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根の深い木(全二十四話)
第一話~第八話


第九話~第十六話はこちら

第十七話~最終話はこちら

 ~キャスト~
イ・ド : ハン・ソッキュ

カン・チェユン : チャン・ヒョク

ソイ : シン・セギョン
 

第一話
国王イ・ドの殺害を計画するチェユン。目の前に国王が!!名前を聞かれ、「俺の名前は・・・ハンジッコルのトルボクだー」と心で呟いたところで、子役時代に。

1418年。世宗元年。トルボクは、領議政シム・オンの下僕。ちょっと頭の弱い父親をからかう奴は、相手が大人だったとしても決して許さない短気な少年だ。トルボク父はトルボクを守ろうとして山からおちて障害を持ったみたいだね。

突然シム・オン宅に王命だと兵士が現れ、下僕をなぐり、国王の岳父であるシム・オンの弟、シム・ジョンを捕まえます。父を助け、唯一の理解者であるダムを連れ、逃げたトルボク。

世宗イ・ドの妻は、シム・オンの娘なのね・・・。イ・ドは名ばかりの王。辛い時・・・魔法陣をして現実逃避をするイ・ドも元に行き、このままでは明から帰国とともに殺されるから助けてほしいと頼む妻である王妃。しかし・・・イ・ドは何も出来ないと・・・。摂政をしてる父が、どんどん人を殺してるのに、操り人形状態で何もできないイ・ド。

今捕まってる人を見せしめで殺し、シム・オンも帰国次第捕らえるという命令書に・・・父の言うとおり王印を押してしまいます。

不要な者や邪魔な者を消し力を一つにまとめるのが王の方陣であり、イ・バンウォン(イ・ド父)の方陣だから、それ以外のものは、何もしてはいけない・・・方陣でもしていればいいと、独裁を誇示し、イ・ドに何もするなと示唆します。
自分の信用できる部下は全員父の元に行ったと言われたイ・ドは幼い女官を翌日母の病気で実家に帰ることにさせ、シム・オンを救うよう使いに出します。自分の出来る唯一の方法だと、手紙を官軍より先に信用できるシム・オン宅のシン執事に渡すよう命令を。

シム・オン宅に女官が行くと、物々しい状況で。使いに出ていたダム父が捕まり、「アボジ・・」と声を出そうとするダムの口を抑える幼い女官。そのまま、トルボクの元に。逆賊の罪をきせらてたシム・オンの元に官軍より先に届けろと言われたと、トルボクに手紙を見せる女官。自分は中に入れないから届けるようトルボクに頼みます。シム領議政が義州につくまえにこれさえ届ければシム・オンもダム父も助かるという女官トルボクはそれを必ず届けると約束を。

父は息子を守るものだから自分が行くと言いはるトルボク父。意志は固く、手紙を持って行ってしまいます。

シム・オンに無事手紙を届けたトルボク父。しかし・・・・実はイ・ドの手紙はチョ・マルサンの指示ですり替えられていた。実際には逃げるよう書いてあったのに・・・「軍への命令は一所から出すべきである。よって挙兵し国を正すべき」という内容になってて。そこに官軍が!!密書を渡したのは誰だと聞くんだけど・・・頭の弱いトルボク父が、自分が王様の命令で持ってきたんだよーって・・・うわーー!!トルボク父は即座に殺され、シム・オンは捕まってしまいます。

預かった密旨をイ・バンウォンに見せるチョ・マルサン。

密旨が入れ替わったと気づくイ・ド。

瀕死で捕まったトルボク父は、シム・オンに、自分はもう死ぬからトルボクに伝えたい言葉を伝えて欲しいとたのむんだけど、シム・オンも自分も死ぬだろうから伝えられないだろうと答えて。どうしても伝えないといけないのにと泣くトルボク父。シム・オンは最後の権力を使い筆記用具を用意するよう命令を。

チョ・マルサンが見せたのは、明に逃げろと書いたホ本物の密旨だった。シム・オンは思慮深いから、密旨の事で国王に迷惑をかけないため自分から死を選ぶだろうとイ・バンウォンが話すのを扉の外で聞いたイ・ド。でも・・・その扉をあける勇気がでなかった・・・

シム・オンは毒を飲んで死にます。シム・オンに書いてもらった手紙を握り締めるトルボク父。罪人が移送され・・その中にはダムの父も。そこに駆け寄り捕まったダムとトルボク。王の書いてる内容が読めたふりをしたけど、実はわかってなかったダムを責めるトルボク。ダム父は、トルボク父が逆賊なんかできるわけないから、その手紙に何か問題があったはずだ、はめられたんだと話します。そこに、瀕死のトルボク父が!!最後の力をふりしぼり・・・シム・オンに書いてもらった遺書を渡し、息をひきとります。

