まみまみの愛☆ラブ☆韓国映画&ドラマ 韓国ドラマ目次 ホームへ戻る

製パン王キム・タック(全三十話)
第十七話~第二十四話


第一話~第八話はこちら)  第九話~第十六話はこちら

第二十五話~最終話はこちら

 ~キャスト~
 
キム・タック : ユン・シユン

ク・マジュン : チュ・ウォン

ヤン・ミスン : イ・ヨンア

シン・ユギョン : ユジン 


第十七話

テジョがマジュンだったと知り、信じられず、固まるタック。会長夫人が帰ろうとしたとき。。。うわーーー!!ミスンがタックに「タックやー」って!!!ミスンに確認する夫人。ミスンは、タックがキム・タックだとはっきり言っちゃったよーーー(困)お前が本当にキム・タックかと聞かれ、「お久しぶりです。若奥様」と答えるしか無かったタック。

その頃タック母は、14年前にタックに会った男に会いに。金を渡し、聞くオンマ。遠洋漁船に乗せろと頼まれた男だ。オンマに会いに来たと言い、騙されたと知って逃げたタックの話を聞いたオンマ。どこかでのたれ死にしてるだろうと言う男に、12歳の子供になんてことをと取り乱すオンマ。絶対こんな事をした人を許さないと心に誓うオンマ。

何故、二年間黙ってたのかと聞くタック。お前なんて、自分にとっては昔と同じ乞食野郎だと言うマジュン。だからコンテストで俺をけ落とそうとしたのか・・・ユギョンと会えないようにしたのか・・・俺がキム・タックで、お前がク・マジュンだからなのかと泣きながら問うタック。タックの全てが嫌だったからだと答えるマジュン。

ユギョンを訪ねて行くんだけど、かなり前に引っ越したと言われ、愕然とするタック。

ユギョンに転職先リストを渡すハン室長。出て行くつもりはないと言うユギョンに、勝ち目のない勝負だと言うハン室長。

店の前で女の人と会ってから様子がおかしいタックを心配するミスン。ミスンは、ユギョンがタックにあてた手紙を見つけます。

会長夫人は、会長の元に行き、二年前にチェ社長から買った株を会長に譲渡する条件として、マジュンを会社に入れて欲しいと頼みに行きます。マジュンさえ会社に入れてくれればこれ以上会社に参入しないって、最後の望みだと言って。

未だに上手にパンが焼けないタック。市場で会った少年が、オンマと共に、タックのパンを食べに来ます。売り場のパンを与えるんだけど、タックのパンが食べたいと、手をつけない少年。ミスンは少年に、タックの焼いた麦パンを渡します。ぱさぱさのパンなのに、おいしいと言う少年。少年の母は、麦飯は水を倍にして充分柔らかく炊かないと!逆に、とうもろこしは、水分が出るから、塩をほんの少し足すとおいしくなると教えてくれます。ぱさぱさのパンを、水を飲みながら、おいしいと、食べてくれる母子。

その時・・会長の水分の話を思い出し、少年の手にある水を見たタック。コップにいれた水を、オーブンに入れ、パンを焼いてみます。

水分調節のお陰で、柔らかくおいしくできたパン♪ミスンのお墨付きで。喜ぶタックに抱きつかれ、固まるミスン。できたてのパンを少年に届けるタック。本当においしいと言ってもらい大喜びで。

その頃・・・ジングを探す会長に会ってるジング。会社で見たのがジングだと確認をとり、どうして会社に来たのかと聞く会長。「いなくなった息子さんをまださがしてるのですか。もし探し出したら、どうするつもりですか。息子さんの心にはオンマだけだけど、オンマと離れる理由をつくったのは、アボジだと知ったら、あの子はどうなるでしょうか」と聞くジング。「あの子はようやくわらえるようになったから、これ以上傷つけたくない」って。あの子とはだれだと聞かれ、タックだと答えるジンス。タックの居場所を聞く会長に、チョンソンで会長が命じたことをタックに、どうタックに説明するか言ってくださいと言うジンス。

マジュンを呼び出し、自分の麦パンを試食させ、秘訣が水だと教えるタック。ライバルである前に、助けてくれた友人だから教えたといい、お前はマジュンじゃなく、同じ部屋で寝たテジョだと言うタック。

ナ社長がドクターユンに会ってるのを突き止めたハン室長。

ついに一次審査の日が!!それぞれ、考えたパンを作る四人。どうしてパンに麦飯をいれたのかと聞かれたタックは、皆のくれた物を、全部入れたかっただけだと答えます。見た目は良くないけど、誰かにとっては、一番満たされるパンだと信じて作ったって。

