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花いちもんめ(全十六話)
第九話~最終話


第一話~第八話はこちら

 ~キャスト~
 
ユン・ホサン : チャ・テヒョン

ナ・ハナ : カン・ヘジョン

コ・ウンタク : キム・ジフン

オ・ナムギョン : コン・ヒョンジュ

 

第九話

結局ホサンは、車で寝泊まりしながら、なれない肉体労働をはじめて。思い出すのはハナとの思い出ばかり・・・

ウンタクは落ち込んでるハナを気遣います。ハナはナンチョナンに慰めてもらってて・・・・犬の散歩中、ハナが「部利根無人を妻にしませんか?料金後払い」の垂れ幕をめちゃくちゃにしてナンチョナンと追いかけられテルのおみたウンタクは犬を木にしばりつけて追いかけます。でも・・・その間に犬がいなくなっちゃったよー。

ウンタクはすごく可愛がってたから必死で探して。ピルグは、ものすごくその犬を大事にしてたから、激怒して必死でなる暇も惜しんで探します。張り紙もして・・・。その張り紙を見たホサンは、こっそり一緒に探してあげます。そんな中・・・食事もとらないウンタクを心配したハナが無理矢理食事を食べさせようとしてて・・・それを見たピルグは「よくも・・・・ブー(犬の名前)が生きてるか死んでるかもわからないのに飯が食えるな。ブーに何かあったらお前も同じ目にあわせてやる」と怒鳴って。ウンタクは「犬一匹で、そんなに情が厚い人がなんで人を平気で捨てれるんだ!!俺にそうするなら俺もやり返してやる」と血走って言い返します。

車の中でホサンの様子がおかしいのに気づいたナムギョンは、婚約者の死亡届をだしてないから、カンジェの名前を貸して、ホサンを病院に。そして検査をうけます。でも・・・自分が健康だって思いこんでるから、最後まで検査しないで逃げるように退院しちゃったよー。

ウンタクの父(会長)がピルグを訪ねてきて・・ウンタクがピルグの息子だって教えたよー。ウンタクの母はウンタクを育てるため、仕方なく再婚したけど、ずっとピルグを待ってたって・・・・母の遺言でピルグに会いにきたけど・・・・息子と名乗れず、葬儀屋をやめることもできない辛い気持ちを分かってやってほしいって・・・・。ショックを受けるピルグ。今まで自分がウンタクにしてきた仕打ちといったら・・・・・心がひどく痛むのは当たり前だよね・・・

結局、ウンタクの荷物を勝手にまとめて、出て行け!!って・・・最後まで最低な男として追い出しちゃったよ。「こいつと居ると病気になる」って悪態ついて・・・

酒を飲んで辛そうにしてるピルグに声をかけるハナのアボジ。ピルグは・・・・あいつがずっと忘れられなかった、幼い頃に別れた息子だったと・・・正直に話します。義父はウンタクを思いやってくれる良い人で、会社も継がせると言ってたし・・・こんな俺にかかわっちゃいけないんです。冷たく突き放すべきなんです。息子とも知らず、イジメて・・・こんな自分なんか・・・というピルグに、アボジは、「それでも親子の縁はきれない。絡まってしまったわだかまりを解いてやるのも父親の役目じゃないのか?」とアドバイスを。それを聞いてたハナ。ウンタクを見つけ・・・悪態をつくウンタクに、ピルグはウンタクの為を思ってわざと突き放したって事を教えてあげます。そして・・・もう我慢しないでいいんだって・・・ハナに手をさすってもらい、涙するウンタク。そのまま手をつないで二人で倉庫でねむって・・・このときから・・・ハナはウンタクにとって特別な存在になったかも・・・。

でもその朝、ホサンからの電話で目をさましたハナ。すごく喜んでるハナを複雑に見守るウンタク。ホサンの電話は怪我をして病院に居るブーを見つけたって電話だった。すぐにピルグに伝え、迎えにいくことに。車の運転席にはウンタクが・・・でも・・・駆けつけた時はもう亡くなっていた・・・

久々に会うホサンとハナ。お互い思い合ってるのに・・・ただ・・・「元気で暮らせ」としか言えないホサン。

ピルグはウンタクに息子を失うのは二回目だという話をします。当時は、今よりもっとひどい状況で・・・名前もつけてない子供と妻を捨てた卑怯な男に言い訳はできない。でも、必死で働いて裕福になって戻りたかった。でも頑張れば頑張るほど、空回りで・・・そんな情けない自分だったから、息子に会いたいのを我慢してた。「入学だな・・・変声期の頃かな・・」と思い出しながら。そんな中、ブーちゃんに出会った。捨てた息子は食欲旺盛で、妻と「ブーちゃん」と呼んでた。息子の変わりだと思って引き取り育てた・・・。でも・・・もう自分の役目は終わったと・・・ブーちゃんは旅だったのかもしれないと正直に話すピルグ。

すっかりわだかまりが溶けたみたいね。ハナはウンタクにこれからどうするか聞くんだけど、まだやりたいことがあるから、葬儀屋に残るって・・・もしかしてハナの事かな・・・

ハナはナムギョンに会い、この前顔色悪かったけど、具合は?とホサンの事をききます。筋肉痛と腰痛で疲れがたまって病院に言ったけど大丈夫だったみたいよと平然と答えるナムギョンに、激怒するハナ。友達だったらちゃんと支えるべきでしょって。何でハナが怒ってるのか分からないナムギョン。ハナは家に戻り癌のホンをよみ・・・・上腹部の痛みと腰痛が始まると書いてるのを見て、進行したんだ・・・と心配します。

