まみまみの愛☆ラブ☆韓国映画&ドラマ 韓国ドラマ目次 ホームへ戻る

雪の女王(全十六話)
第九話~最終話


第一話~第八話はこちら

 ~キャスト~
 
ハン・テウン(ハン・ドッグ) : ヒョンビン

イム・ジュファン、ユ・イニョン : ソン・ユリ

ソ・ゴヌ : イム・ジュファン

イ・スンリ : ユ・イニョン


第九話

ボラの兄がジョンギュだと知ったドッグは、会長の居る別荘に。突然早い時間に迎えに来たドッグに驚く会長。急いで荷造りするんだけど、そこには家族写真があって、ジョンギュの姿が・・・会長に伝えたいのに言葉が見つからないドッグ。会長は息子に勉強勉強しかいわなかった・・本当はボクシングが好きだったのに・・・と悔やみ話をするんだけど、ドッグはジョンギュがキム・ドッグの話をしてたのを思い出します。「勝てないまま生きてかえらない」そう言ってたキムドッグ・・・そして本当に生きて戻ってこなかったって話を・・・

会長を自宅に送ったあと・・・ジョンギュが天使のような子を紹介したいって言ってた事や、ボラが兄と同級生だって言ってた話を思い出します。そうだったのか・・・。そこにボラが帰ってきて!ドッグの涙を見て驚きます。「一度だけ抱き締めていい?」そう言ってボラを抱き締めるドッグ。そして「ごめん」と言って去ってしまって・・・あの・・・最後のジョンギュの手紙がよみがえるデッキ。

次の朝、ボラはもうゴヌに逢わないかもしれないって話をパパにします。パパはもうボラが嫌がることを強要しないし、楽なようにやればいいって。そして絵でも・・・何でも好きなことをすればいいって言ってくれるんだよね。ただ・・・オンマだけはパパが死ぬまで、パパの為に逢わないでほしいって・・・。そんなパパに「私の家族はパパだけだから、ずっと側にいるよ」と言うボラ。その日、デッキは欠勤した。ジョンギュの墓に来て、気づかなかった事を詫びて泣いてて・・・

その後ドッグと連絡の取れないボラは心配してジムに。そこで倒れてるドッグを見つけます。その頃ゴヌは指輪を見つめて回想してて。あの指輪を返された時、おいかけたんだね。そしてドッグが好きなのか聞いたみたい。ボラは、分からないって。でもこんな気持ちで指輪を受けとったらゴヌに申し訳ないって言ってたよ。

ドッグを看病するボラ。熱が下がらなくて・・・でも一瞬意識がもどるんだよね。水を取り替えようとしたボラの手を握って「いくな・・・」って(きゃー☆)。でもそのまままた意識がなくなって。ボラは泣きながらゴヌに電話で、ドッグの所にきてーって。駆けつけたゴヌのお陰でドッグの熱が下がって。一緒に帰ろうというゴヌに、ドッグをこのまま置いて帰れないって・・・・。俺にひどくないか?と言うゴヌ。でもボラは、私は悪い人になる。ゴヌさんの前でもういい人ぶらないって言ったよー。ショックを受けて立ち去るゴヌ。

気づいたドッグは、何があったのかボラに話します。自分のせいで死んだ友達がいて・・・・それを認めたくなくて葬式にもいかず、どこに埋められたのかも知らないまま逃げてたって。でも・・・昨日その友達の事が分かって、逢いにいってたんだって。ボラはその友達の性格を聞いて、うちの「お兄ちゃんみたいだ・・・貴方も友達も可哀想だ・・・」って。それを聞いて涙が止まらないドッグ。

帰ろうとするボラを食事に誘い、オンマの店に連れて行きます。驚くオンマ。その頃病院では、ホン先生が、「ハン・テウンと知り合いなんですね?」ってゴヌにいうんだけど、「テウン?誰だ?ホン先生の初恋の人の名前だよね?」って。ゴヌがテウンを知らなくて不思議に思うホン先生。

食事が終わって先にボラを外に出したドック。誰だと聞くオンマに「好きな人ができたらつれてこいって言ったでしょ?今日しか見せれそうにないから。もう最後だから」というドック。そしてジョンギュの妹なんだって告白します。

送ってもらいながら、どうして「雪(氷?)の女王」の本を探してた事を知ってるの?と不思議がるボラ。タクシーに乗る前、「あまり考え過ぎないで。1ラウンド3分でしょ?3分だけ悩んで」っていうボラに「お前も泣くのは3分にしろ」と言うドック。タクシーで去るボラを見送りながら、これで・・・さよならだ・・と心で呟くドック。

ドックは会長のもとに行き、仕事を辞めたいって言います。驚く会長に「勉強をするつもりだ」って。会長は、むしろ期待するって承諾してくれて。最後に、別荘に荷物をとりにいってくれって頼むんだよね。別荘に行ったドックはジョンギュの部屋を見つけ、懐かしい記憶がよみがえってきて・・・

うわー。ゴヌって良い人だ(涙)ボラの為に自分から別れようって言ってあげたよ。渡した万歩計も、見るたびにボラが心を痛めないように返してほしいって。

会長に頼まれた絵を持って帰ったドック。ボラが小三の時描いた絵なんだよね。ボラの母が画家で、同じ道を行かせたくなくて美大にいかせなかったと言う会長。でもこれからは絵をやらせてあげたいって。そしてジョンギュの話をするんだよね。「ジョンギュが亡くなったのは友達のせいだって皆言うけど、それは違う。私のせいでしんだんだ」って。ドックは、その友達に会いたいか会長に聞くんだけど、会長は友達が幸せだったら、息子を思い出して辛いし、不幸だったら息子のせいだと思って辛いから、逢わない方がいいんだって。

そして最後に会長の運転をした日・・・ジョンギュの好きだったバッハの「ゴールドベルク変奏曲」のテープをプレゼントします。友達からのプレゼントだって・・・・

母の元に行き、仕事をやめ、ボラに逢わないという決意を告白するドック。心配するオンマに「会長やボラを傷つけたくないから絶対ばれないようにするよ」って話をしてて・・・・ホン先生からばれる可能性があることに気づきます!!

