まみまみの愛☆ラブ☆韓国映画&ドラマ 韓国ドラマ目次 ホームへ戻る

夜警日誌(全二十四話)
第一話・第二話


第三話・第四話第五話・第六話)(第七話・第八話
第九話・第十話
第十一話・第十二話)(第十三話・第十四話
第十五話・第十六話第十七話・第十八話
第十九話・第二十話
第二十一・二十二話
第二十三・二十四話


 ~キャスト~
 
イ・リン : チョン・イル

ムソク : チョン・ユノ

トハ : コ・ソンヒ

パク・スリョン : ソ・イェジ


※こちらは、まみまみが字幕なしで書いたものなので、多少翻訳が間違ってる所もありますが、こんな感じ~♪って事でお許しください(笑)
このドラマは韓国放送中に書いてるので、ほぼ字幕並みの大量レビュー形式になっています♪

第一話



遥か遠い昔。人と鬼神が絡まって生きてた混沌の時代。人々の強い願望で混沌は封印され、秩序と平和がやってきた。

しかし、長くは続かず欲望に目がくらんだ人々は鬼神を招き入れ、封印は解かれ、世の中は再び鬼神で溢れるようになった。鬼神を否定する者、鬼神を利用する者、鬼神を退治しようとするものの激しい戦い。その戦いで活躍した者たちがいて、我々は彼らを夜警人と呼んだ。



現れた蛇がまきついた怪しい杖をもった仙人みたいな人・・・。ひゃー!!ハラボジだったのに若者になったよ。これが白頭山ギョリョンを崇拝する龍神族出身の占い師サダムって事??

「殺気が世の中に満ちているから・・・もうすぐ朝鮮全体が血の色に染まるであろう・・」



幼い頃、世子だった頃のリン。リンにぶつかる異母兄のキサン。世子であるリンにぶつかりイヤイヤ謝るキサンに、「兄上のせいじゃないよ」といい、落とした本を拾ってあげるリン。



父王からもらったカブトムシを友達に見せてあげるリン。そんなリンを影から見てるキサン。そんな中・・・突然日食が!!




隕石のようなものが落ちてきて・・・リンを抱き上げ逃げるソン内官。リンが忘れていったカブトムシを手に逃げるキサン。宮殿に鬼気が・・・。

でたー!!王様役のチェ・ウォニョンだ!!リンのいる大宮閣に流星がおちて被害がすごいと報告を受け、リンを心配する王。

冒頭シーンでサダムから怪しい杖を授かった男はその杖を地面に突き立てた!!鬼気が町中を駆け巡り、そしてリンの元に・・・。その鬼気に取り憑かれた武官は、突然リンを守る仲間を切りつけます。

残ったのはソン内官とリンだけに。うわ・・・取り憑かれた武官だけど、ソン内官が逃げたとたん・・鬼気の力で自らの体に剣を刺し命を失って・・・




どうするつもりかと聞くリンに、「例え天が崩れたとしても私は世子を最後までお守りします」というソン内官。ついに鬼気に足を掴まれたソン内官。泣きじゃくるリン。リンに、走って逃げるよう懇願するソン内官。

「ダメだ、私の世子様は絶対ダメだ。いっそ私を連れていけ」と全身で阻止するソン内官だったけど・・・すぐに鬼気にやられてしまって・・・。

一人逃げるリンの目の前についに鬼気が!!日本の長い・・・まるで蛇のような鬼気がリンを襲ってきて・・。そこに突然現れ、鬼気を鎖で払う男が!!サンホンって言うのね(ググった私w笑)リンに「お逃げください」といい、御札を投げ短剣を突き刺します。

「鬼神はあの世へ帰るが良い」と言う言葉とともに消える鬼気。サンホンが振り向くと・・・リンがいない!!



うわ・・・。鬼気を町中に放ったサダムの手下は宮殿に!!次々と武官を倒し、倉庫に・・・。そこで目的の書物を見つけ、短剣を倉庫内につきたて、その場を去ります。

「父上!!」と叫び、泣きながら山をさまようリンの前に再び大きな鬼気が!!「世は、幽霊なんかこわくない!!お前なんか一つもこわくない!!」




リンに襲いかかろうとする鬼気。そこに王が!!リンを襲う鬼気を切りつける王。リンが王に向かって抱きつこうとしたとき・・・突然地面から鬼気が現れ、リンを捕まえ空中に!!鬼気に首を締められるリン。



もうダメだ・・って所でいきなり木の中に消えた鬼気。落ちてきたリンを抱きとめる王。そっか・・・サンホンが御札を投げたからなんだね。そして札とともに鬼気を切りつけ、鬼気を消し去ったサンホン。

気を失ってるリン。鬼気が消え、周りが明るくなって・・・。日食が終わったんだね。気が付くリン。王に「心配しなくても大丈夫だ」といわれ。。。安心して眠るリン。



宮殿の寝室で眠ってるリンを心配そうに見つめる王と王妃と大妃。「一体護衛官は何をしてたんだ」と腹を立てる大妃に、「数日休めばよくなるでしょう」と王妃。

リンの喉の傷を見ろといい、「だれかが意図的に王室の嫡子を狙ったんだ・・。これは国の根本を揺るがす大逆罪です。主上(王)!決して座視してはいけない!!誰の仕業か明々白々にし、王室の直径を傷つけようとした罪人たちを厳しく罰するのです。こんなことは時間をかけると王の権威が失墜するものです。」と厳しいことをいう大妃。

そして外に出た大妃はソン内官に、「ひと月後に世子の即位式があることをお前もよく分かってるだろう。もしその時まで世子が目覚めなかったら、お前の手足を引き裂いて罪を償わせるぞ」と言う大妃(怖)



