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製パン王キム・タック(全三十話)
第二十五話~最終話


第一話~第八話はこちら)  第九話~第十六話はこちら

第十七話~二十四話はこちら

 ~キャスト~
 
キム・タック : ユン・シユン

ク・マジュン : チュ・ウォン

ヤン・ミスン : イ・ヨンア

シン・ユギョン : ユジン 


第二十五話

タックは、何様のつもりでここにきたと、毒舌する会長夫人に「会長の息子として、会長の容態が心配で会長に会いに来た」と、大勢の集まった理事の前ではっきり口にします。タックはパク弁護士から、二週間前の事故の話を聞き、会長は身の危険を感じてタックに委任状をつくったって聞いてるんだよね。

意識のない会長を見舞ったあと、会長の保有する全ての株式と権利をタックに任せるという委任状を見せ、印鑑から何からすべて託されたと家族に話し、当分、会長の意志にそって代表代理となると決意を口にするタック。自宅に引っ越してきて、会長が目覚めるまで世話をするとも言って。パルボンパンが三ヶ月の営業停止の間、会長の意志に沿って、やってみようと決意したのね。

会長自宅に、理事達の前で「長男だ」とやってきた人物がいると、ドクターユンから聞き、タックでは・・と驚くタック母。

ミスンは大魔神から、タックが会長の息子で、出て行くかも知れないと聞き、不安で家の前で待ってるんだよね。タックは、会長が良くなるまで・・・それからパルボンパンの無念の営業停止が解けるまで向こうにいるだけだ、パルボンパン屋は故郷であり、自分の家だと約束を。「私がどれほど、あなたを好きかしらないでしょう?」と勇気をだして告白したミスンだけど、家族として好きって意味だと取られちゃって・・・。先生の遺影に、必ず戻ってくると約束し、家を出たタック。

全てをタックに託し、自分には何も残してもらえなかったマジュンは、眠ってる会長に、もうこれ以上すがりつかないと言い、タックを徹底的にたたきつぶしてやると話します。

理事達を集めて、タックが代表代理することを阻止すべきだと対策を練る会長夫人。しかし、半数の理事は、会長の判断を信用すると、席を立って・・・。そこに現れたマジュンは、この部屋を去ったら、自分に背を向けた者とし、敵とみなしてこの先同情心のかけらも与えないと脅しとも取れる言葉を。仕方なく、席につくしかない理事達。

タックは会社に出社し、秘書に復帰したユギョンに会うんだよね・・・。パンを作る場所だと思ってたのに、経営する場所だと分かり、分からないことだらけで戸惑うタック。まわりにもバカにされてて・・・

ミスンはタックのために、オンマの作った弁当を持ってコソンに。階段で、タックに食べさせてあげるミスン。なんだか暖かいよね~♪チャ秘書も一緒に食べようと誘って、ミスンのお陰で秘書との距離も縮まった感じだし、自分らしさを再発見できたみたいだよね^^帰り際に、タックらしく頑張れと言ってくれて。

マジュンは自宅にユギョンを。激怒する会長夫人に、結婚の意思を伝えるユギョン。すでに会長には許しをもらってると言って。オンマの死ぬところが見たいのかと言われ、オンマこそ、俺の死ぬところが見たくないなら認めろと言い返し、ユギョンの腕にしてあるあのブレスレットを見せます。驚愕し、何も言えなくなる夫人。ユギョンの手をひき、外に出ようとしたらタックに会って・・・そのままユギョンの手を引っ張っていくマジュン。外に出ると、ユギョンの腰にだきついて「後悔なんかしたら、絶対許さない」と言い、涙します。

チャギョンに、タックがここに住むのは皆を不愉快にするだけだと忠告されるんだけど、会長の意識が戻る前だし、皆の目につかないよう離れに住むし、朝と夜に会長に会うことだけ許してくれれば良いと答えるタック。

自分らしくやると決めたタックは、会長室の書類を全部片付けさせ、絵を描いてもらい、この三年間売れたパンと売れなかったパンの報告をわかりやすくしてほしいと笑顔で秘書に頼みます。そしてこの3年間でコソンで作ったパンを全部持って来させて、秘書にも協力してもらい、全部味見を。夜には離れでパン作りを。マジュンはやり手らしく経営戦略の書類をつくったり、融資先との接待をしたりしてるよ。

タック母は、長男と名乗る男が、間違いなくタックだという確認が取れて・・・。

そしてついに、後継者を決める理事会の日。

うわーー!!会長、意識が戻ってたんだーーー!!それを知ってるのはパク理事だけって事??全部会長の指示通りに動いてるって言ってるーー!そしてタック母も、会社にきたーー!





