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太王四神記(全二十四話)
第九話~第十六話


第一話~第八話はこちら

第十七話~最終話はこちら

 ~キャスト~
 
タムドク : ペ・ヨンジュン

ソ・キハ : ムン・ソリ

スジニ : イ・ジア

ヨン・ホゲ : テヨン

ヨン・リョ  : パク・サンウォン

大長老 : チェ・ミンス


第九話

太子タムドクは、明日の日の光をあびることがないだろうと言う大長老。太子を渡せ!!息子の敵をとると、城の前で怒鳴る部族長達。

ゲマ武士達は高句麗を守ると言います。

もう国内城で王を守る者はほとんど居ない。大長老に望みを聞くホゲ父。ただ・・・ジュシン王を助ける事だけですと答える大長老。明朝までに新しい王が誕生しますと宣言を。

ついに王宮内にまで兵が突入。必死で陛下を守ろうとする残留護衛達。ついに兵は陛下の前にまで。そこにキハが現れ、火の力で、助けます。第三部隊の長カクダンは、キハを信じ、キハと王を陛下と天の声を聞ける人のみ入れる特別な部屋にかくまいます。

キハは王に、ここに居てはいけないと告げます。王家を去って、幸せに暮らして欲しいと。そうなったらいいと思うが・・と言いながら、王はキハに朱雀の剣を見せます。キハは急がないとと言って、王から目を離したすきに・・・・なんと王はその剣を自分の胸に・・・。自害をします。タムドクは逃げてはいけないんだ・・・ジュシンの星に産まれたからと言い、キハに謝る王。

丁度、驚いたキハが王からその剣を抜き取った瞬間に駆けつけたカクダンに王は「太子に朱雀の剣を・・」と託し、私の死の敵をとりたいなら、この国でジュシン王になれと必ず伝えろと言い残し、命が絶えてしまいます。そこに大長老がやってきて、キハに、「行きましょう。逝かなくてはならない人は逝って、キハ様の仕事は終わりました。とても難しい仕事をやり遂げました」と言います。もう完全にカクダンはキハが刺したと思いこんでて・・・私じゃない・・・私じゃないと必死で騒ぎ、ついに火の力まで放出してきたのを・・・・大長老に刻印を触られ失神させられ、連れていかれます。

そこへスジニがやってきた。カクダンは太子に陛下の遺言をつたえないと・・・と虫の息で必死に訴えて。テジャ城にいかなければというスジニ。師匠は、コムルは高句麗の歴史には関わってはいけないから、行ってはいけないと言います。それにスジニは捕まったら、処刑されるぞと。それを聞いたスジニは「だったら守ってよ」って(笑)師匠は、弟子に言われたから、仕方なく行ったって事をわすれるなと部下に言ってスジニに付き添って(笑)

師匠は、「王になりたい人は王に自分の剣をむけろ」ということわざがあるという話をします。嫌な予感がする・・・ホゲだ。ジュシン王になりたくて、火天会と君で高句麗の王を殺したのだからと・・・

その頃タムドクは、テジャ城の前で、門をあけろと言うんだけど、テジャ城の主に「武器を捨て、鎧を捨てろ」と言われます。ゲル中央部のジュドにどうも脅されてるみたいで。タムドクの後ろには、沢山の武装した仲間を引き連れたホゲが待機してて、その武装軍団は太子の仲間だと言われてるみたいだね。そしてテジャ城を征服しようと、太子がやってきたって言われてるみたい。

ジュドは、自分を含む四つの部族長と天地神堂が、太子を見つけたら武器をとりあげ国内城に連れてこいとの命令をうけて居ると言います。理解できましたかと言われ、

馬をおりて盾をともにやってきたゾルノの若者達にも構えさせ、13才の時陛下に頂いた弓だと言って弓をテジャ城に打ち込むタムドク。そして剣を抜き、南門とかかれた看板に投げ刺します。

テジュ城主に、これでも私を恐れるのかとテジュ城主に。門をあけろと言い張ります。

ジュドは、ここまできて逃げられないと言い、城から火矢を放ち、太子達の周りを明るくして、兵士達に弓を構えさせます。うろたえる城主に、「太子は城主をだまして、城をあけさせ、城を制服したいんだろう」と言うジュド。

それを見たホゲは、高句麗で一番知恵のある父はついにテジャ城まで支配したかと呟きます。やはり知恵のある人の方が勇気ある人より王に適していると言い、待つことはない!!始めるのだ!!と言い、ホゲは背後から弓を放ち、それに続く部下。

次々とゾルノの若者達や馬が撃たれ・・・ショックを受けるタムドクは、堂々とホゲの正面に向かってやい上がります。ホゲの矢がタムドクの肩に刺さったー。見つめ合う二人。

その頃、やっとテジャ城付近に着いた、スジニ一行。

コ将軍は別の場所で、敵の伝令を捕まえろと指示していた。

太子は歩いて一人であるいてホゲの元に。「終わりにしよう。私だけころしてかえれ」と言うが、ホゲはもう遅すぎると・・・自分の顔をゾルノの皆に見られたからには口封じしなければならないと言います。

太子タムドクは「やれよ。お前の母の敵を。お前が真の戦士なら、自分でやれ」とホゲに言い、ホゲとタムドクの一対一の対決に。ついに太子の剣がホゲを刺した。でも致命傷ではない。まだ戦いは続く。

そこに、カクダンビとスジニが!!スジニは素早くホゲを捕まえ毒矢を首にあて、襲い始めた部下達に、やめるよう言うんだと言います。

そしてカクダンは、王の遺言を伝えに、太子の元に。朱雀の剣ですと差し出します。これを太子に届けるよう言われ・・・この国のジュシン王になれと伝えろと言われたと。巫女と一緒に部屋にかくまったが、巫女が陛下に手をかけた・・・その巫女はキハだと言います。陛下は信用してたのに刺したと。それを伝え息絶えるカクダン。タムドクは、嘘だ・・・とひどくショックを受けどうしても信じられないと共に怒りがこみ上げてきて。

そこでいきなりホゲの部隊がタムドク達をめがけて弓を打ってきた。太子にかぶさり守ろうとするスジニ。ゾルノ族の長の息子は、自分が盾となり、全身で矢を受け、太子をまもって・・・

その時、その場に居た師匠の持つ玄武の神物である杖が光を放ち、その光がタムドク達を包み込みます。

ジュシン王が心の底から怒りを感じたとき・・・玄武の神物は目を覚ます。そして時間が止まり、その中で一人だけ目覚める者がいる。それこそがジュシン王だと言われていた。もちろん、止まった時間の中で一人目覚めてるのはタムドクだけだった。

師匠はタムドクの元に行き、「コムル村第72代村長ヒョンゴでございます。玄武、朱雀、青龍、白虎、ジュシンの四神の中で最初に王を見つける任務を全うした玄武です。今まで2千年、この神物を守り続け・・・今やっと、ジュシン王を見つけました。玄武を守るコムルの人々は、ジュシン王に服従します」と挨拶を。

コ将軍は捕まえた伝令から、テジャ城だと聞き、向かいます。途中で、ホゲの部隊と行き違うコ将軍の部隊。コ将軍がテジャ城につくと、目の前には丁重に寝かされた、カクダンやゾルノ族の若者の遺体が横たわっていて。テジャ城の主は、ジュドが、門をあけるなと言ったんだ。太子の後ろに軍が隠れてると言ったじゃないかと必死で弁明を。太子は?と聞かれ、気づいたときには居なかったと・・・誰も見てないのに風の様に姿を消したと言うゾルノ族の若者。

城主は、突然すごい光で目がくらみ、目を開いたら、この状態だったと説明をします。遺体の眠る地面には古文で、「ジュシンの誠実な臣下達は、彼らの王を生かして死んだ」との碑文が。

その頃鍛冶屋では・・・ダルビが真っ青で戻ってきて・・・あの、スジニが牢から出たとき、旦那をころされ、スジニに守ってもらった女性なのよね。

火天会に事態を伝えに来たゲル中央部のジュド。ホゲ父に、ホゲはジュシン王ではないのか?タムドクなのか?と聞くと、国内で変な噂が広まれば、お前が最初に責任を取るんだと脅すホゲ父。今すぐテジュ城に行き口止めしろと。

光の中にもう一人男が居た(師匠の事)と知った火天会の大長老は、神物の持ち主かもしれないから、探し出せと命令します。

王の葬儀が行われ、哀しむ人々。しかし・・・タムドクが父を殺したって事になってるんだよね。ホゲを王にしようとしたから、部族長達の息子をころし、父である王までころしたって!!

