やっぱ母親ね。ユファを見て、失った娘のようで、一目で心をゆるして。娘を失ったからずっと心が病んでて、だれにも心を開かなかったのに。ソホは、ユファに、スベクの父の命を狙いやすくなるから、スベクと結婚するよう話をするんだえけど、ユファはそれを嫌がって。本気でスベクを愛してしまったのよねー。だから、両親のカタキとして潜入してる自分はスベクにふさわしくないと思って。
憤慨するソホ。ソホは誰も知らない事実・・・じつはユファは拾った子だった話をします。拾った子なのに、将軍の娘として育てられたんだから、その恩に報いるべきだと・・・。
結婚が決まったスベクとユファ。クムガインは、スベクを愛してて。スベクもクムガインを身内のような気持ちでは愛してたんだろうね。でも、ユファにはもっと強く惹かれてて。愛してしまってて。クムガインはスベクに「次に生まれ変わったら、私より先に、私を愛してください」と御願いをして・・・ユファのためにも、もうここには来てはいけないと・・・。
婚姻の日。パイプ役になってる男と、ソホは報酬の件で言い争いになり、ころしてしまいます。早くカタキを打たないと、自分の招待がスベクの父にばれてしまう・・・そう思ったソホは、挙式後、ユファに腕を取られて、酔って部屋にかえってきたスベクの父を部屋で待ち伏せして、ころしてしまいます。
あまりに急な兄の行動に驚くユファ。逃げようとしたとき、そこに父を心配してやってきたスベクが・・・。
事実を知ったスベクは、ソホに剣をむけるんだけど、ユファが自分を欺いてたとはどうしても思えなくて・・・。死闘のあげく、ソホを斬ったスベク。ユファに「どうして・・・」と聞くんだけど、ユファは兄の剣を手にして。
スベクに斬られたというより、自分から斬られに行った形になったユファ。「どうして?」そう聞くスベクに、「私には最初からこうするしかなかった」と切ない言葉を・・・彼女の着物の中から、スベクの母が幼い頃託した青銅の鏡が!!「ユファはスベクの妹なのよ・・」
そう聞いた時には・・・もうユファの命が絶えるところで・・・・。
占い師に「結局占い通りになってしまった。運命は決まってしまってるのか?」と聞くスベク。占い師は、「運命は終わっても、人との縁はその先もずっと続くのです。あなたの縁は、次の世で再び始まるのだ」と。
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