口笛姫



 

 

期待してなかったけど面白かったです。南北関係のラブコメって事で「面白い映画」のように中途半端なラブコメなのかな?と思いつつ見たんですが、こっちの方がずっと面白かった。コメディっていうより、所々に笑いもあるラブストーリーって感じでした。ちょっと南北盤「ローマの休日」って感じです。

来韓中の平壌舞踊団のダンサーに、キム・ヒョンス。北朝鮮をの主要なトップダンサーである一方、彼女は実は、北朝鮮最高指揮官の隠し子だったのだ。つまり、彼女はプリンセスなんです。ふとしたきっかけで、戻ったら政略結婚させられると知ったヒョンスは、泊まっているホテルから脱走します。この大事件に、内密で捜査に当たることになったのが、北朝鮮人民武力部のソン・ジルと、韓国国家情報院のパク・サンミンだった。この二人は過去の内紛で敵対していた仇同士だったのだ。そんな二人が強力しあわないといけなくなったのだ。

一方ヒョンスは、のんきにクラブハウスではしゃぎ、プロを目指すバンド「NO FENCE」と意気投合!バンドメンバーの共同生活する部屋に転がり込むのだった。リーダーのチソンは、そんな状況に猛反対するが、他のメンバーは、ヒョンスの持つゴールドカードに心揺らがされ、彼女の協力のもとでプロになれるのではないかと夢をはせます。

しかし、



 ネタバレ追加


 彼女のカード使用記録から、北朝鮮最高司令官の娘が韓国に潜伏しているという情報がCIAに漏れてしまった。CIAは朝鮮半島での勢力強化のため、利用できると、工作員をソウルに派遣し、彼女を拉致しようと画策していたのだ。

「NO FENCE」のスポンサーになると決意した彼女は、メンバーに服を買ったり、色々つくします。最初敵対視していたチソンも、段々と彼女に惹かれていきます。彼女はきっと・・・・最初からチソンしか見てなかったから一目惚れだったのかもしれないですね。幸せの絶頂で、彼女を追う、北朝鮮人民武力部のソン・ジルに見つかってしまう。ヒョンスは顔見知りのソン・ジルに、お願いだから、絶対戻るからもう少しだけ時間が欲しいとお願いする。ヒョンスの可哀想な(北朝鮮最高司令官の娘として、自由のない)生活に同情していたジルは、彼女に4日間だけ自由をあたえる。ちゃんと彼女が約束を守る子だと分かっているのだ。しかし、CIAの魔の手は彼女のすぐ近くまで来ている。ジルとサンミンは、彼女の護衛を隠れてする。ジルとサンミン。仇同士なのに、互いの心の中にある共通した人間らしさに共鳴しあい、段々と互いに信用しあうようになるんです。友情が生まれてくるって感じかな?そこもなかなかいいです。

そして四日後に迫った(ヒョンスが戻る日)ロック・フェスティバルに向け、「NO FENCE」の最後の練習がはじまります。四人の青年のぶつかりあう姿。チソンのトラウマ。色々乗り越えついにロックフェスティバルに・・・・。しかしそこでは悲しい結末が。

ラストシーンで兵役中のチソンが、北朝鮮の放送で、ヒョンスのメッセージを受け取るんですよね。ああ・・・忘れてないんだな・・・と思った矢先、ん???このチソンの横にいる上官!!あいつじゃんーーーあはははは。

コメディだと思って見たら、かなりパンチ弱く感じるかもしれません。これはラブストーリーだと思います♪  「口笛姫」


                  

 
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