師匠はスジニと共に、タムドクを連れ、コムル村に。コムル村の弟子達がジュシン王を歓迎しますと挨拶を。でも・・・・苦笑いしかできないタムドク。





第十話

天の言葉は天地神堂を通して伝えられるのか?私は同意できない。人々の意志が天の意志だ。人々の意志が変われば天の意志も変わるという大長老。ホゲ父は、一体テジュ城で何があったのかききます。真実は何なのかと。

大長老は、1つの神物が目覚め、光とともに太子が消えたと教え、タムドクもジュシン王だと言います。お前が、待ってたジュシン王はホゲだと言ったじゃないかと激怒するホゲ父。これからどうホゲを助けるか、火天会は考えてるところで、2千年も待ったから間違った王に仕えることはできないという大長老に、ホゲ父は、貴方の心はもう決まってて、気が変わるのが早すぎるんじゃないかと反論。今すぐ貴方が王をころさせたと訴えましょうかと、脅します。しかし逆に、影の陰謀者が誰か・・・明かすこともできると脅し返します。トラの尻尾を掴んでしまったというホゲ父に、すでに掴んだならきちんと使うべきだと言う大長老。ホゲ父は大長老の望みを問います。

あの光の悪夢に目覚めたホゲは、キハの元に。キハはホゲに剣を向け、タムドクを殺したのかと聞きます。もしそうだったら、最愛の人の敵をとるといって。その最愛の俺の従兄弟、タムドクがジュシン王だったらどうする?と聞くホゲ。自分が見た閃光の話をし、キハを朱雀の主人として、自分をジュシン王として跪いたとき、自分が王だと確信してたのか問います。もしかしたら、自分はジュシン王ではないのかもしれない・・・・だから朱雀の貴方が一回私を刺してみてくれ。

それを聞いて、タムドクは生きてるという事なんだな?と言うキハ。ホゲは、貴方が本物の朱雀の主だったら・・私がジュシン王だったら殺せないはずだ・・・心臓を突き刺してくれ」と、胸をはだけて催促します。

ゾルノ族の長が、がジュシン王の為に亡くなった息子達を天に送ります。ジュシンの壇君上、アリセ(三足カラス・・・ジュシン帝国の象徴)を送り、息子達の魂を受けたまえと言って・・・

こっそり出て行こうとするタムドクを待ってたスジニ。コムルの人は、国内城に行ってはいけない!敵がいっぱいだと言います。タムドクがゾルノ部族と結託して高句麗の王を殺したと噂になってることを教えます。師匠が「部族の息子を捕まえ王にしろと言ったのに、しなかったからころしたという噂です。ですが、王(タムドク)はホゲの剣で敵をうたれてなくなったことになってる」と、教えます。タムドクを王と呼ぶ師匠。しかしタムドクは、父の亡骸を見るまで信じないと言う。師匠はタムドクに、「キハという女に殺されたんだとまだ分からないんですか?私たちが仕えるのは、今ここにいるジュシンの国の王なんです」と言います。タムドクは「私は一人で生きていく。矢から自分を守るため、仲間をしなせた人間だ。女と幸せに暮らすためにこの国も父も捨ててきた人間なんだ。そんな私に王だと??」と言い出て行くタムドク。ついていくスジニ。

ホゲ父は、大神官の元に行きます。貴方は本気で高句麗の安全と平和を望むのですか?私と同じ道を進むべきじゃないですか?というホゲ父。私は天のお告げを伝えるだけで、どうして共に歩む必要があるのだと言う大神官に、老いるまで天地神堂と共に生き残りたいなら、もうすこし考えろと脅迫めいたことを言うホゲ父。

国内城では、テジャ城主になぜタムドクをつかまえなかったのだという非難が。わざと高官(貴族達)の前で、タムドクの事を聞くホゲ父。無知な城主を利用し、ホゲ父とジュドは、タムドクの後ろに居たホゲ軍の事を、タムドクの警護をしてたカクダンの軍だったことにし、ジュシンの剣をカクダンがタムドクに渡してた証言を城主にさせます。その剣で王が刺された話をし、なんとタムドクがカクダンを使って王をころさせ、持ってこさせたとでっちあげを。王宮には生き残りは居ない。唯一、カクダンが太子に剣を届けたのを見た城主だけが証人だった。

ホゲ父は、王の死因が分かるまで、タムドクの権限を取り上げると宣言を。タムドクのタイホ命令を出し、タムドクは襲われる前に、自分でここにこなければいけない、天が示す新しい王が王位につくまで、すべての高句麗の問題は、五部族長が決定すると言い、皆はそれに同意を。

そして街には、「今日の神月の夜に天地神堂は天の変わりに尋問する。太子タムドクは、進み出て弁解すること」との張り紙が。

平民のふりをして街に出たタムドク。無理矢理ついてくるスジニに関わるなと言うけど、どうして拒否するのか理解できない・・・本当はコムルの人や私が死ぬのを恐れてるのでは?と言います。王の遺体のある天地神堂にいくのか?彼女の元にいくのか?と聞くスジニ。彼女がヨン家に居ることを知ってるスジニは、自分が行ってくるといいます。でも・・・彼女が太子を殺さないか心配してて・・・タムドクは、今一番信用できないのは、お前とお前の師匠だ。キハは私が11のころから信頼してる人だと言います。

鍛冶屋では、一人の戦士が酒場で「テジャで太子がホゲと戦い、光をはなって太子とスジニを含む三人が消えたらしい」という話を盗み聞きして教えるんだけど、誰もしんじてくれなくて・・

キハは、大長老に、彼が去ったらそれでいいと言ったはずだ。陛下までころす必要はなかった。彼は手紙だけで喜んで王位を譲ったのに。」と言うキハ。「「そうしなかった理由が二つある。一つは、そんなに苦労しないで出来たら火天会の功績にならない。二つめはキハと太子を引き離すためだ。」と言う大長老。

貴方にもホゲにも、彼が安全になれば戻ると約束したし、実際戻ってきたと言い返すキハに、身も心も持ってこいと怒鳴る大長老。火天会では、火の神女が、心を再び乱すことは許されないから、王がしんだのも、太子を逃亡者にしたのも、すべてはキハの誤った心の為だ。と大長老は言います。それをこっそり忍び込んでたスジニが聞いてしまった。

それでもスジニは、召使いのふりをしてキハの元に。茶をだすふりをして、手紙を渡します。でもちょっとすれ違ったサリャンはすぐに、あの競技会にタムドクと一緒に出てた女だと見破り、大長老に教えます。

天地神堂でタムドクに会った大神官は、タムドクが生きていたことを知り、天に感謝します。亡き王の棺の前で、今までもらった数々の言葉を思い出すタムドク。王は泰室で亡くなってて、ほとんどの近衛兵は死んでいたけれど、一人だけ生き残っていたと教える大神官。その戦士は、「陛下は神堂に、巫女と二人で入りました。私は外から警護していたが、中から悲鳴が聞こえた。当主カクダンが戸を開けたとき、後ろに居た。私も見ました。巫女が陛下の心臓に剣を突き刺していました」と教えます。ショックで飛び出すタムドク。そんなタムドクに、大神官は、この国はすでにヨン・ガリョ(ホゲ父)の手に落ちました。遠くへいって、二度と戻らないでください。それが太子の生きる唯一の方法ですと、言います。

馬小屋で、キハを待つタムドクとスジニ。外に出て行こうとするキハに、「生き残りの近衛兵が、太子に、王が亡くなったとき誰と共にいたのか・・・・誰が王の心臓に剣をつきさしたか話をしました。キハ様は、前王をころしたひとです。それでも会ってもらえると?」と言う大長老を無視して出て行くキハ。

しかし、キハより先にサリャン達の兵が、馬小屋に。闘うタムドクとスジニ。それを見つけたキハは、止めに行こうとするけど、サリャンに制止されて。

キハを見つけたタムドクは、キハの元に行こうとするが、スジニが怪我を。結局スジニを助け、逃げるしかなかったタムドク。

コムル村に戻り、治療を受けるスジニ。危険だった毒はなんとか抜けた。しかし傷はかなりひどい。意識が戻ったスジニに、「11才の頃から信じた女だ。」と力なく言うタムドク。「普通裏切る人間は、身近な人なんだよ」というスジニに「悪かった・・・もう少しでお前を死なせるところだった。私の過ちで、父上が死んだ。テジャ城で息子達をしなせた。お前の師匠が閃光を発したとき、私を王と呼んだ。お前はどうだ??師匠の言うことを信じるか?」と聞くタムドク。

スジニは、自分の傷を見せ、子供の頃から、いくら痛くても血だらけでも、一晩寝ると全部治るの。毒が問題だけど、その毒は火天会だけが使っている。私は王様みたいだと思ってる。王になれば、どれだけの人が死ぬか、王が突撃しろと言うと何千もの兵士が命をかける。人が死ぬ度落ち込んでいたらどんな王になるかしら?だから、王様は、それがどんな痛みでも、一晩で治す力がなきゃ。それでこそ、次の日出かけて、何でも必要な事が出来るから。私は王だ!私に続け!!そう言うのよ!と言うスジニ。そして、もう寝るって・・・

タムドクは「ありがとう」と一言言い、立ち去ります。

大長老は、「各部族の息子は命を失った。とても悲劇的ではありませんか?おそらくジュシン王の為、血の捧げものでした」と言います。ホゲ父は、「タムドクが神堂に来たそうだ。平民の服をきて、亡き父に敬意を表していたそうだ。昨日まで生きてた父が死んだのだから、息子にとっては衝撃的だったに違いない。太子が王になるために父をころしたと民は本当に信じるだろうか」と不安げに。笑う大長老。我々は、四つの部族も支配した。その噂も、人々が広げれば真実になる。人々は真実を知りたいとは思わない。ただ、話の種が必要なんだと余裕の大長老。

太子は王室の葬儀に現れるかもしれない・・・太子は無実を主張するだろう。太子を信じる者もいるはずだと言うホゲ父。

太子が一人で現れるのだから、これ以上何を求めますか?と笑う大長老。

ホゲはキハの元に行き、明日が天地神堂で葬儀をする日だと知ってるかと聞きます。昨日会ったから、あいつが来るかどうか知ってるのではないか?だったらあいつに神堂にはくるなと伝えろ。来たら生き残れないと。カオリの剣(審判の剣)の事をきいたか?と言うホゲ。

その頃、ホゲ父と大長老は、カオリの剣の話をしていた。天地神堂の大神官が審判をする方法だ。王族と貴族以上がしっていてはいけない事だ。その剣を罪人の心臓に突き刺す事になっている。外部の人が知る必要はない。法律より上にある人を罰する方法で、カオリの剣を受けて生き残ったものは居ない。

無実の人が居なかっただけだと言うホゲ父に、明日太子が神堂でカオリの剣を受け取ることを知っていますと言う大長老。

ホゲはキハに、あの男の事だから来るかもしれない。だから貴方が来ないように言ってくださいと。来たら、私の手でカオリの剣を使って彼を裁くからと言い去るホゲ。

キハは大長老に、明日天地神堂に行くと言います。朱雀の主人として。誰もが私がホゲを王と認めたと知っている。だから私が行かねばならないと。

大長老は、太子が来ると思いますか?と問います。来れないはずだ。我々が手を出さなくても書く部族長達はじっとしていないだろうと言われ、「来るはずです」と言うキハ。

太子が来たら、ホゲ父がカオリの剣を使うと言い張る。その剣は、罪の意識を審判するために心臓に突き刺すのに使われる。心臓に突き刺されるのに、愛によって生き残れるのか?敵を滅ぼすために使われる法を超えた方法だと言われ、「来るはずです」と言い張るキハ。