急いでホン先生の元にいき、ドックとテウンが同一人物だってばらしちゃダメだって話を!その話をし終わった所にゴヌが!!「二人は知り合いだったの?」と聞かれ、ホン先生が「小学校の」同級生だって機転をきかして嘘をついてくれて。

どういうことなのか問いつめられたドックは正直にボラが好きだから、この事実をしらせないであげたいって事を言うんだよね。これからはハン・ドックと呼ぶって言ってくれるホン先生。でも、その時、もしボラが貴方をすきだったらって話をホン先生がして、「それは有り得ないし、ダメな事なんだ」って話を遮るドック。ホン先生が行った後、その言葉が頭でぐるぐるまわって・・・・もし・・・有り得ないけどもしそうだったら・・・俺はどうすればいいんだろうと、心の中でジョンギュに問うドック。

ドックがやめたと聞いてすぐにジムにかけつけたボラ。ゴヌのせいだったら別れたからって言うボラに、もう運転手じゃないから、帰れ。もう来るなと言うドッグ。ボラはたまらず・・・・

きゃーーー☆「あんたが好きなの。本心なの。私のカイは貴方なの」ってーーーー!!背中に抱きついてーーー!!





第十話

ボラの告白・・・でも、そこにスンリが戻ってきて見られちゃって・・・ボラはジムを出て行きます。追いかけたドックに「でも貴方を好きなのは事実だから」と言って去っていくボラ。スンリはショックを受けちゃうし・・・

チュンシクは、好きだってボラが言ってるんだから、いいじゃないーって言うんだけど、ドックは、ボラはゴヌと色々あって、ちょっと勘違いしただけなんだよ。俺を好きな訳じゃないと言って・・・

家に帰ったボラは、なんでドックに好きだなんて言ったんだろうって口にだしちゃって、お手伝いの娘はそれを聞いてびっくり!そこにドックからの呼び出しが!やってきたボラに、「お前は、お兄さんの様に楽だと俺に言ったが、楽と好きは別なんだ。そんなに簡単に好きだと言うな。お前は俺を好きなわけではない」って・・・でもボラは、「簡単に言ったわけじゃない!ただ好きだからそう言ったんだ。貴方と居てもう楽ではなくなった。震えるしドキドキするし。すごく大変なんだ」って。でも、ドックは「そんな事は信じない」と言って冷たく行ってしまいます。でも、その後オンマの元に行き、力なく「ボラが・・・俺を好きなんだ・・・どうしよう・・・」って。

オンマは、ドックの意見を聞きます。ドックは、正直に、彼女を受け入れると、すごく大変な事になってしまう。なのに、受け入れたくなってしまうんです。好きだから・・凄く好きだから。って答えて。そんなドックにオンマは、全部事実を話せと言います。それを話した後でも、彼女が好きだと言ったなら付き合えばいいって。でも、二度と彼女を傷つけたくないお前に、これが言えるのか?って心配してて。

ジムに戻ると、少し酔ったスンリが待ってて。スンリは、ボラがドックを幸せにしてくれるなら、付き合っても良いっていうんだよね。オッパーが幸せだったらそれでいいって。お礼を言うドック。「でも、俺とボラはダメなんだ。ボラが辛くなるからダメなんだ」って言うドック。好きあってるのにどうして?と言うスンリに、旅行に行くと言い出すドック。戻ってきたら昔みたいにチュンシクと三人で一緒に過ごそうって。

ボラがジムに行くとスンリがドックが旅行中だと教えます。そしてスンリは、この前までゴヌと付き合ってたのに、まるで携帯を取り替えるように次々乗り換えてって言うんだよね。それを聞いたボラは、「ゴヌを好きになろうと努力した。でもドックが好きだと気づいた。だから別れたの。それがそんなに悪いこと?」って。スンリはボラが本気だって事に気づきます。

ドックはジョンギュの墓に行って酒を一緒に飲んで、心の中で、「一度だけ・・・目をつぶってくれ。一度だけ・・・ボラの心を傷つけても・・許してくれ」って呟きます。その頃ジムにはドックの母が官長に逢いにきて・・・今回の事を相談します。そして、昔の傷のせいでドックが間違った選択をしないよう、どうか力になってほしいって・・・。

ゴヌはホン先生にドックの小学校の頃の話を聞きます。勉強も頑張ってたと聞き、どうして高校中退したのか聞こうとするんだけど、誤魔化して立ち上がり去るホン先生。どうして辞めたんだろう・・・あんなに頭がいいのに・・・

帰って来たドックに館長は新人戦に出るよう言います。8年間のボクシング生活の終止符のつもりでやれって。練習してるとボラがやってきます。ボラは、この前好きだと言ったけど、前の様に気にしないで兄妹のように接してほしいって頼みます。でもドックはそれは出来ないって。お前の事、あの子供の頃のちびっ子としか思ってないし、恋愛感情はないから、こんな事でこれ以上かかわりたくないって。ボラは、ドックらしくないって言うんだけど、冷たく答えちゃって、ボラは出て行ってしまいます。チュンシクがそんなドックを責めるんだけど、ドックは「好きだからもっと冷たく接しないといけないんだ」って。

ボラはドックの母の元に行き、ドックが好きなんです。ずっと側に居て欲しいって相談を。でもオンマは、「どうしてこんな金持ちの娘さんと、学のない息子が釣り合うんですか?両親が許すと思いますか?私はお嬢さんの恋愛ごっこに付き合って息子が傷つくのを見たくないです。だからお嬢さんが無条件に諦めてください。それが皆の幸せの為なんです」って言います。傷つき涙をためて立ち去るボラ。

それを物陰から見てたドック。オンマが止めるのもきかずに、泣いてるボラをほっとけなくて追いかけて・・・ボラを引き留めようと手を出すんだけど・・・結局ボラに触れることが出来なくて(切ない)。

家に帰ってもふぬけのボラを心配する家政婦の娘。会長がボラを別荘に誘います。家政婦娘(名前がうまく聞き取れなくてごめんなさい)は、こっそりドックに逢いにジムに行くけど、ドックは教授ハラボジに逢いに行ってて居ないんだよね。

別荘でボラにジョンギュの話をする会長。今までジョンギュの話はしてはいけないことだったから驚くボラ。会長はこれからはジョンギュの話も沢山するって言います。自分の欲の為に沢山・・・ジョンギュやオンマや・・・大事なものを失ってしまった。ボラには好きな事をさせてあげたい。自分と同じ過ちをしないで欲しいって話しを。

ついに新人戦が始まった。順調に三回戦まで勝ち進みます。ジムに帰るとボラが来て・・・お前にはプライドがないのか?と言うドックに「本当に一度も私に感情を持ったことがないの?三分だけでいいから素直に教えて」と問うボラ。「ない・・・ほんの一瞬たりともお前を好きだった事はない」と答えたドック。「だったらどうして良くしてくれたの?なんで絵本をくれたり、友達になろうとか言ったの?」と聞くボラに、「可哀相だったからだよ」と答えるドッグ。ボラを傷つけ、心が痛いけど冷たく突き放したドック・・・

