私のオオカミ少年



 

 泣けたわー。ソン・ジュンギ、好きなんです。オオカミ少年なので、せりふはほとんどないけど、心の動きとかわかるし、何より、どんどんかわいくなってくる。きゅんきゅんきます。SHINeeオニュファンの私にとっては・・・ソン・ジュンギはオニュに似てるといわれてるから特別な存在で、最近コンサートでオニュを堪能したばかりだから、一段とオニュと重なって見れて、かわいくてかわいくて・・・(笑)

初っ端、主役であるスニがハルモニになった姿から始まってて・・・・この映画は47年前の話って事なんだよね。だから結末は、ハッピーエンドじゃないんだろうなと思いつつ見始めました。

スニは体が弱く、肺の病気の静養のため、家族と田舎に。そこで偶然出会ったなぞの少年。彼は、言葉がしゃべれず、まるで野生の動物みたいで・・・。最初は、野蛮な少年を嫌がっていたスニ。しかし、引き取り手がなく、入所できる施設がみつかるまでスニの家であずかることになってしまいます。スニの母は、彼を「チョルス」と名づけます。

最初はうとましく思ってたチョルスだったんだけど、スニは、愛犬のしつけの本を読み、「待て」を教えてみます。

すると、「待て」を学ぶチョルス。それをきっかけに、スニはチョルスにいろんなことを教えてあげます。チョルスもスニに心を開き始めて、二人はどんどん心の距離を縮めていきます。

このスニの病院費を自分の父が見てるからと、大きな顔をして、将来スニと結婚をすると言いはってる傲慢な男チテが、チョルスを疎ましく思うようになってきます。そして・・・・



 ネタバレ追加


 切ない話でした。オオカミ少年のチョルスは、以前この家で暮らしていて亡くなった、生物学の研究者が作ったオオカミと人間の遺伝子を持つ少年だったんだね。

彼の存在が世間にばれると困ってしまう・・・。倫理的に許されない実験が韓国で行われたというこの事実が。しかし、チテがチョルスの存在を、生物学者に教えにいったことで、チョルスを生かしておくか、世間に知られる前にころしてしまうかという状況に。

チョルスを消し去ってしまいたいチテは、自分がおこした事故を利用して、チョルスが野生のオオカミとしてヤギを襲ったなんてデマを捏造したりして。なんとかチョルスをころす方向に持っていこう、もって行こうとします。このチテ、マジでむかつきます。自分がスニに嫌われてるからって、無理やりスニを襲おうとしてみたり、チョルスを追い込むためになら何でもやる最低男。

最後の最後は、自らチョルスを殺そうとして・・・。

チョルスは怒りがMAXになると、野生のオオカミの姿に変身してしまうのよね・・・。そしてそんな姿を見られたチョルスは、もう生かしておくわけにはいかない状況に追い込まれて・・・。








ここからは、ラストのネタばれです。

見てない人は見ないで。












最後の最後、わざとチョルスに「嫌いになったからあっちに行って」と、山奥に追いやったスニ。こんなうそなんかつきたくなかった・・・でも、自分と一緒にいるところを見られたら、チョルスはころされてしまう・・・。石を投げつけたスニの心はとてもとても痛かっただろうな・・・。

ここも泣けたけど、47年後のハルモニになったスニとチョルスの再会がーーー(涙)もう号泣!!!!

チョルス、ずっと「待て」って言葉を守ってたんだね。なんて切ないの・・・。そんなチョルスに「待たなくてよい」と47年ぶりにやっと言ってあげれたスニ・・・。チョルスが待ってる間、自分は幸せにくらしていたことを詫びて・・・。

いやー、ソン・ジュンギの演技が本当に良かったです。かわいいし、泣かされたし。

チテ役のユ・ヨンソクってどこかで見たな・・・と思ってたら、「九家の書」に出てたパク・テソだったんだね。この映画では、ほんとにほんとに憎かったわー。

今後・・・チョルスは幸せになれるんだろうか・・。なってほしいな・・・でも、ずっと一人ぼっちなんだね・・そう思っただけでまた切なくて涙が。。。


                 

 
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