第二十六話

理事会が始まった。初っぱなからドジしたタックをさしおいて自分から今後10年間の事業計画を理事に発表し、自分の力量を見せつけるマジュン。高級イメージの他品種システムに移行すべきだとし、完璧な資料を見せます。

次はタックの番だ。頭の中でミスンの「タックらしく」という言葉がよみがえり、立ち上がります。用意したのは書類ではなくパンだった。一見、この十年、コソンで売ってる見覚えのあるパンだが、実はタックが作ったパンなんだよね。自分には経営の事なんて何も分からないが、自分が会長の為に出来ることといったら、パンを作ることだけであり、自分がここに居る理由だと言って。会長の守ってきたパンには会長の自負心が入っており、30年間、コソンを守ってきたのはパンの味だったはずだといい、パンを作るしかできない自分をここに居させたのは、会長が自分の方法を守れという意味ではないのかと力説。

その言葉に、会長は骨の髄からパンを愛する人だったと同調する理事も出てきます。時代が変わって趣向も変わっていくのに、いつまで会長のパンを生産するつもりだと異論を唱えるマジュンに、「昔ながらの味を守ること自体が、新しい一歩になることもある、企業人であるまえにパンを作る人であることを忘れるなク・マジュン」と言い返します。そんなタックの姿を見て、会長がタックには強い真心があると言ってた意味が分かるパク弁護士。

結局、一ヶ月後にもう一度理事会が開かれ決定されることに。その一ヶ月の間に、チョンサン工場で新商品を作り出せば代表として認めるとの条件なんだよね。

タックに会いに来たタック母だけど、会わない方が良いのではないかと弱気になるんだよね・・。そして具合が悪くなって・・・そんなタック母を心配して声をかけたのはタックだった。互いに気づいてないんだけど、「キム・タックさん」と呼ばれるタックに気づく母。しかし、声をかけずその姿だけ涙を流しながら見つめて・・・タックは母の顔を見てないから、気づいてないんだよね。しかし・・せっかくタックを見ることが出来たのに、どんどん目が見えなくなっていき、倒れたタック母。

タックをチョンサン工場に行かせるのは、実は会長の指示だったのね。マジュンは商品開発チーム長に。

マジュンの結婚を自分がなぜ許すというのかという会長夫人に、あのブレスレットはハルモニが亡くなったあの場所で拾ったからだと答えるマジュン。

ユギョンを呼び出し、おもむろに土下座しろと命令する会長夫人。この家でその気分のまま・・・侮辱され、見下され、無視され罵られながら生きていけ、息子を産むまで婚姻届けは出させないという条件で、結婚を許すんだよね。

懐かしいチョンソン工場にきたタック。しかし・・・温度、湿度の管理もいい加減で・・・。工場をうろついてるといきなり警備員に殴りかかられるんだけど、それがユギョン父で驚くんだよね。チョンサン工場は閉鎖の噂があって社員の半分が辞め、注文も三分の一になってて、再生の希望はないという工場長。

ユギョン父だけど、ユギョンは父親をムショに送った奴だと恨んでて、全く変わってないんだよね。工場長はハン室長と繋がってて。ハン室長はジングに、株の3.8%を持ってる人物を、誰にも知られないよう連れてくるよう言います。

タック母は2-3ヶ月以内に角膜手術をしないと失明してしまうほど悪くなってるのね・・・でも、タックの邪魔になりたくないからと、タックの前に姿を現すのを拒否するオンマ。。。