ナムギョンはホサンに「ハナさんが本気で好きなのね・・・だから、傷つけたくなくて・・・わざと冷たくしてるのね」って気づいたみたいで口にして。誤魔化すホサン。ホサンが心配なハナはこっそりナムギョンに居場所を聞いて、あとをつけます。本人はただの胃もたれだと思ってるんだけど、やっぱり辛そうで・・そして工事現場で肉体労働をしてるのを知ります。金持ちなのに・・・癌なのに・・・なんでこんな事を・・・と止めようとするハナだけど「無関係なんだから、ほっといてくれ。二度と来るな」と言うホサン。

ハナは、病気の事をしってるはずのないナムギョンが、前に「ホサンは辛い立場だ」って言ってたのを思い出して・・・何か理由があると思いナムギョンを呼び出します。そして本気でホサンを心配してると思ったナムギョンは事実をすべて話します。 彼には、頼る人も居場所もない・・・だから、ハナさんを遠ざけようとしてる。でもハナさんなら彼を支えられるって・・・ショックを受けるハナ。倒れたハナを助けたのはウンタク。ホサンのせいで何かあったのは分かるけど話してくれないハナ。

ウンタクはホサンを呼び出し、お前のせいで倒れたんだ。二度と会えないところに行ってくれと言います。

ホサンはナムギョンに、ハナが全部知った事を聞きます。そして自分からも話すように言われて・・・ハナに電話するけど、ハナは電話をとらなかった。同情なんかしない・・・私は騙されたんだと泣きながら・・・・でも。。。金持ちで短命な男を捜した自分にバチがあたったことにも気づいてて・・・電話に出てもらえないホサンは・・・心のどこかで「貴方に何があっても離れない」とハナが行ってた言葉を信じたかった自分に気づきます。

ハナが心配で家まで来たホサン。ハナはホサンを外につれだし・・「テバクさん・・・いや、ユン・ホサンさん、二度と会いたくないの。家には来ないで。さようなら」と冷たく言って家にはいっちゃった。今までとは別人みたいに。



第十話

ナムギョンを飲みに誘うホサン。ハナに拒否されたとは言えなくて・・・今は混乱してるだろうから労ってあげて。そして貴方の側にいると言ったら、快く受け止めてあげて。貴方には私よりハナさんがひつようだわ。というナムギョン。辛いホサン・・・・

その頃ハナもウンタクと飲んでて。やっとワン・テバクがろくでなしだと分かって、目が覚めたついでに振ってやった。今までの時間や苦労や悲しみが全部悔しいから飲んでると言うハナ。ウンタクはやっぱり・・・ハナが気に掛かってるんだね。ピルグに告白してたよ。

その後一人で飲んでて・・・あのキスした店で・・「何があってもはなれないんだろう?お前だけは裏切らないんだろう?」って・・・涙するホサンがせつないよー(T-T) ウルウル

二日酔いなのに、何も言わないハナ。ホサンのせいだと思いオンマはホサンに、本当は出ていったんでしょう?と聞きます。そうだと答えたホサンに、どうしてもハナが嫌じゃ無理強いはできないわ。貴方とはもう家は無関係よっていわれちゃった。その上、仕事は首になるし、病院からナムギョンの携帯に、ホサンの再検査の催促が来るし・・・

ホサンはハナに会いたいからバス停で待ってるとメールするんだけど、「行かないわ」と返事したハナ。結局来ないハナを夜まで待って・・・・帰るホサン。ハナも待つのはつらかっただろうなって・・・でもハナは、影から見てて・・・・

ナムギョンと再検査に病院に。「悪いところあれば治せばいいだけだし、名前も金もない俺・・・これ以上落ちることはないだろう」といいながら向かうテバク。

おおおーー!!ついにウンタクが「俺を男としてみてくれ」ってハナに言ったヨー。それを聞いたオンマ・・・ウンタクは一流大学出だし、会社も継ぐし、何よりハナを愛してるし、ホサンよりウンタクの方がいいと寝返ったよー!デートを渋ってたハナに、一緒に買い物に行くよう用事をおしついけて、ゆっくりしておいでーって。

ウンタクとハナが一緒に歩いてて、ウンタクがハナに口紅をプレゼントしてるのを見ちゃったホサン。格好悪く出前持ちにぶつかって。心配して駆けつけたナムギョンの車に乗って行ってしまって・・・ホサンもハナも複雑な心境で・・・

ウンタクとピルグ親子が初めて二人でオンマのお墓参りに。新調した靴はいてるピルグ(笑)墓の前で、母に悪いことをしたと・・・死ぬ前にどうしても会いたいと言ったのに、自分が反対してしまったって。こんな自分に会いたがっててくれたなんてと・・・感動するピルグ。

遂にナムギョンが、ホサンが肝臓癌で、転移もひどいし、治療方法がないと言う事実を知ってしまったー。ハナを呼び出そうとするんだけど「別れたから彼の事は関係ない」って。それでも無理矢理呼び出して。ホサンの病気の話をします。後で悲しまないように・・・心配だろうしって。でもクールに、「それが??」って。「別れたから私には何も関係ない事です。これからも彼のこと、良い話でも悪い話でもしないでください。私に押しつけないでください」とだけ行って冷たく去って・・・・でも・・・・見えなくなったところで辛そうなハナ。

