくれないか、行かないと約束してくれないかって。誰も抱きしめてくれる人が居なくて寂しい、笑い合いたい、暖かい関係になりたいと泣くソヒョンに、「わざとあんたに冷たくあたった作戦なんかじゃない。わざと冷たくできないし、わざと暖かくもできない人間なの。・・・だけどやってみるわ。暖かくなんて約束できない。そんなの分からない。でも、きつく当たらない事はやってみる。しばらくの間だけでも。」って、ついに言ってあげることが出来たウンジョ。不器用だけど、せいいっぱいがんばったね、ウンジョ。

お寺で、無心に礼を続けるキフン。でも・・・ソヒョン父が救急車ではこばれる瞬間、去っていくソヒョン父を気遣ったのではなく、自分の罪を犯さずに済むよう、自分の事が先だったのに、その時、気がついたソヒョン父は、こんな状況でも「大丈夫だ」と言ってくれた・・・自分が、許せないキフン。

そんなキフンが帰ってくるのを待ってたウンジョ。帰ってきたキフンは「こっちに来いよ」といい、倒れ込んで。「ウンジョヤ・・」と呼ばれた後、「本当にオレは、お前の元に行けない・・・行けなくなった・・・行く事はできないが、お前さえ許可してくれたら、オレがお前達に毎日三千礼するつもりでおじさんみたいに面倒をみるから」と言うキフンに「私の元にきてくれなんて言った事はない。」というウンジョ。自分じゃなくて、ヒョソンのためにそうしろと・・・。ちっとも可愛いと思わないけど、少しでも優しくしてあげたら、許されそうだから、自分も、可能なら、そうしてあげたい、自分も許されたいと言うウンジョに、同じ気持ちだと思うキフン。そしてその夜、自分とキフンの為に最後に泣いたウンジョ。そしてキフンは、ウンジョを切り捨てるために最後に泣くんだよね・・・

うわー。オンマ最低。夜、布団にきたヒョソンを拒絶したうえ、ヒョソンの朝ご飯を用意もしないで。

借り入れ金は、キフンがなんとかするから、親戚は、ヒョソンがなんとかするよう指示するキフン。ウンジョと三人で、混ぜご飯をたべてたら・・・従業員だったおじさんたちが、帰って来てくれたよ~♪

ウンジョの投稿が、雑誌に。うーん・・・キジュンが悪い奴だと思ってたけど、キフン父も悪い奴??キジュンはキフン母が亡くなったとき、自分のせいだとかなり苦しんだんだよね。でも、キフンをあおるために、それを利用したって事で・・・かなり怒ってるね。自分も悪い奴になりますと警告を。

一番重要な、社長がやるべき祝経を読む人を、叔父を差し置いて、ウンジョにしてほしいと言うヒョソン。ウンジョがやってくれたら、父は一番喜ぶと言って。渋々それを認める職人達。

ウンジョ母は、相変わらずヒョソンに意地悪で横暴で。ヒョソンに、オンマに当分、近寄るべきじゃないと助言するウンジョ。ヒョソンは、上手くできないって・・・オンマが優しくしてくれた事を思い出して、オンマが心配で、会いたくなってしまうんだって。オンマも自分も寂しいから、一緒に居た方が良いし、自分が憎くても、見てるうちに可愛いと思ってくれるかもしれないと本音を。そんなヒョソンに、「しばらく距離をおけば、良くなるかもしれないから」と御願いをするウンジョ。しかし、「私を子供だと思ってるの?」といい・・・自分も分かってた事を口にします。アボジが居るときと居ないときのオンマの態度の違いを分かってて・・・寂しいと思ったけどかまわなかった・・・自分がオンマを好きだからかまわなかったと言うヒョソン。それは、アボジが、オンマの秘密を知ったとき、ウンジョに言った言葉と全く同じで・・・。

永遠に憎しみだけむけられても大丈夫だと言うヒョソンの言葉に涙が止まらなくなるウンジョ。オンマとウンジョとジュンスが居なかったら、自分は本当にひとりぼっちだといい、「私を捨てないで」と言うソヒョン。その言葉もアボジの言った言葉と同じで、あふれるウンジョの涙。

オンマの元に行き、「ヒョソンをかわいがってほしい」と頼むウンジョ。ふてぶてしい態度のオンマに、ヒョソンの父が、オンマの気持ちや財産目当ての事や芝居に気づいてた事を教えるウンジョ。全て知ってて愛してた事を。そしてヒョソンも、同じようにオンマを愛してる事も教えるウンジョ。しかしオンマは、そんな二人を「間抜け」だと言い、全く心も痛めてなくて。天罰が下るというウンジョに、「私を未亡人にして、何が天罰だ」と、全く心も動かさないで・・・。この家の疫病神だから、二人で出て行こうとオンマに言うウンジョ。しかし、オンマは、「お前と私とジュンスで財産は三倍もらえるのに、どこに行くっていうんだ。全部もらったら出て行ってやるから、がっぽり貰うんだよ」なんて言葉を。