大殿に集まった臣下達。「陛下、流星騒動に乗じて、反逆集団が出没しています。」「王室と朝廷に反感を抱いている無粋な者共を全て捉えて推鞠(すいきく)すべきです。」「騒乱中に、内宮の者や宮廷の者が殺されたと聞きました。鬼神を見たというものもいますし・・・」

鬼神と聞き、ざわつく臣下達。そこで右相パク・スジョンが「そんな戯言で陛下の心を乱すではない」と左相に注意を。

ついに口を開く王。「その者たちは宮廷に侵入し、王室唯一の直系、大君を殺そうとしたのだ。これは余に対する挑戦であり、朝鮮に対する挑戦だ。鬼神の仕業であれ、人間の仕業であれ、断じて許しはしない」と。



夜になり・・・サンホンと密かに話す王。

王「あの時余が斬ったのは、明らかに奇妙な怪物だった。鬼神という言葉を余が口にすれば、王の権威を失墜させることになはずだ。」

サ「流星が落ちたのはたすかに天変地異ですが、流星のせいで宮殿の結界が破られることを予測し、宮殿に鬼神を呼び入れた者がいます。誰かが、騒ぎの隙に、秘密倉庫に忍び込みました。これが泥棒が残していったものです」

と短剣を王に差し出すサンホン。

サ「鬼神達が大君を攻撃したのは、これらすべての行動を助ける為の計略だったのではと思われます。」

王「その者が何を持ち出したんだ?」

サ「奥深くに秘蔵されていた古文書です」




その頃・・・念願の古文書を確認するサダム。

王「その者たちは何のためにそんな事をしたというのだ。夜警長に伝えろ。今夜、夜警会議を招集すると。」

サンホンが行った後、すぐに王妃が王の元に。

王妃「陛下、リンがいなくなりました」

驚く王。

リンは・・・山の中にカブトムシを探しに来てるよ。これは・・・夢遊病みたいに寝ぼけてる感じ・・・。鬼神が呼んでるのか?すると・・・目の前に現れた池に、虫かごが浮かんでいる!!


池に入り、虫かごを取ろうとするリン。すると・・・ひぃー!!再び鬼神が、リンの足を掴んで、池に引きずり込んだ!



そんなリンを助けてくれたのは、王だった!!深い愛情だわー。引き上げられたリンは、意識を失ったままカブトムシの名前を繰り返し口にして・・・「そんな体でどうしてこんな所まで来たんだ」と王。

王は倉庫の奥にあり隠し扉の向こうにサンホンとともに。中では夜警長が待っていた。短剣を見せる王。

王「夜警長。鬼神を使ってリンを攻撃し、古文書を盗んだ奴らは何者なんだ」

夜警長「短剣の模様から見て白頭山の龍神族の仕業のようです」

王「龍神族?」

夜警長「龍神族は大蛇(オロチ)を崇拝する者たちです。代々、その首長は鬼神を操ることができる術師だと言われています。遠い昔、檀君王が龍神族を征伐し、イムギを封印しました。盗まれた古文書には封印された大蛇を蘇らせ、昇天させる秘術が記されています」

王「その者たちが大蛇を蘇らせようとしてるというのか?」

夜警長「そうだと思われます。大蛇が復活すると朝鮮に起きる大きな災を正確に予測することはできません。また、大君は鬼神に攻撃されたから、人間の薬では完治しないでしょう。」

王「リンを治療する秘宝があるのか?」

サ「千年花という薬草があります。白頭山のマゴ族のみが咲かせることのできる花です」

王「マゴ族を訪ねるぞ。白頭山出征の準備をしろ」

サ「はい、陛下」


翌朝、「白頭山なんて不可能だ」と反対する右相パク・スジョン。

右相「私は間違いなく謀反勢力の指示だと申し上げました。宮殿に侵入した者共が捕まってない状態で、白頭山への国境視察はありえない話です。」

王「ありえない話だと?」

右相「私は全力で、大君様に害をなした者共を捕らえますから・・・」

ここで激怒して話を遮る王。

王「天変地異により北方の国境が崩れ、蛮人が侵犯になるという状啓があがっている。わかってるのか?」

右相「それは北方地方ではよくあることで・・」

王「兵判は、責任を果たせないことを恥じるのが先であろう(激怒)」

黙る右相。

王「余は北方を視察し、君主の道理をすべてやるつもりだから、そのつもりでいろ」

頭を下げる臣下達。

大殿を出た右相は、陛下がどうしてあんな決断をくだしたのかと左相に。「間違いなく陛下に余計な事を吹き込む奴らがいるはずだと・・・。必ずそいつらを見つけ出さないといけない。」といまいましそうに。


寝室に横たわるリンの元にきた王。

王「リン、どうして泣いてるんだ?」

リン「父上からいただいたカブトムシがいなくなりました。私の友達だったのに・・・」

王「約束しよう。父がカブトムシを探してやり、カブトムシの家もなおしてやろう。だから父が宮をあける間、お前も病魔と闘い勝たねばならない」

リン「はい・・・父上・・・」



王妃「リンのために出征すると聞きました。椿の花です。真冬の寒さでも花を咲かせ、必ず戻ってくる春を約束してくれる高潔な花です。お待ちしています陛下。無事に帰ってきてください」

王妃からお守り代わりの椿の花リボンを受け取る王。

そして・・・出発した王と大勢の兵士たち。鷹から知らせを受けるサダム。

夜になり、大きな岩が王たちの行く手を遮って・・・

サ「ここを過ぎればマゴ族の隠れ里が現れます。」

王「雨風に打たれた形跡がないから、最近道を塞いだんだろう。避けて通り抜けた方がよさそうだ」

サ「はい、陛下」

馬に乗った王。サンホンも馬に乗ろうとして・・・何やら気配を感じます。急いで馬に乗り、踵を返し後方に向かうサンホン。

後方で地面に手をあて・・・何かが近づいてきてるのを感じます。

サ「道を照らせ」

兵士たちが火道に投げて道を明るくすると・・・向こうから馬が・・・。弓兵を呼ぶサンホン。

馬かと思ったら・・・ひぃー!!馬が鬼気に包まれてるーーー!!