命乞いもせず、一言も離さず死んだシム・オン。誰のためにそうしたと思ってるんですかとイ・ドを責める王妃。イ・ドのせいで亡くなったと。






第二話
トルボクの遺体をゴミのように連れ去ろうとするのを見たトルボクがそれを阻止。暴動になり、その隙ににげたトルボクとダムっとダム父。しかし・・・ダム父は刺され、取る僕にダムを頼むといいます。トルボクはダムを逃し、ダム父の最後を見とって・・・

ダムが逃げる途中、王妃に会います。自分の実家の下女のダムを隠してくれる王妃。捕庁にいったイ・ドは脱獄する下男たちがドンドン殺されるのを見て驚きます。逃げる少年下男(トルボク)を助けるよう部下のムヒュルに命令を。トルボクを助けます。そこにイ・ド父が!!今すぐトルボクを殺せと命令を!!初めて王として・・・自分が朝鮮の王だといい、父が殺した大勢の叔父や同志の名前を口にし、全ては父が権力を独占するためだったと非難を。自分の朝鮮というならどんな朝鮮にするつもりだと言われ・・・答えられないイ・ドを馬鹿にし、トルボクの首を切れと言うんだけど・・・そこでイ・ドが剣を抜き、父の前に。あの子どもを斬るというなら自分を斬れと言うイ・ド。

望みをきこうと首に剣を当てる父。「私の首が切られたら、お前たちは直ちに王を殺したものの首を斬れ」とムヒュルに王命を出すイ・ド。それを聞き、王命を聞き入れると、剣を抜くムヒュル。イ・ド父は剣をおろし、持ちこたえられるか?とばかにしたように言い、去っていきます。

トルボクがいる小屋に行ったイ・ドは、トルボクの父が女官に渡された手紙をシム・オンに届けて殺されたと知ります。トルボクは、誰の命令だと、自分を捕まえにきた兵士に詰め寄るんだけど、その兵士は、そんなことをするのは王命だといい・・国王のせいで死んだと思い込むんだよね。国王を殺してやるというトルボク。大義のためにやったという兵士に、大義のために殺してもいいのか、王は民の親だろう、大義で血迷うなといえと言うトルボクの言葉を聞き・・・ショックをうけるイ・ド。

危険だからトルボクを殺すと言うムヒュルに・・・自分が救った最初の民だから殺すなと命令するイ・ド。トルボクの言うとおり、民を救い助けるのが王だからって・・・。沢山の人を殺したから自分は王失格だけど、あの子を助けた一瞬だけは王だったというイ・ド。必ず助けろとムヒュルに命令を。

少年の言うとおり、血迷うのはよそうと決意するイ・ド。

トルボクが目覚めると、見知らぬ家で。成均館のあるパン村だ。王命なしでは官軍も入れない場所だ。

全兵力がイ・ド父のもと・・講武場に行き、宮内には誰もいなくなったとの報告を受けるイ・ド。昨夜の代償だと気づきます。イ・ドが王印を持ちだしたと聞き、空の重箱をイ・ドに送るよう部下に命令するイ・ド父。

もう・・・王をやめようとしてるイ・ドの元に王妃が。イ・ド父からの重箱が届きます。空の重箱・・・それは自決を意味する。」

うわ・・・トルボクが連れてイカれた家の女主人・・・パン村のボスみたいで怖いわ・・・決してこの村では王朝に関わってはいけないみたい。その掟をやぶると、自決・・・。パン村では信じられるものしか受け入れず、受け入れたら、規則に反しない限り最後まで守るみたい。そんな怖いパン村ボスを怖がりもせず生意気なトルボク。ここに来た理由を聞かれ、誰が連れてきたんだと聞き返すトルボク。おもらしをするほど怖い状況なのに、殺せと大声で怒鳴れるトルボクを見たボス@女は・・・彼女はムヒュルに従順にしつけ手足にするよう言われてるんだよね。。。事情は何も聞かされないで。気性を直せなかったら殺すよう言われてるよ。ムヒュルの言うとおりものすごい気の強さをみたボス・・・殺さず閉じ込めておくよう部下に指示を。

イ・ド父に謝り、許しを得るべきだとイ・ドに言うムヒュル。今は息を潜めて反撃の機会を待つべきだと。自分には反撃する力がない、何も持っていなくて・・・持ってるのは方陣のみと話した時・・・重箱の形が方陣にそっくりだと気づきます。方陣を解き、自分の解いた法則に従って、33方陣を配列するよう命令したイ・ド。

全てを検算すると、すべての列や対角線の合計が17.985で一致。空の重箱の意味も自分の答えも分かったというイ・ド。ムヒュルに寝室から押印と御刀、烏梅牌、象牙牌を持ってこさせて・・・

父の元・・・門武講に来たイ・ド。その門の前に標的があって、弓矢をやってる最中で・・・。王の登場にひるむ兵士たち。続けるよういうイ・ド父。イ・ドが入ってきた門に向かい命令通りユミを放つ兵士!!
!!!!