会長夫人はハン室長に、ユギョンの本当の過去を調べるよう指示します。一旦、マジュンの気持ちを鎮めて、ユギョンの方から去るように仕向けようと企んでるのね。

タックはパルボンパンに行き、大魔神達に、手伝ってほしいと頼みます。大魔神、ジェボク、カプスの三人は、タックとは無関係で工場に入り、工場の状況を調べ始めます。品質も管理もめちゃめちゃな上、誰かが中間で、10億は給料をねこばばしてることも分かります。

会長がこんな状況なのに、結婚を急ごうとするマジュン。会長夫人も、会長の事を心底心配してる風でもなくて、幻滅するチャギョン。そしてタックが心底会長を思ってる姿を見て・・・

うわー。ハン室長は、ユギョン父がユギョンの父親だってことを突き止めて会いにきたよー。そして、ユギョン父がハン室長に連れられ、ユギョンに会いに行くと聞き、必死で止めようとします。「一度でいいからユギョンに父親らしいことをしてください」と頼むんだけど・・・車にのって行ってしまうんだよね・・・。

ウェディングドレスの試着をしてるユギョンの前に、アボジがーー!!

タック母に内緒でタックに会ったドクターユン!!

ハン室長の命令で、指定された株主を連れ去りに来たジングは・・・相手がタック母だと気づき驚いて!




第二十七話

マジュンに誰だと聞かれたユギョン父。ハン室長はユギョンの父親だと言います。ここぞとばかりに、孤児院で育ったと言っていたくせに、実父がいたのかと責める会長夫人。しかし、ユギョンは顔色一つかえずに、父親に「誰ですか?私を知っているの?」ってー。父親はこんな人だったと、今までうけてきた数々の暴力などを口にし、どうせ連れてくるなら、もっと似た人を連れて来たら道?といい、この人は自分の父親じゃないとはっきり言い切ります。そして幼い頃の記憶が蘇り、倒れてしまうユギョン。

ドクターユンに連れられて、病院にいったタックだったけど、母は「旅行にいってきます」とメモを残したまま、退院してしまっていて。実際にはジングと行ってしまったんだよね。

会長の寝てる部屋で、理事会までに株を増やさないとと離す会長夫人とハン室長。夫人の手を握り「私が傍にいることを忘れないで」というハン室長。

工場の社員のお金を盗んで酒を買ってるのがみつかり、社員にぼこぼこにされてるユギョン父を助けたタック。ユギョンはたった一人の娘だろうと話すんだけど、聞く耳もたなくて。そんなユギョン父に、おじさんが可愛いからじゃなく、友達の父だから、友達の父であるなら自分の父だからと、お金を渡すタック。これからは、盗まないで、自分に言ってくれといって。そしてユギョンに優しくしてほしいと頼みます。一人になり・・・涙があふれるユギョン父。

気を失い泣いてるユギョンを一晩中抱きしめて眠ったマジュン。あんな奴は父親じゃない、ゴミ箱に入れて捨ててしまえと言ってあげて。傷つけるために、俺たちを作り出した奴らなんか必要ない、そんな父親なんか無視して切り刻んでやれと言って・・・。この二人、同じ傷を持ってるのね・・・。そして今度の日曜に結婚式をしてくれと頼むマジュン。

オンマの消息を何度もドクターユンに問い合わせながらも、工場の仕事をするタック。問題は小麦粉だと、パルボンパンの潜入メンバー達は指摘します。最高の小麦粉を使ってる事になってるけど、中間で着服してる人間が確かにいるようだって。納入業者を変えるしかないと相談します。

それを知ったハン室長は、タックに文句を言いにいくけど、タックは毅然とした態度で、自分はハン室長より高い階級だし、ハン室長の地位を決める事もできると反論を。全部秘書の協力的な助言で、そういったんだよね。この・・・タックの秘書の中にも、ハン室長のスパイがいて、それを報告するスパイ秘書。

タック母は、ジングの説得に応じず、株を手放さないんだよね。なんとしても日曜までに手に入れろとジングに指示するハン室長。タック母は、ジングに、会長側だと思ってたのに、また騙したのか、なんでまた現れて苦しめるんだと責めます。