兵士の矢が当たり、倒れる馬。すると・・・今度は大きな岩がすごい勢いで次々と転がってきた!!あの道をふさいでた大きな岩にぶつかると・・砕け消える岩たち。


左相から、陛下の出征は鬼神を捕まえるためだという噂があるときき、激怒する右相。

「私は怪力乱神など論じないと申しました。この国に鬼神なんてものはないんです」と他の臣下に言う右相。


一方、白頭山では・・・



今度は巨大な怪物の兵士が何体も!!サンホンの「攻撃せよ」の言葉を合図に、怪物に向かう兵士たち。しかし次々と倒されて・・・。

きゃー☆サンホンったら剣一本で次々と怪物を切りつけて・・・。王もまた、怪物の腹部に剣を突き立てたんだけど・・・怪物は剣など物ともせず、王の首を掴んで宙に!!投げ捨てられる王!!すかさずその怪物に挑みかかるサンホンだったけど、歯が立たなくて・・

再び王に襲いかかろうとする怪物。サンホンが鎖でその手を止めます。

サンホンは王に、「死んだ者の体に数十の呪術をかけて作った悪鬼です。呪術を取り除かないと何もできません。」と教えます。

兵士が怪物に御札をはり、その札を刺すサンホン。消える怪物・・・。



静けさが戻った・・・するとそこに幼い少女が。



少女「こっちだよ。こっちに道があるよ。」

サ「龍神族の者かもしれません、陛下。」

少女「早く来なさいよ。早く来てください。」

王「他に宛はあるのか?あの子供についていこう」

少女についていく王一行。

少女について奥に行くと、剣を持った男たちが道を塞ぎます。剣を抜く兵士たち。

すると、「下がりなさい」と現れた女が。



王「あなたたちは誰なんだ?」

女「私たちは、白頭山のマゴ族です。龍神族の鬼気が宮殿に侵入したと聞きました。陛下がここに来ることも分かってました。」

王「それをお前がどうしてわかってたんだ?」

女(以下ダンゴル)「僭越ながら、私は未来を見る能力を持つタンゴルと申します。」

王「ならば分かってるんだな?余の息子に千年花が必要なんだ」

ダンゴル「我々が差し上げることができます。しかし、千年花を咲かせることのできるマゴ族の巫女が龍神族に生贄として囚われております」

すると少女が「どうか・・・私のオンニを助けてください。」と王に。

ダンゴル「代々龍神族は鬼気を操る術師であり残忍無道な者たちです。」

王に跪くマゴ族。

ダンゴル「陛下にお願い申し上げます。龍神族を阻止して、我々の巫女を救ってください」


王一行はダンゴルの案内で洞窟に。

ダンゴル「龍神族に女人はいません。だから我々の巫女を自分たちの巫女として烙印し、祭祀を行おうとしているんです。」

王「余は人の王だ。どうやって神事に関与しろというのだ」

タンゴル「王は・・・神が遣わすといいます。」

目の前には神々しい弓が!!

ダンゴル「太祖にファンヌンが与えた弓です。結一、朝鮮の王だけが手にすることができるでしょう」



その弓をそっとつかみ、手にする王。

タンゴル「神が唯一、王にだけ資格を与えた武器です。」

一方、龍神族に捕まってる巫女。ゆっくり巫女の後ろに回ったサダムは、巫女の首に高温に熱した烙印を押し当てた!!叫び声をあげる巫女。



サダム「苦しいかー・・・。お前はもうこれからは、真面目なマゴ族の巫女ではない。龍神族の巫女として再び生まれ変わったんだから、感謝の気持ちで、神龍に捧げられる瞬間を待ちながら、至福を楽しめ。」

そして・・・術をかけるサダム。烙印が赤く光り、苦しむ巫女。

夜になり・・・なんだか怪しい儀式をする龍神族。蛇の装束を身にまとったサダムが皆の前に。

サダム「龍神の末裔たちよ。今夜、神龍がお目覚めになる。ついに我々の世の中がやってくるのだ。」

喜ぶ龍神族。

そこに連れてこられた巫女。



サダム「マゴの巫女よ。これからは龍神族の巫女として神龍を敬うのだ。」

サダムが巫女に顔を近づけていくと・・・巫女がサダムの顔に唾を吐いた!!!

巫女「私はマゴの巫女だ。お前の意思を受け入れることはできない」

奇声をあげ、杖で地面を叩いたサダム。巫女の烙印が疼き始めます。

サダム「昇天の儀式を執り行うのだ!!」

鎖に繋がれ、高く釣り上げられる巫女。

呪文を唱えるサダム。短剣を手にして、「神龍よ・・・神龍よ・・」と言いながら巫女に剣を刺そうとしたとき、弓矢が飛んできた!!!

釣り上げられてた巫女も下に!!王一行がやってきたのだ!!!

激しい戦いが始まった。再び巫女に剣を突き立てようとするサダム。助けに来たのは、王だ!!



