スヒョンが撃ったのは、正面からマオを狙った敵だったのね・・・結局、マオと一緒に逃げるケイ。しかしジウも一緒に乗り込んで・・・。ケイは「お嬢さんだけ途中でおろしましょう」と言ったのに、一緒に行くと言い張るジウ。
NISでは、国内のチョンパンが壊滅したと、一件落着状態で。逃げたマオ一党も、海外に行けないよう手配したし検問も強化したと。ミンギは部長に「スヒョンもマオと一緒です。早く助け出さないと何をしでかすかわからない」と言うのに、部長は平然と「スヒョンからの連絡を待つしかないだろう」と・・「ジウも一緒なんですよ」と声を荒げるミンギ。しかし「帰ってよかった。娘の前で実父はころさないだろう」と言うだけの部長。
スヒョンは、マオは警察だけじゃなくいろんな組織に狙われてるから、ジウは帰るよう説得します。ジウはまだやり残したことがあると言うスヒョンに、「まさかタイで言ってた、お母さんを殺した男って・・・・私の父なの?」と・・・でも丁度そこでマオに声をかけられたスヒョン。
その頃NISでは捕まえたムンイサから事情聴取を。黙秘するムンイサを部長はすぐに帰せと言います。どうせ、他の組織とかが、処分してくれるだろうからと・・・それを聞いたムンイサは口をひらきはじめます。
無くなったピョンの事を考えるミンギ。ミンギは、ピョンのコンピューターから、部長にカンする情報を探し出して欲しいとミョンジェにたのみます。
マオは明日、偽造旅券でタイに帰ろうとしてた。このまま帰って大丈夫ですか?と言うケイに、みっつだけあれば、失敗しないんだ。度胸、・・・スヒョンを見て、信じられる部下、そしてお金だと。マオは、「アリは俺たちと生きる道が違うから、明日たつまえに、送ってやってほしい」とケイに頼みます。
ミンギを呼び出した部長は、マカオの秘密口座に、大金があり、その情報の入ったUSBをマオが携帯してる。それがある限り、組織は再開される。それを奪うようスヒョンに言えと・・・そうしたら、異例措置などスヒョンの思い通りにしてやると言います。またスヒョンを利用しようとする部長に怒りを覚えるミンギ。スヒョンもそうだし、ピョンもそうだし、利用するだけして、捨てる。
その頃スヒョンはすでに金庫からUSBを奪っていた、後はマオをころすだけだ・・・・銃を構えたとき、ジウが二階から降りてきて、父と話を始めます。「アリや・・・もう二度と会えないだろう。でも、いつ、どこにいても、父がお前を愛してるということだけは覚えててほしい」というマオ。そんなマオに幼い頃よくやってあげたように、マッサージをしてあげるジウ。「もう・・・人を不幸にしないで・・・・パパ自身も・・・」ジウが涙を流しながらそう言うと・・・マオの目にも光る物が・・・それを聞いたスヒョンは・・・・もう撃つことができなくて・・・
次の朝早く、眠ってるジウの元に、目覚めたジウに「今から、出て行こうとおもう・・・・お前も一緒にくるか?」と言うスヒョン。
その頃ミンギは、内緒で二人のチーム長を呼び、助けて欲しいと頼んでいた。イ・ドンジュ(スヒョンの父)のアンダーカバーの事を調べてほしいと・・・手続き上問題があったのに作戦強行させた疑いがあると。そして自分にはそれを調べる権限がないと・・・今更そんなものを調べてどうするんだ?部長を陥れるのか?というチーム長達に、「今でもくりかえされてるんです。イ・スヒョン要員・・・彼は今、アンダーカバー中なんです」と告白します。
スヒョンは部長に会って・・・「最初から私をアンダーカバーにするつもりで入社させたんですか?」と聞くスヒョン。部長はただ、結果の後の先を考えるだけだと言い、USBチップをうけとり、これでスヒョンの任務は終了したと言います。
NISに戻ると、二人のチーム長とミンギが。スヒョンのアンダーカバーは、いくら何でも職権乱用だし、スヒョンの父がアンダーカバーしたときも、疑われ、終了要請してきたのに、部長がそれをもみ消して強行させた事実がチョンの資料から出てきたと言い・・・これを知ったからには黙っていられませんと言います。