大長老は、キハに、彼が来たら、待ってる貴方を見て彼が喜ぶと思うのか?今やキハは父をころした女だ。何をしでかすか分からないと言います。

キハは、彼が来たら生き残れないのは分かっている。でも最後に会わなければ・・・最後の息を引き取るのを見れば信じられますと。貴方が生きた朱雀を確保したいなら・・・私が言った言葉はお願いではなく脅迫ですというキハ。

師匠は、三人の部族長の子が死に、怒りに満ちているから行くべきではないと太子に説得を。

自分に自信があるんですか?自分で死ぬつもりですか??死んで欲しいと思ってる人に向かっていくのですか?もうすこし知恵をつかえませんか?と。

タムドクは、ジュシン王は天が選んだのでしょう?私が本当の王だったら天が守るでしょう。それとも信じないのか??偽物と思ってるのか?私も信じられないから行くのですと言います。そしてついていくスジニ。結局師匠もついていって・・・

天地神堂では、息子達をころしたのはタムドクだと、ゾルノ族と一緒にやったと大騒ぎだった。そして・・・・王の死因も明らかだと・・・近衛三当主が陛下を刺したのは事実だと。そして剣を盗み、それをタムドクに渡したと堂々と話すホゲ父。

「その通りです」そう言って、タムドクがはいってきたー!!「この剣を確かに受け取りました」と見せ、カクダンから受け取ったと。最後まで王を守り、私の元にこれをもってきたと。前王が、天の意志により太子にたてたタムドク、天の命令に答えるためにここにきました。そう堂々と言うタムドク。




第十一話

剣をカクダンから受け取ったと言うタムドク。最後まで王を守り、最後の命令を守る為に王に命を捧げてくれたと。そして、先代王が天の意志により高句麗の太子に立てたタムドクは、天の命令に答えるために来たと言います。ホゲの父は、罪人扱いをして、武器を置き、天の審判を受けるべきだと言い、ホゲはその剣を預かると言います。「すべてはお前の陰謀なのか?」と聞くタムドク。もし・・・お前が全部一人でやったことなら、国を支配するに値する力を持ってると言います。「来るべきではなかった。俺に国を与えるために来たのか?でももう襲い。遠くに逃げるべきだった。剣を持ってくるべきではなかった」と言うホゲ。

大神官に、今日の会議は前王の死因を調べるためだと聞いた、無くなった時、近衛当主も居たけど、もう一人いたはずだというタムドク。大神官はそれを認めます。生き残りの近衛兵が証言したと。朱雀の主人が居たと。タムドクは、キハを目の前にし、大神官に、その女にどうして父を殺したのか聞いて欲しいと頼みます。しかし大神官は、相手が相手なのでおそれおおくて聞けないと。なぜ罪の無い巫女に罪をかぶせようとするのだと反論するホゲ。

タムドクはキハに、無力な女なのか・・・それとも朱雀の主人なのか、どっちか答えてほしいと言います。答えようとしたキハを制止し、カオリの剣で審判しようと言い出すホゲ。ホゲ父も同調し、皆がカオリの剣を求め出します。

カオリの剣は、心臓に突き刺して使う。彼が無実なら、死ぬことはない。しかし、誰でも使うことができるわけではないという大神官。この国の王か、王室の血族だけが使えると。自分がすると言うホゲ。会場ではカオリコールが。

皆狂ってるといい、スジニはタムドクを連れ出そうとするんだけど、タムドクは前に出て、「私をジュシン王と呼ぶ人が居ます」と言い、大神官も「私もそう思ってる」と答えます。タムドクは、「私には正直わからない。私も天の声を聞きたい。カオリの剣で生き残った人はいない・・・。天は本当にあるのか・・・私を認めてるのか・・・」と言うタムドクに。「先代の後を追って死ぬつもりですか?」と聞く大神官。しかしタムドクは、「ジュシンが天によってできる国なら、その王は天の剣で死ぬことはないでしょう。私は天のカオリの剣を受け入れます」と言います。そして、ホゲが刺そうとしたとき・・・キハが剣を取り上げ、タムドクの胸に突き刺します。心の中で・・・私の父も、このように貴方を信じてさされたのですか・・と問いかけるタムドク。キハは心の中で、私を信じてください・・・一人では逝かせません。一緒に逝きます」と伝え・・・・そして短剣を取り出し、キハが自害しようとしたそのとき、カオリの剣がすごい光を放って輝き、剣の部分が溶けてしまったのだ。

大神官は叫びます。天が答えた。高句麗太子タムドクには罪がないと。四神のうち、玄武と朱雀は目覚めた。ジュシン国は一つ。ジュシン王も一人。しかし、四神は異なった王を求めている。残りの二つの白虎と青龍の神物を最初に見つけたものは、その神物の主人が選ぶ者をジュシン王であると我々も宣言します。と言い、その日まで、太子タムドクを高句麗の王位につく。これは天の意志と命令ですと言います。

西暦391年高句麗第19代広開土王18才。前々王が、お前はジュシン王にならないといけないと最後に言っていたのを思い出します。四神の持ち主を捜せと。彼らがお前を守り、お前の為に経路を開く。約束を守れるか?と言った言葉。そして、前王である父が、タムドクを守るため、バカのふりをして人々の目から避けるようにさせたこと・・・タムドクを王にするため、自分は王になったと言ったのを思い出します。王にふさわしい人間になりますと誓うタムドク。

そしてコムル村長である師匠に「良い王になる方法を教えてほしい」と頼みます。

ヨン家では、ホゲ父ったらこの期に及んで、あの剣は偽物だ、本物だったらあんなに簡単に溶けるはずがない、本物の王を探すべきだと、他の部族長の前で力説。そこで、あの巫女ももしかして共犯では??なんて話もでて・・・

大長老は、これでどうしてキハ様がそれほど彼に心を奪われるのか分かったと。前世の神女も、彼に心を奪われすべてを失った。キハ様と彼は大昔から、運命を永久に共にしますと言い、あの烙印を使ってキハの心を消そうと試みる大長老。もうこれ以上心が痛むことはないはずだといって。しかし、その力がMAXになったとき・・・キハの心に何かが居て、大長老の力が跳ね返されてしまいます。

鍛冶屋のジュムチ。彼の腕を見込んで、何人もが、ホゲが神物を探す手伝いをしろと言いに来るが、興味を示しません。世間では、ホゲが王で、天地神堂とタムドクにホゲが騙されていると思ってるみたいだね。まぁそう仕向けてるんだけど。そのせいか、多くの若者がホゲの元に、神物探しの手伝いをすると、列をなして・・・。

師匠はタムドクに、ジュシン王になる前に、高句麗の王として、隣接する国の事やいろんな事をきちんとしないといけない、良い高句麗の王になるべきだと教えます。

師匠は・・・あの、溶けた剣の柄が、天弓(ファヌンが作った弓)の一部であることを、古い巻物を見て確認してたね。

ついにコ将軍が戻ってきた。共に来たのはゾルノの部族長だ。どっちももちろんタムドクの味方だ。しかし・・・ヨン家の兵士は今や1万9千以上で、ドンドン増え続けてて、王家の兵士は8千にも満たない。それでもジュシン王になるつもりかとゾルノの部族長にきかれ、そうするつもりだと答えるタムドク。それがゾルノの兵士の死を無駄にしない方法だからと言って。

ヨン家ったら、武術大会を開催するって告知をだしたよ。優勝者には百円を渡すって。そして、上位7名は、ホゲ軍の職と賞金を与えるって。それを見て頭にくるスジニ。

大長老は、すっかり気力がなくなり、もぬけの殻にになって、目を覚まさないキハをヨン家に連れてきます。キハは前世を思い出し始めてるみたいだね。ホゲだったらキハを元に戻せるかもと連れてきたらしい。それを見たスジニはこっそりヨン家に忍び込んで様子を見ます。

キハの眠る部屋に入ったホゲ。ろうそくは溶け、花は枯れ、息苦しい部屋だった。その時・・・キハは、前世のファヌンに火の力を取られたときの夢をみていた・・・・そして・・・あの最後のおぞましい死のシーンも・・・うなされるキハを抱きしめるホゲ。それをこっそり見てるスジニ。

鍛冶屋の女主人バソンにも、ホゲ軍の鍛冶屋になれと説得するものが。でも追い返すバソン。そこにコ将軍と師匠に連れられたタムドクが。王と聞き、あわてて頭を下げるバソン。そんなバソンに助けを求めるタムドク。人殺しの為ではなく、兵士を守る武器の為に助けてほしいと。

バソンは自分が改良した鎧をタムドクに見せます。その鎧はとても軽い上、弓の先よりも強くて頑丈だった。握手するタムドク。

そのころ・・・眠るキハに愛を告白し、おでこにキスするホゲ。その後・・・現在のタムドクとの記憶と共に、目をさましたキハ。ってか・・・まさか妊娠??タムドクの子を身ごもった??お腹をさすって、なんだか吐き気を催してたけど・・・

ジュムチに会うタムドク。ジュムチはあのいつもの三つの条件を言い、三つ目の気に入らない奴の仕事はしない話をした後、タムドクが気に入らないと言うジュムチ。でも怒らず、余裕で気に入られるまで待つしかないかなと言うタムドク。

そんな中・・・名前忘れたけど、鍛冶屋のあの未亡人。ヨン家で旦那をころされた。彼女が、ジュムチの元に行き、ヨン家は敵だから、王家に行くと言い、別れを告げるんだよね。ジュムチ・・・彼女に気があるっぽいんだよねー。いきなりジュムチったら、タムドクに勝負を挑み、俺に勝ったら一年間守ってやるって。でもタムドクは、そんな自信はないと笑顔で。話にならないと、行こうとするジュムチに「お前のカマに30回耐えたら勝ちにしてくれるか?」と提案を。二回ですら耐えれるはずがないと言い、10回で手を打つジュムチ。一回目のジュムチのカマを華麗によけるタムドク。