四つのパンを試食する先生。ミスンは通過。ジェボクは脱落。・・マジュンは技術を認められるんだけど、見た目は良いが冷たさを感じると言い、どうしようかと悩み、次にチャンスを与えます。タックは・・一番みずぼらしいが、一番良い香りがするといい、調和がよくて褒め、文句なしの合格に。

ミスンとジェボクとの合格祝いの席で、ユギョンの手紙を渡したミスン。その手紙には、25日、ナムサン時計台で会いたいって書いてあって。まさに今日の話で。

急いで時計台にパンを持って行くタック。

出かけようとしたユギョンだけど、突然社長夫人に自宅に呼ばれて。これって意地悪なんだよね。マジュンに似合うと思った女ナジンをマジュンに会わせる席に呼んだんだよんね。いつまでもユギョンを無視して待たせ、この見合いをユギョンの目の前で結構する夫人。

ずっと、ユギョンを待たせる夫人。約束の場所で待っているタック・・・。

我慢できなくて、この見合いの席を中座し、夫人の前で嫌がるユギョンを連れ、家を出るマジュン。

その頃、パン屋には、ジングに会いに来た会長が。どんなに恨まれても、あの子に会わないといけないと言って。タックは今どこに居るのかと聞く会長・・・。





第十八話

すみません。ここからは、ラストまで見終わってしまった状態で、もう一度見返してのレビューになるので、臨場感が欠けるかも知れないけど、許してくださいー。

こんな事をするくらいなら、仕事をやめろと言うマジュンに、自尊心なんていうな、自分の実力でここにきたんだ、あきらめないと言い張り、秘書として会長夫人の前に戻るユギョン。

来ないユギョンを、約束時間をとっくに過ぎても、夜中まで待ち続けるタック。

ジングは、タックの心を乱したくないから、言えないと会長に言ったのねー。コンテストの後に来てくれと言われ、このパン屋にタックが居ると知り、ショックを受ける会長。あのキム君がタックだと気づきます。

夜遅く、会長夫人に罵られ、殴られたユギョンは、疲れた足でタックとの約束の場所に。居ないと思ってたタックは、そこで待っていてくれて。抱きつき、涙するユギョン。(ユジンの泣き顔・・・いや・・・突っ込むのはやめておこう・・(笑))

会長はマジュンの前に現れ、二年もタックの傍にいたのにどうして言わなかったのかと責め、マジュンを許せるかどうか分からないと言い去っていきます。コンテストに勝ったら言うつもりだったと言うマジュン。「あいつじゃなく、兄さんと呼べ」といい行ってしまう会長。

ユギョンを家まで送ったタックは、ユギョンのほっぺにキスを。

次の日、出社したユギョンは、荷物を整理されてて、管理室に配置換えになってて。

うわーー。ドクターユンが、タック母がタックを産んだときつとめてた病院の医者だって、ハン室長が気づいたよーー!!ドクターユンの元に行き、タック母の居場所を突き止めようとするんだけど、丁度タック母は病院にいるのよ!!見つかったか!!と焦ったけど、なんとか見つからなかったよ。

ついに二次の課題が発表された!!「この世で最も面白いパン」だ。パン作りに一番重要なものとして、ミスンは小麦粉、タックとマジュンはイーストを選んだんだけど、その材料を抜かして作れと言う先生。

父の元に行き、必死で隠すつもりはなかったと土下座をして伝えたマジュンだったけど、会長は信用してくれなくて。そんなマジュンを心配するハン室長だったけど、マジュンはハン室長を拒絶し、俺の体に触るなと警告を。管理室に居るユギョンの元に行き、ユギョンを抱きしめ「お前をこおまで苦しめた奴らを決して許さないようにしよう」と涙します。そして、自分の母に復讐するため、自分を利用しろとユギョンに話すマジュン。心に誰が居てもかまわないから、自分を利用しろって・・・自分も、あいつらに復讐がしたいって・・・。

ユギョンを家に送ってきたマジュンは、そこでタックがユギョンを待ってたのに気づき、わざとタックから見てキスをしてるように見えるアングルで、ユギョンの耳元に「コソンの女主人になって、全てを手に入れる事ができると」と、さっきの提案を考えてみるようささやきます。ユギョンが行った後、わざと唇をふいたりして。