あまりの嫌悪感に涙がとまらないウンジョ。そんなウンジョの前に、キフンが。「私を連れて、遠くに逃げてくれない?絶対ゆるされない・・・だから、私と一緒ににげて」と泣きながら言うウンジョ。




第十二話

「逃げるなんて二度と言わず、やりたいようにやれ。後はオレがやる」と、ウンジョを落ち着かせた後言うキフン。自分の罪の事は自分がよく分かってるけど、キフンはいったいどんな罪をおかしてこの家に入り込んだのかと聞くウンジョ。「返したい物があるんだ」と答えるキフン。それが何なのかは言う事が出来ないって。そして・・・どうしても一人で逃げたいなら手伝ってやるというキフン。

次の朝、出て行こうとするウンジョ。門の前には送ってやるというキフンが。そのまま行こうとしたんだけど・・・結局行けないんだよね。工場にいくと、職人達が朝早くから、祀りの準備をしててウンジョを「小さい社長さん」と笑顔で呼んでくれて。涙があふれるウンジョ。

ジョンウったら、ウンジョの会社が大変な時だし、なんとしてもウンジョを食べさせないと・・・と、一人工事現場でけなげに仕事してるよー。

ヒョソンの初恋のドンス・・・記者になったのね。ドンスに会って、テソン酒造の事を記事にとりあげてほしいと頼むキフン。

オンマに邪険にされても、めげずにオンマに尽くそうとするヒョソン。オンマも、ウンジョに、ヒョソン父とヒョソンの気持ちを聞いたし、少しは揺れてるのかな??と思ったら・・・全然じゃん!!ヒョソンの事を狐みたいな女だなんてつぶやいてるし。追い出したハルモニとアジュンマが、醸造所にいると聞き、ヒョソンには「一言もしゃべるな!!お前の声をきくと気絶する」なんてひどいことを言い、ハルモニとアジュンマを見つけた上、叔父までいるのを見つけたー!!ヒョソンを突き飛ばしののしるオンマ。

そんなオンマに「オンマは私の味方よね?オンマとジュンスと私で、ヒョソンの三倍もらえるのよね?ヒョソンにそんなに沢山あげないといけないかしら?ヒョソンはバカだから、うまく吹き込めばもっと取れる」と話を持ちかけます。テソンの株を親戚に譲った事をいい、ヒョソンの親戚を怒らせたら何も取れなくなるって。ヒョソンはむしりとれる物を沢山もってるって。うまくオンマに話したよねー。でも・・・この言葉をヒョソンが知ったら・・・誤解するんだろうな・・・

ヒョソンは、つらい思いをするたび、胸が苦しくなることをキフンに教えます。ウンジョが泣くなと言ったから、泣かないんだって。そんなヒョソンを泣かせてあげるキフン。そんなヒョソンを抱きしめて、謝りながら泣くキフン。

ジョンウが帰ってきたよー。でも、ジョンウがどうしてたのか聞いてくれないウンジョ。でも、あのパンはちゃんと身につけているんだよね。そんなウンジョに稼いだ金を渡し、ご飯をたべに連れていくジョンウ。その店には、キフンとヒョソンも居て・・・。ウンジョとジョンウが親しい理由がきになるヒョソンとキフン。

オンマったら人が変わったようにヒョソンに優しく接してるよ(苦笑)それを素直に喜んでるヒョソンを見て、心が痛んでるジョンウ。

酒が出来上がるんだけど、同じ味なのは・・・一甕だけなんだよね・・・

ホン酒造が契約した三浦が、契約破棄を。先日テソンが日本におろした酒の半分が日本市場に流出してて、反応が爆発的なんだよね。日本の若者がテソン酒造の事をネットで検索するのが大流行になってるらしい。ヒョソンの動画や、ウンジョの投稿文があちこちで取り上げられてるってー。そしてキフンが三浦と交渉したとの知らせがキジョンに。

キフンは、これは機会だから、味を均一にする研究をして、やろうとウンジョに。しかし、失敗をおそれるウンジョ。自分を信じろというキフン。「お前にはこうやって罪を報いる方法がある。俺にはないんだ。羨ましい」と言って手をウンジョの肩に。しかし・・・・肩におかれた手を拒否するウンジョ。

ついにウンジュは、前回の詐欺がだれの仕業だったのか調べてないことに気づくんだよね。「俺がやる。俺がなぜやらないといけないのかをいつか話してやる」と止め、研究に集中するよう言うキフン。

