学生時代、アメリカに留学したヒョンジュン(キム・テウ)が7年ぶりに帰国。彼は今なお映画監督になる夢を諦めていない。7年ぶりに親友ムノ(ユ・ジテ)に逢いに来たヒョンジュン。ヒョンジュンは大学の絵の教授になっており、結婚もしていた。久々に酒を酌み交わす二人。そしてヒョンジュンが言う。「ソンファを知らないか?」ソンファは留学前にヒョンジュンが愛していた女だ。一旦は知らないというムノだが、「田舎の方のホテルでホステスをしてると噂を聞いた」と、教える。そこから、ソンファに逢いに行くことになる二人。
ソンファの事を最初ムノが隠したのには理由があった。ヒョンジュンが留学してすぐ、ムノはソンファと体の関係を持っていたのだ。気まずくソンファを訪ねるムノと、思い出に陶酔するヒョンジュン。二人の心の中に居るソンファ。その違いが、二人の男の対照的な価値観や人物像を表現してます。
|