ピルグとウンタクが家に戻ると、ハナが一人看板の上で・・・ピルグは気をつかって一人で家に入ります。そうすると、ハナのオンマから話があると言われて・・・オンマは、ハナとホサンは実は何もなくてハナの嘘だった事や、本当に二人は別れたって話を。ピルグも、ウンタクをよい子だと気に入ってくれてるオンマに「俺が父親って事で足かせになってませんか?」って・・「そんな事あるわけないじゃないー」って(笑)二人とも、ハナとウンタクの結婚を望んでるのねー。

元気のないハナを心配して声をかけるウンタク。でもハナは、「どうして彼と別れたかわかる??」って・・・貧乏だったから。私は金の亡者なの。お金があると思ってたから好きになって追い回して田の。そういう性悪だから、同情してると、金持ちのウンタクさんにのりかえるかもよ。私につかまると酷い目にあうよ。って・・・

でも良いことが一つだけあったよ。ナンチョナンが妊娠したって。ハナも、少しだけ幸せな気持ちに久々になれます。

ナムギョンはホサンの元に行き、家で暮らそうって。ハナさんはもう本当に何の未練もないみたいだからって・・・・荷造りしようとしたらハナへのプレゼントのあの貝の文字が・・・それ以上無理強いできなかったナムギョン。今でもこれだけ苦しんでるホサンに、こんな辛い話はできない。いったいどうしたらいいんだろう・・・何がしてあげれるんだろう・・・帰りながら悩むナムギョン。

焼き肉やで働くホサンを見つけたアボジは、ハナと別れたとしても戻ってくると思ってたと、ホサンをしかります。ホサンは自分は実業家じゃなく、貧乏でこうやって食いつなぐ人間で・・・嘘をついてたんですと正直にいいます。それをハナに言ったことも。「だからハナがわかれようと?」と聞かれ・・・ハナをかばって「自分からきりだしました」と言うホサン。

そんなホサンにナムギョンは「私じゃハナさんの変わりになれないかな。私が側に居ちゃダメかな?」って・・・これって同情?それとも愛情も入ってるのかな・・・・戸惑うホサン。

ホサンからハナに小包が・・・あの貝の文字だ。「負担になるかと思って渡すか迷ったけど・・・。幸せになれ。俺も幸せになるよ」と書いた手紙がついてて。それを手にしたまま、ホサンの泊まってるホテルに。そこには救急車が。まさかホサン??と、無理矢理車をとめるハナ。ホサンじゃなかった。それを見てたホサンは・・・なんでハナがここに居るんだ??って・・・笑顔でホサンを見つめるハナに、不思議そうに近づくホサン。




第十一話

ハナはホサンに、こんなものもう二度と送らないでって言おうと思って来たって言い訳して。メールでもすむのに。一緒にバスに乗ります。バイトの駅になって、おりるホサン。でもハナも車酔いしたとか言って、一緒におりてきて。途中で占いのおじさんに会うんだけど、結構イカサマでホサンのこと、わしより20年は長生きするとか言って・・・でも最高のカップルだとか、将来大成するとか言われて気分のいいホサン。店につくと、ナムギョンが待ってて。今ホサンに出来ることは痛みを和らげる薬だけなんだよね・・・。そのくすりの漢方のびん??みたいのを渡すナムギョン。複雑よね・・・ハナと来たから。

そしてナンと会ったハナは、お祝いしたいって言うんだけど、ナンはピクニックがしたいって。準備をするハナなんだけど本当はホサンもさそいたくて・・・丁度電話がきたから、ホサンも誘います。行こうとしたら、ウンタクが送っていくっていいだして・・・一方、ホサンも休みだからドライブしようってナムギョンが待ってて。正直にハナに会うと言ったら送ってくれるって・・・・

ピクニックの場所であうんだけど、ナムギョンは送っただけで帰るつもりだったのに、ホサンが連れてきたとかんちがいされ、そのまま、成り行きでナムギョンもウンタクも一緒に皆でピクニックに。

ホサンとウンタクはなぜかナンさんと居ると、ケンカする気になれなくて。

ナムギョンは、ハナに、ホサンに側に居させてほしいといったことを教えます。でもホサンが受け入れてくれないって・・・今でもハナが側に居てほしいって思ってるけど、その気がないなら、こうやって気まぐれにホサンに期待させ、その後失望させるようなエネルギーを使わせないでほしいと頼みます。ハナはナムギョンに「亡くなるのを見届けるのがこわくないのか?」と聞くけど「恐いけど・・・何もしなくて亡くなられる方がずっと後悔する。経験するとわかるわ」と言うナムギョン。

ナムギョンが居てくれてよかったと・・・去る事をかんがえるんだけど、どうしてもホサンがきになって。。。。天気の良い公園で眠ってるホサン。目覚めて、こんな場所なら永遠に眠っていたいくらいだと言う。死ぬまで若いままで病気にならない気がするって。「だったら頻繁に来よう」と言うハナ。仕事で無理だよと言い、「冬に来よう」と言いまた眠るホサン。ホサンはとても病人に見えなかった・・・そして神様がホサンが本当に眠りたい場所を教えてくれた気がしたハナ。

ピルグは本当はウンタクに「アボジ」って呼んでほしいけどそんな資格がないと思ってて・・・コンさんが一肌ぬいでくれたよ。でもなかなか言えないウンタク。眠ってるピルグに何度も「アボジ」って・・・でもピルグは起きてて、涙流して・・・

あああ・・・ハナがナンを訪ねるんだけど、誰もでてこなくて、ナンは、ドアを開けようとしてお腹の痛みに耐えかねてたおれちゃって・・・気づかずハナはいっちゃったよー。次の日、入院したと聞きかけつけたハナ。ナンはハナの手を離さなくて・・・必死で元気づけるハナ。次の日の手術で・・・あああ・・・ナンはなくなっちゃったよー(つд⊂)エーン 初めて出来た親友の死。ハナの手にはナンのくれた髪飾りが・・・涙がとまらないハナ。