争う王とサダム。サダムの剣が巫女の腕をかすめた。飛び上がり、剣を投げるサダム。それを剣で跳ね返した王。剣は池に沈んでいきます。剣の先から巫女の血が・・・。

再びサダムに斬りかかる王。サダムは杖で王を振りのけます。


その時・・・池の中から龍神が!!龍神は巫女を見つけ、雄叫びを。「神機箭を撃て」と指示を出す王。



次々と放たれる神機箭。怒った龍神は次々と兵士を蹴散らして。「あれを捕まえろ」と叫ぶサンホン。「龍神を守れ」と指示をだす龍神族。

サンホンの掛け声で、八方で盾を地面に打ちつけ、龍の動きを封じる兵士たち。

その間も、戦い続けている王とサダム。王が負傷したところでサンホンが!!「ここは私が引き受けます。早く!!」

その言葉に頷き、弓で龍を狙う王。

それに気づいたサダムは、呪術で地面におちた弓を乱射。そのせいで、弓を撃つタイミングを逃した王。

もう龍の動きを封印してる兵士の力も限界に。再び暴れだす龍神。

サンホンの放った槍を手で止めたサダム。しかしサンホンはそれを深く突き刺した!サダムはその槍を無理やり抜いた!!その瞬間、二人の兵士がサダムを斬った!!池に沈むサダム。



巫女を狙って突進する龍神から巫女を守るため、馬で巫女の元に向かう王。「逆鱗を射れば、大蛇を捕まえる事ができる」といったタンゴルの言葉を思い出しながら・・・。



馬に乗ったまま弓を構える王。

王「あれだ・・・鱗が逆についてる大蛇の逆鱗!!」

弓を放った王!!巫女の手前で逆鱗に矢を受け苦しみながら崩れ落ちます。そして、巫女の鎖を剣で斬り、巫女を助ける王。



苦しんでいた龍神は・・そのまま固まって石になってしまったみたい。

朝になり、龍神の石を台車に乗せる兵士たち。

王「龍神族の首長、サダムの死体は見つかったのか?」

サンホン「致命傷を負ったので、生きてはいないでしょう。ご心配に及びません」



王の前に助けてもらった巫女と妹とタンゴルが。

タンゴル「心から陛下に感謝致します。この地を救ってくださいました」

王「神弓を捧げたお前の功績が大きい。」

巫女に向かい

王「他に怪我をしたところはないのか」

巫女「大丈夫です」

少女「オンニ!!血がでてるのに、本当に大丈夫なの?」



巫女の袖には血が滲んでいる・・・。そこを白い布で巻いてあげる王。(こんなことされると惚れちゃうよーーー☆ただいま、視聴者、王にメロメロなはず・・・w)

王「お前の誠意が余の息子を助けるだろう。頼むぞ。」

タンゴル「ヨナの体が回復次第、大君様の治療のための千年花をすぐに咲かせます。」

巫女(ヨナ)「全力を尽くします。必ず大君様を助ける薬を作ります」

見つめ合う王とヨナ・・・。なんだか・・・ただ事じゃないラブラインが見える気がするんですが・・・。

ああー☆すごいスケール・・ってか・・・金かかってるねー。「太王四神記」並に。



第二話

マゴ族の巫女ヨナは、美しい川べりで千年花を咲かせるため全力を尽くし、精神を集中していた。

うわ・・・その川にはサダムも沈んでるよ・・・。



ついに千年花が咲いた!!それと同時に、ヨナの首の烙印が赤い鬼気のようなものを放ち出し、千年花に!!