そして試合の日、まるで別人の様に荒々しく試合をするドック。しかし・・・ドアの前にボラが立ってるのに気づいて・・・そっちに気を取られてる間にパンチが・・・そのまま殴られ続けるドック。ボラが口に手を当て泣いてて・・・・

「ボラ・・・泣くな・・・俺の為に泣くな・・・」そう思いながら殴られ続けるドック・・・・



第十一話

結局OK負けに。試合が終わってボラを探すドック。路上でうずくまって泣いてるボラを見つけるんだけど声をかけれなくて。打ち上げでも落ち込んでるドック。スンリが心配するんだけど、チュンシクはボラが来てたのに気づいててそっとしてあげて。二次会に行かず、ボラの家の前に行き、ボラの部屋の窓を見つめ「ごめんな・・・」と呟くドック。

オンマの元に行くと、三千万を渡し、これで返しなさいと言ってくれる母。オンマはまた勉強するときの為にと、ドックのために保険と積み立てをずっとしてくれてたんだよね。

ホン先生が高校の恩師に、テウンに逢った話を電話でしてるのを聞いたゴヌ。「ホン先生は初恋の人に会えたんですね。僕も会ってみたいなー。ボラさんの兄を知ってるって事でしょう?」って。「親友だった」と困って答えるホン先生に、「ボラさんは、初恋の人にも、小学校の同級生にも会えていいですね。でも、ハン・ドックとハン・テウン・・どっちもハンさんですね。そんなに良くある名前じゃないのに・・・」と言うゴヌ。そこに、ボラが病院に運ばれたという知らせが。寝ないし食べないし・・・それで倒れたみたい。

ボラを心配する家政婦の娘(ドゥンナムって名前でいいのかな??)は、ドックの元に!!無理矢理ドックを病院に連れて行こうとするんだけど、ドックは行かないと言い張って、ドゥンナムは、「好きになってと言ってるんじゃない。顔だけ見せてほしいって頼んでるのに、それすらできないの?」と責めるんだけど・・・出来ないと言うドック。ドゥンナムは泣きながらドックに失望して行ってしまって。

ボラが気づくとゴヌがいて。ドックの事を聞かれて、「ドックは私が嫌いなんです。だからもう逢えない」って。逢えないからってこうなるのはボラらしくないと言うゴヌに、自分でもそれは分かってるって答えるボラ。

家に帰ると、ドゥンナムがドックの事は忘れろって話を。ボラはドゥンナムを問いつめ、ドックに逢いに行ったことを知ります。そして・・・それでも来てくれなかった事を。ボラはドゥンナムに、「明日すぐに忘れるって事はできないけど、努力する。だから、お前ももうドックに逢いにいかないでくれ」と言います。

会長のもとに行き、お金を返すドック。会長はこれでドックとの縁がきれるのがとても残念そう。食事に誘うんだけど、約束があるって言われて・・・正直に寂しいきもちを言い、また訪ねてくるよう言います。

それから・・・アルバイトしながら勉強を頑張るドック。ボラはドックとの思い出の品を全部箱に詰め、ドゥンナムに捨ててほしいと頼んで・・・会長の車に乗ったボラは、あの曲を聴いて少し驚きます。「ドック君が辞めるときくれたんだ。友達が好きな曲だったと言って・・」「これは兄さんの好きだった曲なんだけど・・・」そんな会話が。

教授ハラボジの元に行ったドッグ。宿題の証明を見せるんだけど、教授はその解読法をおもしろがって、セミナーで発表するよう言うんだよね。学生でもないのにと、躊躇するドックに、学ぶ人は皆学生だと言って。準備をするよう言います。そして・・・生徒が出るゴールドベルグのコンサートのチケットを渡します。

会場に行くと、偶然ボラもきてて。驚いて見つめ合う二人。でも耐えきれなくなってボラが会場をあとにして。ボラを追いかけ、「俺が出て行くから、お前は聞いてろ」というドック。そんなドックに、突然「ありがとう」と言うボラ。「お前のためにとっても辛かったしすごく泣いた。でもお前のお陰で一杯笑ったし、とても幸せだった。お前を好きになって後悔してない。ありがとう。これがどうしても言いたかった」ボラはそう言って立ち去ります。

チュンシクがドックに電話すると、ドックは一人で屋台で酒を飲んでて。チュンシクとスンリが合流するんだけど、ドックの飲み方はおかしくて。ボラの事で何かあったと悟ったスンリは「なんでこんな生き方をするの?好きだったら好きって言えばいいし、逢いたかったら逢いたいって言えばいいのに」って。何も言わず出て行くドック。

ジムに着くと、先輩から、あのキムチを漬けたときの写真を渡されて。そこにはドックとボラが・・・。それを見て涙するドック。

ゴヌはまだボラに未練あるみたいでボラの事ばかり考えてるね。その頃ボラはドゥンナムと別荘に来てて。兄との思い出を回想します。柱に身長を記録してくれた兄。160センチ(?)になったら、素敵な彼を紹介してやろう。数学の得意な彼をと言う兄・・・・・・・「オッパ・・・もうこんなに大きくなったのよ。その素敵な彼はいつ紹介してくれるの?」と呟くボラ。

ドックはチュンシクにバイト中、大学に行きたいって話をするんだけど、大学に行ったって卒業は30だし、お母さんはどうするんだ!金だってかかるんだって、相手にしないんだよね。ジムに電話すると・・・高校時代の友人ソンホが来てると聞き、駆けつけます。

ソンホは、ドッグと二人きりで逢い、そろそろハン・テウンに戻るべきじゃないのかと言います。でも、今は時期じゃないと言うドック。「ジョンギュの妹の為か?」と聞かれ、「ハン・テウンになったら・・・彼女を好きになってはいけなくなるじゃないか。まだ俺はドックとして彼女を好きで居たいんだ・・」と答えたドック。

定期検診に来たボラはゴヌと逢います。ゴヌは、ホン先生がボラ兄と同級生だった事や、ボラ兄の親友がハン・テウンという人だった事を話します。ハン・テウンと言う人に逢ってみたいと言うボラ。そして、ゴヌに、もう逢わない方がいいと言い出します。忘れるまで側に友達として居て欲しいと言うゴヌに、「これ以上ゴヌさんにとって悪い人になりたくないんです」と言って立ち去ります。その後、ホン先生に会ったゴヌは、テウンさんの連絡先を教えてほしいというんだけど・・・携帯番号が変わって連絡が取れないってかなり怪しい言い訳をします。何故かひっかかるゴヌ。

その後、高校に行ってテウンの事を事務局で調べるんだけど、天才だと聞いてたのに自主退学をした事がわかります。それ以上は教えてもらえなくて。不審に思うゴヌ。そして・・・病院に戻ったゴヌは、ホン先生が帰国子女だった事を知ります、なんとホン先生はイギリスの小学校に行っていたのだ。様々な疑問が今、一本の結論にたどり着く・・・「ハン・テウン・・・ハン・ドック!!!」あああ・・・気づいたみたい。そしてドッグの元に・・・

その頃ボラも、帰ってきた会長に「ハン・テウンという人を知ってますか?」ってーーー!!一度逢って兄の事を聞いてみたいというボラに、「そんな事は決して考えるな。オッパが友達の為にしんだと知ってるよな?その友達がハン・テウンだ」ってーーーーー!!

