日に日にイニョンとイソクは互いを求め合うように。イニョンに得意げに自慢され、理解ある恋人ジョンウは、初恋のイソクとそっくりなイソクと対面するんだけど「全然似てない・・・」と。
イニョンとジョンウの親しげな姿に焼きもちをやくイソク。そんなイソクが嬉しいイニョン。
そしてオーバーラップする13年前の記憶・・・イニョンは一匹の犬を介して心を通じ合ったイ・スという男の子と出会った。しかしその淡い恋の途中で、あっけなくイ・スは事故で帰らぬ人に・・・その告別式で会ったそっくりな男の子イ・ソク。イニョンは、イ・スにそっくりなイ・ソクにキスをし、二人は結ばれて・・・・
現代のイニョンとイソクの前に、突然13年前のイニョンが現れて・・・・今度は高校生のイニョンとイソクにジェラシーを感じる塾講師イニョン。
うーん・・・途中で、イニョン13年前の出来事と思える映像が、この高校生のイソクと、高校生のイニョンの最近の話なのか、塾講師であるイニョンの13年前の話なのかわけが分からなくなってきました。
でも、途中で高校生のイソクと塾講師のイニョンのキス☆シーンで、イニョンが空中に浮かんでるシーンで・・・これはファンタジーだから、過去と現在が融合してるということか??って。
そして現れた、30歳になったイソク。本物のイソクに会ってみると、ジョンウの言うとおり高校生のイソクと全然似てなかった。彼が過去の記憶の中にある懐かしい教科書を返した事により、やはり過去と現在が融合してるんだって・・・一体何なんだ??(←正直な感想)
最後に、イニョンの部屋にイソクと30歳のイソクとジョンウが集結するんだけど、最初は重苦しい感じだったのに、なんだかなごやかで。イニョンが痛がる親知らずに、三人の男が心配そうにしてて。その後やけに平和で・・・
タイトルが親知らずでしょ??最初書いた通り無理矢理考えると、「初恋」なんて親知らずのようなもので、痛む時には、体中の神経を支配するほどの存在力があるけど、抜けばただの「歯」になり、痛みも忘れるって事なのかな??恋なんて親知らずのようなものとか??
記憶の中では似てると思ってたイソクが(ベッドでも高校生イソクは下手だったし)、実はそれほど似てなかったことが分かったシーンも、よくよく考えると、全ては妄想であることが多いって事を言いたかったの??あと、高校時代の傷ついたイニョンが、盲腸の手術をするんだけど、彼女にとっては、それは初恋を失った痛みと同じようなもので。初恋を思い出す傷。
でも高校生の頃のジョンウは、それを見て「かわいい」と言った。傷ついたどうしようもない心に支配された失恋の傷も、他の人からみると、全く違うものに見えるって事とか??
いやー。無理矢理考えました(笑)間違ってるでしょうが。でも、それ以前にここまで後で考える人もそう居るとは思えないんですが・・・。久々に、「ええーーーあと何分だよー。まさかこのまま終わり??」なんて考えながら見た映画でした。ごめんなさい。でも、久々にキム・ジョンウンって美しいなとは思いました。
※掲載写真の著作権は該当著作権者と所属事務所にあります。
|