第十二話

メッチャはまってて面白いです。でも・・・なんか戦争の話とか難しくてイマイチ良くわからないよー(T-T) ウルウル 解釈間違ってたらごめんなしゃいです。

10回以上ジュムチの攻撃に耐え、最後には空中から降ってきた剣からジュムチを助けたタムドク。これで契約成立だ。前金をと言うジュムチに、ジュムチの祖先が失った土地を返すと言うタムドク。そこで、馬を育てて、家族と暮らすといいと・・・・

タムドクに呼ばれ、王宮に来たホゲ。幼い頃の仲が良かった思い出が一瞬頭をよぎります。でも無防備なタムドクに「私と会うときは、護衛を付けるべきだ」と言うホゲ「アンサツでも計画してるのか?」というタムドクに、「考えてる」と答えるホゲ。本当に百済と闘うつもりかと聞くタムドクに、ホゲは、チュモン大王の時代にソソノ王妃についていった男が青龍の神物を所持していたという話をします。タムドクを陛下と呼ぶホゲに「私を陛下と呼ぶのなら、君の軍団が戦いをはじめたら、私の命令に従うのか?」と聞くタムドクに「忘れたのですか?我々はジュシン王の称号を得るために争ってる。私の軍団の者は私が王になることをのぞんでいる」と答えます。

戦わずに神物をもつ他の方法もあるはずだ、貴方が戦争に導く者は皆、高句麗の国民なんだ。皆を私たちのために死なせるなと言うタムドク。

明日の会議で直接私が訪ねると言うホゲ。陛下がそれほど心配する人々に聞いてみますと。

会議の日、タムドクは陛下として入ってきた。ホゲが天によると月末が縁起が良いといい、その日、戦争に行くから許可して欲しいと言います。戦争は、我々に危険をおよぼすように思えるので、貴方が人々の命を大事にするなら、出兵する理由を明らかにし、犠牲者を最小限にする為の戦略が必要だと言うタムドク。

ホゲは、戦争の理由は、ジュシン王国再統一の為、神物を探すことと、故国原王が百済の矢で亡くなった復讐の意味もあると言います。そして、四万の武士の意志と、私の意志、龍の魂、トラの心臓、それが、我々の戦略と戦術だとはっきり言います。絶賛する皆。今、百済と勝算は半分で、周辺諸国との関係を処理する必要がある。我々が百済と戦争すれば、他の国に百済を応援させないようにしないといけないと言うタムドク。その上、今百済は、東西に分裂されてて・・・と話すタムドクの邪魔をし、他の者は「陛下が戦争に反対するのは、恐れているからか?」と指摘を。ホゲ様は戦場で鍛えられた。彼の勇気を見習っては?と言いだし、それを聞いたゾルノ部族長が激怒。

そこにジュドが現れ、この戦争は神物を探すだけでなく、百済に敵をうつためでもあり、ホゲ様の勝利は高句麗の勝利です。陛下の勝利です。と言いだし皆が賛同を。もう・・・止めることはできない・・・

会が終わり、いつものように酒を飲むスジニを見つけたタムドク。ヨン家にはもう行くなと言うタムドク。スジニは、もう彼女を愛するのをやめて欲しいと頼みます。理由があったんだろうけど、王に剣を刺した彼女を許せないと言うスジニに「言うな」と怒鳴るタムドク。彼女が何をしてるのかもしらずにまだ愛してるのか??自分に怒るのは、まだ愛してるからでは?と聞くスジニに、そうだと素直に答えるタムドク。一番辛いのは・・・彼女に会いたくて、話がしたくてたまらない事だ。だからもう彼女の話はしないで欲しいと。分かりましたと言い、なぜか涙が出るスジニ。

百済も高句麗も、防衛力が強いので、先にやったほうが不利だと分析する師匠。それに、百済の半分を制するのにも三ヶ月はかかり、四万人の食費などを考えるとあまりにも膨大で・・・

タムドクは師匠に、「コムルはどんな情報でも得られると言っていたが、その逆で情報をもらすこともできるか?」と聞きます。秘密を外にもらすことが出来るなら、ホゲの戦争を許可するというタムドク。会議で言ってた通り、ホゲ軍の勝利は高句麗軍の勝利で、我々の勝利だと言うタムドク。そして、私が、勝てるように、彼らを勝たせますと言い出した。東百済と戦うと勝てるかもしれないが、西百済も同時に戦うと、不可能だと言う師匠。師匠を「先生」と呼ぶタムドクは、どうすれば勝てますか?と教えを請います。

悩んだあげく・・・戦力は同等・・・唯一有利なのは騎馬戦だという師匠。もちろん、あのバソンの鎧があるからだ。バソンの鍛冶屋は多くの手伝いが集まっていた。でも問題が・・・四万の鎧を作るには半年はかかるであろう・・・

タムドクは、百済の東西が連絡を取り合う時間と、助けにくる日程を計算し、ホゲ軍を行かせるのを送らせ、我々(ゾルノと近衛兵とタムドク)を先に行かせると言い出した。三千しかいないから、すぐに鎧も作れると。三千の軍で西と戦い、ホゲの到着を二週間後にすると言うのだ。そして・・・タムドクは臆病で恐くて宮中に居ると知らせ、行かないように見せかけるという。タムドクは知恵を隠すキジで居続けますと・・・ホゲの為に西百済と、王と三千の兵が戦うなんてと言う師匠に、ホゲの仲間も皆仲間だ。死なせたくないと言うタムドク。

あの、鍛冶屋に居る未亡人、ダルビって名前だったのね。彼女がスジニに、紙を渡すんだけど・・・それは兵士に必要な計算書で。彼女はヨン家で、そういう仕事をしてたらしい。それを受け取ったタムドクは喜び、コ将軍に、軍需品の管理者として適任か調べるよう言います。

キハは目覚めて、自由に火がつけれるようになったけど、消すことが出来ない自分を不思議がります。そこにホゲが。待ってたと言うホゲに、私は一度も貴方を待った事がないと言うキハ。どうしてあの時剣を取ったのか・・・生きていられると知っていたのかと聞くホゲ。一緒に死ぬつもりだったというキハ。でも、私には今、生きている理由がある。だから彼に会って知らなければいけない・・・私がどうやって生きていくのか・・・彼にあわなければと・・・・

そしてこっそり王宮に忍び込むキハ。偶然王だけが飲める酒を見つけたスジニが、タムドクに飲ませ、飲み残しを狙って飲むスジニ。そんなスジニを見て笑うタムドク。その笑顔を見たキハは・・・嫉妬してるのかな?ショックを受けてるみたいだね。キハはホゲに明日出発する、私の朱雀になってくれるのを待ってると言われてて・・・

百済の海辺のある村で、神物を持つ者が・・・と思ったら、火天会の情報屋の店にわざと怪しい神物らしきものを持っていったコムルの人だった。もちろんタムドクの指示。案の定、青龍の神物を持った者が東百済に向かってるとの知らせが大長老に。そしてそれを大長老はホゲ父に伝え、ホゲに東百済に行くよう伝えてほしいと。

うーん・・・この計画よく分からないんだけど、タムドク達が東西の百済の中間部分を孤立させ、戻ろうとする百済軍をホゲ達に攻撃させようとしてるみたいだね。準備するので、ゾルノ族部長に、ゾルノに一旦もどるように言います。負け戦はしない。自分のやり方でやるというタムドク。

そんな中、ゲマ武士のジョクファンが面会に。自分たちは最高の戦士で、ずっと王とともに戦ってきた。このまま王が宮廷に残るなら・・・我々をホゲに続かせてほしいと頼みます。長い間戦陣の先頭に出れないのは屈辱だと・・。それを聞いたタムドクは、もっと先にゲマの事を考えるべきだったと言い、ゲマが常に先頭に立たなくてはと言います。ゲマの出兵を許可し、何があってもゲマ武士は最前線に立ちなさい。これをホゲに伝えろ。ゲマ武士なしでは、どんな戦争も始めるなと言います。

これで、10日時間を稼げた。もっと時間が必要だから、ゲマ出兵を送らせろとコ将軍に言うタムドク。その知らせを聞いたホゲは、遅らせる理由が理解できなくて。部下は戦争を知らない陛下の言いなりになるんですか?一刻も争うのにと、反論を。そこに火天会からも連絡が来て、ゲマとともに、朱雀の主人も来て、ホゲ軍を守るとの知らせが!!




第十三話

ものすごくはまってるし、面白い!!でも・・・この詳しいレビュー書くのが辛い・・・がんばりまっしゅ。

ゾルノの持ってきた資料から、戦争に適さない貨物船を使うと言うタムドク。三千人と四千頭の馬を乗せたいといって。そこで師匠が、4千人と5千3百の馬ですって。ジュムチが声をかけ、いろんな部族がたくさん集まってくれたみたい。

東西の中間にあるクァンミ城を征服すれば、黄海も支配できる。クァンミ城の近くに最高の造船所があり、ソコを支配すいれば最高の造船技術も得られると言う師匠。しかし・・・どこの王も、征服を夢見たが、困難だったらしい。なぜなら、進入経路が一つしかないうえ。クァンミ城の城主は10才で父の跡を継ぎ、10才から一人で戦っているらしい。近寄ると部下も死んでしまうから、部下は遠くで、城主が一人で戦うのを見てるらしい。人間ではないという噂だ。悪霊であり死に神だと・・・。どうもこの人が青龍の現身、チョロらしいね。

我々だけでは、クァンミ城を征服できない。ホゲ軍が援護してくる前に道をつくらねばと言い、準備は終わったと言うタムドク。大神官の元に行き、陛下の棺に「誰にも知られず出征するつもりです。敵を騙すため、味方も誤魔化します」と心で報告するタムドク。