スヒョンから受け取ったUSBチップをパソコンにつける部長・・・すると爆発が!!本物のUSBは、違う場所に隠してて、あの偽物のUSBは爆破装置がついており、どこで何時に爆破するか、マオには分かるようになっていた。ケイだった・・・・そう気づいたマオ。出発準備をする皆に、「後始末する事ができた。ケイに会ってから空港にいく」と言うマオ。
スヒョンは、爆発の事も、ピョンが自分をかばって死んだ事も何もしらないんだよね。ピョンの見せにジウときて・・・。復讐したかった人は、もう死んでたと嘘をつきます。もうすべて終わったといって。ジウの作ってくれた料理を食べるスヒョン。もう二度とあんな離れ方はしたくないと言うジウ。二人はすごく幸せだった。激しいキスをし、一緒に眠って・・・そんな中電話が・・・
もうとっくにタイに戻ったと思ってたマオだった。「お前でさえなければ・・・・お前の持って行った情報はにせものだ。一人で出てこい。お前の欲しい情報をやる」と言うマオ。「もうその必要はない」というケイに「だったら、俺がそこに行く。俺の事はだれよりも知ってるだろう。組織を裏切った者は・・・必ず代価を支払うようにすると。お前が出てくるまで、お前の家族・・・友人・・・一人一人処理していく」というマオ。
こっそり出て行こうとするスヒョンを見つけたミンギは、「まさかマオの元にいくのか?」と。「これで終わったんじゃないか。お前が勝ったんじゃないか」というミンギに、「これで終わりじゃなかった・・・このままだと、オンマやお前や・・・ジウにまで危険が及ぶ。この悪縁は、ただ帰れば済む事じゃなかったんだ」と言うスヒョン。「ピョンアジョシは最後までお前を守って死んだんだ。その命を粗末にするな!!行くな!!」と必死で」止めるミンギを振り払い行ってしまったスヒョン。
呼び出された倉庫に行くと・・・あのしゃべらないマオの用心棒が。メチャメチャ強くて「帰ってください。帰らないと・・・貴方は私の手でころされます」と言われるんだけど、闘うスヒョン。そして・・・なんとか倒しマオの元に。
マオとの銃撃戦。しかし・・・やはりマオは強かった。対価を払うんだと言い、スヒョンを撃つマオ。しかし・・・そのスヒョンの時計を見てマオは驚きます。イ・ドンジュの息子だと知って・・・・。マオの初めての殺人がドンジュだった。車に爆弾をしかけた。まさか・・・ターゲットが親友のドンジェだとはしらなくて・・・・その時計は、友情のあかしで俺が贈ったものだと言うマオ。しかし信じないスヒョン。母も目の前で殺されたと聞き、あの時の少年だったのかと・・・・そしてマオは、スヒョンの銃口を自分の胸に押し当て、「けい、、、、お前は俺の息子だ。もう休みたい」そういって、引き金に指をそえてたスヒョンの指の上から引き金をひいて・・・・
マオの所持品には・・・・アリとの家族写真と一緒に・・・ドンジュとの友情の握手をしてる写真がはいっていた。苦しくて切なくて、大声で泣くスヒョン。しかし・・・ミンギが訪れた時は、まさにマオの腹心がスヒョンを撃った瞬間だった。倒れ込んだマオとスヒョンは・・・偶然腕を絡めてて・・・死んでいた・・・・・
それから数年後・・・・ジウに赤ちゃん??スヒョンとの子??と思ったら、ミンギとミョンジェの子だったよー。ジウはパリに絵の留学にいくという。そして・・・・死んだと思ってたスヒョンは・・・いきてたー!!今もブラックの仕事を専門でやってる。いつまでこんな事を続けるんだ?と言うミンギ。しかし・・・次の任務先がパリだと聞き・・・少し運命を感じたミンギ。二人がパリで再会できますように。
それにしてもあの腹黒い部長・・・ドンジュとマオが親友だったことも知ってたんだろうね。ひでーやつだ。爆破を受けていい気味だと思ったら・・・生きてるじゃんーー!!もうー!
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