第三話
イ・ドは父の前で跪き、謝り、これからは父のいう通りにするし、軍権もすべて父に一任するといいます。しかし、そんなイ・ドに近寄り、誰にも聞こえないように「本心がない」という父。イ・ドは・・・さすが洞察力が鋭いですねと、堂々として。空の重箱の事を聞かれ「あれは重箱ではなかった。魔法陣だった。」というイ・ド。父は真ん中に「1」をおき、それが自分(父)であると、自分の独裁的な魔法陣を見せた事がある。あの、重箱の中の魔法陣は空だったから、父が居なくなった後の魔法陣ということだ、父なき後ちゃんとイ・ドが国を守るようにという意味に取ったと話します。

口を開く父を制止し、どう言われても自分はそう解釈すると強気のイ・ド。自分は父より長生きするし、自分以外に代案(跡継ぎ)はいないと言って。そして独自の方法で自分の朝鮮を・・・どんな方陣でも解けるようになったと伝えます。

再び席にもどり、全てを父の言うとおりにするなら、お前は何をすると聞かれ・・・殿閣をつくり、若い学者と書を読んでくらすと話すイ・ド。イ・ドの考えは所詮この程度かと思うイ・ド父。しかし実は何かを秘めているイ・ド。それを許可し、「集賢」と名付けるイ・ド父。

ふたりきりになり、集賢殿なんかが、自分と違う朝鮮を作る方法なのかと聞く父。刀ではなく言葉で言い聞かせ、全員の本心を開き受け入れる、方陣に1だけがあるのではなく、全員が適材適所で活躍する朝鮮だと答えるイ・ド。文による治世をするといって。説得して待つなんて時間の無駄だ、早急に国の基盤を整え志と力を一つにまとめろと叱咤する父。密本という秘密結社があるとの噂があり、チョン・ドジョンが密本を組織したと教える父。ドジョン一家は全員死ぬか力を失ったと信じないイ・ドに、ドジョンの甥、チョン・ギジュンがいると答える父。


トルボクのいる村のボスって、トダムって名前なんだね。密本之書を手に入れます。

9年前の話。まだイ・ドが即位する前。科拳で朝鮮を建国した三峰先生(チョン・ドジョン)の統治思想を書いた一人の儒学生ギジュンと出会います。力で脅したり殺したりしている王をイ・ドの前で批判するギジュン。そしてお前の父親(王)は三峰先生の朝鮮を盗んだ盗賊であり殺人者だって。思わずギジュンを殴ったイ・ドに、暴力なんて父にそっくりだといい去っていきます。

ギジュンが科拳で書いた文章を見た国王は激怒。ギジュンの儒学を学ぶ学校に兵が押し入り、次々と暴力と殺戮を・・・。それをギジュンとともに見てしまうイ・ド。「お前は誰も助けられないし、何もできない」とイ・ドに言うギジュン。そして堂々と名乗り出で・・・殴られ・・・殺されそうになったところで、チョン・ドグァンが助け出します。隠れてるイ・ドの前を通り過ぎるときも「お前には何もできない」と言ったギジュン・・・。

追いかけた王(イ・ド父)は隠れ家をみつけます。そこには王は朝鮮の華やかな象徴でしかない、朝鮮の根は宰相なのだ、朝鮮の士大夫たちよ根になるのだ・・・これぞチョン・ドジョンが根の中の根、隠された根、密本を組織した理由だなどと壁に書かれていて。チョン・ドジョンが死ぬ前に自分に言った言葉「花は花でしかなく、根になることも根を消すこともできない」の意味を知る王。

9年後。王の腹心チョ・マルセンがドグァンを見つけた。ドグァンはパン村に逃げ、パン村に兵が入るには王命が必要だ。イ・ドはムヒュルにギジュンを助けるよう命令を。これは父との対立にを意味する。父の朝鮮に自分は邪魔なものだが、自分の集賢にギジュンは不可欠だというイ・ド。