ウンジョを研究所におくったあと、「もしも・・・あの詐欺を誰がやったのか、なぜやったのかわかったとしたら、どうするつもりだ?」ときくキフンに「さぁ・・・。一生生きていく力になるでしょう。そいつらの顔を思い浮かべれば、力がわきでるはず。憎む力で、死ぬまでいきてやる」と言うウンジョ。

帰りに、ウンジョに会いに来た父を見つけ、止めるキフン。キフンがやったことを全部話しに来たと言う父。妻が離婚訴訟の準備をしてるらしい。日本の成功は、キフンの仕業だと気づいてて、自分とウンジョを会わせたくないなら、自分の駒になれと言う父。テソン酒造を父に差し出せってーー!!!それがホン酒造に潰されない、父に残った唯一の方法だって。

ウンジョに告白しようとするんだけど・・・・言えないキフン。

オンマったら、ハルモニとアジュンマを、家の家政婦に戻したよ。そして、以前のように、ヒョソンを傍に置いて・・・。「チャン・テックンって男の人、知らない?」といきなりヒョソンに言われ驚くオンマ。ヒョソンは家の前で見知らぬ男に声をかけられ、「ここはチャン・テックンさんの親戚の孫・ガンスクさんの家ですか」と聞かれたんだよね。「オンマには親戚はいないから、間違いです」と言ったと言うヒョソン。全然疑ってないね。ヒョソン。オンマを抱きしめ、「オンマにとって私が、たいして可愛くない事も知ってる。なのに優しくしてくれてありがとう」と言うヒョソン。

一人酒を飲むキフン。父に電話をし、「アボジが言う前に、俺が全部先に話して終わらせます。俺が先に話したら、アボジだけが潰れます。おれはすっきりして、処分を待てばいい。アボジもヒョンもテソンに手を出させない方法はそれだけだということに気がつきませんでした。今からウンジョの元に行く。アボジは終わりです」と告げ、ウンジョの元に。「ウンジョ!!門をあけろーー!!」と門の前で叫ぶキフン。




第十三話

キフンが酔って門を叩いてウンジョを呼んでるとき、ウンジョも部屋で酔ってて。物音に気づいて、外に出ると、ジョンウが酔って意識を失ってるキフンを部屋に運んでたんだよね・・・。ウンジョは、ジョンウに、良いながらも蜂蜜水を持っていってあげたりして。ジョンウはウンジョを外に連れ出します。嫌がるウンジョに、あいつのどこがそんなに好きなんだ、中身は腐った奴だと聞くジョンウ。そっか・・・酔って門を叩いたキフンは、ジョンウをウンジョと間違って、全て告白したんだね。兄より先に、テソン酒造を自分のものにして、そのあとヒョソン父に渡そうと思ってた事・・・・そしてそんな兄と自分の会話をヒョソン父が聞いて、亡くなってしまったこと・・・。自分の父が事実をジョンウに話す前に、自分でウンジョに告白しようとしてる事を。

ジョンウは「あの人が見えても見えなくても辛いの・・・あの人が居ても居なくてもつらいの・・・あの人が笑いかけても笑いかけなくてもつらい・・・あの人が名前を呼んでも、呼んでくれなくても辛い・・・私が突然土の中に飲み込まれでもしない限りずっと辛いままなのよ。ジョンウ。それでもいてくれたほうが・・・見ながら嫌いなふりをすることが、あの人が居ない事よりもましなの。」と、本音を話すウンジョ。ジョンウの事、やっぱり弟としか思ってないんだよね・・・。

次の朝・・・キフンに、ゆうべの話をウンジョに言うなと言うジョンウ。キフンが話すと、キフンは楽になるだろうが、ウンジョが死ぬ思いをすると忠告を。それでも話すと言うキフンに、「あんたが見えても見えなくてもつらいけど、それでも見えて辛い方がましだと、会える方がましだとよ!!」とウンジョの気持ちを教え、罪を犯して罰を受けたいなら、一生話せない罰と一生許されない罰を受けろと言うジョンウ。

しかし、それでもウンジョに言おうと決めたキフンは父に電話をし、「母を粗末に扱った兄や義母が憎くて、父の提案を受け入れたと自分で思ってたけど違った。本当は一旗あげて、ホン家の一員と認められたかった。でも今は全てすてます。僕の株と配当を全て父に譲り、父の息子であることも捨てます。今後テソンに近づいたら、既に僕は息子じゃないから、父や兄の情報を新聞に流し、テソン酒造を嵌めた件で兄を警察に告発します」と言います。傷つける事になっても・・・・それでもウンジョの傍にいていいのか聞きに行くと言って。

