ソンマンとハナは釜山に。そこで、くみこさんとヨンギルハラボジの、日記に書いてある話を聞くソンマン。くみこが終戦後日本に帰るとき、くみこの手を絶対放さず船までつれていき、はぐれた両親を探してくれたヨンギル。そしてくみこの居る日本に一緒に行ったヨンギル。自分の両親と離れ、17歳の少年がたったひとりで。日本でもお嬢様と小作という関係は変わらず、言葉を交わすことはなかったが、ずっとくみこを守り続けてくれたヨンギル。くみこは両親に見合いを勧められ、ヨンギルに気持ちを伝えようと、仕事先まで勇気をだして行ったが・・・ヨンギルは旅立とうとしてたところで・・・・何も言えず去っていくくみこ・・・
その後、町内に引っ越してきたヨンギルアボジに・・・10歩あるけば側に行き、笑いかける事もできたのに、声もかけれず、ただ、掃除する門の前の明かりをつけてあげ遠くで見つめるしかできなかったくみこ・・・
これが愛なんだと教えてくれるソンマン。しかし、ハナには全然理解できなくて。その夜、母が出て行く場面を夢で見て、泣きながら目を覚ましたハナに「一緒に泣いてあげようか」と優しく言うソンマン。ソンマンは、そこで、自分の両親と兄が亡くなったいきさつ・・・そしてジヌクが不幸な運命をしょってしまった事を話します。
そんな中、ハナの母の具合が悪化し、国立病院にいったとの連絡が。(実は、ジンピョが、日本のハルモニの声を電話を通して聞かせたら、興奮しちゃったんだよね)。意地をはって帰ろうとしないハナ。「甘え方もわからないのよ」と言うハナに、「僕はもう両親にも兄にも甘えられないけど、君は今から甘えることができる」と言ってあげて。
病院に行ったハナとソンマン。ハナは、母に「自分だけつらいようなふりしないで」と毒づき、呼吸が荒くなって。そんなハナを抱きしめ、落ち着かせるジンピョ。ハナは、母を無理矢理日本に連れて帰るというんだけど、ソンマンは、お母さんを完治してから連れて行くから、ハナだけ帰っていいと言ってあげます。
しかし・・・ハナは、自分が居ることが、治療に役立つなら残るって。コレってソンマンの影響だよね。そんなハナに、絵を書くにも最高な、素敵な部屋をプレゼントしてあげるジンピョ。ジンピョはソンマンに、「ハナにも治療の必要がある」と言います。
そして・・・ソンマンに「あのしゃっきん取りジョンジュンにヨンギルが連れさらわれた」との連絡が!!急いで助けに向かうソンマン。しかし・・・・しゃっきん取りのボスは、さすがに手強い・・・。半殺しの目にあうソンマン。ソンマンは、自分の生命保険に拇印を押さされて・・・。どうせころされるなら、三日だけ身辺整理をさせてほしいと頼みます。
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