韓国映画「幽霊が住む」　チャ・スンウォン　ソン・テヨン　あらすじ　ネタバレ　まみまみ

幽霊の出る話って事で、怖くて見てなかったんだけど、バリバリのコメディでした（笑）それも最初はまるで「バラエティ番組（お笑い）」さながらのオーバーな怪奇現象で（笑）

ピルギ（チャ・スンウォン）は幼い頃から父と二人きりで暮らしてて。常に借家暮らし。その上父の喧嘩早さから、借家を転々とする羽目に。ピルギはいつも父に「家を買ってよー」って御願いされるんだけど却下。そんな中、父が突然倒れてしまって・・・父の遺言は「必ず自分の家を買えよ」だった。

必死で働き、結婚を約束してるスギョン（ソン・テヨン）の為にもやっとの思いで買った住宅。それは丘の上の素敵な家だった。幸せいっぱいのピルギ。しかし買い出しに行ったスーパーでおばちゃんに「あの家を買ったの？？何か見なかった？」としつこく聞かれ・・・なんと幽霊が出るって事で有名な家だったのだ。

「幽霊なんて気の小さい奴がみるんだ」そう言ってバカにしてたピルギだったけど・・・その家の幽霊は半端じゃなかった！！

ネタバレ追加

「ド、ド、ドリフの大爆笑～♪」並みの派手なポルターガイスト現象！！ソファーは襲ってくるし、包丁は飛んでくる！壁には「出て行け」と血文字が浮かび上がり、「アタック・ザ・ガスステーション」を見てると、突然パクヨンギュが「生きたいならこの家から出て行け」と画面の向こうからピルギに話しかけてきて、貞子状態でテレビから這い出してくるし（笑）常に男らしさを自負してたピルギだったけど、恐怖のあまり、裸足で叫びながら家を飛び出してケイサツに。しかし、結局バカにされるだけ。怖くて家に居られないピルギは、友達を家に泊めようとするんだけど、作戦失敗。再び幽霊の襲撃に会い、手が足に。足が手に？？（笑）ついには家に帰れなくなってしまって。そんな彼を意味深に励ます職場のチャン班長（チャン・ハンソン）。ついにはトラウマの「ニワトリ」が大量に家を占領し始め、逃げようとして二度も雷に打たれ瀕死の状態に・・・。このままじゃ無理だ！そう思ったピルギはついに家を売る決意を！後一歩で売れる！そう思ったとき、再び幽霊が邪魔を！！！しかし、雷に打たれた彼には変化が！な・・・なんと幽霊が見えるようになったのだ。幽霊は若い女だった。最初は怖くて逃げ出したけど、チャン班長は「幽霊は人間よりは怖くない。見えてしまうと何も怖いことなんかないんだ」そう言います。チャン班長には元々見えてたのだ！

いざ相手が若い女だったと分かったピルギは、こうなったら何をされても怖くない。ベッドが宙に浮いても、下で必死になってベッドを担いで揺らしてる女が見えるし（笑）へー。こうやって怖がらせてたんだって感心するだけ。

幽霊の名前はヨンファ（チャン・ソヒ）。ヨンファは何とか怖がらせて追い出そうと試みるけど、すべてのれんに腕押し。笑えました。

チャン班長に、ヨンファの心残りを聞き出して、和解すべきだと言われるんだけど、いがみあう二人に「和解」の文字はない。

そんな中、丘の上にホテルを建設するという計画が持ち上がり、ピルギは快く家を売ることに同意。しかし・・・それを聞いて泣き出すヨンファ。ヨンファは自分がここで旦那を待ってる事を打ち明けます。二人で苦労して建てた夢の家。新婚旅行に出かけたその先であったバスの事故。そこで自分は亡くなってしまって、一緒に亡くなった旦那とはぐれてしまったことを。ここにさえ居れば旦那に会えると信じてずっと待ってた事を・・・。

それを聞いたピルギは、売却の同意を取り下げ、ヨンファの旦那の霊を見つけてあげることにします。なかなか見つからないヨンファの旦那。そして、同意を取り下げられた事に怒り、無理矢理家を取り壊そうとあの手この手で邪魔をしてくる不動産屋。

ピルギは家を守れるのか？？ヨンファは旦那に会えて成仏できるのか？

最後、ヨンファが人に取り憑いて家の外に出るシーン・・・まさかあの人に取り憑くとは・・・ヾ(≧▽≦)ノギャハハ☆ラストの落ちもあって、安心して楽しめたコメディでした。「幽霊が住む」

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