パン村にきたドグァンはトダムから蜜本を受け取り、喜びで涙します。これで二代目本元となり全ての儒学生を導くことができる。

マルセンはイ・ド父の命令で、兵士を着替えさせ逆賊としてパン村に送り込む司令を。それを叱咤イ・ドは必ずチョン父子を連れてこいとムヒュルに王命を。

小屋に閉じ込められていたトルボクは、火事を起こし逃げ出します。向かった先は、ドグァンの隠れている建物で。覆面をして建物を囲んだマルセンたちのまえに突然トルボク少年が。トルボクを追ってやってきた大勢の村人たち。その騒ぎをきき、秘密の抜け穴からドグァンを逃がすトダム。マルセンたちは剣を抜き、そこは殺戮の現場と化して・・・逃げ出したトルボクは・・・なんとドグァンたちの逃げるための馬を奪って逃走を。捕まえようとしてトルボクの父が残した遺書の入った袋を手にするドグァンの弟子。

残った一頭の馬で弟子とにげるドグァン・・・さっき少年に奪われた馬に、密本之書を縛り付けた事を思い出します。同じ頃、トルボクも父の遺書がないことに気がついて。

馬をおり、怪我をしながら、密本之書を探すドグァンと弟子。ドグァンを追うマルセン。父の遺書を探すため、馬から降り、剣をもち、戻るトルボク。王命に従い、ドグァンを探すムヒュル。



第四話
誰かがムヒュルを切りつけてきて・・・それを防いだムヒュル。相手はトルボクだった。幼いのに驚く程の殺気だ。生き延びたかったらここから離れろとだけいい去っていきます。矢を受け深い傷を追ったドグァン。弟子であるソジンにトルボクの袋を渡し、命をかけて、ギジュンに伝えるよう命令を。うわー。遅かった・・・ムヒュルの目の前で兵に矢を刺され息絶えたドグァン。

ソジンは何本もの矢を体に受けて・・・使命を果たすため、息子ユン・ピョンと共にいるギジュンの元にいき、トルボクの袋を渡し、この袋の持ち主が密本之書を持っている・・・必ず取り戻して・・・といい息を引き取ります。
馬が戻ってきてあの密書を手にするトルボク。そして殺されたシム・オン宅の使用人を捨てた場所でダムをさがすんだけど・・・・白骨化した遺体の傍に、以前トルボクがダムにあげた紅入れが。必ず戻ってくると心に誓い、遠くに行くトルボク。

そして数年後・・
病に倒れていたイ・ド父が亡くなった。
トルボクは、父やダムを殺した国王を殺してやるという強い信念を持ち、兵士の一員となっているよ。

そして・・・ついに、子役時代、青年時代を過ぎて、イ・ド役が愛しの(笑)ソン・ジュンギから、ハン・ソッキュになったよ。
イ・ドは、集賢殿に儒学生を大勢集め、臣下が提案する法令もすべて儒学生たちと協議させてるんだね。儒学生の論理に、臣下がかなうはずもなく、いつも打ち負かされてるみたい。この儒学生の中に、SuperJuniorのキボムもいるよ。今もSuperJuniorなのが不思議だけど(笑)個人的にキボム、好きなので、ソン・ジュンギが出なくなった後だから嬉しいわ♪イ・ドは儒学生との話し合いを通じて、民の声が聞ける法令づくりをしようとしてるみたいだね。

コ・インソルが殺された。イ・ドは何か構想を密かに練ってるみたいで。例のものを手に入れようと何者かが殺したのではというムヒュル。その「例のもの」は引き渡した後で。誰かが自分たちの構想を知っていると気づくイ・ド。

キム将軍の推薦で兼司僕として北方からきたカン・チェユン。きた早々精力剤を賄賂としてあちこちに渡し、罰をうける、ものすごいお調子者な男。ムヒュルの前ででも、お調子者ぶり炸裂で、罰を与えます。しかし・・・カン・チェユンは実はトルボクで、イ・ドを殺すためやってきた。1話冒頭のシーンにつながります。

「例のもの」が「毘婆沙論」かな?ホダムに渡したといわれるけど心配でホダムに会いに集賢殿に向かう途中で、冒頭のチェユンに会ったシーンに。ホダムは殺され、毘婆沙論も持ち去られてしまった。

集賢殿にイ・ドが入る時、いつもムヒュルは外で見張りをしている・・・集賢殿で隠れて待つことができれば・・と集賢殿をこっそり探索するチェユン。過労死なのに現場を保存してあるのはおかしいと思い・・・部屋を出ようとしたところで、ムヒュルに見つかり捕まってしまいます。昨夜ホダムを殺しただろうと尋問され、昨夜の事件が殺人事件だったと気づくチェユン。