右相は、病に伏せってるリンの見舞いに、娘とともにやってきます。



王妃のかわりに、自分がリンの汗をふいてあげるという右相の娘。

大丈夫だという王妃に「王妃様、顔色が良くないです。このままじゃ王妃様まで倒れるんじゃないかと心配なんです」という娘。

この娘がスリョンなのかな?きっとそうだよね。「心の美しい子だ」と褒める王妃。

右相「どれほど大君様を慕ってるのか・・・私邸でも大君様の話ばかりしてる子なんです。最近は大君様が心配で、眠ることができないようで・・・」

王妃「そうなのね・・。」

リンの汗を吹くスリョン。そこに大妃がやってきた。

大妃「今何をしてるんですか?誰の許可を得て病床に伏してる大君に接見してるんですか。」

右相「申し訳ございません。大妃様。わたくしは、ただ微力ながらも少しでもお役にたてるかと・・・」

大妃「おやめなさい。」

冷たくいい、去って行く大妃。大妃についていき、大君の寝室を後にする右相親子。



右相「申し訳ございませんでした。大妃様。大君の看病で、大妃様まで病気になるのではと心配です。」

大妃「私が病気になろうがなるまいが、どうって事はない。大君が治り、この祖母が死ぬなら、願ってもないことです。」

右相「大君が早く回復されて、世子の冊封をお受けになり、婚礼もおあげにならねばなりません」

そういい、ちらっとスリョンを見る右相。

大妃「婚礼はキサン君が先にしないといけないでしょうが。」

右相「キサン君ですと?」

大妃「美しい子ですこと。歳はいくつになったんだ?」

スリョン「9歳になります」

大妃「そうなのか」

右相「陛下から知らせを受けたとか?」

突然話題を変える右相。

大妃「秘蔵庫長から連絡がありました。数日中に視察を終え、お戻りになるとありました。」

右相「そうですか・・・その秘蔵庫長といえば、王室の秘蔵庫を守ってる者ではありませんか?」

大妃「陛下が寵愛している者です。武功が卓越しており、今回の出征に特別に抜擢されたと聞いています。」

なんだか考え込みながら返事をする右相



外にでたスリョンは残念そうで・・。

スリョン「大君様にもっとお会いしたかったのに・・・。悪い鬼神のせいで、大君様が罪もないのに苦しまれてます」

右相「こら!まだ鬼神の話しなど。絶対に大妃様の前でそんな話を口にしてはならんぞ。今、お前に一番大事な人は、この父ではなく、大妃様なんだ。」

スリョン「だけど、本当に見たんですよ。ある男が大君様を救う所も見たんです。」

右相「!!戯言を!!」

向こうにベージュの服を着た軍官が歩いている・・・そちらを指さしたスリョン。

スリョン「まさに、あの服をでした!」

右相「秘蔵庫の軍官じゃないか」

そう言い、はっと気づく右相。

右相「あの騒動の中で、あの服を着た者を確かに見たと言うのか?」

頷くスリョン。

右相は部下を呼び寄せます。

右相「内侍府の仕事で、秘蔵庫の軍官の名簿と入出者記録をもってこい」




王はまだ、マゴ族の里に。花をたくさんつんで王の元に着た少女。

少女「綺麗でしょ。千年花がこの野花たちと似てるんですよ。だから人々は見間違うんです」

王「千年花がどうなったんだ?」

少女「ご心配なく。私のオンニはマゴ最高の巫女なんです。信じてください。」

王「お前の名前はなんという?」

少女「トハです。ヨナの妹トハ。」

王の腕に巻いたリボンに気づくトハ。

トハ「あ、それは椿の花ですね」

王「王妃がくれたものだ・・・。余が帰るのを待っているであろう・・・リンも、王妃も・・」

少女「王子様は、必ず回復します。王様が、こうやって勇敢に守ってくれるじゃないですか。私にもそんなアボジがいたら良いのに・・・」

そこにサンホンがやってきて「陛下、マゴ族から知らせが来ました。千年花を持って来るそうです。」

すぐに立ち上がった王は、急いで行ってしまいます。そこに、椿のリボンが落ちてるのに気づき、拾い上げたトハ。王に声をかけたけど、気づいてもらえなくて。「後で、お返ししないと・・」

千年花を大事に持ってきたヨナ。花の入った箱からは光がもれていて・・・。

王「成功したのか」

ヨナ「はい、陛下」

王「よくやった。みごとだ。」

箱を手にする王。

王「これが・・・お前の誠心が大君の病を治すだろう」



箱をあけた王。紫に輝く千年花。しかし、そこから鬼気が密かに漏れ出てるのか・・・段々王の表情が変わってきて・・・

な・・・なんか怖い・・・素敵な王からいきなり「3Days」のキム会長になった感じ(怖)すごいねー。チェ・ウォニョンさんってw

蓋を落とす王。完全に目つきが変わってるー!!

その頃宮殿では、王医から、リンの病が快方に向かってるとの診断が!!

王妃「リン、本当に偉いわ。よく闘ってくれたわね。あとは陛下が戻られる前に目覚めればいいのよ。そう出来るわよね?陛下がこの事実を知ったら、どれほどお喜びになるか・・・。陛下・・・・。」

王を思う王妃。

その頃王は、千年花を机に置き、ヨナに近づきます。嬉しそうなヨナ。そしてヨナを抱きした。至福の笑みのヨナ。王はヨナにキスを。



しかし・・・目をあけたままで、とても愛は感じられないんだけど・・・。目を閉じていたヨナも目をあけた・・・




ついに目覚めたリン。喜ぶ王妃。

王は、石になった龍神とともに王宮に戻ります。



龍神を隠密に秘密倉庫に入れようとした時、それを止める軍官が。サンホンは王命だというんだけど、そんな知らせは聞いてないと不審がる軍官。

軍官「あれは何だ」

サンホン「無駄なことは気にせず、どいてください」

軍官「あやしいな・・」

軍官が布をめくると、そこには龍神の石像が!