その後、マジュンの前に出てきたタックに、二年間ユギョンと付き合っていたと伝えます。父親もユギョンもタックなんか望んでいないんだから身の程をわきまえろと言うマジュン。

雨の中、落ち込んでパン屋に戻ったタックに傘をさしかけたのは・・・会長だーー!!一次に合格したというパンを食べてみたいと言う会長の為に、目の前でパンを作るタック。出来上がったパンを泣きながら旨いと言い、「タック・・」とついに声をかけた会長。親子の再会だわー。抱き合ってる二人を見てうるうる来たわー(涙)




第十九話

家に帰った会長は、先日妻に最終通告された件をはっきり断ります。どんな手を使おうと、あの子を自分の人生から追い出しはしないって。

部屋に戻ったタックとマジュンは、口論に。自分がコンテストで勝ったら兄として認めろというタックと、もし脱落したら、自分と父の前から永遠に消えてくれと言うマジュン。男としての約束をします。どちらも決して負けない自信がある状態で。

ミスンのアドバイスで、発酵食品を捜せば良いことに気づいたタック。自分の力でいろんな食品を試してみます。一方、マジュンは時間がないからと、ハン室長に調査依頼をし、コソンの研究所で調査させます。自分の社員を使って調べさせてるマジュンを見つけ、失望したといい、二度と研究室にくるな、脱落しても実力でやれと言い渡した会長。

ひゃー。マジュンったら先生が不在の部屋に、「発酵日誌」というボンパンを研究したときの日誌を発見したよー。かってに1ページめくって「酒種」と書いてあるのをみて、発酵させた食品が酒だと気づきます。先生に見つかり、「今回の優勝者に、ボンパンレシピを譲ってくれるのか確認しにきた」と誤魔化すんだけど、発酵日誌を見てた事を指摘されるんだよね。確かにボンパンを発酵させたのは酒だと認めるけど、マジュンにボンパンは作れないと断言する先生。自分でも7年かかったのに、タックのように卓越した嗅覚があるわけでもないマジュンが、たった7日で作れるはずがないといいます。

なんでコソンに入ったのか聞かないの?と聞くユギョンに、聞かないといけない事ならユギョンが先にいうはずだから、何か理由があるはずだから聞かないと優しく答えるタック。自分はタックのように笑顔で生きれないし、どうしても怒りがこみあげて、やめたいのにどうしてもやめられないと泣くユギョン。タックはそんなユギョンをデートに誘い出し、笑顔にしてあげるんだよね。そして、自分がユギョンを幸せに出来る男になるから、それまで我慢してほしいと頼むタックに、二次も合格してねといい、抱きつくユギョン。

タックがかえったあと・・・ユギョンは部屋にもどって辞表を手にし、もうここですべてをやめよう・・・タックの言うとおりにしようと決めます。しかし、そこに、会長夫人の送り込んだ男達が押し入ってきて、無理矢理ユギョンに、辞職願に拇印を押させます。取り返したんだけど、殴られ、無理矢理辞職願をその場で書かされて。一人になったユギョンは、マジュンの「絶対許さない事にしよう」といった言葉を思い出します。

後継者問題を解決すべく理事と話し合いをしてる会長。会長はハン室長に、マジュンだけでなく、タックも呼ぶつもりだとはっきりいい、ハン室長が今までタックにしたことを知っていると口にし、これ以上騙すことは許さないと釘をさします。解雇しないのは、30年以上傍にいたハン室長に対する最後の情けだといって。

ショッピング中の会長夫人の前に現れたユギョン。謝ってくれたら許すから、謝るよう言います。鼻で笑って、人間は平等ではないんだといい、ユギョンのように男を利用して身の程を忘れるから、痛い思いをするんだとはっきり言う夫人。

まったく手がかりもつかめてないタックだったけど、先生は、タックの卓越した嗅覚を評価し、信用してて・・・そんなタックの嗅覚が憎いマジュン。こっそり毒草の記事をみつけ、薬草屋にこの毒草を見つけて欲しいと頼みます。

マジュンはタックの元に行き、自分がマッコリを作るから、タックの嗅覚で発酵を調べてほしいと言います。協力してやろうって。このままでは二人とも二次で脱落してしまうから、二次までは協力して、三次では分かれて戦おうと提案するんだよね。それを受け入れ一緒に作ることにしたタック。

ハン室長から、会長がマジュンと共にタックも呼び戻そうとしてると聞き、激怒する会長夫人。手段は選ばないから、パルボンパンを何ヶ月か営業できないようにして、マジュンを来月の理事会に出席できるよう連れ戻せと命令します。