ハナの側にはウンタクが居る・・・自分はハナに何もしてあげれない・・・と思うホサン。でもナンの事を考えると、ベトナム方式で葬儀をさせてあげたいと思い、必死で資料を集め、ハナの父にたのみます。すると父は「お前とウンタクでやれ。葬儀は真心だ。真心をこめてやれ」って。

ホサンの事を怒ってたオンマ・・・・実はホサンが貧乏で、ハナに振られたんだと知り・・・当然だと思いつつも・・・可哀想だとも思い始めてて・・・

ハナは今まで「死」というものが分かって亡くて・・・遺族の気持ちも理解できなかった。でもナンのお陰で、心を交わした人の死がこんなに哀しいものだってしった・・・とナンとの思い出の場所でつぶやきます。でもどうしよう・・・ホサンももうすぐナンみたいに亡くなっちゃうのに・・・って。

そしてナンの葬儀が・・・ウンタクはホサンがハナを思って、用意してくれたことを教えます。ナンに悪態をついた人たちもベトナム式の葬儀を見つめ、手を合わせてくれてた。良い葬式だった・・

終わって話するハナとホサン。ホサンは最初は何とハナの為にやりだした事だけど、気づくと自分がいやされてた。ろくでなしの自分でもこうやってできたって・・・・。ハナは、命をかけて大事なものを守ったナンに申し訳がないという。にげてばかり居た自分・・・怖がらず、自分で守りたいものは自分で守るって。

ハナを家まで送ったホサンはあまりの胃の痛みにたおれて。助けたハナは家の中に。朝まで付き添って看病するハナ。複雑なウンタク。帰ろうとするホサンに、ハナの父は、従業員になるよう突然いいます。住み込みで。突然で驚くオンマ。悩んだホサンは「やります」ってー。喜ぶハナに複雑なウンタク。反対するオンマに「ハナに感情というものをおしえてくれたのはホサンだ」と言う父。

ホサンはナムギョンに、また葬儀屋に戻ることをつたえます。「私たちは友達だから、いつでも連絡して」と言うナムギョン。そして心の中で、もう一度ハナさんを信用したことを後悔させないでねと祈ります。




第十二話

戻ってきたホサンは、必死に葬儀の勉強をします。今まで何でも適当にやってきたけど、初めて、しんけんにまともに出来る人になりたいと思えたと言って。そんなホサンに、素直にちゅっってしたり、しあわせそうに側に居るハナ。

初めてホサンが受け付けした患者は、元サッカー選手で・・・切断することになった足を葬ってやりたいという。受けるかどうか悩むホサン。父はホサンに任せます。「自分だったら・・・絶望するだろうな」というホサンに「何があっても、私の為に、最後まで諦めないで、信じてるから」と言うハナ。

苦しむウンタクに、ピルグは、あの二人は離れそうにないからもうソウルに帰るよういいます。自分が会いに行くからって・・・でも自分で決めますからと言うウンタク。

初めてのデートでナンのお墓参りをし、映画を見るホサンとハナ。でもホサンは突然の胃の激痛で・・・トイレにいくと嘘をついて鎮痛剤を買います。映画中も痛くて苦しくて・・・必死で隠そうとするホサンを理解し、気づかないふりをするハナ。

ハナにソウルに帰ることを伝えるウンタク。二人は本当に通じ合う心があるのに、ハナの気持ちはウンタクにいかなくて。だからウンタクは諦めるんじゃなくて、ソウルで一人がんばれるか試してみるといいます。いつか・・・辛くなったとき、友達として連絡していいか聞くハナ。ウンタクは友達としてではなくてもいつでも連絡しろって。荷造りするとき、やっと渡せた・・・前にハナにあげてハナが車にわすれていった口紅。そしてアボジを宜しくとハナにたのみます。

サッカー選手の手術の前、打ち合わせに病院に行ったホサン。自分の主治医に偶然会います。前に大丈夫だと言われたけど、痛みが増してて。病院の薬の方が効くかと思ってと相談を。痛みが増したなら。。。ご家族が言ってなくても本人が知るべきだと、病気の事をはなします。自分が死ぬことを死ってしまったホサン・・・

連絡を受けたナムギョンはすぐハナに連絡し、「ホサンが病気の事を知ってしまった」と伝えます。

ホサンはナムギョンの元に行き、どうして教えてくれなかったのか・・・どうしてハナの元に行かせたのか責めます。すっかり気が動転してるホサン。やっとまともな人生を送ろうと思ったところなのにって・・・・奇跡を信じてと言うナムギョンに、一人になりたい・・・へんな気を起こす勇気もないことしってるだろうと立ち去って・・・

でも・・・頭の中でハナの「何があっても諦めないで・・・希望をもって」という言葉が・・・探し回って家に戻ったハナは、ウンタクの送別会でホサンが楽しそうにもりあげて歌ってるのをみます。

見てて辛いハナは、部屋に。心配してかけつけるウンタク。またホサンが何かしたのか?ときかれ。。。。本当の事を話します。信じられないウンタク・・そんな状況で笑ってられるなんてって・・・・それがホサンなのよと言うハナ。家族の誰にもしられたくないから。知られたら・・きっと出て行ってしまうって・・・宴の後・・・ウンタクに会ったホサンは「これからも、何かあったらハナに目をかけてやってくれ」と頼みます。

あのサッカー選手の手術の前日、見舞ったホサン。サッカーがすべての人生だったと言う選手に、「俺のように死ぬ人間も居るんだ。足一本で・・・大事な人を愛したり側に居たりできるだろう。また人生やりなおせるだろう」と言うホサン。選手は、ホサンの言葉も真摯にうけとめ、そして大事な人の居る・・・生きる理由のある貴方が羨ましいといいます。

一度ソウルに向かったウンタクだったけど・・・結局帰ってきてくれたよー。

ナムギョンに会い、謝ったあと・・・・ついにホサンは路上で激痛に耐えられず、倒れちゃったよー!!