イ・ドに会いに来たキム将軍は、コ・インソルが他殺だと暴いたのはチェユンだし、インソルと親友だったから、チェユンは無実だと主張するキム将軍。

チェユンは尋問するムヒュルに、インソルを殺したのとホダムを殺したのは同一犯だと思うと話します。そしてインソル殺人の捜査日記を見せます。そしてホダムの死をしり、現場を探るため集賢殿に入ったと説明を。そこにイ・ドが。二つの事件の共通点を聞かれ、ふたりとも翡翠色の包をもっていた事から犯人の狙いはそれだといい、ふたりとも事故死を装ってた事、両日ともみみずくが鳴いたというチェユン。イ・ドはチェユンをホダム殺人事件の責任者に任命した!!解決できた暁には殿下から直々に酒を一杯ほしいというチェユン。約束してくれるイ・ド。その時・・・イ・ドを殺すと心に誓うチェユン。



第五話
ムヒュルはチェユンの腕の傷をみて・・・。何かを感じたみたいだね。あれって、パン村を出た時、ムヒュルに剣をつきつけてきたときの傷だよね。ムヒュルは自分の剣がつけた傷跡だと気づいたみたい。チェユンがトルボクだと気づいたわけではなくて。

チェユンはカリオンに会いにパン村に行く事に。途中でトダムに会い、顔を隠してたよ。カリオンは検死の第一人者なんだね。ひゃーー!!カリオンって・・・こいつ、ザ・キング・2ハーツのボングじゃないかー(滝汗)

イ・ドがチェユンを責任者にした理由は、誰だかわからない敵の視線をチェユンにむけさせ、自分たちが動き、敵の動きを探りだすつもりだったんだね。無能だろうから適任だと指名したみたい。

チェユンは、カリオンの話をきき、殺人方法は乾溺成功だと見破ります。乾溺成功はチェユンのイ・バンジ師匠の暗殺秘法だ。イ・バンジ師匠とはキム将軍の兵士として戦ってた時、出会った老人だ。剣をつかわず、乾溺成功で次々と敵を倒す。敵を倒すため、どうしても弟子として教えてほしいと頼むチェユン。しかし、殺しのためには教えられないと断る師匠。自分は武士しか相手にしないという師匠に、武士にはなれずとも武士の死に方ならできると果敢に向かおうとするチェユン。

このイ・バンジ師匠だけど、すごく昔・・・唯一ムヒュルが負けたことがある相手みたい。

カリオンを仕事で呼び出し、密かに直々に会うイ・ド。カリオンは王の言うとおり死因を誰にも話していないといい、乾溺成功という暗殺秘法だと死因を教えます。乾溺成功とはひと吹きの水を鼻に入れるだけで溺死させる方法だ。

儒学生の中でもホダムの死が他殺ではという噂が流れてて・・・。その話をするんだけど、儒学生の一人、ユン・ピルの姿がみえなくて。

トダムは誰かと相談を。ユン・ピルの名が書かれた紙を焼き、いつ??と聞くんだけど、今夜だと答える謎の人物。これがギジュンなのだろうか。

明日、集賢殿が開放される。その前に犯人は集賢殿に確認にくるはずだと読み、集賢殿にきたチェユン。案の定何者かがホダムの机を探ってて・・・何か筒にはいった小さな手紙を見つけてたよ。追いかけるチェユン。何者かは手紙を火に投げ入れ逃走しようとしたが、素早く手紙を火の中から取り出し、敵を仕留めたチェユン。手紙には「君那弥欲」と書かれており、気絶した敵をみると、ユン・ピルだった。その時みみずくの鳴き声が!!仮面の何者かが現れ、ユン・ピルを連れて消えます。

ユンピルが拉致されたなら・・・お前はどう思う?とソイという名の一人の女性に聞くイ・ド。同じ意見だったらしい。ついにシン・セギョンの登場だね。

仮面の男が自分と同じかそれ以上の最上級の出上術を使っていたことに驚きを隠せないチェユン。チェユンは「君那弥欲」と書いた紙のことを報告しなかった。仮面の男の形跡を分析し、まだ宮内から逃げてないとよむチェユン。

イ・ドから鋳字所に行くよう言われたソイは鋳字所にいき、文字の型をさがしてるんだけど、そこで何者かに声をかけられます。仮面の男の形跡を追い、鋳字所前にきたチェヨン。いきなり硫黄の臭いがしてきて・・・うわーー!!鋳字所が爆発を!!あいつは中にいるといい、水をかぶってチェユンが中に入ったーー!!そして・・・ソイを抱えて出てきたチェユン。意識が朦朧としてるソイの首根っこをつかみ「あいつは誰だ。あいつの正体を言え」と怒鳴りつけるチェユン。その姿を見たムヒュルは・・・ついにトルボクとチェユンが一致した!!ハンジッコルのトルボクだって!!