キフンがウンジョを捜してると知り、急いでウンジョを家に呼び戻すヒョソン。ヒョソンは正直に、自分の知らない理由でウンジョをキフンが探してるのが、不安だったからウンジョを呼び戻したことを口にします。そんなに不安なら一緒に行こうというウンジョ。一緒に研究室に。そこを訪ねてきたドンスに、あの日本輸出詐欺をだれがやったのか調べて欲しいと頼むウンジョ。

ウンジョの元に行こうとしてるキフンだったけど、二番目のあほ兄貴ギテがヒョソンに一目惚れして中継ぎをしてほしいと訪ねてきて足止めを。そこに、「父がキフンの電話を切った後倒れた」との知らせが!!一命を取り留めるんだけど、そんな時でも父に冷たいキジョンに、「兄さんと母さんが、父さんを引きずり下ろそうと画策してること知ってるんだぞ」と責めるギテ。アホ兄貴だと思ってたけど、キジョンよりずっと父を思ってるのね。知らなかったわ。母なんかこんな状況なのに、父を起訴するためのキム弁護士の話なんかしちゃってるし。父はこうして生きてきたのかと心が痛むキフン。

うわー。チャンアジョシの借金取りの男がウンジョ母の元に。ウンジョにばれたら大変!!と、自分がお金はなんとかするといい追い返すんだけど、それをヒョソン叔父に聞かれちゃったよー。その借金取りを見かけたヒョソンはウンジョに、「オンマの親戚でチャン・テックンって言う人いる?」と聞かれ驚くウンジョ。ヒョソンに知られたらどうするんだと母を責めるんだけど、私に任せておきなと言い張る母。ウンジョはジョンウに相談を。二度とこの家に来ないようにジョンウが一人で解決すると言うんだけど、自分も一緒に行くというウンジョ。その会話もヒョソン叔父が聞いてたよーー!!

ウンジョに金を用意するよう言われ、嫌々金庫をあけた母は、そこでソヒョン父の日記を見つけます。母に対する気持ちの書かれた日記で・・・。2009年の日記まではあるんだけど、2010年のものがなくて・・・

帰ってきたキフンはジョンウに、どうして事実を知ってるのに、ウンジョの為に見逃すんだと聞きます。「取り戻す」と言ったキフンの言葉を信じると言うジョンウ。

ヒョソンと共に、以前懇意にしてた米屋に。ヒョソンの言葉に少し心をひらく米屋のアジョシ。ヒョソンは良い人間だと言うキフン。人の心を開かせる資質があるって。だったらどうしてキフンは感動してくれないのかと聞くヒョソン。「感動したよ。俺を好きになってくれた事、信じてくれたこと、全部分かってる。だから拒絶もするんだ。」といい、将来どうなろうと、どんな恐ろしい事が起きようと、一生許されない罰を受けようと受け止め、誠実でいるといい、「お前の気持ちは有り難いが、受け止めてやれずにすまない」とはっきり言うキフン。ウンジョのせいかと聞かれ、ウンジョには拒否されたと答えるキフン。「私は正式にオッパに拒否されたのね?」と聞かれ「そうだ、拒否したんだ」と言うキフン。

自分には、掴んでるものが・・・安全なものが何もない・・・ウンジョもオンマもオッパも・・と言うヒョソンに「自分の足で立ってるじゃないか」と教えるキフン。

ウンジョとジョンウの持ってきた金と引き替えに解放されるチャンアジョシ。ウンジョは一人でチャンアジョシを連れ去ります。山奥につれていき、土下座をして助けてほしいと頼むウンジョ。自分は毒のある女、ソンガンソクの娘だといい、アジョシが酔ったとき殺そうとしたことがあると言うんだよね。包丁を研いだ事もあるって。「おじさんの間違いが人を一人殺す事があることを見せてあげる」と言い、湖に入っていくウンジョ。そんなウンジョを止め、助けるアジョシ。

その頃オンマはやっとの思いで、2010年の日記を見つけ出してたんだよね。そこには、オンマの嘘も、男に会ってた事も全部知ってる事が書いてあって・・・全て自分の愚かさのせいだと辛い気持ちが綴られてて・・・。「私の人生が彼女なしで続いて行く事が、一番恐ろしい」という本音も。さすがの鬼女も、これを見て涙してるよ。今になってやっとアボジの気持ちが分かったのかな?こんなに愛してくれる人を失ったって事を。