会長の元に電話番号のメモが渡され、「ここに連絡すればチョンサンの人の消息がわかる」と伝言されます。あうーー!!ここで映像が切れてるー(涙)ごめんなさい。大分前にDLした動画なんだけど、ここできれちゃってて、残り数分のレビューできません。ミアナムニダー(涙)





第二十話

メモに書かれていた番号に連絡した会長。電話に出た女は・・・「チョンソンに住んでいたキム・ミスンです」ってーー!!本人ですよー。ハン室長の反対を無視して、自分で運転して出かける会長。でも・・・こっそりハン室長は手を打ってるみたいだね・・・。

そっかー。前話のラストで、どうしても許せないと、マジュンに話をしにきて、マジュンに抱きしめられてるユギョンを、ミスンが見たんだね。「この瞬間から俺だけみろ。俺の言うとおりにすればいい」と言うマジュン。その後、マジュンのキスを受け入れたユギョン。キスでも体でも何でもあげるけど、その代わり、心に誰がいて誰を求めていても干渉しないでと条件をだしたユギョン。

そんなユギョンに、今後タックに会わないことと後悔しないことを約束させるマジュン。怖じけづいたのかと言われ、部屋に戻り、あの、毒を手にするマジュン・・・

うわー。会長の車をドクターユンがつけてるんだけど、ハン室長に雇われた男達もつけてて、会長の車に、車をぶつけてきたよーー!!その上、会長の車のブレーキも壊されてて!!崖におちたーーー!!頭から血を流し、気を失っている会長を確認し、去っていく男達。

次の朝、チャギョンに、会長が事故にあったと連絡するハン室長。一足先に現場に向かうんだけど、会長の姿はそこにないんだよね。近くの病院にもそんな患者はいなくて失踪したようだと警察に言われます。

発酵の研究を、まるで何もなかったかのようにマジュンと続けるタック。マジュンはどうして笑って居られるのか責めるように言うけど、タックはあの紐で縛られたとき、マジュンの真心を感じたし、マジュンと一緒に悪縁を仕切り直せそうな気がしたと言います。それを聞き腹をたてるマジュン。一人になり、あの薬瓶を握って見つめます。それを偶然見かけたジング。

居残って発酵の研究をしていたタックは、誤ってマジュンのカセットを壊してしまいます。修理不可能で新しく買うしかないと言われたタック。8万5千ウォンもかかるのに、ほとんど給料ももらえていないのに買おうとするタックをとめようと、ミスンはマジュンが隠れてユギョンと会ってることを口にしてしまいます。でも、タックは笑顔でユギョンを信じてるって・・・。

ハン室長は、一旦、社長夫人には、会長が出張に行ったと伝えるんだよね。その会長なんだけど、タック母の家で寝てるよーー!!

マジュンが部屋の水に毒を入れようとしたとき(この毒って味覚を奪う毒なんだよね・・)ジングに声をかけられ隠します。タックはマジュンの競争相手にはならない、器が違いすぎるからマジュンは決して勝てないと言うジング。

カセットを買って帰ってきたタックは、店の前に大きな石を持ってたってるハラボジを見かけ声をかけます。何も言わず去っていくハラボジ。その後マジュンにランチを誘われ、単純に喜んで行くんだけど、そこはマジュンの家族の食事会で、マジュンはユギョンを彼女だと紹介してて。この最悪の雰囲気の中、部屋に通されたタック。

会長夫人はチャギョンに会長の事故の事を聞き、ハン室長のもとに。何をしても後悔しないと言ったから、最善の事をしたというハン室長の仕業だと分かり、ビンタをし、「あの人に何かあったら絶対あなたを許さない」と激怒!

目が覚めた会長は、タック母を見つけ、生きていてくれたことに感謝をし、抱きしめます。

自分はユギョンだけ信じる、これは間違いだろうとユギョンに聞くタック。しかし、ユギョンは、ごめんねタック・・・とだけ言い去っていきます。涙してるタックが切ないよーー(涙)

家に帰ると、マジュンの洗濯物の中からあの毒薬の瓶が見つかってて・・・パン屋の家族がそれを持ってるのを見たマジュンは、風邪薬だと誤魔化します。部屋に戻ると、机の上に、タックの買ってくれたカセットが・・

次の朝、工場に行くと、高熱で倒れているタックが見つかります。ジングが薬を買いに行ってる間に、マジュンが風邪薬を持ってたはずだと探し出したミスン母とミスン。それを聞いたマジュンは急いでタックの元に。しかし・・・一足おそくて、あの毒はタックの口の中に!!