軍官「これは何なんだ??」

言葉につまるサンホン。すると突然、その罪なき軍官を斬り殺した王。



サンホン「陛下・・」

王「あいつらの口が禍になるだろう。処理せよ」

その場にいる軍官たちを指して、冷酷にそういう王。

サンホン「ですが陛下・・・この者たちは任務に忠実だっただけです」

王「お前の意見など聞いてはいない」

冷酷にそういう王。連れて行かれる軍官たち。そして王の石像を見つめる目は慈愛に満ちてて・・・。違和感を覚えるサンホン。

目覚めたリンのお見舞いに来た学友たち。スリョンやキサンもいるよ。



スリョン「だいぶ良くなったとの話を聞きました。早く目覚めるように、私が毎日祈ってたんです。」

リン「ありがとうございます」

キサン「回復したなら、私が今までできなかった勉強をお手伝いしますよ」

リン「・・・・もうちょっと・・・寝てないといけないですね・・」

笑う学友たち。そこにソン内官が。

ソン内官「陛下が昨夜、宮殿にお戻りになりました。」

リン「なんだって?父上がお帰りに?本当か?」

ソン内官「本当ですってば。寅の刻を過ぎて、お戻りになられました」

リン「父上に会わなくては!!」

スリョン「ダメですよ。もう少し寝ててください。」

リン「いいえ。私は行かないといけないんです」

一目散にでていくリン。忌々しそうにしているキサン。

無事に戻ってきた挨拶を大妃にする王。




大妃「ご苦労様でした。北方出征の成果が大きいと聞きました。大君のために探してた貴重な品物を手に入れたんですって?」

王「はい。」

大妃「素晴らしいです。ところで、なにか大きな戦利品をもって帰られたと聞きましたが。何なのか、この母にもちょっと見せてください。

王「それは、白頭山の記念に持ち帰ったただの石です。わざわざご覧になるほどの物ではございません」

大妃「ほー・・そうですか。それでは今度、ゆっくりみましょう。陛下がお戻りになり、大君の具合も随分よくなりました。あとは予定通り、世子冊封式を執り行うだけです。」

頷く王。大妃の部屋を出ると、そこには王妃が。笑顔で軍官をにねぎらいの言葉をかけている王妃。

そして王に気づいた王妃は嬉しそうに王に駆け寄ります。

王妃「ご無事に戻られてなによりです。お戻りになったとの知らせを今朝聞きました。今までなぜ、便りをくださらなかったんですか?」

王「頼りか・・・余がいない間、あらゆる男たちが王妃を喜ばせようと努力しただろうに、それなのに余の頼りなど待つ必要はないだろう?」




王妃「はぁ?な・・・何をおっしゃってるんですか?」

冷酷な目で王妃を見る王。息をのむ王妃。

王「どうしたんです?王妃の品行を云々したのが気に障ったのか?ただの冗談ですよ。なんでそんなに深刻な顔なんだ?」

王妃「ご冗談が過ぎます」

王「そんなに怒ると、帰って気になるな。余がいない間、王妃の品行がどうであったのか」

王妃「陛下!!」

そのまま行ってしまう王。

うわ・・・その頃、川ではまだ沈んでるサダムの遺体が・・・。

王の元に向かうリンは、なんだか黒い鬼気のようなものが見えて・・・。でも、ソン内官には何も見えない。ここは宮殿で死んだ、赤ちゃんを産んだお化けがでるとの噂のある場所だと怖がるソン内官。見間違いかな・・・と思うリン。

大殿では大臣が集まり、世子の冊封式の話し合いが。


責任者には右相を推薦する大臣たち。右相に一任するという王。それを受けた右相は・・・

右相「陛下・・・冊封式の準備をするにあたり、憂慮していることがございます。」

王「憂慮とは?」

右相「世子という重大な座につくには、大君がまだ幼すぎます。それを助ける世子妃を急いで選ばないといけません」

王「幼いだって?年が幼いから、月光大君には世子の座が務まらないと言ってるのか?」

右相「世子妃がいらっしゃれば、世子にとって大きな助けになるでしょう。」

王「この余の息子だ。一介の臣僚にすぎないお前が、先行き王になる大君に、恐れ多くも幼いだのなんだの云々するのか!!」



と突然声を荒げる王。さすがの右相もあわてて「恐れ入ります」と頭を深く下げます。大臣も皆、何も言えなくなって・・・。


王が外に出ると、「父上!!」と嬉しそうに壊れた虫かごをもって王に駆け寄り抱きつくリンが。

抱きついて、もうすっかり良くなったと報告するリン。

王は無表情で抱きつくリンをゆっくりと突き放し、無言で見つめます。

リン「父上、直してくださると約束されましたよね?」と虫かごを見せるリン。

リン「またわたくしと、また遊んでくださるんでしょう?」

王「大君はいつまで幼い子供のように振舞うんだ?」

リン「え??」

王「もうすぐ、世子冊封式は執り行われる。重大な座だから、これからは以前のように行動してはいけない。」

リン「ですが・・父上が約束なさいました」

王「なぜ言うことを聞かないんだ!!」突然大声で怒鳴りつけた王!!リンもソン内官も驚いてるよ。

王「幼いことを言うなと言ってるだろうが!!」

リン「父上・・・」

そのまま冷酷に踵を返して行ってしまう王。

その頃・・・マゴ族の里にいるヨナとトハ。




トハ「オンニ、あれは織姫星でしょう?」

ヨナ「ええ。あなたが生まれたとき、一番輝いてた星よ。七夕だったから、織姫と彦星が会ってたんでしょうね。」

トハ「それじゃ、私も彦星のような旦那様に出会えるのかな?」

ヨナ「そうよ。あなたはいつか、良い人に出会えるはずよ。その人を守って、一緒に大成をなすの。それが、あなたが生まれた時に、オモニが下した予言だったの。・・・あなたは私の様に巫女にならなくて良いの。」

王の落としたリボンを出すトハ。

トハ「これは、王様のものなの。お返ししないといけないのに。私が、王様のように素敵な人に出逢えるように、オンニが祈って。」

ヨナ「私の祈りは、もう天地神明に通じないの。」

トハ「オンニがお祈りしたら、当然通じるわよ。オンニはマゴの最高の巫女なんだから。

ヨナは王とのキスを思い出します。そして腕に巻いていた鈴をトハに。

ヨナ「私はもう巫女じゃないの。白頭山の巫女として、してはいけないことをしてしまったの。私はあの者と・・・あの者と・・・取引をしてしまったの・・・」

トハ「取引?」

ヨナ「ごめんね。トハ・・・。ごめんね・・」

トハ「オンニ、どうしたの?お祈りしてくれなくていいよ。ごめんね・・・」

そこに・・・ヨナを連れ戻しにきた龍神族の奴らが!!無抵抗で連れていかれるヨナ。トハは姉を助けようと龍神族の男の腕に噛み付くんだけど、振り払われてしまって。

トハは急いでタンゴルの元に。トハとヨナってタンゴルの娘だったんだね。今頃気づいた私(笑)

トハ「オモニ!!!オンニが連れて行かれたの!!龍神族の奴らがオンニを連れて行ったの。」

タンゴル「鐘をならせ!!人をあつめろ!!」

マゴ族の鐘がなり集まってくる人々。タンゴルは、トハの持ってるヨナが腕にまいていた鈴を見つめます。

龍神族の洞窟に連れていかれたヨナ。

そこにいる何者かが喋ります。「マゴ族の巫女の気は千年花を咲かせ、白頭山を守る。」その者は、サダムだ!!その顔は腐敗している。

サダム「次はお前が約束を守る番だ。マゴ族の巫女の力で、私を治癒しろ」

ヨナの背中にまわり、洋服を引き裂き、烙印に手をかざすサダム。

サダム「命懸けでやる最後の仕事だ。誠心を尽くすのだ」

ヨナ「龍神のために私の気をすべて捧げましょう・・・」




ヨナの気がどんどんサダムに・・・。そして・・・力尽きて倒れるヨナ・・・。



これってどういう事なのかな?千年花を作ってる時、神通力で川に眠ってるサダムとヨナが会話をして取引したのかな?ヨナは愛してしまった王の愛を手に入れる事を望み、その代価としてサダムを生き返らせる事を約束したって事??王の愛欲しさに、サダムと手を組んでしまったヨナと、そんなヨナを利用して、生き返り、王に呪術をかけたサダムって事かしら?これは全部勝手なまみまみの想像です。