第十四話

アボジの元にいき、「ホン酒造も会長という肩書きも全て捨てる事はできませんか?」と聞くキフン。「父さんと兄さんと僕がテソン酒造にしたことを僕一人のせいにしておじさんが生きてた頃くらいにしてあげるて、すでに会長じゃない父さんを僕が小さい家にお迎えして一緒に囲碁や釣りをして・・・もしある娘が僕を許してくれたら、土下座してでも嫁になってくれるよう哀願して、二人で稼いで父さんに小遣いでもあげて、子供が出来たら父さんに世話をしてもらって暮らしたい」と、夢を口にするキフン。しかし、父は「捨てる気はない」と言うんだよね・・・。父がキフンに手を出さないとしても、キジョンが手を出すだろうといい、立ち向かうためにはキフンも父が必要になると言う父。

落ち込んでるヒョソンに背中を貸してあげるオンマ。拒否しなかったのは演技じゃないよね?そして自分がふられた事を口にするヒョソン。

チャンアジョシからの連絡をうけウンジョを迎えにいくジョンウ。ジョンウはアジョシに「金に困ったらおばさんじゃなく、俺に連絡しろよ」と、ポケットに入っていたお金をアジョシに渡してあげます。

家に帰ったウンジョは、ヒョソンがふられた事を知り、キフンを呼び出します。守ると言ったのに、どうして傷ついてる子を傷つけるんだと責めるウンジョ。本当に、俺がヒョソンを受け止めるという言葉を聞きたいのか、それがお前の本心なのかと聞き、「お前さえいれば、犯した罪なんて厚かましく忘れて生きていける。本当にその気持ちしかない・・・俺は・・」と本音を告白し、自分の気持ちを口に出す事が出来ず涙があふれるだけのウンジョを抱きしめるキフン。。もう遅すぎる・・・だめだ・・・と・・・もう自分の気持ちを抑えてヒョソンを受け止める事ができない事を口にするキフンに「ヒョソンの事をもう一度考えてあげて」と言うウンジョ。ヒョソンがもっと悲しんだら、ウンジョは耐えられないと言って。。。

そして、サンプルを持って日本に向かうウンジョ。その間に、大叔母達が、家に乗り込んできたーー!!八年間、ヒョソン父を騙して二重生活をしてた事がばれて、今すぐ出て行けと言ってきたよ。証拠はあるのかと開き直るウンジョ母に掴みかかってきた大叔母。悲劇のヒロインのふりをして、親戚の男達に、電話をかけまくり、大叔母の悪行をチクってるよ。そして、全てヒョソンの叔父がチクったせいだと知り、「私をこの家から追い出せるのはあんたじゃない」と言い、すぐ目の前から消えるよう言います。

あの、ヒョソンが心をひらかせた米屋のアジョシが米を納入してくれたよー。道庁からの支援まで口添えしてくれて。「お前がやったんだ。良くやった」と言ってあげるキフン。でも、優しい言葉をかけないでと頼むヒョソン。

日本での任務を成功させたとのウンジョからの連絡が。酵母の正確な数値を手に入れたって。大量の酵母を作るための大型培養機、凍結乾燥機、真空舗装機リースの件も三浦と協議中で、数日後吉報を持って帰国予定だって。そしてこの酵母の名前は「テソン・サカロ・マイシス」にスル予定で、ヒョソンの意見を求めるメールで。ついに成功したと喜ぶヒョソン。

ドンスはブログで、ヒョソンのインタビューなどを掲載。その反響で、いきなりヒョソンのファンが訪ねてきたりして、スター扱いに。戸惑ってるヒョソン。

一方、ホン酒造だけど、キジョンに、テソンの成功の報告が。三浦に、マッコリを安くすると持ちかけても、テソンと契約したからと断られちゃうんだよね。でも考える時間がほしいと言われたみたい。マッコリのダンピングに対して反対意見が社内に出てると言われても、強気に、もっと安くしても良いと言うキジョン。

キフンに「俺がお前の秘密をばらしたらどうする?」と聞くジョンウ。キフンはかまわないと言い、今までジョンウが機会はいくらでもあったのに言わなかったのはウンジョの為だろうと話します。自分も同じ理由で言わなかったと言い、この峠さえ越えて、工場が動き出しさえすれば、自分はどうなっても良いと本音を言います。その時まで見逃してくれたら有り難いって。

一人寝室で酒を飲んでるオンマの元にヒョソンが。自分でも自分がどんな人間なのか分からないと言うオンマ。「私の人生が彼女なしで続いて行く事。私には一番怖い」と父が書いてた事を教えるオンマ。それを何度も読んだと言い、今目の前にいないのに、そんなもの何のやくにたつんだと寂しそうに。抱きしめるヒョソンに「お前があのバカなアジョシの娘か?」と聞き、「私の居ない人生がそんなに怖かったなら、なんであの人のいない人生を私に押しつけたのかね・・・」とつぶやくオンマ・・・。辛そうに・・・後悔してるんだね・・・今更どうにもしてあげられない男の気持ちを思って・・・。「いいこいいこして」と頼むヒョソンに良い子良い子してあげるオンマ。涙があふれてるよ・・・オンマ・・・