コン家政婦がタック母と一緒だと思って、安心してたドクターユンだけど、二日ぶりに、ロッカーに閉じこめられてたコン家政婦が見つかり、初めて失踪だと気づくんだよね。

マジュンに会いにきたユギョン父。あんたのような父親の事で俺の心は変わらない、二度と俺とユギョンの前に現れるなというマジュン。しかし・・・ユギョン父は、ユギョンの父親じゃないと言いにきたんだよね。自分にはあんな出来た娘はいないから、俺のせいであいつを見下したりしないでほしいと言うユギョン父。絶対に自分はユギョンの父じゃないといい、ハン室長に渡してくれと、もらった金を返して。自分はユギョンと何の関係もないから、幸せに暮らせといい、去っていきます。それを見ていたユギョン・・・

父をおいかけ、なんであんな事を聞いたのか聞くユギョンに、何もかもタックのせいだと答える父。一度だけ良いことを、父親らしいことをしろと言われたって・・・父親なんかいないと思って幸せになれといい、去っていく父・・・

金をハン室長に突き返し、日曜にユギョンと結婚すると通告するマジュン。自分のものにできない女を一生みながら生きていくことはできないと嫌みを言い、ユギョン父のような人間ですら子供の幸せのためにどうするべきか分かるのに、なぜ僕の家族にはわからないのだろうか、僕とユギョンの邪魔をしたら、その時は、オンマもアジョシも捨てますよ。と警告するんだよね。やっぱ・・・マジュンは真実を知ってるのか??

タックに辞表をだし、日曜に結婚することを伝えたユギョン。祝福してあげ、必ず幸せになれると言ってあげるタック。必ず幸せになるといい、最後の抱擁をするユギョン。しかし・・・ああ・・・それをマジュンが見てるよ。

ユギョンとマジュンの結婚式の日・・・ドクターユンから、タック母がラチされたとの連絡が。駆けつけ、病院のCCTV映像をみると・・・タック母を連れていったのは、ジングだーー!!

大魔神から、ジングの妹の手術費を、ハン室長が払ったという話を聞いたタック。

結婚式場に遅れてきたマジュン。二人きりの結婚式になる予定だったけど、ハン室長と姉二人・・・そして秘書室の仲間は、参列にきたよ。

結婚式が終わり、ハン室長がピョンチョンの別荘に行ったと聞かされ、向かうタック。

タック母の元にハン室長が。株式譲渡の契約書にサインをしろと強要するハン室長。その書類を破り捨てたタック母。部下にタック母を始末させようとするんだけど、14年前にやり損ねたことを自分にやらせてくださいと名乗り出たジング。

タックが別荘に行くと、オンマがジングの車に乗せられて行くところで。まさに14年前と同じ状況・・・ジングの車を追いかけるタック・・・




第二八話

しかし、今は、あの幼い頃とは違う。車で追いかけるタック。しかし、ぬかるみにはまって、車が動かなくなって。走って追いかけるタック。ジングの車には、もう一人、ハン室長の配下が乗ってたんだよね。その配下が車から離れた隙に、車のロックをあけ、タック母を逃がすジング。

タックが追いかけやすいよう、道しるべを残し・・・配下を気絶させるジング。ほとんど見えなくなってるオンマの目・・・あとから追いかけてきた他のハン室長の配下である追っ手にオンマが捕まったところで現れたタック。しかし、追っ手に殴られるタック。しかし・・・タックは追っ手に諦めてもらうためにわざと殴られてたんだよね。どこまで殴ればオンマの顔を見せてくれるんだと聞くタック。12歳で離れてから14年捜し回ったと必死で話すタック。そんな母を思うタックの心に打たれ・・・タックとオンマを解放する追っ手。親子の再会をするタックとオンマ(号泣)

