15年前の話から始まります。ヘウォンの父は、実は財閥の息子だったんだけど、駆け落ちして小さな食堂？？を経営しながら、愛する妻とヘウォンと一緒に暮らしていました。従業員は二人なんだけど、二人とも、母子家庭の女達です。片方の従業員にはヘウォンと同級のスジという娘がおり、父はスジも娘同様に可愛がっていました。そんなある日、父の母親が亡くなったと言うことで、父は実家に戻る途中交通事故に。どうやらこの時、記憶喪失になってしまったらしいです。父の父親は、この結婚を反対してたので、ヘウォンの母の元にいき、「息子が別れたがってる。このお金で手を切ってくれ」と、五億ウォンを渡します。母は、そのお金を返そうとしていたが、元々体が弱く、心労で倒れてしまった。丁度その時、従業員の一人が借金に困っており、なんとかしようとその５億ウォンを盗もうとします。それを止めようとしたヘウォンの母は、発作を起こし亡くなってしまいます。もう一人の従業員、スジの母はそれを見ていて、「お前のせいで奥さんが死んだことを隠しておく代わりに、五億ウォンを二人で山分けしよう」と持ちかけてきます。最初、五億を盗もうとした従業員には、子供も居るし、ばらされたら困ります。おどされ、渋々承諾を。そして、一人残されたヘウォンを電車に乗せて、捨ててしまうのです。

１５年後

ヘウォンはなぜかハン・ユミンという名前で食堂を切り盛りしてます。家出してきた金持ちの道楽息子スンジェの犬が、ヘウォンの商売物の魚を食べてしまったことから激怒！食堂を手伝わせます。ユミンには弟がいて、弟は肝臓を患っていました。どうやら、食堂を経営する母子に拾われたヘウォンは「ハン・ユミン」と名付けられ、ここで育てられたけど、ここの母親は借金苦で家出してしまい、ユミンが一人で一生懸命お金をかせいで、弟の病院代と生活費を稼いでるみたいね。かなり強くたくましい女の子です。

ユミンは弟の通う病院の医師ミンジェに片思いしてました。ミンジェとスンジェは兄弟なんだけど、まだ知りません。また、スンジェには双子の妹イェリムがいて、この三人の母親は、例の従業員の一人。最初、五億を出来心？で盗もうとした方の女なんですよねー。こっちはイメージ的に今のところ、あまり悪い人ではなさそうなんだけど・・・。あのお金を元に、かなり成功したみたいです。一方、スジの母であり、性格悪そうな方の従業員だった女は、結局男にだらしなくて、あのお金も無駄に男に使って、かなりだらしない生活してるみたい。お陰でスジもかなりひねくれて育った感じ。

記憶を失ったヘウォン（ユミン）の父は、実父が病院に運ばれ、そこで、「自分にヘウォンという娘が居る」という事実を聞かされます。