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うーん。ネット上では否定的な人も居るけど、嫌いじゃないなー。このブラック・ユーモア。ソン・ガンホとチェ・ミンシクが偉大なる俳優だと知ってる人なら、この面白さが一段と分かるかも。何も知らず、ただのおじさんだとして見たら、つまらないって思うのかな?
カン一家は、退職金をはたいて、ソウル市内から郊外の山荘に引っ越してきた。近くを道路が通る計画があり、通れば、爆発的に繁盛するだろう。しかし、計画は流れ流れて、全然実現しない。せっかく山荘を経営し始めたのに、客は一人もこない。
カン家は六人家族。父と母。長男ヨンミン(ソン・ガンホ)・長女ミス(イ・ユンソン)に次女ミナ(コ・ホギョン)に叔父のチャング(チェ・ミンシク)だ。変なおばあさんは、山荘を見て不吉な予言をするし、全く客のない山荘で、家族のイライラはピークに。そんな中、やっと一人の男が客としてやって来る。しかし、その客は、次の朝、胸を鍵で刺して死んでいた。自殺?他殺?なぜか、財布のない荷物。ヨンミンは、窃盗で警察のお世話になったことがある。事件があったとなると、山荘に客は来ないだろうし、このままではヨンミンが犯人にされてしまうかもしれない。父と母、ヨンミンとチャングは、その遺体をこっそり山に埋めることに。そこから家族の悲劇(喜劇?)は始まった。
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