結婚初夜、あいつのどこがそんなに隙なんだ?本当に男としてあいつがすきなのか?とクールに聞くマジュン。結婚の誓約をするとき、ためらった理由を聞こうとし、どうせお前も俺も互いの目標のためにこうなったんだといい、ユギョンの望み通り結婚したから、次は俺の番だと言うマジュン。ユギョンの耳元で・・・「実は俺は・・・」と12歳の頃から秘密にしてた話をするマジュン・・。なんて言ったの??出生の秘密???オンマの14年前の犯行??そして別の部屋でねて、初夜から女遊びをするマジュン。

パルボンパン屋に、オンマと戻ってきたタック。タックの面倒をみてくれたことを感謝するオンマに、タックは家族だと温かく迎えるパルボンパンの皆。そして、会長の意識が戻るまで、本家に行くけど、ここで待っていて欲しい、一緒にここで暮らそうと言うタック。

実際に追っ手達がタックとオンマを逃がしたのだから、ジングが逃がしたとはばれてないんだよね。今後は自分単独でやらせて欲しいとハン室長に言うジング。でも・・・・ジングに殴られたと、ジングと車に乗ってた配下は報告してるんだよね・・・

ジングの電話報告を聞き、自分の依頼した書類が見つかるまでは格別に気をつけるよう言う会長。タックがコソンを率いるためには、会長自ら整理するしかないのだと言い、全てはタックの為だと話を。例の配下は、ジングをつけているよ。

チャギョンは、会長がベッドではなく、床に倒れてるのを見つけます。意識が戻っていることは、決してオンマに言ってはいけないと言う会長。理由を聞かれ、真実を知るためだと告白する会長。

マジュンのいないベッドで目覚めたユギョン。会長夫人に呼び出され、同居するよう命令されます。まだ嫁とは認めていない、認められたかったら息子を産めという夫人。そこに、女とホテルを歩いてるマジュンが。あの女は誰だと聞く夫人に、昨夜を共にしただけの女だと答えるマジュン。

チョンサン工場からタックに、未出状態だとの連絡が!!!未出状態になったら、工場が三倍の違約金を払うという契約書通りにしろと、取引先が押しかけて来て。初めての未出だと謝るタックだったけど、実は初めてどころか何度もあったことで、堪忍袋の緒がきれている取引先。理由を聞くタックに、だから希望はないと言っただろうと言い返す工場長。

ひどい記事が掲載されそうになり、広報室のチャギョンがそれを防ぎ、いったいどういうことだとタックを責めます。計画はないが、当たってくだけてなんとしても解決してみせると言うタックに呆れるチャギョン。三千人以上の人の生活がかかってるのに、無責任だと責めるチャギョンに「だったらお姉さんが教えてくれればいい」と言うタック。「私はアボジに認めて貰うために五年間一番下の地位から頑張ったのに、あなた達は息子というだけで、マジュンは開発チーム長、あなたはアボジの地位に一日でついたんだ。」と、なぜ自分が教えないといけないのか聞くチャギョンに、会長の様にコソンと社員を心配してるし、自分は弟だからだと答え、頭をさげるタック。

なぜタックが好きなのかの答えを伝えるユギョン。タックといると良い人になった気がしたけど、本当は良い人なんかじゃないって事をタックに知られたくないからマジュンと結婚したといい、マジュンを見るたびその傷が自分とよく似てて、マジュンを振り払えなかったって。同情心で結婚したのかと聞かれ、終わりがどうなるのか分からないが最後まで行ってみましょうと言うユギョン。一瞬だったけど、マジュンとの結婚を結婚を決意したとき、マジュンと幸せになる夢を見て、それが本心かもと錯覚したけど、もうマジュンの本心なんか二度と知りたくない、マジュンは本当に悪い奴だからって。

外泊して女遊びばかりするマジュン。会長夫人はそのことをユギョンに言うんだけど、ブレスレットを見せ、これは14年前に雨がとても降ってた日に離れの傍で拾った夫人のものだそうですねと、事実を知ってる事を口にして、夫人の口をふさぎます。それを聞いたチャギョンは、あのブレスレットは、ハルモニの亡くなった日にマジュンが持ってたものだと気づきます。それを思い出し、会長がタックを助けろと言ってた言葉を思い出して・・・