そして狩りにいくふりをして出かけます。行くには二つの方法がある。一つは陸路だ。国内城からクァンミ城まで30の城を通過せねばならなくて、五万の兵と、三ヶ月が必要となる。自分たちには四千しか兵が居ないので、もう一つの方法である、海を行くしか無いと言います。海軍と戦うのではなく、誰にも知られずに川を下る。そして、ソクヒョン城に。ここからクァンミまで10の城があり、それを一気に攻める予定だと言います。ダルヒはやっぱり、管理の仕事について、同行することになったよ。

出かけた後、ホゲ父に陛下からの伝言が。陛下は百済進軍中ですと。ホゲ軍の為に、百済の援軍の城を攻撃しにいきましたって。この話が敵にもれるのを防ぐため、行き先などは秘密ですと伝える部下。単独で決めて、陛下はいったいどんな軍を連れていったんだと怒るホゲ父。最初の目的地についたら、連絡するので、それまで、ヨン様が、斎家と部族を導いてくださいと言われ、命令を受け取ホゲ父。

その後、大長老の元に行き、我々の目と耳と頭になると言わなかったか??どうして私が王の計画を知らないんだと責め立てます。サリョンは、シウ部族も一緒に出かけたと言い、大長老は、百済に行ったという王の話はおかしいと話をします。我々の情報によると、王は西に進んでて、そこはゾルノ部族で、百済ではないと言います。ゾルノとの関係を強めに行っただけだと言い、たかが数千で、どことも闘える軍ではないと言い、それほど無価値な情報なのであえて知らせなかったと言います。王の誤魔化しにだまされるなと。

しかしヨンは、タムドクを侮ってはいけないと言い返します。幼い頃から見てたけど、彼が隠すなら絶対知ることは出来ないんだと。

百済では、ソクヒョン城から、対ホゲの支援軍が出征した。ホゲ軍は予想よりゆっくり移動してて、百済は国境に全兵士を動員して待ちかまえているらしい。揚子江流域の城はすべて援軍をだしてて、まさか誰か攻撃してくるとは思っていない。そしてタムドクは、これは誰も警戒しない貨物船だから、休まずにここに行くといい、ソクヒョン城正面を指します。ソクヒョン城は一番大きい城だ。ソクヒョンの攻撃は、近衛とシウ部隊に任せ、ゾルノはクァンミ城を攻撃するふりをしてくれと頼みます。規模の小ささを知られてはならない。支援軍が折り返して来るとき、我々は逃げると。

自分たちが餌になって、注意をひきつけ、その間にホゲ軍に勝たせるのか?先代を殺し、息子を殺した奴にか?と怒るゾルノ部族長。そんなゾルノの長に、「ホゲと戦うのか百済と戦うのか選べ」と言うタムドク。「あいつが陛下の計画を理解すると思いますか??感謝すると思いますか?」と問いただされ・・・師匠にどう思うか聞くタムドク。師匠は明日部下がホゲに会い、説明しますが・・・理解できないかもしれないですねと正直に答えて。

その頃、ホゲ軍の拠点では、ホゲはゲマを待ってるのか、女を待ってるのかと、兵士はぴりぴりしてた。そこにコムルの男が。ホゲに、明日陛下はソクヒョン城に進入します。ソクヒョン城を落とした後、クァンミ城に向かいます。と言うコムルの男。ホゲは、陛下は狩りにいって、ゾルノとの力を強めに行っただけだと知ってると言い、相手にしません。

陛下は自分を危険に晒して西百済を妨げようとしています。背後かた敵を攻めると命令しました。これは王の命令です。と言うんだけど、ホゲはその使者を拘束しろと言って・・・

戦場に立つキハを訪ねる大長老。キハにはやることがたくさんある。ホゲ様と部下の士気と活力を高めること、貴方の力を見せつけてください。貴方の力はさらに強くなっているといいます。キハが「彼は本当のジュシンの王でしょ?火天会で選ばれたホゲではなく彼が・・・」と言うキハ。でも大長老は、我々が必要なのは本当のジュシン王ではない。ジュシン王の血が流れる一人の人間が必要なだけだと。その血統と四神が我々に天の力を与える。本当のジュシン王は正直いって厄介だと言います。もし、ジュシンの血が流れる人がもう一人いたらどうしますかと聞くキハ。三神か?神物を探す他の奴は排除しないといけない。もう一人も、力を与えるために利用するのかと言うキハに、排除しますと言う大長老。天の力を持つ、どんなタネも残していくわけにはいかないと言われ、お腹に手をやるキハ。

ゲマ武士と共に旅立つキハ。しかし・・・キハはいつの間にか籠から消えていた。崖から飛び降り、しのうとしてるキハを見つけ、止めるサリョン。「彼は信じてくれなかった・・・本当なのか聞いてくれなかった・・・・彼は私を殺そうとした・・・私は彼の何なのか・・・自分のどこが悪いのかわからない。朱雀の主人の私は、この地の母になりたいとは思わない。あなたがして欲しかったことをしただけなのに、どうしてこうなるの・・・生涯で私が欲しかったのは、ただ一つ・・・彼だけだったのに。それがそんなに罪なのか・・・。もう火天会も彼も同じだ。私が必要だから利用する。その後、私をどうぞ捨ててください。彼がそうしたら、私もそうするから。でも、捨てる前に言うことがあるはずだ・・・今までうまく利用した・・・もういらないから捨てる。悪かったと」と言うキハ。

サリョンは、キハが妊娠してることに気づいてるのよね。子供の事を言い、止めるサリョンに、どいうせ死ぬんだ。自分のようにさせたくないから、死なせると言うキハ。サリョンは、「利用してください。キハ様も、火天会と王を利用してください。それが子を守る方法だ」と必死でとめます。

でも、この子が、この嘆かわしい世を望むのか?私はこの世が嫌いだ。この子はどうかしら・・・そう言ってついに飛び降りた!!

しかし・・・朱雀の心臓が輝きキハをつつみ、守り戻します。天の血・・・天の子・・・とつぶやくサリョン。

その頃悪夢にひどくうなされるタムドク。そんなタムドクを抱きしめるスジニ。うーん・・・前世では、スジニのほうがタムドクに愛され、子を身ごもるんだけど・・現世ではキハなのね。でも、火天会に縛り付けられてるのは、やっぱキハで・・・複雑だわ。スジニもタムドクに好意を抱いてるみたいだけど・・・タムドクの心にはキハしか居ないし。

夢で何かを聞いたみたいだけど、顔も声も思い出せない。不思議だろうと言うタムドク。彼女の夢だと気づくスジニだけど、誤魔化してくれて。そんなスジニに、自分に鎧を着せてほしいと頼むタムドク。そしてコムルと一緒に行かず、私の側に居ろと言い、亡くなった母の形見の香水をスジニに渡します。不必要に干渉して、自分を危険にするなと言い、無事に持ち帰れと言います。

タムドクは戦士達に三つの事を言います。

一つは、我々は、絶対に剣と盾で敵と戦わない。我々の武器は恐怖だ。我々はもっとも恐ろしい軍隊になる。世界は我々を恐ろしいジュシンの軍隊と呼ぶだろうと。

二つめは、この戦いの勝利は、速さに依存する。7日で三つの城を征服し、20日で10の城を征服すると。

三つ目は、死なないでくれと。。。戦いで命をすてる人はいらない、何があっても生きて最後まで私のそばに居てくれと。それが王の命令だと伝えます。

百済のソクヒョン城。師匠やスジニ達コムルの人が外国の占い師のふりをし、金を渡して城の中に。その後、大量の船がつき、王の軍が上陸する。そのままソクヒョン城へ。オクチョン城に支援をたのめと言うソクヒョン城主。その間に、正門をあけるスジニ達。ジウ部隊がそこから潜入。そして戦いが目的ではなく、高句麗の旗を立てることを優先させます。一番の目的は恐怖を彼らの心に植えることだ。そして、旗をたてたジウ部隊に、タムドクは、ソクヒョンの伝令が伝わる前にオクチョンへ行けと指示を。




第十四話

伝令を捕まえ、伝令の服と旗をゲットしたジウ部隊。

ソクヒョン城主は、コ将軍に、城を征服するなら、自分を殺せと言います。コ将軍は、「陛下命令をだした。武器を持たぬ人間を殺す者、女に手を出す者、また人の物を取る物、その者達はすぐに処刑する」と、伝えます。しかし城主は、百済の戦士は死んでも降伏はしないと言い張るが、コ将軍は、降伏するかは重要ではないと。王の命令を伝えているだけだって。だから、武器をすてて、服従するか、またはお前の将軍をころし共にしぬか・・・好きにして良いと言い、去ろうとします。「せめて王の名前を」と聞かれ、「恐れ多くも名前を口にできない」とだけ言います。そこに絶妙なタイミングで余裕のタムドクが皆の横を通過して・・・

オクチョン城で、伝令のふりをして入ったのはジュムチとスジニ。そして二人は、軍が入れるよう門をひらきます。この間、スジニったら、ジュムチにダルヒとの事を冷やかしまくってて(笑)

高句麗太王軍5日目にオクチョン占領。ゾルノ部族長は、高句麗の太王からのお告げだと言い話し出します。百済は高句麗からうまれた国であるから、兄と手を握る者は皆兄弟と考えられる。この城のすべての者に王は命令する。城主の倉に保管されてる民からのすべての食物を今再び民に返す事にする・・・・

配給をするダルヒ。高句麗太王軍10日目アプヘ城占領。

ゾルノ部族長の話は続く・・・

百済の兵士で、高句麗の為に働きたくなくても、処刑はしない。人質にはしない。武器を渡せば城を出てもよい。近くの城へ行き、このことを伝えろ。高句麗太王は忠誠をまっていると・・・

11日目、ヨグン城占領。民が城の門をあけて無血入城だった。次々と征服する太王軍。

その頃、高句麗ホゲ野営地(百済のパルゴン城国境北)に、ゲマ軍が到着した。あまりに遅いと怒るホゲ軍の兵士。ゲマは「キハ様が病気になり、出発出来るまで待ってた」と言います。ホゲ軍の兵士は、たった一人の女の為に・・とバカにするんだけど、ゲマは「彼女はただの女ではなく朱雀の主人だ」と言い剣で威嚇を。そして・・私たちは見た・・・と、あの崖で赤い光に包まれたキハの話をします。彼女は本当に朱雀だと・・四神の内の一人だと言い切ります。