第十三話

駆けつけたハナだけど気づいてないふりするのが辛くて。それを支えてくれるのがウンタク。二人の支えになりたいって・・・ハナはホサンが自分を信用して話してくれるまで、きづいてないふりをするって・・・でも、オンマが偶然きづいちゃったー。ホサンが膵臓癌だってー。

家に帰ったウンタクは、ピルグに、ホサンには頼れるアボジも居ないんだから、俺のことで恨むのはやめて、前みたいに優しくしてやってほしいとたのみます。そしてホサンはハナを抱きしめ「もし・・・俺が悪いことをしたら・・・何かあったら、俺をすぐに忘れて、新しく人生を始めてほしい」と話をします。

オンマはハナを呼び出し、正直に答えるように言い、ホサンが膵臓癌なのか問いただします。お願いだから彼の心の準備ができるまでしらないふりをしてと頼むんだけど、オンマは、ダメだって・・・大変な事になるまえに早く追い出してって。オンマが追い出そうとするのを止めようと本当の事を話すハナ。「短命な金持ちを捕まえて結婚しようとしたの。お金ほしさに。でも彼が貧乏で、捨てようとしたけど、もう好きになってしまってた。罪滅ぼしをさせてほしいの」って。なんてひどいことをしようとしたんだと、ハナを責めるオンマ。でもバツは自分がうけるから、ホサンは可哀想医だけど、娘の方が大事だと言うオンマ。ハナは、言うならその前に自分が死ぬといいだして・・・・もう愛してしまったんだと必死で説得します。

ホサンに聞かれないようにと、ウンタクにホサンを連れ出してもらいオンマを説得しようとするんだけど、聞く耳もたなくて・・・・ウンタクとホサンが帰ってくるのを待ち伏せしてたオンマは、テバクに話があるといいます。

「今すぐでていって。二度と娘に連絡しないで。娘が看病で苦しむのをみたくない。娘が大事なの。ハナが追うだろうから静かにでていって。」とはっきり言っちゃったー。ハナも自分の病気を知ってると言われ・・・ショックを受けるホサン。

その後、コンさんの店に行き「我が子可愛さに、哀れな子を傷つけたの」と泣くオンマ。

心配してホサンの元に来たハナに「お前を悲しませたくなかった。悲しませることになるなら帰ってこなかった。こんな男でごめん」と言うホサンに、「だったら、何があっても生きて私の側にいて。側で生きて私を愛して」と言うハナ。そんなハナを抱きしめて・・・

ホサンは家に帰りオンマに「時間をください。」と頼みます。ハナに何も残してやってない・・・生きてる姿を・・・幸せな姿を見せてあげたい。どれだけ幸せだったか伝えたい。そしてハナに勇気を与えたい。重荷になる前に出て行くからと。泣けてどうしたら良いか分からないと言うオンマ。そして「可愛そうな子・・・病気になんかかかって。。。」とホサンを抱きしめます。

ハナはホサンが思ったより強くて良かったといいます・・・このまま出て行ってたら母はずっと罪悪感で苦しんだだろうって・・・全部ハナのお陰だと言います。残った時間を精一杯愛して生きるって。

オンマはついにアボジにもその話をします。アボジったら・・・(T-T) ウルウルなんて良い人なの・・・顧客で、長く癌をわずらってて・・・でも家族で幸せに逝かせ、その死に顔がおだやかだった人の元にいき、「息子のように大事な子が癌でながくなくて・・・どうやったら穏やかに逝かせてあげれるか助言いただきたい」ってーー(T-T) ウルウル

ウンタクに「俺が逝ったら・・・お前が体をふいてくれ。病気をしてて汚いからハナやお父さんにみられたくない」と・・・そしてウンタクが居てくれてよかったと・・・・友よって・・・ホサンが。そして苦しくなったら、皆に見られて心配かけたくないから、ウンタクが外に連れ出してくれと頼みます。苦しむホサンの横で冷静を保ちながら・・・涙のでるウンタク。

ウンタクとホサンとハナとナムギョンでボーリングを楽しんで。ナムギョンは、沢山良い思い出を作ってといってあげます。ホサンはウンタクに俺が去ったあともハナの側に居てくれるよな??ハナは寂しくないよな?って。「うん」と答えてあげるウンタク。

ホサンはハナに、何も自分にはないと思ってたけど、愛してくれる女性が居て、心配してくれる友達が居て、仕事があって、本当に満たされてるとはなします。でも一つだけ残してるものが・・・奇跡だって・・・ハナは、奇跡を信じてるといいます。ハナがホサンを愛したのも奇跡だし、沢山奇跡がもう起きてるって。一度だけ、ナンに奇跡をお願いする二人。でもホサンは、切実じゃなかった。ハナの暖かく受け入れてくれる気持ちが、ホサンに運命を受け入れさせてくれてた。