ゴヌに呼び出され、外に出たドック。「ハン・テウン」と大声で呼ばれ、ふり向くドック。「貴方が・・・ハン・テウンですね」と言うゴヌ!!





第十二話

ゴヌは全て知ってしまった。ボラの兄のため、ドックがこういう生き方をしてることを。そして、兄の為、ボラと離れた事を。ドックはゴヌに、「ボラを愛してるなら、ボラが傷つかない様に、協力してください」って・・・・ゴヌはボラの元に行き、ボラを抱き締め、「俺を好きにならなくてもいいから、ドックだけは愛さないでくれ。他には何も望まないから」って言います。

ここからすれ違いでばれるかばれないか冷や冷やしたよ。ドックがホン先生の元に向かうんだけど、そこに丁度ボラがきて。ホン先生のメールでギリギリかち合わせしなくてすんだドック。ボラは、ホン先生に事実を確認します。「確かにジョンギュはテウンのせいでしんだ。でもテウンが悪いわけではない。彼も苦しんだ。進学も夢も諦めて8年も苦しんだ」と言うホン先生。でもボラは「それでもお兄ちゃんの方が可哀相だ。しんだから」と言います。ボラが帰った後、ホン先生とドックが会うんだけど、携帯をホン先生の部屋に忘れたボラは取りに戻って・・・そこでドックを見かけ、ドックに「ハン・テウン」と声をかけるホン先生を目にしてしまいます。

その頃クリスマスの飾り付けをしてるジムに、ドックの母が。母はドックの部屋で、テウンとジョンギュの写真を見つけます。そこでつい・・・科学高に行ってた事を口にしてしまって。チュンシクはドックが頭の良い科学高に行ってた事を知り驚きます。

ドックが帰ってきてからもチュンシクは、ドックが高校中退だからと思って今まで付き合ってたのに、科学高校出身だった事で混乱してて。でも・・・なんとか気持ちを落ち着けることにして。ドックがチュンシクに昔話をしようとしたとき、ドックの携帯にボラからの着信が。

ドックはボラの居るバーに行くとボラは酔っぱらってて・・・「お兄ちゃんの親友であり、お兄ちゃんをしなせ人ハン・テウン・・・今日、その人を見た」そう言うボラ。テウンはボラを家まで送って・・・帰って行くテウンを見て涙するボラ。

次の日、ボラはドックを科学高校に呼び出します。兄が生きてた頃、一度も来れなかった高校に、ドックと来たかったといって・・・。ジョンギュとの思い出がよみがえるドック。ボラは、ずっと孤独だった兄に親友が居たと知って嬉しかった。そして、逢って兄の記憶を聞きたかったと話ます。でも知らなければ良かった・・・兄をジサツに追い込んだ親友と・・・。あんたが何を言ってしんだの?どうして親友なのに兄のジサツを止めてくれなかったの?って・・・何も言えないドック。

その頃、ゴヌは会長に呼び出されて、ボラとの事をきかれ、振られたと話をしてた。ボラが最近辛そうなのを心配する会長に、自分がハン・テウンの事を言ってしまった事を詫びます。会長は、ゴヌに、テウンの事を知ってるか問いかけるんだけど、知らないと嘘をつきます。それ以上知りたかったけど、知らない方が良いと、聞くのをやめる会長。

テウンったらー。その前ジョンギュに言われた事は言わず、「俺が友達にお前みたいな友達はいらないと言ったその日、友達が死んだ。その言葉を忘れたくて、ドックとして生きた」と話しします。「そして、一人の女を愛して、初めて幸せになりたいと思った。愛してると言いたかった。でも、その子は友達の妹だった。その子に事実を知られたくなくて・・・死ぬまで知られたくなくて、わざと傷つけたのに、知られてしまった」と。どうすればいいと聞くボラに、「俺を憎んでくれればいい。俺を憎んで自分は傷つかないで欲しい」って・・・「聞きたくない」と立ち去ろうとしたボラを後ろから抱き締めて、「俺が誰か知ってるだろう?こうやって苦しまずに憎め。これからもずっと憎め」と言うドックに「憎むわ!これからもずっと憎むわ」と言い去っていくボラ。

家に帰ると丁度ゴヌを会長が見送ってる所で。「ハン・テウンに逢ったわ」と泣きながら言うボラ。部屋に入って会長は、どうして逢ったのかボラを攻めます。逢ってどうだったのかきかれ「可哀相だった。お兄ちゃんの為に、学校をやめ、母も捨てて8年も苦しんでて可哀相だった」と言うボラに、「ジョンギュの方がしんだから可哀相だ。どうしてよりにもよってお前がそんな事言うんだ」と激怒して・・・・

ゴヌはドックの元に行き、心配するんだけど、「おれは大丈夫だ。でもボラの方が辛い・・・」とボラの事を心配するドック。

次の日、図書館で教授ハラボジに逢い、例の論文の発表をするよう言われたテウン。学生達の前で関数の発表をするんだけど、討論してると、次々と新しいアイデアが浮かんで・・・。終わったあと、教授は「一緒に学ぶ楽しみが分かったか?一人じゃ何もできない。だからと言っていつも一緒に居ることはできない。時には一人で・・・時には一緒に。いつも一緒で無くても言い」と教えてくれます。

しかし、その時、ドックを探しにきてたチュンシクがその発表を聞いて・・・テウンのすごさに驚き、館長に「数学の天才、ハン・テウン」だと聞きます。今まで騙されてたとショックを受けるチュンシク。友達なのに何も言ってくれなかったって・・・。館長が「理由があるんだ」と言うのに聞こうともしないチュンシク。ジムで飲み、ドックを恨んでると、そこにドックを訪ねてやってきた会長がーー!!「ハン・ドックは居るか?」ときかれて、酔ったチュンシクは、「ドックなんて友達じゃないし居ない。テウンなら居るけど・・・」ってーーー!!ドックがテウンだと聞かされ、驚く会長!