ウンジョが帰ってくるんだけど、丁度そこに、機械のリースと注文もを取り消すとの連絡が。その知らせを聞いたウンジョは咳き込んで倒れてしまって。病院に運ぶキフン。

日本に電話をし、取引キャンセルの理由を聞き出すヒョソン。ヒョソンはキジョンの元に。キジョンは「計算の上、うちを選んだのは三浦さんだ」といい、契約破棄があっても、三浦さんとの問題で、自分とは関係ないと言うキジョン。姉か妹か、酵母の研究をしてる方かと聞くキジョン。姉に、一度会いに来るよう言うようヒョソンに言うキジョン。

ウンジョを一晩入院させる手続きをして帰ってきたキフン。邪魔したのはホン酒造だと教えるヒョソン。ホン酒造が捨て値で契約したって。明日ドンスに会って、邪魔してやるといい、キジョンに会った話もするヒョソン。

ウンジョの病院に付き添ったオンマの代わりにジュンスの寝室を片付けしていて・・・父の日記を見つけたヒョソン。オンマが朝家に帰ると、日記を読んだヒョソンが。オモ!!初めて憎しみを抱いたか??オンマに!!すごい目でオンマを見つめたよーー!



第十五話

ヒョソンはオンマが昔の男に会って、父を苦しめてた事、それをかくして良い妻や母を演じてたことを知り、オンマに荷物を投げつけ追い出したい衝動にかられます。しかしそれを我慢したヒョソン。人間の皮をかぶって、どうしてパパのような人を騙す事ができたのか、理解できないと、父の写真を抱きしめ、「追い出す事もできたけど、そんなに簡単に解決させたくないから我慢したの」とつぶやくヒョソン。

ひゃーーー。人が変わったように、堂々とオンマの前に立つヒョソン。「オンニにばれたなんて言う必要ないわ。うるさくなるのは嫌なの。このまま黙って、私のオンマとして生きれば良いのよ」と言うヒョソン。

事務所にいるウンジョにお弁当を届け、ホン酒造のキジョンが会いたがってる事を伝えるヒョソン。チャン・テックンという親戚、居る事は居るの?と聞くヒョソンに「いないと言ったじゃない」と答えるヒョソン。居ると正直に言ってほしかったんだよね・・・居ないと言った事により、ウンジョも知ってて騙してたと思うんだよね・・・。

どこまでやるつもりなのかとキジョンに詰め寄るキフン。最後までやるつもりだと言うキジョン。そしてウンジョと今から会う事を教えます。エレベーターでウンジョに会うんだけど、ウンジョ・・・気づかないって??あり得ないんですけどーー(滝汗)

キジョンは、テソンほどの会社が、日本を頼って再起しようとするのは惜しいと、酵母の研究もさせて、テソン酒造の名前もこれまで通り生かすという条件で吸収の話を持ちかけます。「テソン酒造が脅迫されるほどの可能性を持っているとは知りませんでした。国内最大酒類会社のホン酒造が目をつけ飲み込もうとするほどテソン酒造が大きな存在だと分からせて下さってありがとうございます。大企業の良心がこの程度だと分かった事も大きな収穫だわ。なんとしても再起する力になりました」といい、酵母研究の支援の話は聞かなかった事にするときっぱり断るウンジョ。そして自分たちにした事は、全部覚えてて必ずお返しするので待っていてくださいと言い残し去っていきます。

すっかり変わったヒョソン・・・。オンマは神も仏も怖いと思った事がなかったのに・・・生まれたばかりの子犬の様なヒョソンが自分に刃向かってきてて・・・・幽霊より恐ろしいと初めて恐怖を覚えます。そして荷物をまとめて家を飛び出すんだよね。そして、あの、ヒョソン父が初めて自分を引き留めてくれたバス停に。ヒョソン父の事を思い出し、今になって自分がどれだけ汚い人間か分かったと、教えてくれた神や仏に感謝し涙するオンマ。追いかけてきたヒョソンの姿を見て、おびえてバスに乗るオンマ。ヒョソンを「幽霊みたいな女」と呼び逃げようとするオンマに「行かせないわ。死ぬまで私にいびられながら生きて貰うわよ。」というヒョソン。いっそ姦通女と言えば良いと言うオンマに、ジュンスさえいなかったら、そうした・・・・でも、私の弟、アッパの息子ジュンスがいるから、姦通の事を神にでも言ったらゆるさない、一生罪人のまま生きろと言うヒョソン。