そして・・・キハは数日間意識不明で、意識が戻るとすることがあると言って国内城に戻ったと伝えます。そこに伝令が!!太王軍は、百済の四つの城、ソクヒョン、オクチョン、ウルミ、アプヘを征服したと伝えます。それを聞いたホゲは、捕まえておいたコムルの人に、もう一度太王が言った命令を言えと言います。「王様は、東西百済の中央をたたくと言われました。そうなると、百済軍の支援軍は引き返すから、それを追って、共にクァンミ城を攻めろと言われた。クァンミ城をおとせばいいと言うコムルの使者。目の色を変え「どこだ??青龍の神物は?」と聞くホゲ。ホゲに偽の情報を掴ませ、自分は西に行ったのか?と。使者は、クァンミ城を落とせば、東西の百済を分割して黄海を支配できると言われたと必死で伝えます。しかしホゲは、クァンミ城か・・・神物はそこにあったのか・・・と呟いて。使者はそんなホゲに、王はあなたの為に注意を引きつけているんです。戻る百済軍を討たなければと必死で話して。

そこに百済軍が引き返し、支援軍も引き返してるとの知らせが。それを聞いた部下の兵は、この機会に漢城を取ろうと言い出します。しかし使者は、漢城ではない・・・王はクァンミ城をさきに攻めなければと言われたと。しかし、部下の兵士達は、我々には四万の兵が居ると、漢城を攻めるべきだと乗り気で。使者は「どうか王の命令に従ってください・・・王はホゲの兵士の為に・・」と最後に必死で頼む使者の・・・・首をいきなり剣できるホゲ。「誰を王と呼ぶのだ」と・・・燃える瞳で。

高句麗の国内宮では、重臣達の中で、四千の兵で成果を王がだしてるのに、ホゲは何をしてるんだとの声も・・・。そして五つ目の城を征服したとの知らせが。

大神官は、民が門をあけ、陛下の言われる無血の勝利をしたと聞き、王には天の導きがある。百済の人々も同じ天の下で産まれた我々の兄弟姉妹だ。すべては天国の意志だと喜び、明日、祝勝式典を催すと言います。すると・・・いきなり天地神堂の扉がしまり、大神官の付き人は真珠のようなもので撃たれ気をうしない・・・そこにキハが。大神官に、聞きたいことがあると言うキハに、朱雀はジュシン国の四神の一つで、当然王に仕える身分なのに、どうして本物の王につかず、先代王をころして、他の王に仕えて何を企んでるんだと聞く大神官。

キハは・・・大神官が知らない事が一つあると言い・・・あああ・・・前世をすべて思い出したんだね・・・朱雀のカジン様は、朱雀の主人ではなかった。彼女は元々火の女神だった。でもジュシン王にその力を取られたと。小さい頃からずっと、火の力を取り戻して、天の力をとり、再び地上の母になれといわれてきた・・・しかし・・・彼に会ってから・・・すべてが狂ったと・・・・先が分からなくなってしまったと・・・。一人の人の為に生きたかっただけなのに。自分が間違ってたと言います。

大神官は、陛下も、貴方をもっとも信頼していたし、大神官も妹のように思っていたのを覚えておけと言うんだけど・・・・・キハは「許してください」と言い、まずはこの天地神堂を私が頂きますと言います。キハは自分の中に大事な物がいるから・・・日に日に力が増していて・・・私は、この地上の母だ。この子供のために地上を準備するつもりだ。そしてこの子は天と地に関係なくこの地上の本当の王になります。助けてくださいと言い・・・手から魔力をだして・・・・大神官の頭を包み込みます。

やっと扉が開き巫女が入ると、大神官が倒れてて・・・でも何が起こったのか誰も何もわからなかった。

一人になったキハは、お腹の子に「母が最初に貴方に高句麗をあげます」とつぶやきます。

太王軍の野営地。ホゲ軍に送られていた西百済の支援軍は二日前に引き返した。彼らはここに向かっている。彼らが来るなら・・結果は明らかだった。そしてホゲからの連絡はない。ゾルノ長は、ホゲが命令に従うわけがないと言い、クァンミ城には入れないと言われている。だったらそこに入り込めば安全ではないか?とタムドクに。じっとしてると全員ころされるから、戦いに行くと言うのが戦略と言えるか?と反対し、明日夕方まで待ち、ホゲから連絡がなければ高句麗に戻る。征服した城は返すと言うタムドク。

ゾルノ長は、テジャ城でも陛下は戦うなと言ったのか?と生き残った息子に聞き、「太子は一人で戦った。しかし卑劣なホゲ軍が、矢を打ち始め、長男セドゥルが太子を守るため、自分の体を盾にした」という話を思い出し・・・ゾルノ長は、だから陛下は、怖がるのだと言い、でもこのままそんな陛下を見てられないと大声で嘆きます。

イライラしてるホゲ父の前に大長老が。王が四千の兵をつれて百済に行ったことは大部分のものは知らない事だと言います。だから、部下に探させていると。明日までには知らせがクァンミ城に伝わるはずだと。そうするとクァンミ城の恐ろしい城主は、何をするでしょうか?と不敵な笑みをうかべて。そしてもう一つ面白い知らせが・・・と話をはじめます。バソンの鍛冶屋に居た男に聞き出したけど、バソンは黒水・・・の鍛冶屋村のでで、ジュシンの星の夜に、白虎の光はその村から放たれた。バソンは酔うと、兄弟が北に逃げ行方不明だと話すと言う。大事な物を隠してジュシン王を待ってると。ジュシン王と居れば、また兄弟に会えるから、ジュシン王についていったんだと。

だからホゲに北へ行くよう伝令を送らねばならない。クァンミ城の王は長くは生きられないから、気にする必要はないと。

あああ・・・大神官はすっかり操り人形になってしまってるよ。様子がおかしくて。「天は言葉をはなされた・・・すべての民はジュシンの四つの地方にちらばった。貴方はカウリ(旧高句麗の国名)を立てる力がありました。今、再び新しいジュシン王の耳になり天の眼になって、彼らに新しい力をあたえ・・」とそこまで言い、必死で「違うーー!!」と自分に言い聞かせるように言う大神官。そこにキハが!!「キハーー!!」と叫び倒れる大神官。キハは大神官を抱きしめ「母と思っていました・・・安らかに逝ってください」と耳元でささやき、力を使って最後に「神竹をキハに・・」と遺言させ、大神官の命を人知れず奪います。大神官になったキハ。

その頃ホゲ軍は、父から北にいけとの伝令を受けます。ヨハの北に白虎の神物があると。まさか陛下は知らないんですか?とゲマ。天地神堂の天の言葉だと書いてあると嘘をつくホゲ。

青龍の神物はクァンミにあり、それは王がとるから、我々は白虎の神物を取れとの命令だと。王を見捨てるんですか?と言う兵を無視して、兵を北に出せと指示するホゲ。

でもこの情報は、潜入してたコムルの者により、師匠の元に届けられます。北に白虎の神物があること・・・そして、使者のヒョンゴはホゲに切られしんだと・・・

そこにバソンとダルヒが!!武器も何もかも全部なくなってるというのだ。

ゾルノの皆と、ジュムチ達が、勝手に持って、クァンミ城に向かったと知るタムドク。ほっとけないと言うタムドクを止めるコ将軍。先代王を守れなかったけど、先代王との約束だけは守らせてほしいと土下座するコ将軍。陛下の安全を私の手に委ねてくれたからと・・・

タムドクは、もう誰も死なせたくないと言い、コ将軍に、「父上との約束は必ず守らせます。貴方より先に死にません。約束します」と誓うタムドク。

クァンミ城では・・・カグン(城主であるチョロの幼い頃の師匠で、今は城の近衛将軍)が高句麗からの報告を城主にしていた。ソクヒョン、オクチョン等を落とした高句麗王軍はわずか4千の兵で、戦略にやられただけらしいと。そして敵軍の一部が、我が城の北に進軍中ですと。

なぜ・・・我々を放っておかないのだ・・・来るべきではない・・・死ぬために来るべきではないと呟く仮面をかぶった城主チョロ。

師匠とタムドクはは、ゾルノとジュムチは造船所を襲って、門をあけさせ、兵を出させるはずだと推測。まさにその通りのゾルノとジュムチ。

ガクンの申し出に、城主は待つんだと言うんだけど、ガクンは、城主の出る幕じゃない数だから、自分たちで始末しますと伝えます。どうせいつもと同じ造船所を狙った作戦だろうって。

ジュムチは造船所を襲撃。押し寄せる兵と戦いかこまれたとき・・・そこに、こっそり船でやってきたスジニが。弓で助け、加勢します。

勝つために戦おうと思うな。目的は勝つことではない。

1つ・・・百済軍を城から引きずり出す

二つ・・・彼らを信じ込ませる。高句麗軍の方が兵数が多いと。三つの方向に分散して進軍させる。襲撃したら、退く。ソクヒョン城と同じやり方だというタムドク。

コ将軍は、ゾルノ長に、出てくる敵をころすなと伝令を出したと言います。タムドクは「もう一度命令に逆らえば、将軍ではなく兵にすると付け加えろ」と言います。

クァンミ城からついに兵士が出てきた。陛下が動き出し、助けに来てくれてると気づくゾルノ長。俺は命をかけて陛下のために道を開いたと豪語するゾルノ長(笑)そして息子に、「クァンミから三回にわたり、2千の兵が出てきた。今城に居る兵士は五百にすぎない。早く来てクァンミ城を征服するよう、陛下に伝えろ」と命令を。

その頃タムドクは、ジュムチ&スジニ達と合流していた。



第十五話

大神官キハにホゲは国境を去って北にむかっているとの連絡が。位の高い巫女は納得いかず・・・キハに、国で大きな出来事があると、天に祈ります。戦場の兵士のために儀式もします。しかし今まで、軍隊に命令をしませんでした。今回も本当に天のお告げだったんですか?と質問を。私は大神官である前に朱雀の主人だ。どうして私が神堂のただの巫女に答える必要があると強気で言うキハ。まるで別人だわ・・・