何度も入ったから恐くないと自分に言い聞かせて棺桶に入るホサン。でも・・・そこにオンマが。どうかホサンの命を長くいきさせてと・・・必死で願う母。感動するホサン。でも・・・その時オンマの言葉で、ハナが短命な金持ちを捜してたのを知ってしまった・・・それを懺悔してたから・・・




第十四話

すべてを知ったホサンは出て行ってしまった・・・。追いかけるハナ。ホサンは遠くへ行こうとチケットを買おうとしてたのに買えなくて、座り込んでて・・・ハナが話しかけます。でも「お前が俺を愛してくれたのを信じてた。赤い糸を信じてた。お前が俺の病気を知って傷つかないよう心配してた」と言うホサン。最初はそうだったけど、今は本当に好きになったと必死で言うハナだけど、ホサンには、同情し、罪悪感でそうしてるとしか思えなくて・・・ハナに帰ってほしいと言います。

心配なハナはナムギョンに連絡を。ホサンの元に行くナムギョン。ホサンは・・・すっかり孤独に押しつぶされそうになってた。病人あつかいするなと人にはいいながら・・・知らない場所で死んだら、身元不明の死体になると思えば恐くてチケットも買えなかったと言うホサン。ハナの事は結局言わず、ナムギョンが一緒に居てくれるって言ったのも、同情心だったんだねって。でもナムギョンは、同情しちゃいけないの?本当に大切な人だから同情もするし心配もする。私たちはそうやって、お互いに慰め合いながら生きて行こうといって・・・

それを聞いたホサンは逆に、これが最後のチャンスかもしれないからと、一人旅をする決意をします。ナムギョンには、心配するから、必ず何度も連絡すると約束して。

ナムギョンは、ハナを誘い飲みに行きます。そこにホサンから「トンへ(東海)」についたとの連絡が。ナムギョンはハナに変わろうとするんだけど・・・ハナはげんきだったらそれでいいって。ハナはナムギョンにどうしてこんなにホサンが怒ってるか知りたくないか、ナムギョンに聞くんだけど、ナムギョンは、ホサンが知って欲しくないのなら、知らない方が良い。でも、きっとホサンは理解してくれるよと励まします。

東海で、葬儀中のハルモニを慰めたり・・・サッカーしてる男の子を見て、なかまはずれにされた自分を思い出し、友達の輪に入れない女の子を見てハナを思い出したり・・・ゆっくり過ごすほさん。

ハナの家族は皆ホサンを心配して暗くて・・・そんな中、コンさんが皆に仕事を手伝ってって・・・何かと思ったら「コンさんのおごり」会。つまり無料奉仕で街中の人にコーヒーやジュースのサービスを。客は皆笑顔でありがとうとかえっていって・・・手伝う葬儀屋の皆にも笑顔が。

コンさんはハナに、「疲れたときこうやって無料奉仕するの。そうすると、皆が喜んでくれて、自分も元気になるのよ」って・・・そしてハナに、我慢したりするなって・・・・恋愛中なんだから、スネてもいいしケンカしてもいい。今を楽しまないと。一方が言いなりになったりしたら恋愛の楽しみはなくなるのよ。と教えてあげます。愛する人に出会えただけでも幸せなんだからって・・・

ウンタクはコンさんに、ピルグと結婚してくれませんか?って。そしたら母として慕うって。そう言ってくれただけですごく幸せなコンさん。でも、自分は二回も結婚して幸せじゃなかった。今は春川の恋人としてこうやって生きててとても幸せだと。二度と結婚はしないけど、ピルグさんは大好きで一生親友で居れると誓えると笑顔で。素敵なコンさん。ウンタクはピルグに似てるところを見つけたとピルグに言います。「目は高いけど女の心は奪えないところ」って。笑いながら「俺にはお前のオンマが居たぞ。お前にもいい人が現れる」と言うピルグ。

痛みに苦しむホサン。気づくと留守電が・・・ハナのオンマ・・・そしてウンタク・・・最後にハナから。。。。どれも心のこもった心配したメッセージで、早く帰ってきてって。。。

えええーー!!コンさんが・・・あの皆に愛され慕われてたコンさんが・・・事故で亡くなったよーーー(T-T) ウルウル

葬儀は、ハナの所でするか、ライバル社でするか話し合った結果・・・ライバル社で。恩に着るライバル社の社長。皆、コンさんを愛してたから。

そして葬儀の日。。。ホサンも帰ってきた。その葬儀には街中の人が参列し、長蛇の列で・・・それほど愛されてたコンさん。事実を知った、娘は、母の嘘もしるんだけど、ずっと自分が母が寂しくないか心配してるからそう言ったんだと思うと・・・そして、自分の心配は取り越し苦労で、母は幸せで皆に愛されてたと。皆の笑顔で元気が出ると言ってたコンさんの為に笑おうと言う皆。それをみて、ホサンは、必死で愛されようとした人は、ちゃんと死んだ後も愛を残し、幸せになろうと努力した人は幸せを残せる事を知ります。そして・・・自分は何を残せるかって考えるホサン。

ハナはホサンに、まだ私を許せなくても、私は貴方を愛してる。ずっと貴方だけを愛してる。と言います。だまされないって言うホサンに、コンさんに教わったと・・・愛したら、明日がどうなろう愛に夢中になれと教わった。ホサンの気が変わったとしても私の気持ちは知って欲しかったと。

ホサンはまだ一度も愛してるなんて言ったことない・・・大事にして完ぺきな瞬間に言いたかった。でも・・・完ぺきな瞬間なんか訪れないかもしれない。そう正直に言い、オンマに会いにいくつもりだといいます。元気なうちに健康な姿を見せたいからって。オンマの元に行くホサン。不安で・・・離れたくなくて・・・どこまでもつい着いていってしまうハナ。そんなハナに「一緒にいく?」とホサンが。