第六話
ひゃーー!!女官のソイなんだけど・・・ダムだったんだーー!!トルボクに作った袋と同じ物を作って大事に持ってるよ。鋳字所でユン・ピルの遺体が見つかった。ソイは言葉が話せないみたい。

筆談でチェユンの質問に答えるソイ。ソイはまるで犯人とソイが知り合いのように質問するチェユンに、気丈にかわして答え、犯人の腕輪に描かれていた模様を書きます。自分は一度見たものは全て覚えられるって。実際にそれを証明したソイに驚くチェユンの前に、イ・ドの五男 広平大君が。この広平大君って・・「美しい君へ」のスンリ先輩じゃないかー(笑)パンガパンガ~♪広平大君は、ユンピルに借りた本を帰すようソイに頼んだから鋳字所に行ったと説明を。

現場でユン・ピルの検死をするカリオンは、ホダムの死因が水だとチェユンが気づいてるのに気づきます。

ムヒュルはチェユンがトルボクだとしり、あの酒を成功報酬にした意味に気づき、秘密裏に宮の外に連れ出すよう部下に指示。しかし・・・イ・ドに呼び出され便殿に行ったときき、急いで向かうムヒュル。

鋳字所の中であった事を話すチェユン。そして外で会った犯人の様子を実演し、出上術のかまえをし、イ・ドに向かって飛びかかろうとした瞬間、ムヒュルが!!きちんとひざをついて礼をして話せと。

チェユンが行った後、ムヒュルはイ・ドに、チェユンがトルボクだと報告を。トルボクは長い歳月をかけ、イ・ドを殺しにきた。トルボクの父が死んだのは自分のせいだというイ・ド。危険だから自分が始末するというムヒュルを止め考えさせて欲しいというイ・ドに、構想の協力者であるソイの慕ってた人物だから万一ソイに知られたら大変な事になると説得するムヒュル。イ・ドはソイに知られてはいけないといい、自分が指示するまで何もするなとムヒュルに。

その昔・・・幼いソイはイ・ドに石を投げつけてきた。王妃に助けられたソイだったが・・・家族を失ったショックで言葉を失ってしまっていた。泣きながら謝ったイ・ド・・・。

自分の大事な人が死んでいく・・・全部自分の責任だと悲観するイ・ドに、「殿下の責任ではありません」と伝えるソイ。激怒し、全て王である自分のせいだと騒ぐイ・ドに何度も何度も同じ文章を書き、見せるソイ。ソイの前で・・・ついに泣きだしてしまうイ・ド・・・。

ユン・ピルの喉から次々と出てくる活字の型。これはダイイングメッセージではないかというカリオン。チェヨンはユン・ピルの足首に、ホダムの肩にあったものと同じ刺青があるのに気づきます。チェヨンはこのダイイングメッセージをわざと噂になるよう仕向けます。

カリオンからの報告でチェユンが乾溺成功を知ってる、三人の死を「土、水、火」の五行思想と関連付けたと知らされたイ・ド。自分を殺すためどれだけ努力してきたかを知っても・・・ムヒュルに始末させる決断がつかないイ・ド。ソイはイ・ドがダイイングメッセージの意味を知ってることに気づいてたよ。とても信じられなくて、教えられないというイ・ド。

チェユンは儒学生たちに会いに行く途中、暴れる明の兵士を刀をつかわず制圧したシム・ジョンスを見かけます。シム・ジョンスは儒学生のエライ人みたい。武力はムヒュルに次ぐ実力で、文芸では明の文豪にも負けない強者らしい。チェヨンは楽士たちの身体検査をさせてほしいと言い出します。あの刺青を確かめようと思ったんだね・・・。それを拒否されて。

あのダイイングメッセージは「中己亡」中国の己氏が滅ぼしたという意味だと解くシム・ジョンス。

何者かがユン・ピルの遺体を隠した・・・。うわー・・・うやっぱり・・・儒学生の殺人を犯してるのはトダム達だったのか・・・仮面の男からユン・ピルの遺体が無くなった報告をうけ、ホダムやユン・ピルと関係がある者の仕業だと読むトダム。

うわ!!トダムの上にいる人物って・・・シム・ジョンス??なぜに??あのダイイングメッセージが、自分たちを指すものだと分かってるんだけど、どうしてあの文字が自分たちになるのか分からず苛立ってるよ。


遺体を持ち去ったのは。。。儒学生のサンサンムンとペンニョンだ。二人はユンピルとホダムの遺体に、自分たちと同じ刺青があるのを見つけ「天地契員が自分たちだけじゃなかった」と言います。国王が自分たちの知らない計画を進めてると気が付きます。

この文字の意味がわかるのは世界に8人しかいないと言うイ・ド。天地契員でも全員は知らないって。ああーー!!ハングル文字だ!!ミルボン(密本)を意味してたーー!!