学校のバスケットコートで一人バスケするドック。それを見つけたボラ!そこにボラが居ることに気づいたドックーーーー!!




第十三話

突然テウンに逢って驚き、「待ってたの?」って。ボラは、喜んじゃいけないのに・・・父の事を考えるとそうじゃいけないのに、どうしてもテウンに逢うと嬉しいと思ってしまう自分が許せないと、心境を伝えます。それを聞いたテウンは、「俺はもう、お前の事を考えない。待たない。愛さない。お前に初めてする約束が忘れるという約束でごめん。でも必ず守るから」そう約束したテウン。二人はそのまま無言で手を繋ぎ、歩く二人が切ないよ・・・・

ジムで衝撃の事実を知った会長は、ゴヌの元に行き、テウンとボラが愛し合ってる事を知ってしまいます。家に帰ってきたボラに、「俺もハン・テウンに会おう」と言います。必死で止めるボラに、「どうしてだ?それがハン君だからか?愛し合ってるからか?だから可哀相だと言ったのか?」ってーー!!「二度と会わないから」と言うボラに、会長は「彼がただハン・テウンだっただけだったら、逢わないですむが、愛し合ってるとなると信じられない」と言い、ボラを外出禁止にしちゃったよ。

テウンがジムに戻ると、チュンシクとスンリが居て、チュンシクは五年も、数学の天才だったことや、本名すら教えなかった事を責め、お前なんか友達じゃないと行ってしまって。テウンは、理由があったし、ずっと言いたかったことを伝えようとするんだけど、「お前の考える友達ってこうなのか?本名すら教えないのが友達か?」と言い捨て去ってしまいます。それを聞いたスンリも、ショックを受けて去ってしまって。テウン・・・また親友を・・・可哀相だよ(涙)

テウンは会長に呼び出されます。それを知ったボラは、申し訳ないけど、ゴヌに頼んで、閉じこめられた部屋からうまく外に出してもらって。ゴヌは「友達としてこうして呼んでくれたんだね。友達としてボラさんが扱ってくれるなら、ボラさんを忘れられる」と言って、ボラを行かせてあげて。

会長はテウンを呼び出し、ボラの為に、韓国を去るよう言います。しかし、テウンは会長の前で、ボラを愛してると言って。激怒する会長。そこにボラが!!ボラは、会長に、お兄ちゃんはドックのせいで死んだんじゃないと言います。お兄ちゃんはお兄ちゃんがころしたと。現実を受け止められなくて、劣等感のせいで死んだんだと。それを聞いた会長は、ボラをひっぱたいて、ボラは部屋を出て行ってしまいます。追いかけたテウンは、ボラに、会長に謝るよういいます。ボラは、テウンに、いつまでこんな罪人のような生き方をするのか問いかけるんだけど、テウンは、自分は生きてるからと言い、会長がどれだけ辛いかを考えさせ、会長のもとにボラを連れていき、自分は帰ります。

ボラは会長に、それでもドックは悪くないと思うと言います。それでなければ、お兄ちゃんに勉強を強要したパパが悪いし、お兄ちゃんを捨てたママが悪いし、お兄ちゃんの孤独に気づかなかった自分が悪いと。そして、前は兄がパパのせいでしんだと恨んでたけど、今は違う。パパのせいじゃない。ドックのせいでもない。パパはただドックを恨みたいだけなんだって。怒ってボラをさがらせた会長。

ボラは、会長に、自分が留学するから、テウンに海外に行けと言わないでほしいと頼みます。自分が離れるからって。父を捨ててまで、テウンを愛しかばうボラにショックを受ける会長。

会長はテウンの元に行き「この前は言いすぎた。君に出て行けと言ったことは忘れろ。俺たちは君を忘れて生きる。だから君もボラを忘れて生きろ」って。立ち去ろうとする会長に「お父様」と声をかけたテウン。「ジョンギュのお父さんだから一度そう呼んでみたかった」と言うテウン。

その夜テウンはオンマの家に泊まりに行きます。オンマは、テウンは亡くなった父親似だといい、テウンは可哀相だと言います。それでも、ドックはテウンに戻ってほしいって。

スンリは、父親から事情を知って、テウンの可哀相な境遇を知り、テウンを分かってあげたんだけど、チュンシクは、自分が会長にテウンの事を言った事を悔やんで行方不明で。クリスマスなのにチュンシクが居なくて寂しがるテウンとスンリ。

スンリは、クリスマスプレゼントで、こっそりテウンをボラに教会で逢わせてあげます。ボラは二つプレゼントがあるといい、テウンにあのすずらんを渡します。そして、幸せになって欲しいと伝え、もう一つのプレゼントとしてキスをし、「自由にしてあげる」って。自由になって幸せになるようプレゼントをしたんだよね。

次の日、教授に呼ばれたテウンは、誰も未解決の難解な証明をやってみろと言い、ドックの論文が雑誌に載ることを伝えます。間違いがあれば直せと言われ、名前をハン・ドックからハン・テウンに直したテウン。

ゴヌはテウンを呼び出します。実はボラから、留学にいくことを聞かされてて(ラップランドに)、それをテウンには言わないでほしいってたのんでたんだよね。でも、出発の日、やっぱりテウンに言うべきだと思い、テウンに話します。でも・・・テウンは、今最後のお別れに言ったら、手放せなくなりそうだから、行かないって返事を。そして、昔果たせなかった約束を守りにいってくるって。

それはあのボラと昔約束した遊園地に行く約束だったよー。ゴヌのポケットベルを見たテウンは、昔のポケベルの事を思いだして、ポケベルにメッセージを残し、遊園地にいって。

閉園までずっと、その場に立ち、思い出に浸るテウン。そこにボラが・・・「おっぱー。」って!!ボラはあのポケベルを捨てるようドゥンナムに言ってたけど、ドゥンナムは捨ててなくて、旅立つボラに「思い出は捨てるものじゃなくてしまっておくものだよ」って返してたんだよねー。

ボラとテウンは、あの日の約束の頃に戻ったように初めて自己紹介をしあいます。そして・・・テウンは、今お前の手をにぎったら二度と離さない。それでも大丈夫?ときき、頷くボラ。二人は手を繋いだーーー!!