第十五話

ハナと一緒にホサンに会ったオンマは再会を喜んで。ホサンは、ハナの両親が、本当の息子のように可愛がってくれるし、就職も決まったと話します。ハナの実家の葬儀屋で働いてると知り、自分に何かあったとき息子に息子に見送ってもらえるなんて嬉しいと言う母・・・ホサンは席を立ち、一人心の中で、先に逝ってごめんなさい・・・でもオンマが来るときは必ず迎えにいくからとつぶやきます。

母はハナに、ホサンと結婚する気あるのか聞き、ハナは、即答で、ホサンさんさえ望んでくれればそうしたいと答えます。ホサンは取り柄はないけど優しい子だから、宜しくねと必死で頼むオンマ。オンマはハナを気に入って服を買ってくれて・・・着替えてる最中、家の権利書は返すから、ちゃんと罪をつぐなって、素敵な人も現れたから、人生を再出発しなさいとホサンに話します。向こうの両親も可愛がってくれてるなら理解してくれてるはずだって。

帰ろうとすると、オンマが兄たちにも会っていけって。。。戸惑うホサンに会うように言うハナ。 ハナがいてくれて良かった・・・居なかったら泣いてたかもしれない。これ以上心配かけたくないから、病気の事はだまっていたいんだと言うホサン。ホサンの手を握りしめるハナ。兄たちにも感動の再会を。喜ぶ兄たち。仲良く食事をして。ハナは写真を撮ってもいいですか?って。両親にみせたいからと。ホサンの家族との写真を撮るハナ。

愛するコンさんを失い気力をなくしてるアボジを元気づけるウンタク。看板のとられちゃったコンさんの店で、一緒に飲んで酔って 騒いで。

帰ってきたハナはオンマにホサンと結婚したいと言います。ホサンの為じゃなく自分の為に。こんなに愛してるのに、結婚もしたいし新婚旅行もいきたいって・・・このままじゃ法事になっても何もできないって。それだけはダメだと言うおんま。それこそ、ホサンの重荷になるだけだって。それを聞いてたホサンは、オンマに「安心してください。そんなことはしないから」って・・・

ホサンはハナに、世界で一番大事な人だといいます。そして始めて、俺はナ・ハナだけを愛すると。

ライバル葬儀社がコーヒーを飲みにハナの店に。コンさんを裏切るようで他の店にいけないって・・・コンさんのお陰でライバルが仲良くなって。

ホサンはオンマに寿衣を送りたいって思うんだけど、うるう年のうるう月に送らないといけないと知って・・・・・ちょっと考えちゃいます。そんなホサンに普通に「来年送ればいいじゃないか」と言うウンタク。「俺、忘れっぽいから、来年また教えてくれよ」と言うホサン。お前が送ってくれてもいい。息子でも息子の友人でも、効果は同じだろうって・・・・そうしてくれたらいつかおごるよと笑うホサン。

ハナはナムギョンに会い、カンジェさんと婚約したことを後悔してないか聞きます。後悔したことがあると言うナムギョン。彼のオンマが婚約したせいで、ナムギョンがこうなったと自分を心配するし、自分を見ると息子を思い出すみたいで会えないって・・・。それを聞いたハナは、結婚したかったけど・・・結婚すればホサンの家族とも家族になれると思ったけど、心配をかけるだけだと知って、結婚を諦めます。そんなハナに「きっとハナさんもこうやって、過去の話として話せる日が来る。」と励ますナムギョン。そして・・・実はカンジェが居なくなって以来、結婚式に行ってない。幼稚だけど、ウェディングドレスをみるとむかつくのって。理解できるって笑うハナ。

死霊婚を頼みにきた女性が。婚約してて一緒に亡くなったカップルの妹だった。元々結婚には反対してた両親達は事故を境に一段と仲がわるくなり反対してるけど、どうしてもしてあげたいって。そして、哀しい雰囲気にしないでほしいと頼みます。

ホサンはハナに、「来世では添い遂げよう」と約束して。ウンタクに、死霊婚にはハナの両親を同席させたくないと頼みます。ハナが結婚したいって言ったことで心配してるからって。それを受け入れてくれるウンタク。

死霊婚って人形を持った新郎新婦の代役がいるのね。最初は自分が司会をするって言ってたホサンだけど、ハナとウンタクが腕組んでるのを見て、やっぱり自分が新郎をやるって(笑)

滞りなく終わった死霊婚。ウンタクは気を使って、ハナとホサンに「新郎新婦は、新婚旅行で散歩でもしてこい」と、「今日、私は結婚した」と言うハナにしてないというホサン。ハナは笑顔で「じゃ、私だけがした」といって腕を組んで散歩して。

家族は皆、ホサンが悪化してるのを知ってたけど・・・本当は哀しい雰囲気になるはずだけど、皆が一生懸命気づかないふりして幸せに暮らさせてくれた。

そんなある日・・・・夢なのか・・・ホサンはついにお迎えがきた夢を・・・このまま死ぬのか?嫌だ・・・嫌だ・・そう思ったとき、ハナの自分を呼ぶ声が。その声の方に駆け出すホサン。目覚めたホサンの前にはハナが。「起こしてくれてありがとう」心からそう言うホサン。