テソン酒造に帰ってきたキフンは、製薬会社の乳酸菌生産ラインと日本でキャンセルされたフリーズドライラインが同じだと教えます。一カ所から連絡が来て、条件を出された事を話します。一つ目は、費用が莫大であることと、二つ目はねウンジョの発見した酵母が医学原料として使う可能性が発見されたので、あとでウンジョが研究に加わる事、そして三つ目は、キフンが夏休み後に、その会社に移る事・・・。そうすればテソン酒造を再建できると言うキフン。テソン酒造を去ると約束したと聞き、ショックを受けるんだよね。

ずっと座ったまま動かないウンジョを心配するジョンウ。ウンジョは幼い頃からずっと、朝になるのが嫌だっや話をします。目がさめてもオンマの男とケンカする声しか聞こえなかったから。なのにある時から、朝が楽しみになって・・・朝になればまたあの人と同じ一日がはじまるから・・・振り向くと見てる人が居たって。あの人だけいれば良かった・・・なのに・・・・ある日、それが出来なくなった(キフンが昔、出て行った時の事)・・行ってしまったと、あの時の話をするウンジョ。そしてまた、行ってしまうって・・・と言い、涙するウンジョ。「俺が足でも折って、行けないようにしてやろうか?」と言うジョンウに、「そうしてくれる?」と聞くウンジョ。でも「その方が良いかもしれない。今回行ったら、二度と戻らないでしょう。戻って来なかったら、二度と行ってしまうことはない・・・本当に良かった」と言い換えるウンジョ。

ひゃーー。ヒョソン・・・・以前のウンジョ母みたいに演技してるよー。実際にはウンジョ母をいびってるのに、ウンジョの前ではいつも通りに演技してて。40度の熱があってもいびろうとするヒョソン。いっぱい罪を犯したから、こんな子との縁で結ばれてしまったんだと思うウンジョ母。

製薬会社の、キフンをスカウトした先輩が酒蔵に。綺麗な女性で、一緒に居るキフンはずっと笑ってて・・・・複雑なウンジョ。そしてキフンに「ヒョソンの父がああなって、私とヒョソンを捨てて出て行く口実がなかっただけでしょう。あんな大企業に行く口実が出来てよかったわね」と皮肉を。ただ・・・ありがとうと答えるキフン。

製薬会社の生産ラインでフリーズドライされた酵母がテソン酒造に届いたとの知らせを受けるキジョン。「買い手はいるのか」と聞き、「キフンさんが三浦さんの説得に成功したそうです」と聞かされたときき、驚きます。ホン酒造のマッコリはダンピングされて安く買ったから、あまり売れなくても損はないからと、テソンとも契約したって事だね。味はテソンの方がはるかに良いからって。ダンピングしたホン酒造の酒はあちこちに無料で回されたから、そのせいでテソンのマッコリと味をくらべる機会が増えてしまったんだよね。ダンピングは失策だったと言う本部長は、辞表を出してきたよー。キジョンは窮地に陥ったって事だね。

ドンスからウンジョへ電話が。日本輸出詐欺に、ホン酒造が絡んでいたことを知らされます。そしてもう一つおかしなことがって・・・ついに、ホン・キフンが、ホン酒造の末息子だと知らされちゃったよー。そうとは知らず、笑顔でウンジョの前にきて、「サカロマイシステソンで復活した人」と書かれ、ヒョソンアボジの写真が表紙の雑誌を見せるキフン。「これで終わりだ。全部終わったんだ」と笑顔で言うキフンを見つめるウンジョ。




第十六話

ドンスに頼まれた試飲会に向かうヒョソン。ウンジョはドンスに、ヒョソンにはキフンの事を言わないよう頼みます。キフンに対してどういう態度をとって良いか分からず、無視をするウンジョ。ウンジョはキジョンに会いに行きます。弟の事を聞くウンジョ。ホン・ギフンという弟がいるかと。「弟の名前は、ホン・ギテだ。ホン・ギフンという弟はいない。ただし、私の父にホン・ギフンという息子がいる。詳しい事は父かキフンに聞けばいい」「うちの父やキフンを通じて事実が分かったら、必ず私に会いたくなるだろう。私とそちらが手を組んでやりたい事があるんです。その時話しましょう」と言うキジョン。

ショックすぎて、カフェで倒れたウンジョを車に送るキジョン。「つまり・・・あなたたちが力を合わせて、一人の人をころしたのね・・・私は自分のせいだと思ってたのに・・・私だけじゃなかったのね・・・父さんを殺したのは・・・一人の人によってたかって・・・あの人までがあんた達とぐるになって、一人の人を・・・殺したのよ・・・」といい、「私が黙っていないわ・・・どうするのよ」とキジョンをにらみつけます。