ホゲ父を呼び出したキハは、ヨンに陛下の軍は帰ってくるかと聞きます。クァンミ城を征服することも、戻ってくる兵士と戦うことも不可能なのに、戻ってくる以外にないでしょうと言うヨン。キハは、未だに先代王に忠誠する重臣を説得してヨンの内閣を作るよう指示。神堂と同じように国まで操ろうとしてるんですか?と聞くヨン。それを無視し、陛下が戻ってきたら、国内城に足を踏み入れさせるなと言います。理由を聞かれ、ホゲ軍が白虎の神物を持ってくるまで。。。そして私が大神官の権限で彼を新王につかせるまで、今の王は国内城に入ってはいけない。今、陛下の軍は良い武器と鎧を持ち、勝利を得た軍だ。その軍が戻ってきたら、ヨン家の彼が居られると思いますか?と言うキハ。その問題を心配する必要はないと大長老。太王軍がクァンミ城に進入した。クァンミ城に青龍の神物があるはずだ。でなければそんなおろかな事をするはずがない。神物への貪欲だ。百済の10城を征服したとしても、クァンミを攻撃すれば、生きてはかえれないでしょうと余裕の大長老。

クァンミ城の前に高句麗太王軍が。そして弓の撃ち合いを。高句麗の武器の方が上だ。扉に火をつけた太王軍。そしてカグンも弓で傷をおった。槍を手にし、立ち上がる城主。一人城から出てきます。噂の悪魔・・・。クァンミ城主を目の前にする太王軍。まずはジュムチ達が向かった。勇敢にジュムチが向かうが・・・城主の槍で自慢のジュムチのカマはボロボロに。その槍は不思議な光を放ちながら、次々と敵を倒します。まさに神業で。再び向かったジュムチだったが、刺され、落馬し、吐血。城主がとどめを刺そうとしたとき、スジニが弓で応戦を。でも城主の槍は青い光を出しながら、敵を次々とらくばさせる。スジニまで・・・。ついにタムドクが城主の元に。タムドクを見た城主は突然胸をおさえ、スジニをさらって城に帰っていきます。

治療をうける兵士たち。ジュムチの治療はもちろんダルヒが。これ以上、遅らせる事はできない。兵士を連れて一刻も早く帰らねばならないと言う師匠。百済の支援軍が来てしまうと。タムドクは、百済に見つかる前に撤退すると命令を。しかし師匠は分かっていた。タムドクがスジニを助けようとしてることを。それは無理だと言う師匠。

ホゲ軍では、ホゲに不満をもつ将軍も出てきた。その将軍を連れ出してころせば、皆おとなしくなるはずだと言う部下。理由が必要だというゲマ。そんな中・・・話も聞かず酒に酔って、「なぜ来ないんだ・・・来るといったではないか・・・」とキハを待ち続けるホゲ。

朱雀の主人が大神官になり、問題は、大将軍がその女にあまりにも影響されてることだと言う将軍達。四万の兵士を率いる将軍が女の心配ばかりで酒ばかり飲んでって・・・いつまでここで待たされるんだって。

そこについに火とともにキハがきた。酔って寝てるホゲ。キハに気づき、夢なのかって・・・夢とは思わず私の話を聞いて欲しいと言うキハ。後悔してた。ホゲ様はいつも側にいてくれた。いつまで私の後にいてくれますか?と。何が起こっても、私が変わっても、白虎の神物を探してください。青龍の神物も探してください。そして高句麗を取るようにと言うキハ。私に頼む必要はない。ただ欲しいと言え。私はあなたのものだからと言うホゲ。貴方の魂が欲しいと言うキハ。私が手に入れたら、好きに使って、いつか終わったら捨てます。白虎の神物を探してください。それと、タムドクがここに来たらころしてください。何としても国内城ではなくここに来るようにしむけて、白虎の神物を探してころしてと言うキハ。いつか私も同じように死ぬのか?と言うホゲに、そうかもしれませんと答えるキハ。そんなキハに、私に頼んでくれ。もしその時がきたら・・・他の人には頼むな。貴方の手でやってくれと言うホゲ。

もう少しだったのにと悔しがるゾルノ長。そんな中・・・陛下が手紙をコ将軍に残し消えた。

師匠は一人こっそりスジニを助けに行こうとしてて・・・玄武が助けてくれるという師匠。ジュムチも行くと言い張って。

クァンミ城の殺伐とした部屋で眠るスジニ。城主はスジニに火の過去があるのを見ます。朱雀だと気づいたのか?目覚めたスジニは閉じこめられてて・・・「お前は何者だ・・・俺はお前を知っている」という声が。探すスジニ。

師匠とジュムチがこっそり城に行くと、なんとタムドクが正門前に堂々と居た。「クァンミの城主に陛下が送った太王軍の使者です。城主に直接伝えろと命令された。そして高句麗の印のついた神物をもってきたと・・・あの溶けた剣の柄をみせます。ファンミ城主にききたい。ソクヒョン城他の10の城を取り戻したいのかどうか。城主に直接きけと言われたから案内してほしい」と。

門が開きはいるタムドク。何の武装もしていない。

そのあとこっそり城内に入るジュムチと師匠。

カグンは・・・あの試合を思い出し、タムドクが王本人だと気づいたみたいだね。何も言わないけど。

森の中でやっと城主を見つけたスジニ。「私は人間ではない。だから私は病になったことがない。人間ではないから。悲鳴をあげてにげていく・・・いつも誰でも。。。私をみたものは」そういう城主。確かに、スジニが見ると人間の顔ではなかった。「小さい頃からそいうだったの?」と聞くスジニ。「お前とあの人は何者だ。お前の何だ。あの人はどうして私の心臓を痛くさせた?」と聞き・・・消えてしまった。

城主の部屋に入るタムドク。しかし見あたらない。「クァンミ城主、百済の10の城を放棄するつもりです。ただし、貴方が捕まえた女を帰すなら」と言うタムドク。「貴方の女か?」と聞く城主。

カグンはジュムチと師匠を見つけ、「一つ訪ねる。高句麗の王は本当にジュシンの王なのか」と。師匠は、「ジュシンの王なら百済の王でもある。私はコムル村長ヒョンゴです。我々より先に、玄武の神物が、認めました」と答えます。カグンも長い間ジュシンの王を待ち続けてたみたい。だから・・・ジュシンの星が輝いた時、国内城にいって、可能性のある王をさがし、ヨン家のホゲとあなたたちの王だと気づいてたと。ジュシンの王だけが、神物の呪いから開放できる。もし彼がその人なら、城主を天ののろいから解放するでしょいうと言うカグン。

その頃タムドクは、城主を捜し、スジニと同じ森をさまよっていた。タムドクの持っていた神物がいきなり光り出す。タムドクが眼をとじると、風がとまり、後ろに城主が槍を構えて立っていた。タムドクを襲おうとするが、まるでバリヤのようにタムドクが守られ、はじき飛ばされる城主。「私をたすけてくれ」と言う城主。

タムドクのあの剣の柄が・・・ファヌンの弓矢になり、その矢で城主をうつタムドク。そして城主は気を失い・・・仮面をとるタムドク。そこにスジニが。胸から青龍の神物が現れた。それを見たカグンが、父親が青龍の神物を守るため、息子の心臓に突き刺したと説明し、跪き、ジュシン王に仕えますと宣言を。

大長老と話すヨン。ホゲの力はすべて母親によるものだ。幼い頃から王として育てた。そして今、大神官はホゲにとって母だ。ホゲの母にとってホゲは神だったが、大神官にとってホゲは何なんだと聞くヨン。

火天会につかまってた鍛冶屋のおとこが戻ってきた。それを見つけたコムルのアジョシ。男は、バソン姐さんに話さないといけない事があるとすごく焦ってて。アジョシに内容をそっと教えます。

クァンミ城主チョロは人間に戻れたね♪陛下はコ将軍に、すべての兵を国内城に戻すよう書き置きをしてたのに・・・全員が迎えに。コ将軍は、命令より先に約束をしたことを守って待ってましたと。




第十六話

ホゲに、神物を持ってすべての土地とすべての部族を征服してください。そして北の神物(玄武)と領地を征服して、誰よりも力強く国内城に戻り、ジュシン王になってくださいと言われ、すっかり言いなりのホゲ。そして出陣。戦い続けるホゲ。

クァンミ城では百済軍が攻めてくる・・と言い、高句麗の為に門をあけてしまった民達は、高句麗の民になるからどうか助けてほしいと、押し寄せてきます。

コムルのアジョシは、あの火天会に捕まった鍛冶屋の男チョモを連れて師匠の元に。火天会にバソンの兄が白虎の神物を持ってると、チョモが話してしまった事を伝えます。驚く皆。バソンの兄は北に逃げた話もします。なぜバソンは陛下に言わなかったのか・・・そう言う師匠に・・・バソンは陛下に言おうとしてた事を思い出し、言うタムドク。出兵前、ホゲの尻ぬぐいをするのではなく、神物を探しに行くべきだ・・もし・・私が神物のありかを知っていても、クァンミにいくんですか?とバソンに言われ・・・「ホゲの部下は、自分の部下でもある。お前の知ってる兵も多いだろう。彼らの両親、妻子もよく知ってるだろう・・・もし彼らが皆死ぬとしたら、バソンならどうする?」と聞かれ・・・バソンは友人を助けにクァンミに行く・・・でも、その後で話があると言ってたんだよね・・・バソンは後で話すつもりだったんだ・・・そんな話をしてる間にチョモがいなくなった・・・

チョモはこっそりバソンに会いに行き、「兄さんが近くにきてる」と、外におびき出します。このとき、不信に思ったダルビも追いかけていって・・あああーー!!何者かに連れさらわれたよーー!!