未出の件をなんとか取引先に許してもらおうと必死なタック。取引先は、実際には未出が問題なんじゃなくて、パンの味が問題なんだと教えます。どう工場を再生させればいいのか悩んでるタックの前にチャギョンが。

会長夫人は、ハン室長を書斎に呼び出し、あのハルモニが亡くなった夜の事をマジュンが見たらしいと相談を。ユギョンも知ってた話をし、ハン室長が二階にいるユギョンに直接確認をしようと振り向くと、ドアの前に会長がーーー!!!「オムニが亡くなったとき、お前達はどこにいたんだ!!」と怒鳴りつけたーーー!!決してお前達を許せないと言う会長。それを・・・うわー。マジュンが聞いちゃってるよーー!!




第二十九話

あれは事故で、自分たちは何も関わっていないと言うハン室長。ハルモニはハン室長を大学にまで出してやった母のような人なのにという会長に、一度も家族だと思われていなかったと、今まで屈辱的な生き方をしたと言いかえすハン室長。会長も自分を友達だなんて思っていなかったというハン室長に、悪行をしりつつも、傍においたのは友達だからだといい・・・悪行という言葉に、食いかかろうとするハン室長に「お前は俺の妻と通じてるんじゃないのか?」ととどめの言葉を。

自分の罪のせいだからとずっと耐えて、気づかないふりをしてきたけど、母は違うとし、母をあんな目に遭わせた二人を絶対に許さないとはっきり言います。

しかし・・・ハン室長ったら、「お前の時代はおわった」といい、会長の手を払いのけ、会長を突き飛ばすんだよね。

ハン室長が行った後、嘘であって欲しいと思っていたといい、夫人の差し出した手を拒否する会長。そんな会長をマジュンが部屋に連れて行きます。あの時自分が、もう少し強かったら・・・もう少し早く行ってたら、ハルモニは死なないですんだのに・・・あの時自分に出来たのはアボジの部屋のドアをたたくことだけだったと謝ります。そして自分のような者が産まれて申し訳なかったとも泣きながら謝って・・・そんなマジュンの前に現れ、冷たく「これが望んでたものでしょう?満足?」と言うユギョン。

チャギョンは去年から自分のチームが開発してた「私達の米」というプロジェクトをタックに渡します。自分には企画力はあるけど、パンを作る才能はないから実現できるか作ってみてほしいって。この工場はアボジの分身のようなものだから、プライドを懸けて最善を尽くせと、タックを信じて力を貸してくれたチャギョン。

チャギョンの企画を元に、大魔王、カプス、ミスンと共に商品開発に必死なタック。頭の中がパンの事でいっぱいで、アイデアが浮かぶと会議中でも飛び出してパンを作って見るところが会長にそっくりの行動パターンだと会長に報告するチャギョン。

そしてついに、新商品が出来上がります。その味は、驚くおいしさの筈なのに、今までのパンと変わらないと、難色をしめす取引先の人たち。実はハン室長が工場長に命令して、取引先の社長達にそうさせるようにしてたんだよね。

タックが苦況にたっていると知ったタック母は、タックの保有する株38%と自分の保有する3.8%に、全財産を使ってもいいからあと9%が必要だとドクターユン達に相談を。

会長夫人に、まだ始まったばかりだと言うユギョン。14年前の事がなくても、ユギョン父にタック母を拉致するよう依頼したことや、ユギョンに人をつかって辞表をかかせたことや、警察に言わなくてもコソンの人間の口から出れば、世間の関心をひくだろう、その気になればいつでも出来ると堂々と言ってのけて。コソンの女主人の座からしりぞいてもらうのが望みだと伝えます。

開発室長になったのに一度も開発室に行ってないマジュンに、そんな事でタックに勝てるのかと注意するハン室長。ハン室長は、自分をあやつってコソンを牛耳ろうとしてるんだといい、自分はコソンの一人息子だから、アボジにとって敵は、自分にとっても敵だとハン室長を拒否します。