龍神の石像を見つめる王と、同行してるサンホン。




王「北方視察で得た最も大きな収穫になる。」

サンホン「これを本当にここに置いておくつもりですか?」

王「それになにか問題でもあるのか?」

サンホン「これが死んだのか、確かではありません。このような物を地下に置いておくのは危険です。」

王「杞憂に過ぎない。これはただの戦利品ってだけだ。」

サンホン「ですが陛下!!」

王「余はこれをここに置いておく。これは、余の治世を後代に伝える業績となるだろう。」

サンホン「(訝しそうな表情で)はい・・・陛下・・・」

こっそり、鬼針盤を見るサンホンは。。。その針が異常な揺れを示したのを確認。


夜警長に報告するサンホン。



夜警長「陛下に鬼気が憑いたとはどううことだ」

サンホン「鬼針盤が、間違いなく陛下に反応しました。どういう事か定かではないですが、今夜ただちに措置を取らないといけません」

夜警長「しかしもう世子冊封式が行われる時期だ。へたに動いて。人の目につくわけにはいかない。」

サンホン「ならば鬼気を封じ込める宮殿の結界だけでも早く回復させなければ。石像の修理をお急ぎください。」

夜警長「うむ・・・そなたは陛下に憑いた鬼気の正体を探りなさい」

サンホン「はい」





すっかり顔の腐敗も消え、復活したサダム。「朝鮮の王よ・・・。私を妨害した代価を払ってもらうことになる。お前の刀が、息子と妻と母の血で染まるだろう・・・」


リンの冊封式当日。嬉しそうにリンを正装させるソン内官。そして王の前に歩みを進めるリン。この式には全ての臣下、そして王族が参加。キサンもいるよ。

通例通り、任命の書簡をもち王の前に行く右相。しかし、王はそれを無視してリンの前に。



王「大君は聞け。余は大君に、世子の座がいかに重要か話したことがある。大君はその言葉を十分に理解したか。」

リン「はい。陛下。」

王「ならば、もう大君はこれからは幼い子供ではないという事を理解したって事だな?」

リン「はい、陛下。」

すると、リンの前にカブトムシの入った虫かごが置かれます。

王「それは世子には、もはや必要のないものだ。殺してみろ!!」

リン「えっ?」



ざわめく臣下。ほくそ笑むキサン。

王「最も大事にしてたものを捨て、最も愛するものを殺してまでも、民のためにもっと大きな事を成し遂げる者が王になるのだ。大君はこの場で臣下たちに、これからは幼くない事を証明しろ!!」

リン「ですが・・・」

仕方なくカブトムシの前に行くリン。手を伸ばすんだけど・・・躊躇していて・・・

王「大勢が見てるんだ!なぜ父の言うことが聞けないんだ!!証明しろと言っただろう」

声を荒げる王。

リン「だけど・・・これは・・」

躊躇し続けるリン。すると王が突然リンの手を掴んだ!!

リン「父上!!」

王「父が手伝ってやろう。大君は余の息子だ。世子の資格があるということを皆に証明しないといけない」

無理やりリンの手でカブトムシを潰そうとする王。その手から逃げたリン!!

リン「で・・・できません。父上。(泣きながら)これは、父上がくださった大事なものです。出来ません」

ひゃー!!こわいー!!!!リンを鬼の形相で睨みつける王。

王「お前は・・王の言葉を拒むというのか!!」

リン「父上・・どうか・・」

王「内禁衛将・・・内禁衛将!!内禁衛将はどこにいるのだ!!」

かけつけて来た内禁衛将から剣を抜き、リンの首に剣を向けた!!

大后「主上!!剣を収めなさい、主上!!」

腰を抜かすリン。リンに向かって駆け出す王妃とソン内官。王の前に両手広げ

王妃「陛下!!なぜこんな事をするのですか。」

王「王妃は引き下がれ!」

そう怒鳴り、王妃を突き飛ばした王。

王妃「陛下!!大君をお許しください。」

しかし・・・無視してリンに向かって剣を振り上げた王!!リンに向かって剣が振り下ろされた!!リンをかばって斬られるソン内官(涙)



驚愕する臣下達。

母に抱かれ、声を出して泣くリン。

王「お前は最後まで、この父を失望させるんだな」


そして臣下に向け「世子の冊封は次回に延期する」と宣言を。剣をその場に投げつけ、去って行く王。さすがに大妃も驚いてるよ。会場に響くリンの泣き声・・・。


その頃・・・サンホンの鬼針盤が激しく揺れ始めた。鬼気が現れたのだ!!

夜になり、宮殿内の池のほとりで、大事なカブトムシをかごから出し、岩の上に放してやるリン。そこに大妃が。

大妃「大君・・・世子冊封を受けられず、辛いのかい?」

リン「実は・・・ソン内官の事ばかり思い出してしまうのです。優しい人でした・・。こんな死に方はあまりに可哀想です・・・(涙)」

大妃「内官は王室の手足に過ぎません。そんな些細なことに囚われていて、どうやって世子になるつもりなんだ。」

リン「はい・・・おばあさま・・・」



大妃「陛下は、大君に対する期待が大きくて、失望も大きかったはずだ。夜が明けたら、父上に謝罪しなさい。」

リン「それは・・・怖いです・・」

大妃「怖いとは?」

リン「父上は・・おばあ様・・・父上の元に王医を呼んでください。わたくしは・・・父上がもしかして病気なのではないかと心配なのです。」

大妃「病気だなんて・・」

リン「父上が すこし変なのです。どうか王医を呼んでください。」

大妃「大君!!口を慎みなさい。万が一でも陛下の前でそんな言葉を口にだしてはいけません。わかったか?」

リン「はい・・・」

そんな二人の会話をこっそり木陰で聞いてるキサン。足元にきたカブトムシを踏み潰して!!