第十六話

心臓マヒで突然亡くなったハラボジの葬儀を頼まれたホサンたち。奥さんは冷静で。どうしてかと思ったら、自分は年をとってるからって、何度も死んだふりして、本当に死んだ時驚かないよう練習してたらしい。だから奥さんは、本当に死んだのかな?また「ひっかかったなー」って起きてきそうでと・・・現実感なくて。急だったし安良かだったハラボジ。ホサンはそんな死に方をしたハラボジを羨ましく思うし、残されたハナが心配で。ハナは、自分は大丈夫だからと言ってあげます。

いつまでも元気のないピルグ。元気をださせてあげようと、ブーちゃんみたいな子犬をひきとってきたホサンとハナ。「もう情をかけて失うのは嫌だから返してこい」なんて言ってたけど・・・ハナの言うとおり、こっそり可愛がってるよ(笑)

初給料をもらったホサン。「何かしたいことは?」とハナに聞かれ、ハナの両親に旅行をプレゼントしたいと。ハナと一緒に使えばいいと両親は言うんだけど、ホサンは息子のように思ってくださってるなら、両親の誕生日にプレゼントするのは当然です。後で出来そうにないから、自分の為にも行って欲しいって。旅行に出かける両親は嬉しそうで。その日、ピルグとウンタクも釣りに行くと言い出した。ハナとホサンは家で二人きりだ。二人きりで新婚さんの様に過ごすハナとホサン。なぜだか幸せすぎて痛みもでない。ハナは「ホサンは誰とつきあっても素敵な彼だったと思う。でも、私はホサンとしりあわなかったら、女じゃなかったわ」と。そんなハナを幸せそうに抱きしめるホサン。

ナムギョンは学生の頃の様にボランティアに誘って。当時を思い出し、嬉しいホサン。終わったあとはいつもの居酒屋で。あの頃のように過ごす二人。ナムギョンを送ると「昔のように抱きしめていい?」と聞くナムギョン。ホサンはいつも抱きしめてもらいたかったけど、自分だけ抱きしめてもらったことがないと言います。その分も含め、ホサンを抱きしめるナムギョン。そして耳元で「ずっと側にいてね」って・・・

ハナもウンタクを誘ってデートを。あの誕生日の時を思い出すと言うウンタク。そしてウンタクの初恋の話をして・・・・ウンタクは一生添い遂げればハッピーエンドだとは限らない。でもハナさんたちは、ハッピーエンドなんだよと言ってあげます。

そして楽しかった一日を話し合うホサンとハナ。愛する恋人がいて、良い異性の親友が居て俺たちは幸せだって。ハナは、正直に、最初はホサンが死んだら自分も後を追おうと思ったことがある。でも、友達にこうやって守られてて・・・応援してくれて。彼らを後悔させたくないから生きると言います。俺が死んで慰める役も、慰められる役もお前の務めだといい、どうしても辛そうだったら、神様にコネを使って早く会えるようにしてもらうよって。

ホサンはハナのためにピアノを習ってるんだけど、痛みがひどくてどうしても出来そうになくて・・・

ある日、町中にハナを呼び出します。そこには「ガム(ハナのあだな)あいしてる」とかいた風船を持ったホサンが喜んで抱きつくハナ。その勢いで風船が飛んでいってしまって・・・悲しがるハナ。そんなハナに・・・あああ・・・これってハナの夢だったやつだー。人混みの中でホサンはハナにキスを~♪キャッ(^^*))((*^^)キャッどうやらウンタクが入れ知恵してくれたみたいだね♪

あの亡くなったハラボジの奥さんがお礼を持ってきてくれた。夢の中でお礼をするよう言われたって。夢の中でもいたずらするんですよと笑う奥さん。ホサンは、ハナとウンタクに、夢で会えるから、長生きしろよって。考えてみれば死も、引っ越しも変わらない気がする。会いたくても会えないし。でも会える事もあると。だから・・・幸せに生きてると思うようにしようって。

そんなホサンの前に可愛い天使が。「迎えにきたの?」ときくと頷く少女。「もっと後でもいいかな?」と聞いたら頷いて、また後でって・・・ソノはなしを聞いて・・・本当に天使だったのかどうか・・・でもきっと、ホサンが幸せな場所に行けると教えてくれた天使に違いないと思うハナ。

ホサンはナンのお陰で見つけたあの公園の木の下に自分を埋めて欲しいとたのみます。そして時々起こしににきてほしいって。そこで眠るといつも幸せを感じるホサン。

「僕の人生を見つけてくれた大切な君を・・・ぼくの葬儀に招待します」そう書いた手紙が・・・そして夢だったのか・・・現実か・・・あのオープニングの・・・あの公園の木の下で楽しむ二人の姿が・・・

 

 

ホサンの葬儀の後、見て欲しいと言われてたビデオを家族の前で見せるハナ。そのビデオには、ホサンの幼い頃からの写真が・・・タイムマシーンにのったみたいに。そして。。。一生でたった一度の・・・ピアノの演奏を。最後に、アボジ・・・オモニ・・・ピルグアジョシ・・・ウンタク・・・・そして俺のガムちゃん、愛してるって。自分を思い出したら必ず笑ってほしいと。皆の笑顔を見たら元気がでるからって・・・・(T-T) ウルウル

それから一年。。。ホサンの眠る木の下で、皆があつまって、ピクニックを。皆笑顔で。そんなピクニックに参加してきたナン・・・そしてコンさん。皆には二人が見えて一緒に楽しんで・・・・そして花束を持ったホサンも。全員集合で楽しいピクニックをします。



注意 

こちらの写真は個人的に楽しむため掲載したものなので無断転載・転用を堅く禁止します。