第二十一話

俺のせいじゃない・・・タックの運命なんだと心でつぶやくマジュン。

タック母に、タックは元気にしてるかと聞かれ、元気にしていると答えた会長。会長ならちゃんと育ててくれると信じていたと言われ・・・過去には思ってたとおりにしてやれなかったこともあるが、これからは出来ることはなんでもしてやりたいと答えた会長。タック母は、あの大奥様の死の翌日、家政婦のコンさんが、ずぶ濡れの会長夫人の洗濯物を見つけた話と、あの日、会長夫人とハン室長が、一緒に離れの方に歩いていくのを見た使用人がいる話を教えます。

突然自宅に戻ってきた会長に抱きついてどれほど心配したかと口にする会長夫人。その肩を突き放し、疲れたから寝るといい・・・大奥様の部屋に行った会長。

気がついたタックを励まし、ミスンがお粥を食べさせるんだけど、何の匂いも味も感じないタック。冷蔵庫の何を匂っても、全くわからない。病院では薬物中毒による味覚障害だと診断され、いつ治るのかも分からない状態で・・・。

マジュンが薬の瓶をゴミ箱に捨てるのを見たジング。マジュンに「女も失い、味覚も失い、そんな状況でコンテストにでられるのか」と諦めるよう言われるタック。マジュンの仕業だと気づきます。ここまでする気はなかったけど、自分が手をくださなくてもここまで来たのをみると、これがタックの運命なんだと言うマジュン。そして、薬を飲ませた張本人はミスンだと教え、ミスンを苦しめないために決してこの事実が誰にも言えないよう仕向けます。でも・・・この会話をミスンが聞いてるんだよね。

ジングに薬瓶を渡された先生は、これが毒草だと気づきます。そして当分の間、このことは二人だけの秘密にするよう言います。

ブレーキには異常がなく、警察では会長の運転ミスだと結論づけたと、会長に報告するハン室長。それを聞き、会長は、あの事故もハン室長の仕業ではないかと気づき、ジングを呼び出します。もう一度、自分の為に働いてくれと頼む会長。断るジングだったけど、タックの為だと聞き・・・。

ハン室長から、タック母が戻ってきたと聞かされた会長夫人。あの脅迫状を夫人とハン室長に送ったのは彼女だという話を聞きます。

さすがに会長夫人・・・勘が良いわ。わざとコン家政婦に、タックを呼び出すよう電話したのを聞かせ、タック母をおびき出そうとします。罠だと言われても、タックの為に、その場に行くと言うタック母。

ミスンは、タックの代わりに味覚と嗅覚になってあげると言い出します。この子、絶対味覚を持ってる子だからねー。そうでもしないとタックに申し訳ないと、自分が薬を飲ませたせいだと知ってることを告白します。だから、二年間、毎日パンを練った自分の指を信じろって。

うわー。この前のハラボジが、ついにパン屋に石をなげこんで窓をこわしたーー!!この現場を目にしたマジュン。その石には「去者必返」というメッセージを書いた紙が巻き付けられてて。それをみて「チュンベ」が戻ってきたと気づく先生と大魔王。

マジュンに、放棄しないと宣言するタック。こんな方法でマジュンが自分に勝ったら、今後もこんな間違った方法で勝とうとするだろうから、こんなやり方では誰にも勝てない所を見せてやると言うタック。会長のためにも、マジュンを憎みたくない、ユギョンも味覚も奪われても・・・それが自分の自尊心だと話します。

ミスンの助けでパンを作るタックは、手や目が喜んでいると感じます。

全くパンが作れないマジュンの前に、チュンベが。自分がボンパンを作った人間だと名乗り、ボンパンの作り方を教える代わりに頼みがあると持ちかけます。

コンテスト前日、ユギョンに会いに来たタック。自分に悪いと思うな、幸せになる選択をしたと信じてる、自分の幸せだけを考えろと言ってあげます。

ついにコンテストの日。ミスンは通過。タックはいろんな食品で発酵させたパンをつくり、全部失敗だったと話します。しかし、嬉しそうに可能性を見つけた食品をまぜたパンの話をして。次に、マジュンのパンを食べた先生は、本当にマジュンの作ったレシピなのかと鋭い目で問いただします。自分が作ったパンだと答えるマジュン。

その頃、会長夫人の罠にはめられおびき出されたタック母。ついに会長夫人と対面を!!