夜中・・・王妃と共に眠る王は悪夢に目を覚まします。隣で眠っている王妃。その王妃の淫らな笑い声がずっと頭の中に鳴り響いて苦しむ王。「淫らな女人だ・・・殺せ!!殺すんだ!!他の者と関係を持った女だ!!殺さねばならぬ!!」という言葉が頭に響いてきた。



眠ってる王妃の首を絞めようとする王・・・。その時、王妃が目を覚ました。我に返る王。

次の朝・・・

何やら王に告げ口をするキサン。そこに、謝罪にやってきたリンが。席をはずすキサン。

リン「父上、わたくしは、謝りに参りました。」

王「大君は、この父が病気になったと思ってるのか?」

リン「え?????」

王「大君が父を恨み、変な虚言を広めてると聞いた」

リン「そうじゃないです!!・・・お許し下さい、父上。」

いきなり顔つきが変わる王。

王「大君は本当に、余の息子なのか?自身の過ちを隠すために、この父を悪く言ってるのではないか?大君・・・もしや・・・、別の父が居るのではないか?」

そこに突然怒って現れる王妃。

王妃「なぜそんなことをおっしゃるのですか。大君は、陛下と私の息子です。なんでそんな事を!!」

王「大君の気の弱さと卑怯さを見ろ。余の息子であるはずがない。それに王妃が貞淑だと証明してくれる人がどこにいるんだ??」

王妃「陛下・・・」



王「王妃の過去と品行を調査しよう。リンを身ごもる前に王妃と出会った全ての男を捕らえて尋問してやる!!そうすれば、リンが誰の息子なのか明らかになるだろう」

ショックのあまり倒れこむ王妃。王妃を心配して泣くリン。

この夜警長って、王命でこっそり夜警長をしてるけど、普段は領相(領議政)なんだね。

宮殿の随所に壊れた石像が放置されてるから修理をしないといけないと、左相に話す領相@夜警長。冊封式に大金がかかりそんな予算はないという左相。なのに陛下がそれを台無しにしたと愚痴も。

口を慎むよう言う領相@夜警長。そんな領相に、秘密倉庫に行くのは控えるよういう左相。

左相「私はずっと注目してるんですよ。秘蔵庫を守る者と領相の関係をですよ。」

領相「王室の財産を管理してるだけだ」

左相「それなら、石像を修理する予算がないことなど、よくご存知だと思いますがね」


マゴ族の里では・・ヨナの鈴を握り締め、姉を待つトハが。



ダンゴル「ヨナを待ってるのか?」

頷くトハ。トハを抱きしめるタンゴル。

ダンゴル「ヨナはね・・」

トハ「私も聞きました。崖にオンニの靴が落ちていて、山猫の足跡がいっぱいあったって。生きているのは難しいって・・。誰がオンニを連れて行ったのかもわからないって事も。」

タンゴル「誰がそんな事を行ったんだ!!心配するな、誰がなんと言おうとこの母がずっとヨナを探し続けるわ。」

トハ「私が捕まえてやる!!私が、オンニを連れていった悪者を捕まえて、オンニも見つけるの!!見てて!!」

夜になり・・・宮殿の外で、サダムの手下が大蛇の杖を地面に突き立てた!!現れる鬼気は宮殿内に。

なんか・・・ハリーポッターみたい・・・。ほら、スリザリンのさー、蛇語みたいな!!

大殿で千年花を見つめる王はなにか聞こえるんだよね。しかし・・・内官には聞こえなかったみたいで。「風の音か・・・」と納得を・・・。

夜警人たちは宮殿に鬼気が入り込んだ事を察知。立ち上がるサンホンたち。

うわー!!鬼気が王の目の前にやってきた!!思わず王印を投げつける王。内官には見えず王にだけ見えてて・・・王印を投げつけられ、一瞬消えた鬼気が再び王に向かってきた!!怯える王!!「夜警人はどこにいるのだ!!夜警人を呼べ!!」と叫ぶ王。

大殿に駆けつけるサンホン達夜警人。しかし・・・王はもう大殿には居なくて・・・。虫の息の内官に、王が剣を持って大君閣に行ったと聞き、急いで向かいます。

王は、剣を手にして大君閣に・・・目の前に現れる内官や武官を次々と斬って・・・

叫び声を聞き、外にでたリン。リンの前に立ちはだかる武官二人も容赦なく斬り殺し、ついにリンと王だけに。後ずさるリン。

リン「父上・・(号泣)」



王「止まれ!お前は父の命令を拒み、臣下たちの前で父を笑い者にした。そして、嘘をつき、父を侮辱しただろう?将来、王位についたら、お前はこの国を辱めるであろう!!」

リン「父上・・」

王「余はお前を殺し、この国の禍を消し去ってやるのだ!!やー!!!」

王が剣を振り下ろした時・・・リンの前にサンホンが!!その剣を剣で止めます。

王「どくんだ」

サンホン「陛下・・・」

王「恐れ多くも誰の前に立ちふさがるんだ!!!」

鬼気で狂った王の剣を、必死でよけるサンホン。







サンホン「陛下・・・!!!鬼気に打ち勝たないといけません!!!!」





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