第十四話

ボラを家まで送ったテウンは、「明日の朝会長に挨拶をするから」と。不安そうなボラに、「俺たちは絶対逃げちゃいけないんだ」と説得します。ジムに戻るとチュンシクが居て。チュンシクに謝るドック。そしてチュンシクに、ボラの為にも、テウンに戻ろうと決意した事を言います。チュンシクは、ドックが親友だったけど、テウンも良いやつそうだって言ってくれて。

次の朝、テウンが会長宅に行こうとすると、追い出されたと言ってボラがジムの前に。テウンは会長のもとに行き、ボラを受け入れてくれるよう頼むんだけど、テウンが諦めてくれるなら受け入れるが、それが出来ないなら無理だって。ボラはテウンが居ないと生きていけなくて、自分はテウンを見ると生きていけないから、別に生きるしかないと。テウンが悪いわけじゃないのも分かってるけど、テウンを見るとジョンギュを思い出すから無理だと。テウンは、すぐに許してくれないのは分かってるから、これからも何度もボラを連れて来ますと言い出て行きます。

ボラはスンリの家に住むことに。スンリに紹介してもらって、ブティックで働くことにします。スンリにはドックに言うなと言って。心配するからって。

事情を知ったテウンの母は、テウにボラと食事に来るよういいます。食事の後、オンマは、テウンに洗い物をさせ、ボラの手を取って「こんな、綺麗な人が本当にありがとう。いつか必ず許してもらえる時が来るとおもうから、それまで、テウンの手をしっかり離さないであげて」って涙を流して。帰り道、嬉しそうなボラ。テウンのポケットから、数学の問題を見つけます。「数学は必ず答えがあるから好きだ。難しい問題も必ずいつか解ける。時間がかかるだけで」というテウンに、「私たちの事も時間がかかるだけで、必ず解決するから」と言うボラ。

テウンは、工事現場の仕事をしながら勉強もがんばり、ボラもブティックの仕事を順調にこなしてて。でも、ついにテウンに、アルバイトがばれてしまいます。バイト先に行き、無理矢理ボラを店から出して、「こんな事をするなら家にかえれ。俺のせいで苦労させる姿を見たくない」って。でもボラは、自分はうまれて初めて独立したんだ。自分でお金が稼げるのが嬉しい。今まで父の傘下に居たけど、テウンの元でまで傘下に居たくない。自分で何かできると分かって嬉しいのに、どうして帰れなんて言うの?と言って泣くボラ。テウンはボラを抱き締めて(このシーン、いいわー☆)、謝ります。

テウンはちゃんと会長にボラの近況を教えてあげてたよ。もちろん無視されてたけど。初週給をもらったボラは、スンリに化粧品をプレゼントしてあげます。でも途中で胸が苦しくなって・・・なんだかゴヌがボラの検査結果を見て渋い顔してたんだよね・・・・。誤魔化してスンリと別行動したボラ。

ドゥンナムを呼び出して、初週給で買った父へのプレゼントを託します。それを受けとった会長は、すごく辛そうで・・・

ボラがテウンの部屋に行くと、丁度数学を解こうとしてるところで。そんな姿を絵に描くボラ。ボラに気づいたテウンに、テウンはカイに似てるという話をします。そして、必ず今やってる証明を解いてほしい。解いたらお願いを聞いてあげるから。って。じゃれ合うボラとテウン、E~わ~♪

テウンは、チュンシクに言われて、ボラとスンリをさそって四人でスキーに行きます。でも、例のジムのメンバーもついて来ちゃって(笑)でも、誰もスキーの経験ないんだよね(爆笑)楽しそうに遊ぶボラとテウン。

ボラとテウンは二人でゴンドラに乗り、雪の彫刻をみにいって。すごく仲良くていいわ~♪その後一緒にスーパーで買い物をして、親子連れを見たドックは、「俺たちもああやって子供と過ごせるのかな?お前に感謝してる。そんな平凡で幸せ夢をまた夢として持たせてくれたから。お前が本当にありがたい」って。

部屋に戻ってみると、ジムの先輩たちがムード満点な用意してて、「熱い夜を」なんて書き置きが!!戸惑うテウン。ボラはわざと、誘ってる風にしてテウンを焦らせて遊んで(爆)でも・・・実は先輩達、寝室の押し入れの中に隠れてて、みつかっちゃってるし(爆)

次の朝、こっそりボラを起こして出かけようと誘ったテウン。「ラップランドに行こう」って。綺麗な朝日のさす雪山まラップランドのようで。「ここがラップランドだと思おう。そして本当のラップランドに二人で行こう」と言うテウン。「雪の女王は、世界で一番綺麗だったけど、一番寂しい人だった。こんな寒い所に一人で居て寂しくて・・・それでカイを連れていったんだと思う」と言うボラ。「お前も寒くて寂しいの?」と聞くテウンに「ううん、私はもう一人じゃないから」ってー♪そして二人はキスを・・・・

テウンが帰ってきて、オンマの元に行くと、オンマは、おばさんのカルビ屋を手伝うことにしたって。驚くテウン。お金の為だったら、アルバイトをして何とかするからって止めようとしたけど、オンマは、遠くはないし、そんな事はせず、テウンが一生懸命勉強してくれたら幸せだって。そして・・・オンマは笑顔で旅立っていったよ。

ボラはゴヌに呼び出されて、検査結果を聞くんだけど、正常だと言われてほっとします。でもゴヌは、ボラが中一の頃やった手術の事を聞きます。そして、もしかして前病院に運ばれた時も、最近も胸が痛くなったりしなかったか聞いて。不安なボラ。でも、ただの確認だからと言うゴヌ。そして、レントゲンやCTを撮るよう言います。ただの検査だからって。

ボラがテウンの居る図書館に行くんだけど、このシーン超可愛かったよ~☆ほっぺをつつきあって♪一緒に帰ろうとしたとき、あのソウル大の友達から、翻訳のアルバイトの話がきて。ボラに先に帰ってもらって向かおうとするテウン。ボラは涙をためて、テウンにだきついて。「不安なの・・・。なんでか分からないけど不安なの」そう言うボラ。テウンはボラに一緒に行こう!と手を取って。

あああ・・やっぱり。その頃検査結果を上司と見てるゴヌは、ボラの検査結果を見て「胸線腫」って話をしてるよ。あの中一の頃取り除き切れてなかった胸腺が胸腺腫になってるってー!

その頃、バスで移動してたボラとテウン。ボラはテウンの肩にもたれて眠ってるようで・・・でも、テウンがそっと立ち上がると、ボラはそのまま倒れて!異常に気づき、ボラの名前を呼ぶテウン!!


