韓国映画「二つの顔の彼女」　あらすじ　ネタバレ　まみまみ

ポン・テギュはとっても良い俳優になってきたねー。彼のコミカルな演技、チェゴだよ～☆

グチャン(ポン・テギュ）は一度も女の子と付き合った事のない冴えない男。大学7年生だし、母子家庭の姉の家に、母と居候して、お金をたかってる貧乏・・・その上、不細工と来た暁には、彼に彼女が出来る可能性はほとんどない。

しかし、そんなグチャンの前に、天使の様なアニ（チョン・リョウォン）が現れた！！内気で可愛くて、可憐で、別れた彼氏を忘れられず、苦しんでるアニ。次第にグチャンを「オッパー」と呼んで頼りにしてくれるアニに惹かれて行くグチャン。アニもグチャンに心を開いてきて・・・・まさに人生大逆転しようとしてたグチャンだけど。。。。アニには恐ろしい秘密が・・・・なんとアニにはもう一つの人格・・・凶暴な「ハニ」が居たのだーーー！！

アニはハニの存在を知らない。ハニに出会ったグチャンは、あまりの恐ろしさに逃げだそうとするけど、どうしてもアニを捨てられず・・・アニに内緒でハニに耐えて耐え抜き付き合い続けるハメに！！でも・・・本当はもう一つ・・・・彼女にはもう一つ秘密があったのだー。グチャンの初彼女ゲット作戦は、成功するのかーー？？

ネタバレ追加

ただの、コミカルなドラマかと思ったら、良く出来てたわ～♪アニは知らないうちに、ハニに体を乗っ取られ、ケンカをしたり、グチャンをいじめたり。そして、ハニは元彼の家にまで進入し、元彼の彼女の指輪を盗んだり、写真の彼女の顔を切り取ったり。

アニ自身は、気弱で、ビニールのプチプチがないと、緊張から逃げれない女の子。相反する人格に、翻弄するグチャンだったけど、段々、ハニの操作も任せろ状態になってきて（笑）

アニにハニの存在を気づかれないよう、ハニがしでかした事の後処理もきちんとしてあげて。

でも・・・実はアニは、アニでもハニでもなかったんだよね・・・。「ユリ」という、ほとんど眠ってる人格が、本当の人格だったの。もちろん、ユリは、グチャンの前には出てこないから、グチャンを知らなくて・・・・

元彼の存在も、すべてアニの視線で見えてた幻だったー。

あ・・・完全ネタバレになるので・・・ここから見てない人は見ないでねーーー。

元彼は、ユリと一緒に雪山に行き、ユリを助けて自分は遭難し・・・亡くなってしまってたんだよね・・・。その現実が受け止められず・・・自分のせいで最愛の人を失ったって罪悪感から、「アニ」と「ハニ」を生み出してしまってた。アニがグチャンと訪ねた元彼の家も、ユリと元彼が暮らしてた家・・・。そこで見た、婚約者と元彼の出来事も、アニに見えてただけで、本当はユリと元彼の過去の姿の幻だったんだよねー。そっかー。あの時、グチャンにはあの光景は見えてなかったんだねー。一本とられたよーー。

そしてグチャンは・・ユリが本当の姿だと聞き、ユリは多重人格の治療をしてることを知ります。ユリを救うには、愛するアニを消さないといけない。ユリを助けてほしいとユリの姉に頼まれたクチャン。やっと付き合いだしたクチャンとアニ。キスもしたクチャンとアニ。そのアニを消すことが出来るのか。この恋はこのまま終わってしまうのか。

あの、灯台のシーンは良かったよねー。催眠中に、「灯台が見える」って言った時、なんだか切なかったわ・・・。でも、最後、人格のアニは居なくなっても、アニはやっぱりユリの一部だから、出会えて良かった～♪ユリは、アニとハニの（そのまで極端じゃないけど）性格を併せ持った様な子で。アニもハニも、クチャンが好きだったはず♪きっと幸せになれるよね♪

※掲載写真の著作権は該当著作権者と所属事務所にあります。