六月の日記



 

 私の大好きなシン・ウンギョンが結婚して出産した後の復帰作。二年ぶりの映画。とても子どもを産んだとは思えない鍛えられた体だったわー!お腹もしまってて。でも胸は大きくなってたねー。(余談です)

ジャヨン(シン・ウンギョン)は女だてらに強力一班で活躍する刑事。彼女は両親を亡くした高校生の甥を育てながら仕事をしていた。彼女の部下でありパートナーは、ドンウク(ムン・ジョンヒョク)。彼は公務員だし安定してるからという理由で刑事になったお気楽男。

ある日、高校生が、陸橋で何者かに刺される事件が起こった。調べてみると、同じ学校の生徒が自ら命をたっており、その胃の中からは「6月○日。僕は陸橋で○○をころした」という、日記の切れ端だった。事件は加害者のジサツでけりがつこうとしてたが、腑に落ちないジャヨンは、被害者の胃の中も調べてみた。するとそこには、「6月○日。○○をジサツに見せかけてころした」という日記の切れ端が!




 ネタバレ追加


 サツジンのにおいを嗅ぎつけたジョヤンは、この日記を書いた人物を捜そうとその高校に。そして・・・それは過去にひきにげで亡くなってるヨ・ジンモという生徒の文字だと言うことをつきとめた。

その生徒の母親がドンサン病院で看護婦をしていると分かり、病院に向かったジョヤン。そこで懐かしい親友ユニ(キム・ユンジン)と再会する。そこに電話が・・・「今日、ドンサン病院で一人応急室でころされることが分かった」と・・・駆けつけたジョヤン。しかし・・・また一人犠牲者がふえていた。

次々と同じ学校の生徒が犠牲になる事件。ケイサツはジンモの母マリアを指名テハイするが・・・ジンモの部屋で見た写真から、マリアはユニであることに気づいたジョヤン。6月に六人ころされる・・・・そう書いたジンモの日記が見つかった。

ユニがハンニンだ!そう気づいたジョヤンは、見つけたジンモの日記の、切り取られた部分の跡から一人の生徒がねらわれてると察知し、警護するが、そこに突然バイク便が。差出人はユニ。その荷物は本物のジンモの日記だった。

裏をかかれ、別の生徒がころされてしまった。そして、ジョヤンとドンウクは、ジンモがいじめられていた事実をつきとめ、次の犠牲者は、いじめの映像をとっていた少年だと気づくが・・・一足遅かった。

後一人・・・犠牲者は助かるのか。そんな中、ジョヤンと不仲な育ててる甥ジュナが・・・

比較的早い時期にハンニンが分かっていたので、なんとなくひねりがないなーって思いながら見てました。最後の犠牲者もきっとジュナなんだろうなって予想はつき、最後にジョヤンが助けて・・・オモ!!平凡だな。って。でも、最後、さすが「キム・ユンジン」な演技に泣かされました。「いじめ」という問題は現代問題として大きく捕らえられてるけど、皆、どこかでそういう後ろめたい過去を持っている。ユニとジョヤンもそうだった。オーバーラップする現在と過去。そして、母子として生きる甥とジョヤンの通わぬ心と対照的なユニの母としての愛。そう思ってみてたら・・・・

そんな心痛くなる事実が・・あああ・・・。「傍観者」それが最後の犠牲者だった。ユニの計画は失敗だったのだろうか?それは映画をみてから。なんてー。ちょっとネタばれしすぎましたね。ごめんなさい。でも、女優キム・ユンジンを見ました。シン・ウンギョンも格好良かったです。できればもっと華麗なアクションも見たかったなー。エリックは格好良くてチェゴ☆☆

いじめのシーンは・・・見てて胸が痛くなりました。私もあの子の母親だったら・・って思うと・・・「六月の日記」


                 

 
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