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ソウルオリンピック開催直前・・街の美観の為、貧しい集落が撤去された。最後までそれに抵抗し、話し合いで解決しようとしてた足の不自由なジュファンは、抵抗の見せしめのように、ケイサツのキム・アンソク(チェ・ミンス)に冷酷にうちころされた。
目の前で弟分の無念な死を見たカンヒョク(イ・ソンジェ)。住民達の願いも虚しく、美観の為、集落は撤去され、オリンピックは成功に終わった・・・
それから数年後・・・。カンヒョクは簡単なセットウで、ケイサツに捕まり、『保護監察法』により10年の服役の刑を受け、ケイムショに入った。カンヒョクの入所と同時に、副刑務所長として、アンソクが就任して来た。アンソクは、ジュファンをころした事で昇進し、たった数万盗んだだけで、何年も、服役しないといけない囚人も沢山だった。「保護監察法」は、まさに、「有銭無罪、無銭有罪」の温床の元凶であった。
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