ミスター・ソクラテス



 

 すごく面白かったですー。「この映画、期待しないで見たら、超面白かったから見てー」ってなみみんさんから言われ、見たんですが、なみみんさんの言う通りおもしろかった~♪予告は見てたんだけど、予告じゃこんな面白い映画って分からなかったよ。

ドンヒョク(キム・レウォン)はヤ○ザの中でも飛び抜けて悪質なヤ○ザ。情けも容赦もない男。そんな男がある日親分に呼ばれ、その悪さが組一番だと認定され、なぜかカンキンされ、猛勉強をさせられる事に。訳の分からないドンヒョクはなんとか抵抗するんだけど、その強制力はまるでゴウモン。少し眠そうにしようものなら、逆さ吊りで頭から水につけられるし、数学の答えを答えようとしなかったら、線路に手錠をかけられ、電車が来るまでに答えないと鍵を渡してくれなかったり。なぜ自分が弁護士であるチョの命令で、無理矢理勉強させられるのか全然分からないドンヒョク。

スパルタな先生がいて、小柄なのに、あまりに強く、ドンヒョクも太刀打ちできない。こんなドンヒョクでも、「弟」は大切で、弟を盾にとられ、弟を守ろうと猛勉強をすることに。「勉強だけが生きる術」そういわれつつ、なんとか大検を合格!やっと釈放されると思ったら、なんと今度はケイサツ試験を受けることに!!そして合格し、晴れて警官になったドンヒョク。

ドンヒョクの母は幼い頃蒸発し、父は、ドロボウとして捕まっており、ドンヒョクは一人で弟を養うため、悪の限りをやっていた。そんなドンヒョクがケイサツになったからといって、彼が変わる訳じゃない。


 ネタバレ追加


 そんな中、ある日銀行にたてこもったハンニンが、自分を指名してきて、ドンヒョクは何もしてないのにハンニンが何故かドンヒョクに手柄をたてさせてくれ、彼は晴れて「強力班」に配属を。そこで初めて、自分はチョ弁護士とその後ろに居る人物に犬として飼われ、ケイサツに潜入させられたんだと言うことに気づきます。バックに居る人物にとって都合の悪い人を、「正当防衛」を演じて始末し、バックの大物がケイサツから逃れるために忠実に働く犬であることを。

ドンヒョクが強力班に行って、その実力を班長に試されるんだけど、これがおもしろかったー^^指名手配のハンニンを見つけ出す任務なんだけど、元ヤ○ザだから、そっちの情報はすぐ入るし、そのふてぶてしさは刑事というよりヤ○ザだし~(笑)毎回ハンニンと間違えられてドンヒョクに痛めつけられるチンピラも笑えたよ(笑)

でも・・・「正当防衛」を自作自演させられた時、ドンヒョクの中で「何かが違う」という気持ちが生まれてきます。強力班の班長と親しくなるほどその気持ちが強くなってきて。そんなドンヒョクを「自分は犬なんだ。言われた通りにやればいいんだ」と分からせるため、チョ弁護士はドンヒョクのウィークポイントである弟をダシにしておどし、痛めつけたり。あくどい事をしてドンヒョクを苦しめます。

班長は上司である判事が気に入らなくて、大きな山である「チャン」という凶悪組織のボスを捕まえようとしてるんだけど、ドンヒョクはその人物が自分を犬として飼った張本人だと気づき、ヤ○ザなまま生きるか、ケイサツとして生きるかの狭間に揺れはじめます。 果たしてドンヒョクはこのまま犬で終わってしまうのか?組織のボスを相手に勝つ事ができるのか!!

この映画のレウォン君、最高によかったわー!!レウォン君はいたって真面目に演じてるんだけど、脇のキャラが笑えるんだよねー。それにストーリーも、なかなか良くできてて、ラストのオチまであり、最後まで楽しませてもらいましたー。ラストの仰天事実は、私は読めちゃったけど、読めても十分楽しめる作品でしたー^^

あの先生もいい味だしてたよね~^^いつの間にか師弟愛までそだっちゃってたし~。ドンヒョクのお父さんも、ずっとムショに居たけど、味がありましたー^^「悪法も法だ」って言葉で締めくくられた面白い映画でした。                 「ミスター・ソクラテス」


                 

花← →花
全部読んだらここが出口
 
※掲載写真の著作権は該当著作権者と所属事務所にあります。
 


まみまみの韓国ドラマ

目次へGO!
まみまみの韓国映画

目次へGO!
まみまみの楽天ブログ

へGO!