第七話
シム・ジョンスがまさかギジュン??と思ったけど、本元殿は復権の第一歩も踏み出せてないといってるから、ギジュンではないみたいね。すでに着手したと、本元からの司令をジョンスに渡すトダム。ヘガン先生を仲間にするよう書かれた司令だ。仮面の男はピョンという名前だ。サンムンとペニョンが遺体を動かしたこと、そして二人にも刺青があることをトダムに報告するピョン。点組織だ。ふたりとも構想の全体像は知らないだろうと予想するシム・ジョンス。

チェユンは、事件のキーワードを整理し、遺体を盗んだのは犯人側の人間ではなく、王側に人間だと読みます。儒学生仲間が何かを隠すか確認しようとしたんだろうって。

イ・ドはマルセンを呼び出します。マルセンは先王が崩御する直前自分に渡した指令を渡します。宮内での怪奇な事件にそなえ、助けるようにと書かれた指令で、今がその時だと言うマルセン。そして密本は実在すると言います。証拠を見せるといい・・・以前見つけたドグァンの家の隠れ家の壁に書かれた文章を見せます。

ヘガン先生の元に行き、45年前の三峰先生との約束を果たす時が来たと話すジョンス。しかし、一族は滅亡したから、密本を統率出来るものなどいないと信用しないヘガン先生に、一人だけ生き残った、ギジュンだと伝えます。

同じ頃、密本があっても本元がいなくては何も名分がないというイ・ドに、マルセンがギジュンの名を出します。ギジュンを追った暗行記を見せて。

ホダムの遺族に「毘婆沙論」の事をきいたチェユン。ホダムはパン村の書店碧思斎の店主とその本の話をしてたことも。碧思斎で店番をしてたのは・・・うわーー!!ピョンだ!!その腕に、ソイのかいたあの模様の腕輪があるのに気づいたチェユン。気づかれたと分かったピョンはチェユンに剣を!!そこにチェユンの仲間のチョタクが!!出上術で逃げたピョン。

イ・ドは大君とソイをよび、しばらく例の事業は中断するから今後事業関係者に会わないと言います。チャン校理が進めてる作業も中止をするが、資料だけはもらっておこうってソイを使いにだします。会う場所は碧思斎だ。

碧思斎でピョンはどこだとあばれるチェユンとチョタク。そこにトダムが!!許可なしでは調べられないパン村だ。帰るしかないチェユン。そこに・・・ソイがいるのを見た!!ソイはチャンに、資料をまとめて自分に渡し、集賢殿の書を燃やして隠居しろとの王命を伝えます。夜、整理をして津寛寺で書類を渡すと約束したチャン。しかし・・・外に出てすぐ誰かにかこまれてるよーー!!

うわー。トダムがピョンに次のターゲットはソン・サンムンだといってるよーー!!

チャンを捕まえたのは儒学仲間だった。副提学に資料が見つかって、この一大事にこんなものを読みふけってたのかと叱られてるよ。その本は表向きは淫らな本で、激怒されてるんだけど、泣きながらわび、免職にしてほしいというチャン。

遺体が棺にもどっていた件で、遺体をはこんだハラボジから、ソン・サンムンに頼まれたと聞くチェユン。

荷物をまとめて出ていくチャン校理を呼び止め、何か知ってるはずだと追求するソン・サンムン。あの淫らな本が文字の研究の隠れ蓑だと気づいたみたいで。チャン校理にあの刺青があるのに気づき、自分の刺青を見せ、チャンの任務は何だと押さえつけて尋問を!!

ソン・サンムンを探しにきたチェユンは、チャンが追い出された事をきき、サンムンが見送りに行っただろうと聞かされます。多分津寛寺だろうって。

あまりに必死に聞くソン・サンムンに、戻ったら話すから待ってろというチャン。チャンの前に覆面の男が!!津寛寺に向かうチェユンとチョタクは、山を歩くソイを見つけます。

仮面男に剣をつきつけられたチャンは・・・不意をついて走りだし、「逃げなさい!!こっちに来るな」とソイに聞こえるよう大声で叫びます。声の方に向かうソイを引き止め「もう殺されたから、すぐに戻って知らせろ」と帰らせ、自分は現場に。仮面男はチャンの荷物を取り、逃走。チョタクは仮面男に肩を切られます。ここなら
出上術が使えるというチョタク。チェユンは出上術で追いかけ仮面男ピョンの前に。

イ・ドの元にいき、チャンの死を知らせたソイ。

出上術を使いこなすチェユンに驚くピョン。そしてピョン対チェユンの戦いが!!
!!!