タックとマジュンの結果を口にする先生。二人の内一人は脱落すると前置きし、脱落するのはマジュンだと宣言した先生!




第二十二話

異論を唱えるマジュンに、本当にイーストが入ってないと言うなら同じ物を目の前で作って見ろという先生。マジュンはチュンベにレシピと、気づかれないくらい微量のイーストを澱粉にまぜて入れればよいとのアドバイスを貰ってたんだよね。この方法を使うか使わないかはマジュンに任せるって。そして・・・マジュンは少量のイーストを使っていた・・・。この競技は、新発見するチャレンジ精神を競うためであり、チャレンジを楽しむ者だけが夢を実現できるという趣旨だった。なのに、マジュンは勝つことにこだわりすぎた上、他人のレシピを使ってしまった・・。

チュンベに文句を言いにいったマジュンに、発酵日誌を持ってこいというチュンベ。そうしたら今すぐ名人のタイトルを奪ってやると約束して。発酵日誌はチュンベのもので、先生がそれを盗んだといい、一緒にパルボンに復讐しようと持ちかけます。

会長夫人に再会することになったタック母。怒りなら自分に向けられれば望み通りおとなしく耐え続けたのに、どうして12歳の幼い子にぶつけたんだと責めるタック母に、自分はお前ごときがむやみに飛びかかれる相手ではないと警告する会長夫人。

もう一度だけ機会をくださいと先生に頼むマジュン。しかし、百回作ろうともマジュンのパンを認定することはできないと答える先生。友達や師匠までも騙したマジュンは、未だ先生になぜ二年も待たされたのか、真意をわかっていなくて・・・認定が欲しいならもう二年待たないといけないし、その二年は今までの二年よりも遙かに忍耐を強いられると言われてしまいます。

会長はタックに、会社に来てほしいと頼みます。自分の周りには信用出来る人がほとんど居ないと実状を話して・・・でも、コソンには行けないと断るタック。

うわーーー!!マジュンったら、製パン室に火をつけたよーー!!そして騒ぎがおこってるうちに、発酵日誌を盗んで、パン屋をあとにします。憎いマジュンだけど、出て行こうとしたとき、パン屋のみんなの暖かい記憶が蘇って来てたシーンはなぜかうるっとしちゃったわ。この気持ちこそが先生がマジュンの中で育てようとしたものだ気がする・・・マジュンは気づいてないよね・・・また背を向けてしまったね。逃げ出したマジュンはユギョンの部屋に。なんか・・憎いけど可哀相な男だよね・・(涙)

発酵日誌が盗まれてることに気づいた先生だけど・・・誰にも秘密にしたよ。

会長夫人はコン家政婦を解雇。「天罰がくだりますよ。亡くなった大奥様の霊の」といい、家を出て行った家政婦。

会長夫人の持ち株を担保に金を貸していたナ社長から、株を取り返すのをうまく阻止し、ついに会長夫人とタック母の持ち株が同じくらいに。しかし・・・突然ハン室長がタック母の前に押しかけてきてドクターユンとナ社長の命と引き替えという汚い手で、株譲渡の書類を奪っていきます。

うわー。チュンベはボンパンは自分の作ったパンだという陳情書を出し、これが事実だと分かったら先生の名人の称号は剥奪されると役人が説明を。

チュンベと先生は、幼い頃からの親友で、一緒にボンパン作りを開発した仲なんだね。チュンベには天才的な嗅覚があったらしい。ボンパンが成功し、二人が有名になって、莫大な金が入り始めた時、イーストを最小にして時間をかけて発酵し、風味も消化もよいパンを作るべきだと主張する先生と、金儲けの為に発酵時間をかけるべきじゃないというチュンベの意見が食い違ってきたんだね。そしてついには・・・長持ちさせるためだと化学保存料を使ったチュンベとそれを反対した先生の仲は決裂し、チュンベは店を出て、それぞれのボンパンをつくるようになり・・・結果としてチュンベは負けたって事だね。先生は人が喜ぶパンを作り、チュンベは金になるパンを作ったから。

うわーー!!そして先生が突然倒れて絶対安静に!!製パン技術審査委員会に異議申し立てをするには1週間しかない・・。タックは先生に代わり異議申し立てを。皆で力を合わせてボンパンを作ろうと言うタック。しかし・・・大魔王は、発酵日誌がマジュンに盗まれたことを教えます。それでも、不可能と分かっていても、タックの言葉でやってみることにしたメンバー達。

コン家政婦が信用できないからやめさせたという夫人に、大奥様が亡くなったとき、夫人はどこにいたのかと問い詰める会長。堂々と嘘をつく夫人。しかし・・・内心は恐怖を感じてきてるみたいね。

カプスが怪しい特効薬をタックにくれたんだけど、まだ味覚が戻らず苦しんでるタックの前に、眠ってるはずの先生が。すべては心できまるから、自分を信じろと教えてくれて・・・夢だったんだけど、嗅覚が戻ってきたみたいだよー。

審査会の日。パルボンパン代表はタック。そしてチュンベの方の代表としてマジュンがーー!