それに気づいたタムドクは、兵を派遣してここを出る前に探し出そうとしたんだけど、見つけられなくて・・・ジュムチが探しにいくと言い出します。ゾルノ長も連れていけと言うタムドク。ゾルノ長は、万一、バソンがホゲに捕まってたら・・・秘密を知られないようにバソンをころすと言うんだけど、タムドクは、彼女の技術で多くの兵が助かったから怪我をさせてはいけないと・・・。しかし、2日以内に二万以上に増えた百済の兵が来ると、民が門に押し寄せて来てて、ジュムチ達は外に出れなくて・・・

ここでタムドクは「百済軍はここにはこないだろう」とはっきり言い切ります。今の百済の王は、若い甥の太子と王位を奪い合ってて、漢城をのぞいて大部分の地域は王より太子を支持している。王と太子は王位を争ってて、双方の軍の力は同等。今、待機してるホガン城に居るのは太子側。それなら王は、援軍を送らないだろうと言うタムドク。王位に眼がくらんだ時、国の事が見えなくなる。王は太子が、私との戦いで兵を失えばいいと思うだろう。王として残れるから。だから支援軍を送らないし、送らなければ、太子も漢城に戻る。そのためには・・・こっちが数千の兵だと知られないようにしないといけない。

ゾルノ長の息子は、民を使い、多くの兵が高句麗には居ると噂をたてさせ、百済軍の耳に入るようにします。

タムドクは、戦争はないからと言い、誰でも家に帰ることが出来ると民に伝えます。

バソンが居なくて武器の修理も滞ってしまっている・・・。ダルビを心配するジュムチは、タムドクの元に行き、シウ部族を連れてバソンを助けに行くと報告し、行こうとします。そこでタムドクは、本当は百済が去るのか、クァンミにくるのか、分からないんだと本音を話します。さっきは自信満々だったじゃないかと言うジュムチに、「王だからだ・・・王だから負けるとはいえない」と言うタムドク。やってみないと分からないと言うジュムチに、私は、征服した百済の兵士を城に帰したと告白するタムドク。我々とは手を結ばないし、私は兄弟と戦う気はないと・・・征服した10の城へいって民を守るように言ったと・・・それを聞いたジュムチは、武器も鎧も渡して、敵を増やしたのかと責めます。将軍や城主や兵士の家族は、城に残ると言うタムドク・・・人質か?と聞かれ・・・王は難しい。嘘を言って、脅迫もして・・・それが上手くないといけないと寂しく笑うタムドク。だから友人の様なお前に・・・頼むから一緒に居てくれ。そしてすまないが、私が死ぬときは、一緒に死んでくれと言います。ジュムチは、一緒に死ぬより一緒に生きる方が難しいって。

クァンミ城主チョロは、ずっとこっそりスジニをおいかけてるのよねー。スジニは誰かが自分をついけてるのに気づいてるんだけど、誰かはわからなくて。酔って水浴びしながら、話をするんだけど、王の話ばっかりしてるよ。

おおおー!!ついに百済軍は海を渡って西百済に戻ったよ。歓喜する皆。

火天会では、大長老とキハが。キハは、ゾルノ部重臣を排除するため天の思し召しを使いましたと言い、ゲル部のチソンは、天地神堂の地下牢に入れたといいます。彼はヨンが助けると思ったでしょうが・・と言いかけるキハに、これ以上関わるなと言うつもりだったと言う大長老。キハは、これからは簡単に自分を呼び出すなと言います。私と同じ意志ならいつでも受け入れるがと。タムドクが青龍を取り、クァンミも取った。だから、ホゲ様の支援者だけが国内城で力を出せるようにしないいけない。何があってもホゲ様を王にしなければならない。これは私の志です。キハ様も同じでしょう?と言う大長老。笑うキハ。

王は皐蘭に白虎を追って行くと師匠は思ってたのに・・・国内城に戻ると言い出した。王は、たつまえに、クァンミ城主を訪ねるけど、不在で。「二度と危害を与えないから、いつでも訪ねてきてください。待ってると伝えてください」と言い去るタムドク。スジニはカグンに「もう城主は闘えないのか?」と聞きます。カグンは「青龍の力がなくても、槍の才能は恐るべきものだ」と。「彼に会ったら伝えて。私が待ってると。会って彼の槍と私の弓とで勝負したい」と言い去るスジニ。

影で聞いてた城主チョロは、「私も国内城に行く」と。見守っていたい・・・本当に私が仕えるべき人なのか見守りたいといって。

師匠はタムドクに、ホゲより先にバソンを見つけ、白虎の神物を・・と説得しようとするんだけど、逆になぜ彼女が大神官になったと言わなかったのだと言うタムドク。天の志を呼び起こし、ホゲ軍を皐蘭に送った大神官・・・先代王の信者を排除し、ヨン家の仲間にしたのもその大神官ですよと言うタムドク。師匠は、白虎を諦め、その女の為に国内城に行くんですか?と問います。

タムドクは元大神官に言われた言葉を思い出していた・・・「私は長生きすることになっている。もし、年が変わる前に違う大神官になったら、その大神官に気をつけろ。その女は陛下の敵になります」という言葉を。

神物ならここにあるから、持って行ってよく調べろといい、青龍の神物を師匠に渡し、去るタムドク。

そして国内城では・・

三日後には陛下がかえってくるとの知らせが。クァンミで青龍の神物をとったという知らせもここで初めてきくヨン。大長老はたんなる噂ですと余裕で。王はクァンミで死ぬといったではないかと責めるヨン。クァンミ城内に火天会の部下が居る。報告では神物が目覚めた証拠はないと。神物は条件が揃わないと目覚めない。目覚めてない神物は、石も同然だ。神物の主人とジュシンが単に近づいただけでは充分ではない。ファヌンは何か鍵をつけて神物を作られた。朱雀の場合は燃えるような情熱。ジュシン王への復讐心でみたされると朱雀を呼び覚ます。

玄武は、暗黒の憤怒。ジュシンが怒りに満ちると眼を覚ます。青龍は冷静な決意。白虎は純粋な勇気・・・それが古代の本に記されていると言う大長老。陛下が戻り、私や貴方は安全でしょうか?と言うヨンに、大神官が言ったでしょう?絶対に国内城に入れてはいけないとと言う大長老。

なかなかヨン家を支援する重臣だけにすることが困難な国内城。王を国内城に入れないと聞き、ヨンを責める重臣や部族長達。ここの主人は王なのにと言って。そこにキハが現れ、「天の志です」「天からこの国の将来の志を受け、伝えるためにきました。陛下は少数の軍と共に20日で10の百済の城を征服しました。これは天によってもたらされた奇跡です。しかし、天はとても心配しておられる。陛下の軍は短期間で多くの血にふれました。その血から彼ら自身が洗われる事が先決です。」と。大神官までが陛下を入れるなと言うのかと責められ、「陛下は戻るでしょう。ただ、軍と武器を外においてまず、一人で天地神堂に来なければなりません。陛下が先に血から洗われて、、その後に軍と武器を持ち込むことが出来ます。と、皆に言います。

大長老は、北魏(中国の北王朝の最初の国)から一部隊が進軍してるとヨンに教えます。この辺、よく分からなかったんだけど、北魏と火天会は通じてて、火天会の後ろには北魏も含め、大きな国がたくさんついてるって事を説明し、部隊が通過できるよう、書簡を城に届けてほしいって頼んでるのかな?ホゲ様にはすべての領土が与えられます。だから、ささいな高句麗内の事は気になさらないようにという大長老。そこでキハは、陛下が神堂にくれば、軍隊は外に出されるでしょう。彼らを生かしておくわけにはいかない。すでに一万五千の軍が向かっている。タムドクが行く道へ。だから、国内城と高句麗を制して、ホゲ様をお待ちください、白虎の神物を探し出す私たちの王ですと言います。

ホゲは皐蘭の富山地にいき、戦うんだけど、一般の人も女子供も容赦ない殺戮の残虐さ・・・そこにバソンとダルビが連れられてきて。

バソンは、ホゲ様も高句麗の軍だろう?私は高句麗の忠誠な鍛冶屋なのにどうしてこんな事をと責め立てます。ホゲは、数名の男を見せ、知ってる者はいるか?と聞き、「何の事だ?」としらばっくれるバソンの目の前で男を切ったー。お前の兄がこの地に居るそうだな。この地域の鍛冶屋を捕まえてきた。知ってる者はいるか?と聞きながら目の前で次々と殺していく。

我慢できなくなったダルビは「ホゲ様、どうなさったんですか?小さい頃お仕えしたダルビです。以前は優しかったのにどうしてそんな風になったんですか?」と言い、耐えきれず「ここには居ません」と言うバソン。全員ころそうとするホゲを止めようと、「知ってます、どこに居るかしってます」と答えるバソン。後二日もあれば行ける距離だと言う部下。でも・・・・ホゲはダルビが幼い頃、食事や服の用意をしてくれていた人だと思い出していた。どうして私はこうなったのか・・・

でも結局夜明けには出発すると・・・・

いまだ、陛下を入城させないことに文句をいう重臣達に、「陛下がクァンミをおとしてホゲを呼んだ時、我々は命令を守らなかったのだぞ」と言うヨン。皆は、それはヨンと大神官がしたことだと言います。すると、「各部族長の息子がしんだとき、ここに居る三部族長は陛下に剣をふりあげました。ゲマ武士をともなう陛下をどうやって止める」と聞き

1つ、国内城壁に男女を貼り付け盾にする。2つ、北魏軍を使い、背後から太王軍をたたく、すでに北魏軍は国境まできてる。城の通行許可を送り北魏軍を通すならば・・・

というヨンに、重臣達は「私腹をこやすために、我が国を売るのか?反逆罪としてお前をころしてやる」と次々に剣をぬいて・・・・

すると余裕で、「分かりました。私も高句麗の人間です。高句麗無しではジュシンの意味がない」と言い出して・・・一体何を考えてるんだろう・・・あの火天会との会話もイマイチ意味が分からないし。これも火天会と決めた行動の一部なのかな?

そんな中・・・何も知らず戻ってきてるタムドク。


注意 

こちらの写真は個人的に楽しむため掲載したものなので無断転載・転用を堅く禁止します。