第十五話

意識を失ってたかに見えたボラは、目を覚まして疲れてただけだって。2駅先まできちゃったからタクシーで戻ろうとするテウンに、「勿体ないからおんぶして」と言うボラ。

ゴヌは、ボラが胸線腫の可能性があると知り、検査結果を急ぐよう指示。そして、専門医に「胸腺腫の場合、自覚症状があったら末期って本当か?」と確認して・・・専門医は「もちろんそうだ」ってーーー。

ボラは、テウンを起こして一緒に掃除したり、ふざけあったり幸せそうで。仲間も、二人きりにしてくれたり、とっても協力的で♪でも・・・テウンの部屋を片づけてると、あのすずらんの入った箱を落としてすずらんを壊してしまい、すごく不吉な予感に不安になるボラ。

朝になってもなかなか起きれないし、ついに少し走ったら、胸が苦しくて倒れ込んでしまったボラ。ゴヌのもとに行き、自分の不調を訴え、正直に私に何が起こってるのか教えてほしいと問いつめます。ゴヌは丁度、ボラの組織検査の結果が出たのを見たばかりで。ゴヌは、ボラが胸が痛いのは、筋無力症のせいではなく、胸腺腫のせいだということを言い、治療できることは全部やってみようって・・・

ボラの事が気になったテウンは、すずらんを探すんだけど、季節はずれだし、花屋じゃ扱ってないって言われて。ボラに電話をします。ボラは辛くて呆然としてるときで、テウンの声を聞いて涙して・・・おもわず言おうとするんだけど、言えずにただ、「おっぱーが大好きよ」とだけ言って。

ボラが帰ってくると、ボラを抱き締めて放さないテウン。不安だったと・・・。もしかしてボラが消えてしまうんじゃないかって不安だったと。ボラが不安だって言ってたから移ったんだというテウンの言葉に涙するボラ。それを見て、「幸せだからそう思うんだ。幸せだから、幸せで嬉しいから、無くなったらどうようって思うだけなんだよ。だから、俺たちもっと幸せになろう」と言うテウン。

テウンの勉強する姿を見つめるボラ、涙があふれてきて・・・そのままそっと部屋を出て行きます。そしてゴヌの元にいき、「私、死なないですよね?本当は死なないですよね?死にたくない・・・おっぱーを残して、せっかく幸せになったのに、また不幸にさせることはできない。どうにか生かして・・・お願いだから私を助けて」と泣きながら倒れ込んでお願いするボラ。

そして父の元に行き、「家に戻ってくるから、少しだけ時間をください」と言うボラ。不審がって心配する父に、泣きながら、「パパには本当に申し訳ないけど・・・でもパパはパパで、私はパパの娘だから・・・パパが見てください」って・・・・でもそれ以上言えなくて、後でパパに言ってほしいとゴヌに頼みます。そしてテウンには言わないでほしいって。兄の為に8年も苦しんで、やっと勉強を始めたテウンの邪魔をしたくないって・・・。

ボラは、スンリにご飯の炊き方とみそ汁の作り方を教えてもらって、テウンをジムの部屋に呼び出します。言いたいことがあるからって。テウンは感動して、日記をつけるよと言います。今日がボラが初めて料理をしてくれた日だと書くって。ボラがこんな事言ったとか、こんな事をしてくれたとか、一つ一つ振り返りながら、一緒に年をとっていくつもりだと。それを聞いて涙が出るボラ。

ボラを送りながら、ふざけながら、「言いたいことって何?」と聞くテウン。言い出せないボラ。そこに雪が・・・。

ジムに戻ったテウンは、床にちらばったグローブを見て、以前掃除の時ボラがグローブの配置が・・と話してた事を思いだし、例の証明のやり方と関連づけて、その解読に没頭しはじめます。そしてボラに電話したテウンは、「俺だ。どうも答えが分かったらしい」って・・・リングは数式で埋め尽くされてて。

それを教授に見せ、解決の糸口を見つけた事を、褒められたテウン。指輪を用意して呼び出したボラの元に。そして、「この問題を解決したら、願いを聞き入れて暮れるって言ったよね?」といって、指輪をだしてプロポーズを。泣きそうになり、立ち上がって行こうとするボラ。引き留めて、「何か変な事いったか?」というテウンに、「本気なの?なんで私たちが結婚なんかするの?嫌よ。私は誰とも結婚なんかしない。絶対おっぱーとはしない」と言って、行ってしまいます。呆然とするテウン。

ボラは、スンリの部屋にもどり、荷造りを。止めるスンリ。そこにテウンが来て。「家に帰る」というボラに、「俺が結婚しようと言ったのが負担だったなら、すまなかった。理由を言ってくれ。もうこの辺でやめよう。納得できる理由がないじゃないか」というテウンに、

「疲れたのよ。こんな汚い部屋で暮らすのも嫌だし、ここでは生きていけない。そんな事まで言わせるつもり?服屋で働くのも疲れたし、ジムとの往復も苦しいの。ずっとこれが言いたかったけど言えなかったの。がっかりした?私はそんな女だよ」と言って行こうとします。

それをふさいで、「お前が辛いといおうと、エゴイスティックだといわれようと、お前を行かせない。どんなにお前が苦しいと言っても、お前を離さない」と言うテウンに「それでも行くの」と言うテウン。ボラの腕を掴むテウン。でもそれを振り払ってボラは行ってしまって・・・

そのままボラはゴヌのもとに行き、入院します。ボラの入院のしらせを聞いた会長はボラのもとにいき、「大丈夫だ。パパがなんとかするから」と、涙を流すボラの涙をぬぐいながら言って。後でゴヌに病気をきかされ、「往かせてくれ・・・。無条件に・・・無条件に」と、放心状態で言う会長。

ボラはテウンに電話したいけど我慢してて。その時ポケベルが鳴って。メッセージを聞くと、「ボラや・・・ボラ・・・いくな・・・」ってテウンのメッセージが。(号泣してしまった)

ボラはそれを見てテウンの元にいかなきゃって、ゴヌが止めるのもきかず行こうとして、ついに倒れてしまって・・・運ばれるボラの脳裏に、1話のラップランドのテウンの姿が・・・おっぱーがラップランドに居る夢をみたの・・・おっぱーがラップランドを歩いてる夢・・・でもどうしておっぱーは泣いてたの?って・・・

病院に駆けつけたテウン。俺は信じない。絶対信じないと言い、ボラが居るという重病患者の部屋に入ろうとするテウン。それをゴヌが何も言えず止めようとするんだけど、テウンはきかずに入ろうとして、職員に押さえつけられ、「ボラーボラー」と叫んでて。

もうここから号泣の嵐です。ラップランドに行くテウンの映像。そして、今までのテウンとボラの思い出が繰り返して・・・。そしてラストはラップランドのあの崖でのテウンの姿でFIN