第二十三話

タックは味覚も嗅覚も戻ってて、自分が代表に名乗り出た理由・・・それはあの幼い頃船着き場でボンパンを食べたことがあるからなんだねー。

ボンパンを審査員の前で作るタックとマジュン。マジュンはとっくに発酵を終わらせているのに、タックはいつまでも種の匂いを確認しながら発酵させていて。マジュンは密かにハン室長にどんな手を使ってもボンパンレシピを自分のものにしたいと頼み、審査員を買収してあるんだよね。どんな手を使っても勝つためにパンをつくってるマジュンと、自分を信じてくれたパルボンパンの皆や師匠の為にパンを作ってるタック。

ハン室長の部下から金をもらった審査員はマジュンに。もらっていない審査員はタックにどんどん票を入れていきます。票は同点に。最後の審査員は・・・彼も金を受け取っていた。しかし、タックに票をいれ、タックの勝利に!!この審査員を責めるマジュンだけど、審査員は、あのパンを食べて気が変わったと説明し、金をつきかえします。負けたチュンベだけど、タックの作ったパンを食べて、涙を流していたよ・・・・。

パンに何をいれたのかとタックに聞くチュンベ。もう発酵の時から負けを感じていたといって。師匠に教えられて、澱粉ではなく米粉を入れたと教えるタック。

家に帰ったマジュンは、会長に、競技には負けたけど、ボンパンレシピを手に入れたと差しだそうとします。しかし会長は、チュンベのレシピなど工場で作るつもりはないといい、マジュンに、競技で勝ってほしいと言ったことも、レシピがほしいといったこともない、会長が望んでるものが何か早く気づいてくれるといいと言います。

うわー。

パルボンパンのパンを大量に買った客が、大勢の客をつれて、パンから金属の匂いがすると難癖をつけてきて、一人頭損害賠償100万ウォンをせいきゅうしてきたよー!そんなことあるはずないと分かってても、払うという大魔王。タックは怪しいと思い、その男をつけると・・・怪しい車の男と話をしてたんだよね。声をかけたら逃げてしまって。ジングも怪しく思ってついてきてたみたいで、車のナンバーを警察に頼んで照合してもらうと言います。

タック母は、マジュンの婚約者(と勝手に決めてる)と一緒にいる会長夫人に声をかけ、以前、会長を家に泊めて看病した話をして、その時の忘れ物だとネクタイを渡します。メラメラする会長夫人。その婚約を強要されてるマジュンは、はっきりとユギョン以外と結婚する気はないと会長夫人に。激怒する会長夫人だったけど、会長は、一度その子を連れてきなさいと言ってあげます。

うわー。パルボンパンが営業停止に!!そのせいで、悪い噂が流れ、パルボンパンは窮地に陥ります。ナンバープレートの照合結果は・・・コソンの車だった。すべて自分のせいだったと分かりショックをうけるタック。

ユギョンを呼び出した会長は、マジュンは寂しい子だから、心から慈しんでほしいと頼みます。自分がしてやれなかったことをしてやってほしいって・・・。そして来週から秘書室に復帰させてくれる約束も。

パルボンパンの事で会社に来たタックを見つけたマジュンは、タックに突っかかってきます。あんな三流パン屋と口にし、先生の事まで忘れたというマジュンに、まさかお前の仕業か?と聞くタック。マジュンは何の事かわかってないのに、売り言葉に買い言葉で「そうだったら、どうする?」なんて言ったから・・・タックは封印してた拳をマジュンに向けます。

二人のケンカの前に出てきた会長。理由を聞くんだけど、タックは、あの車のナンバーを渡し、事情を説明して真実を明らかにして欲しいと頼みます。ハン室長の仕業だと分かった会長は、ハン室長に、ついに辞表を出すよう言います。