マジュンが毎晩外泊して飲みつぶれてると聞き、酔って遊んでるマジュンを連れ出しパルボンパンに連れてきたタック。アボジもコソンもユギョンも。。。見せかけだけで本当に自分のものなんて何一つ無いんだと、心の重荷を口にするマジュン。「お前には守るべき家族もできた大人なんだし、何よりまだ俺たちの三次テストは終わっていない」と、先生の書いた「世界で一番幸せになれるパン」の掛け軸をみせ、これが、俺とお前が一生取り組まねばならない三次の課題なんだと言います。そして先生が最後に言った言葉がマジュンの事で、マジュンと一緒に一生精進しろと言われたことを教えます。泣き崩れるマジュンに、「一緒にやろう」と言うタック。

ユギョンは会長夫人にかわって家を牛耳りはじめたよ。

ハン室長に会いにいき、タックに負けないよう新商品を開発するから、その資金を用意してほしいと言うマジュン。

タックの前に突然来た、取引先の社長。あのパンの味が忘れられなくて、出荷してほしいと頼みに来たんだよね。他の社長達も、電話で次々と注文をしてきて。工場長も、必ずこの工場を守るというタックの言葉に、心が傾いてきて。売り上げがどんどん伸びていく新しいパン。生き返ったチョンサン工場。

あの日以来、会長との距離が大きくなり、もうこのまま全部やめてしまおうかとハン室長に言う会長夫人。しかし、ハン室長は、コソンがマジュンのものになったら、永遠に自分の女になると言ったじゃないかと責めます。そのためにここまでやってきたんだね・・・。それを知った会長夫人は、申し訳ないけど会長じゃないと自分はだめなんだ・・・生きていけないんだと、謝ります。

こっそりハン室長の部屋に忍び込んだジング。しかし、そんな事はお見通しでジングを捕まえたハン室長。しかし・・・・ハン室長の隠し帳簿は、すでに金庫からなくなってるんだよね。

会長に電話で呼び出されたハン室長が部屋からでると、さっき捕まえたはずのジングが「会長がお待ちです」と会長室の扉をあけて・・・そこには会長が。

タックの元に、会長の意識が戻ったとの知らせが。あうー。でも伝えたのは、ハン室長のスパイである秘書だよーー(滝汗)

会長はハン室長に二つの選択肢を与えます。一つは検察に行くことで、もう一つは航空券。航空券を選べば、二度と戻らないという条件で国外に出してやるって。それが二人の息子をお前から守る唯一の方法だと言う会長。それを聞いたハン室長は、逆に自分から会長に二つの選択肢を与えます。コソンか、キムタックかと言ってーー!!!!




第三十話

チャ秘書に事実確認した会長。部屋に服があるので、工場にいるようだと聞き、ハン室長の選択肢は無効になり、会長の選択肢のみが有効に。

あーやっぱり・・・帳簿を盗んだのはマジュンだったのね・・・。そんなマジュンの元に、チャ秘書から、会長がタックを探してるようだったけど、工場を探しても見つからないとの連絡が。そしてあのスパイ秘書が連れ去ったようだと聞きます。

スパイ秘書は、タックを会社に連れてきてハン室長の手下に引き渡し、秘書室に。そこでマジュンにつかまり、タックの居場所を問い詰められます。

一旦社から追い出されたはずのハン室長が再び会社に戻ってきたのを見つけたジング。

タックを屋上に連れ出し、タックを屋上から突き落とそうとするハン室長。マジュンが生きるためにお前は死ぬんだといって。

タックを救おうと、屋上に向かい、敵と戦うジング。マジュンが通報して、警察が会社に駆けつけてきて。そのマジュンの手にはあの帳簿が。

こんな事をしなくても、マジュンは幸せになれると言うタックに、「この世には勝者と敗者だけがいて、お前がいるとマジュンは脱落し、お前が存在すればマジュンは永遠に二番手だ・・・勝たなければこの世には何の意味もない。マジュンに私のような生き方はさせない、自分が死ぬことになっても、マジュンのために道を作る」と再び襲い掛かってきます。

ジングが屋上に着いたとき、そこにはハン室長しかいなくて・・・でも・・・かろうじて屋上の縁につかまってぶら下がってるタックが!!ジングのお陰で助かったタック。そこに警察がやってきて、ハン室長を連行していきます。そんなハン室長の前にマジュンが。ハン室長を無視し、タックの元に行き、「大丈夫か?」って。