第八話

戦ってる最中ムヒュルの声が!!ピョンの落とした書類を拾い追いかけるチェユンだったけど、途中でチョタクを刺されて・・・チョタクを助けるため追いかけるのをやめたチェユン。

チャンの遺体を探しに行くが・・・チャンの遺体はピョンに持ち去られていた・・・。

次の朝・・・慶会楼にチャンの遺体が!!遺体の下には、花はあくまで花 根にはなれぬと書かれたものが!!密本なのか・・・本当にギジュンが??悩むイ・ド。犯人は内部の協力を得て宮廷に入っている・・・誰が密本なのか分からない・・・疑いに苦しむイ・ド。

ソン・サンムンは休職届を。チャンに聞けなかった事を自力で探そうとしてるみたい。

ソイはチャンの持ってた書類を探しに山へ。チェユンの仲間ソクボがそれを見かけ追いかけいます。

うわ。右議政イ・シンジョクが礼曹佐郎のチャン・ウンソンに、自分は密本だったと話してるよ!!ギジュンに、朝廷で出世して足場を固め指令を待つよう言われたんだね・・・必ず帰ってくるからそれまでに朝廷の中枢になるよう言われたって。今まで組織が崩壊したと思ってたが・・・20年たって指令がきたらしい。

あまりに幼稚な拉致にわざとひっかかるチェユン。捜査で知ったことを全部話せという拉致犯は・・・すぐにソン・サンムンと分かりサンムンはチェユンの捜査日記を盗んでて・・・逆に捕まったソン・サンムン。サンムンにも刺青があるのを確認し、「君那弥欲」の意味を解いたら、チャンの持ってた書類をあげるといい、協力させます。

イ・ドは臣下と儒学生を全員集め会議を。誰もが今回の事件の事だと思ったのに「税法」を話しあうという。地方の世論調査を直提学 ナム・サチョルに一任すると言い出した。13年前調査したとき、調査員は調査の他に各地方の方言を収集していた・・・自分たちの事業をやつらに邪魔させないというイ・ド。

ソイは何日も山を捜索していた。チャンの本を探して。ソイに本を渡しどう動くか見張ることにしたチェユン。本を見つけたソイは全てのページを読み、その本を破り焼いてしまいます。焼きながら涙するソイ。

シム・ジョンスは主要な臣下や儒学者を集め地方の税が改正され踏験損実法が廃止されたら地方の儒林の財政基盤がゆらぎ、豪族や官吏を租税から切り離せば地方の儒林は民を統治できなくなる・・・それはすなわち性理学が朝鮮を統治できなくなることだと力説。

イ・ドは自分の反対勢力を探そうとしてるのね・・・それは=密本だと思ってて。そんなイ・ドの変わり始めた姿を心配するムヒュル。イ・ドは疑心の塊のようになってきてるよ・・・

本を焼き捨てたソイは、検死所に。ソイが来た理由をカリオンに聞くと・・・時々酸棗仁とエゴノキを取りに来ると答えたカリオン。酸棗仁はかくせい剤でエゴノキは麻酔薬だというチェユンが言うと、炒ると睡眠薬になると答えソイがひどい不眠で苦しんでることを教えます。薬を飲み過ぎようとしてるソイを止めるチェユン。「眠りが怖いんですか?」と言います。そこにイ・ドが。「なんで分かるんだ!!」と聞くイ・ドに「自分も飲んでいたからだ」と答えるチェユン。身が持たなくなる薬をなぜ飲んだのかと聞かれ「私の代わりに父が死にました。それ以来習慣で」って。「自分にとって父が全てだったから、一人になって恐くて・・・何の罪もない父を殺したこの世が恐かった・・・もし眠ったりしたら父が恐ろしい姿で現れ・・・死ななければならなかった理由を教えろと・・・」

克服したのは父を殺した人間への復讐を決意した時断ったというチェユン。決意のない自分など自分ではないというチェユンの言葉が自分の揺らいでる・・・若かりし頃の決意と重なるイ・ド。トルボクの決意がそれほどだったと知るイ・ド。「そなたの道をいくといい」と言うイ・ド。私は私の道を行くと心で思って。


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