第十六話

号泣の15話の後のついに最終話です。初っぱなから、あの涙の15話のラストシーンで(T-T) ウルウル

目覚めたボラに、「お願いをきいてくれ。俺の側にいてくれ・・・二度と側から離れないでくれ」と言うテウン。

会長は医者に手術の事を聞くんだけど、もう広範囲に転移してて・・・手術ができない状況みたいで・・・嘘だと信じたくてゴンウを問いただすんだけど、どうにもできないと分かり失意のどん底になる会長・・・

ボラは心配する会長に、心配しないで出張に行くよう説得して。後ろ髪引かれつつも行く会長。テウンは会長に、自分を側に居させてくれることを感謝します。ボラは会長に辛い治療を受ける姿を見せたくないんだよね。自分のそんな姿を見て泣いてる父を見たことがあるから。

抗癌治療が始まります。でもボラは、激しい嘔吐が襲ってきて・・・ドアに鍵をかけテウンが入れないようにして。見られたくないんだよね・・・。落ち着いたボラは、テウンに、ポケベルの暗証番号を教えます。テウンがかけれないとき・・・自分がメッセージを残してテウンが聞けるようにって。

テウンの証明が、マスコミにとりあげられるようになり、記者が訪ねてきます。段々髪が抜けてくるボラ。自分はテウンの邪魔をしてるんじゃないかって、スンリに言ったりしてて・・・そんな中、インタビューを後ろで聞いてたボラは、テウンがアメリカ留学をけった事を知ります。

ボラは、どうしてそんなバカな事をするんだ・・・私はどうせ死ぬのに、どうしてそんなバカな人生を歩むんだって責めて。でもテウンは、お前を絶対死なせないと言うけど、ボラは、おっぱーだって分かってるでしょう?分かってても信じてないだけじゃない・・・どうしてこんなバカな事するのって泣きながらテウンを責めて。

そして急にボラが昏睡状態に・・・。会長は落ち込んで、自分の人生はどうしてこうなのか・・ジョンギュもオンマも・・・と弱音をはき、テウンにボラとの事を反対した事を詫びるんだけど、テウンは会長に、お父さんのせいじゃないと言い、ボラは必ず目覚めるとはっきり言います。

そして目覚めたボラ・・・そこにはテウンが。テウンはボラに「どこか行きたいところは?」と聞き、ボラは「ラップランド」と答えます。そこは遠すぎるよと言うテウン。

二人はチェジュかな?島に行くんだよね。電話でゴンウと連絡を取って処方をききながらすごします。幸せな二人。テウンは眠ってるボラの寝顔を見つめながら・・・神様・・・もし神様がいるなら、この綺麗で愛しい子を連れていかないでください・・・でも、もしどうしても連れて行くというなら・・・私が一緒に行くことを了承してください・・・と心で呟いて・・・

ボラは夢をみます。必死で森の中でテウンを探すボラ・・・そして。。。あの一話のラップランドでのテウンの姿が。足を滑らし落ちるテウン・・「ダメーーー」そう言って目覚めたボラ。恐かったボラは、テウンの部屋に。オッパーがラップランドに一人で行った夢をみた話をするんだけど、そこでオッパーが崖から落ちた話はできなくて・・・「私もここで一緒に寝ちゃだめ?」って。

一緒に寝る二人・・・「オッパ・・もし私が死んだらどうするつもり??そしたらまさかオッパーも・・・」と言いかけたボラに「お前は死なない。絶対死なない」と言うテウン。

次の日、二人はデートに。幸せな時間。ボラはテウンと出逢った頃の話などをします。テウンはどれもこれも今では幸せな思い出だと言います。ボラは、もっと沢山思い出を作ってあげれなかったこと・・・先に逝ってしまうことをテウンに謝って・・・。そんなボラに、愛してると伝えるテウン。お前の為に沢山笑ったし幸せだったと・・・愛してると・・・そう言ってボラを抱き締めるテウン。

部屋に戻り、眠いと言うボラを寝かせ、ご飯になったら起こすからと、食事の用意をするテウン。用意が出来て、ボラを起こそうと声をかけるテウン。いくら呼んでも眠ってるボラ。ボラを見つめ、涙を流すテウン・・・・(T-T) ウルウル

そして少し月日が流れ・・・アメリカに留学を決めたテウン。でも・・・実はラップランドに行こうとしてて。旅行会社に行き、片道の航空券を購入するテウン。「知り合いが居るんだ」と言って。

そんなテウンの元に、ドゥンナムから荷物が届きます。届いたのは、ドゥンナムがボラに頼まれたポケットベルだった。

「オッパ・・・オッパがこのメッセージを聞くとき、私はどこにいるんだろう。うーん。そうラップランドにいくつもり。一緒に行くという約束を守れなくてごめんね。でも、またいつか会える。オッパーが私にした言葉をそのまま渡すわ。どんなに辛くても、死なないで。逃げないで。そして生きるの。生きてる方がずっと良いの」って・・・

ラップランドに行ったテウン。オープニングのように、雪山に行くんだけど、テウンは崖から落ちなかった。「会いにきたよ。お前も会いたかったかい?」って・・・・

 

三年後・・・

テウンは難しい証明を解明し、プルコスン賞(名前合ってるかな??)を取った博士に!!その講義の日。会長もその席に来てて・・・一人の学生が「どうして数学が好きなんですか?」と質問します。「昔、私が愛した女性が同じ質問をしました。その時、答えがあるから好きだといいました。でも・・・今考えてみれば答えがあるのは重要じゃなかったです。数学が好きだったのは幸せだったからです。答えを探す課程が幸せでした」と答えるテウン。その女性は今?と聞かれ、笑顔で答えず講義を終えたテウン。

そこで・・・会長と目が合います。寂しく目をそらし、出て行く会長。会長を気にかけるテウンに声をかけた教授ハラボジ。教授ハラボジは、例え老いぼれても、生きてる事がすばらしいって話をテウンにします。

そして懐かしい学内を見回るテウン。図書館・・・「時には一人で・・・時には一緒に・・・いつも一緒に居なくてもよくて・・・それでもお前に会いたい・・・」・・・そしてバスケットゴール・・・シュートをしてるとボラの声が聞こえて・・・ふり向くとそこにはボラが・・・。でも分かってた。それが幻だって・・・。テウンは目を閉じて、「もし目を開いてお前が居なくても、俺はもう逃げない」そう心で呟いて目を開いたテウン。やはりそこにはボラは居ない。しかし・・・涙を流しながら微笑むテウン・・・。



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