なんか・・・マジュンとハン室長って、どっちも可哀相で、似ている・・・やっぱり親子なんだね・・・(涙)

家に帰った会長は、今日から母の部屋を使うと会長夫人に。夫人が出て行くと言っても反対しないし、留まると言っても反対しないから、それ以上は何も要求するなと言う会長。「マジュンはあなたの息子です。それだけは信じて」という夫人に「君はなんて哀れな人なんだ」とだけ言い、行ってしまう会長。そして母の遺影に、会社は、子供達に任せると報告を。

ハン室長が金属片混入を自白したから、パルボンパンの営業停止も解かれることに。ハン室長の面会に来たマジュン。お前を恨んだりしないから、心配するなと優しい笑顔で言うハン室長。一度でも、あなたが僕に尊敬できる姿を見せてくれたら良かったのに・・・そうだったら、あなたを許すことももっと簡単だったし、僕が傍で守ってあげたのに・・・と、泣きながら最後の挨拶をするマジュン。

家で好き勝手に、女主人をしているユギョン。人前で会長夫人にはじをかかせ、もう会長の後ろ盾もないし、助けてくれるハン室長も居ないくせにと、会長夫人をけなして。もう子供も何もいらないと、酔って嘆いてる会長夫人に背中をかし、部屋に運んであげるタック。

タックが好きな事をタック母にばればれなミスン(笑)こんなにわかりやすいのに、タックには告白しても、好きだって気づいてもらえないと愚痴ります。でも・・・タックはちゃんと受け止めてくれてるんだよね。ミスンに、正直に、自分は不器用だから、二人の人を心に入れることがうまくできないだけだと話します。心は簡単に切り替えできないけど、でもこれからは、生きてきた日より、これから生きる日々の方が多いから、ミスンの記憶の方がずっと多くなると告白を♪

酔って苦しそうなユギョンに、もうやめても良いと言ってあげるマジュン。しかし、ユギョンは、ここでやめるくらいなら、始めるべきじゃなかった、こんなに簡単に許すくらいなら、あそこまで私を踏みにじるべきじゃなかった、私を粉々にしていまさらやめろだなんて、出来ない、全部めちゃくちゃにするまで最後まで行ってやると言い返します。そんなユギョンを抱きしめ、自分が悪かったと謝り、実はユギョンを愛してるんだと告白を。大声で泣くユギョン。

理事会が終わったら、ユギョンとチョンサンで住むつもりだとオンマに言うマジュン。そして、オンマ自身が変わらないと、オンマの不幸も終わらない、オンマの不幸から逃げ出しこれからは自分の為に生きようと思いますと伝え、ブレスレットを返します。

理事会で、タックが代表になるのに、皆、投票をしなくても賛成で。しかし、タックは、コソンの代表に別の人を推薦したいと言いだし、チャギョンの名を挙げます。決定権を得るには9%足りないタックの株。そこでマジュンが挙手し、母の代理人として賛成だと言い出します。全部足すと57%で、投票するまでもなく決定に。誰よりもコソンを愛し、コソンへの熱情をもっていると理事を説得し、理事会を閉じるんだよね^^

これから二人はどうするのかとチャギョンに聞かれ、パルボンパンに戻ると言うタックと、当分旅行に出るというマジュン。やっと・・・兄弟が一つになったね^^

実はお前の弟じゃないと、タックに告白するマジュン。何があっても、会長が居る限りお前は弟だと言い、困ったことがあればいつでも言えって。初めて、ありがとうキムタックと言うマジュン。

 

オモモーーー!!超ハッピーエンドだわー♪あまりに全員善人になりすぎると、興ざめするんだけど、会長夫人だけは、ちょっと狂ってる感じで、哀しい女のままで、みんな、自分の幸せに向かって生き始めて。良いドラマだったわ~♪幸せになれるパンをごちそうさまでした~♪



注意 

こちらの写真は個人的に楽しむため掲載したものなので無断転載・転用を堅く禁止します。