シン・ハギュンとキム・ヒソン主演のラブストーリーです。うーん。二人のラブストーリーっていうか、新シン・ハギュンのラブストーリーとして見てほしいです。賛否両論だけど、そういう視点で見た私は切なくて泣けました。田舎のおばあちゃんの家に病気の父親と住む、ソヒ。そんな父が亡くなる間際、「お父さんはもうすぐ火星に行くんだ。お父さんがあげたおもちゃの水晶の玉に話しかけるといつでも会えるよ。」と、ソヒに言い残します。
ソヒは、その言葉を信じ、皆に「お父さんは火星にいったんだ」と言うけど、皆に馬鹿にされます。しかし、いつもソヒに優しい上級生の少年スンジェだけはいつもソヒの味方をしてくれます。ある日、ソヒやスンジェは友達と川で遊んでいて、水晶を川に落としてしまいます。必死に潜ってさがしてくれるスンジェ。スンジェが潜って探している間に、他の子供に傷つく言葉を言われ、帰ってしまったソヒ。必死で探して見つけたソンジェは、その水晶を渡しそびれる。好きな子の大事なものを持って居たいって気持ちかな?分かるよね(笑)
ソヒがある日「お父さんにお手紙を書いたの」と、頬を紅潮させてスンジェに言います。火星宛てで手紙を送ったと。スンジェはソヒを傷つけたくなくて、なんとか送った手紙を郵便屋さんの協力で手に入れ、手紙の返事を代筆します。この少年ソンジェと少女ソヒ、子役なんだけどとっても上手です。びっくりしました。
そして、お父さんからの手紙をソヒに頼まれ読んであげるソンジュ。ある日、ふたりは豪雨に見舞われ、川縁の小屋に取り残されます。ソンジェは一生懸命ソヒが淋しくないように、九九を連唱してあげます。なんとか大人に助けられ、家に戻ったソンジェはソヒがソウルのおばさんの家に引き取られることを聞きます。水晶を返そうと、ソヒの家に向かうソンジェ・・・しかし結局渡すことは出来ませんでした。
何年も経ち、ソンジェ(シン・ハギュン)は郵便局員になっていました。ソヒがおばあさんに宛てた手紙を届けて読んであげては、彼女の姿に思いをはせてました。一方ソヒは都会に染まって過ごしていました。ソウルに行ってから初めて、おばあちゃんの田舎に遊びに行くことにするのです。ソンジェとソヒの再会です。
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