眠っていた先生は起き出し、三つ目のお題かな??それを筆で書き留め、眠ってるタックを起こしてタックと一緒にパンを作ります。そして、自分の人生で一番後悔してるのは、たった一人の友人を追いやった事だといい、この世の中で人より重要なものはないと教えます。マジュンとの事を言ってるんだよね。マジュンとの関係をパンにたとえ、焼き上がるまで待ちますと答えるタック。

パンが焼き上がったとき・・・先生はもう息をひきとっていて・・・(涙)最後の力をふりしぼって、自分の最後が分かってて、タックと製パン場でパンを作り、遠くへ行ったんだね(涙)




第二十四話

先生の葬儀の日・・・会長もマジュンも先生の見送りに。棺を運ぼうとしたとき・・・・先生を尊敬している大勢のパン職人達が最後の見送りにやってきて・・・(号泣)感動的だわー(涙)

ハン室長ったら、葬儀のために会長が三日間出社しない間に、理事会議を重ねて来週の理事会で会長を追い込むよう綿密に動いていて。

葬儀の後、マジュンは発酵日誌に隠してあった先生からマジュンにあてた手紙を見つけます。

同じ頃、タックは大魔王から、先生が残した最後の課題を渡されます。それには「この世で一番幸せになるパン」と書かれていて。

マジュンにあてた手紙には、「この世で一番満たされるパンは他人を思いやる心で、この世で一番おもしろいパンはお前自身を楽しませる心をみつけるため、この世で一番幸せになるパンはお前がこれから作り続けるパンを探すためなんだ。これが渡しからお前への最後の課題だから、ぜひとも守ってくれる事を願う」と書いてあって。涙するマジュン。同じ頃、タックも課題を見て泣いていて・・・。

泣いているタックを見守っていたジングは、会長の元にいき、以前の話はまだ有効かと聞きます。タックのため・・パルボンパンをこうした人に復讐するため、会長を助けると約束するジング。

無理矢理会長夫人に婚約を押しつけられ、お前は絶対オンマに勝てないと言われたマジュン。悔しくて車でぶっとばし、警察につかまり、ユギョンに釈放してもらって。「どうやれば幸せになれるか知っているか?」と聞くマジュン。ユギョンは「私とあなたは幸せなんて考えてはいけないんじゃないの?私はあなたの母親に勝つためにあなたを利用して、あなたはタックに勝つために私を利用しているだけだから、幸せからほど遠いのでは?」と言います。それもそうだと言い、週末の食事するときこのブレスレットをしてこいと渡したのは・・・ひぃぃ!!大奥様が亡くなったとき、会長夫人がしてたあのブレスレットだ!!

ジングは皆に挨拶もせず、大魔神にだけ内緒で「しばらく帰れない」といい、パン屋を出て行きます。そして・・・ハン室長の元に。

会長はタック母に会い、なぜ目の前に突然あらわれ、大奥様のことを自分におしえたのか分かってるといい、こんな復讐の仕方は、傷が深まるだけだから間違っていると話します。タック母は、会長夫人とハン室長が、タックを遠洋漁船に売り飛ばしたことを話します。まさかそこまでしていたとは知らなかった会長は驚きます。決して許せないというタック母。タック母と会長が会っているのを見た会長夫人はタック母の車を追いかけていきます。

心労が重なり、幾度か腕の異常なしびれのある会長。運転手から、会長夫人がタック母を追いかけたと聞き・・・

タック母は会長夫人がついてきてると分かってて、わざとつけさせ、会長夫人を、自分がおちたあの崖に連れていきます。 全て終わらせるため、会長夫人を道連れに崖から飛び降りようとします。それを追ってきた会長が止め、自分の命令で、誤ってこうなった事を告白します。タックを母から離して正式な長男として育てたかったからだと言い、妻と子供は自分の守るべき人だから、やめてほしいと頼みます。そして、タックが優秀なパン職人として生きていることを教えます。しかし・・・ここで、腕が麻痺し、意識を失う会長。

いつ意識が戻るかわからないし、意識が戻っても麻痺が残るとの医師の診断で。

このすきに、会長の部屋に忍び込み、会長の保有する株式の書類を探してるハン室長を見つけた会長夫人。タックが長男だから、相続人がタックになる前に、マジュンの為になんとかしないとと言うハン室長。でも、書類はどこにもなくて。

その頃、タックの元に、コソン食品のパク弁護士がやってきます。会長が脳溢血で倒れたと聞き、驚くタック。書類には、「私に何かあったら、会社を託せるのはお前だけだ。自分の所有する全ての株式を託すから、コソンを頼む」と書かれていて。

ついにタックは会長の家に!!!!!


注意 

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