試飲会に行ってるヒョソンの元に行くウンジョ。どうやってキフンがテソン酒造に来たか聞くんだけど、「アッパの友達の息子で、授業料を稼ぐためだとある日突然来た」と答えるヒョソン。今でも彼に心が向いているのかと聞かれ、オッパが永遠に自分と関係ない人だったとしても、心が向いてると言うヒョソン。

キジョンから、ウンジョが訪ねてきたことを聞いたキフン。木の葉のように震えていたと聞き、心が痛いんだよね・・・。この事実をジョンウも耳にします。

試飲会で・・・味が分からないヒョソン。そこにキフンとジョンウが。ウンジョに話そうと持ちかけるキフン。外に出たウンジョを追いかけるキフン。聞きたくないと、悲鳴をあげ、キフンをひっぱたいたウンジョを車にのせ、連れ出すキフン。犬にも劣る最低な男だ、吐き気がすると言うウンジョ。

ヒョソンを送るジョンウ。ウンジョとの関係を聞かれ、幼い頃一緒に暮らしてたと言うジョンウ。オンマも一緒に住んでたと聞き、「父親じゃない、世話をしてくれてたおじさんって・・・もしかしてチャン・テックンさん?」と聞かれ、違うと必死で嘘をつくジョンウ。「チャン・テックンというおじさん・・・あなたのお父さんだったのね・・・」と、いい「うちにどうやって、皆、入ってきたの」と聞くヒョソン。てか・・・こんなに話が進んでも、なんでチャンアジョシとジョンウが一緒に住んでたのか分からないんですけど・・・wお父さんだったの??違ったの??再会したとき、ジョンウの事、最初気づいてもなかったし・・・

どうして、自分の恩人を騙し、兄姉のようなヒョソンを騙し、自分まで騙したのかと聞くウンジョに「オンマが兄のせいで死んだと聞いて、おかしくなったんだ・・・兄を潰す為だったら何でもすると思い、おじさんには一回り大きくした会社を返し兄を潰す・・・それ以外は何も考えられなかった」と答えるキフンに、「私やヒョソンやあの方が、簡単に騙されるのを見て嬉しかった?亡くなった後、幼い姉妹が残されて、ほくそ笑んでたの?あんたを思うヒョソンを見てどうだった?病気のようにあんたを思う私を見ながら楽しんでたの?」と言われ、「死にたいのか??本当に死ぬか?俺のてで、おじさんもお前もすべて失ってしまったのに、目の前にあるのに拾う事もできない俺が、楽しかったかって?おれが犯した罪を知りながら、お前を取り戻す方法を探し続けた俺にどうだったかだと??」と泣きながら言うキフン。「自分の罪悪感を軽くするために、ヒョソンに漏らしてもっと苦しめたらゆるさない」といい、今やってる仕事を終わらせて黙って行くべき所に行くよう言うウンジョ。ヒョソンが辛いときはいつでも駆けつけ、慰めて、一生そうして生きるよう言うウンジョ。それがキフンを殺さないで、見逃してやれる一つの方法だと言って・・・。

オンマを連れ出し夜汽車に乗って、チャンアジョシに会いに来たヒョソン。チョンアジョシと話があるから一時間だけ駅の待合室で待ってるよう言われたオンマは、昔の知り合いのチン・アミに偶然出会います。

チョンアジョシに、アッパの表紙になった雑誌をみせ、アッパが本当に良い人だった事を話すヒョソン。ウンジョも、アッパを尊敬して愛してたって。もしウンジョがアッパを愛していなかったらとっくに追い出していたと言うヒョソン。父がオンマを愛してて、アジョシと会ってるのを知りながら、出て行かれないよう黙ってた事を話し、父に心から謝罪してほしいと言います。オンマはヒョソンから罰を受けながら、心から後悔してるからおじさんが謝罪だけしてくれれば良いと話すヒョソン。自分は人間ではなく、獣だったといい、心から謝るチャンアジョシ。

テソンの酒が市場に。大好評で。そんな中、結婚式の招待状をドンスに渡されるウンジョ。そこで、ヒョソンが完全に味覚を失ってる事を聞かされ驚くウンジョ。そして、ジョンウから、ヒョソンがチャンアジョシの事をしられた話を聞きます。ヒョソンを思い、泣くウンジョ。そんなウンジョを慰める事も出来ないキフン。

待合室に戻ったヒョソン。。。案の定オンマは居なくて。家にも帰ってないことを確認するヒョソン。終電が去ってもずっと待ち続けるヒョソン。「こういうことなのね・・・オンマ・・こうして行ったわけね・・・」とつぶやいて。街の明かりが消え、一人取り残されるヒョソン。「オンマー・・・行かないでー」と泣き叫んで・・・・



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