まみまみの愛☆ラブ☆韓国映画&ドラマ 韓国ドラマ目次 ホームへ戻る

大物(全二十四話)
第九話~第十六話


第一話~第八話はこちら

第十七話~最終話はこちら

 ~キャスト~
 
ソ・ヘリム : コ・ヒョンジョン

ハ・ドヤ : クォン・サンウ

カン・テサン : チャ・インピョ

チャン・セジン : イ・スギョン 


第九話

落ち着いたドヤに、ドヤが私心のないまともな検事だということを知ってるし、信じてると言うヘリム。ドヤもまた、ヘリムが副報道官として出した声明は、ヘリムの本心じゃないって事を信じてて。心配してるヘリムに、検事として、また最初からやり直してやる、一度負けたからって逃げたりしないと言うドヤ。ヘリムも信念を失うなと言って。

党幹部に、大韓民国の検察を信じたいから、会見をしかったと言うヘリム。しかし、ベホはヘリムに副報道官の仕事を続けるよう言います。自分がオウムのように声明を出す仕事をしていることに疑問を感じてるヘリムに、必ず政治改革ができるはずだと言い、サンホグループの南海道の開発計画調印式が行われることになったことを教えるテサン。

突然テサンを訪ねてきた次長検事。大韓民国検事としてすべきことをしたと、クビを覚悟で言うドヤに、上は、ドヤを守ってやれなかったことを遺憾に思っているという次長検事。その信念と覇気を失ってはいけないと言ってくれたよー。

大統領はテサンを呼び出し、自分の任期中に、検察に政界圧力や影響が作用することは許さない、もしそんなことが起これば、座視するつもりはないと話します。

来年の総選挙に出れそうな秘書室の人材を選ぶよう秘書に言うテサン。チョ・ベホの公認権三分の一を約束されたから、来年の公認革命でベホの黒幕政治を覆してやるって・・・大統領も中立原則を宣言したから協力するよう頼みます。

ドヤに譴責懲戒が下されたことに対し、民友党は検察の決定を尊重し、和合の精神で告訴告発を取り下げたと民友党としての見解を発表するヘリム。記者から個人的見解を求められるが、民友党としての立場のみ答えます。

風力発電設備のあるLCD工場の説明と、ナムソンヘソンも、世界の一流都市になるだろうと会長から聞き、お礼を言うヘリム。しかし、帰り際に、反対運動をしている住民を見かけ、声をかけます。開発するから、金と引き替えに出て行けと言われた住民だった。ヘリムも他の議員と同じだと責め立てる住民。状況の掴めないヘリムは、調査を約束し、何があっても住民に被害が及ばぬよう最善を尽くすから信じて待ってほしいと言います。

南海道干拓地開発で、一番特をするのはベホらしい。周辺の土地を大量に買ってあるから。その資金で総選挙の政治資金にするつもりらしい。総選挙なんて大統領選までの踏み台に過ぎないと言うテサン。総選挙の政局までにはベホを排除すると会長に言います。ヘリムやビジョン21の議員がその役割を演じるはずだと意味深な事を。

テサンはこっそりセジンの身辺調査を依頼したよ・・・

うわーー!!セジン叔母ったら、証拠になる絵を全部焼き捨ててるよ。後半の処理をセジンに任せた叔母。こっそりセジンはその絵を持ち出すんだよね。そんなセジンの元にドスが。ドスは、証拠の絵とは気づきもせず、その絵の入った筒を手に。中身を確認するか・・・と思ったけど、しなかったよ。「あと証拠がでてきたり、気が変わったらまた連絡してくれ。アレは手違いだったとまだ信じたい」と言い、行こうとするドヤに、なぜあの証拠を自分からもらったと言わないのか聞くセジンに「情報提供者は必ず守ると言ったから」と答えるドヤ。

ここでテサンに会うんだけど「ソ・ヘリム議員を、テサンの政治目的に利用しないでほしい」と忠告します。ベホの元に謝罪にきたドヤは、謝罪と共に勉強できたことにお礼を言いたいといい、「権力に近い人を操作するときは、どれ程緻密で周到に準備すべきか・・・どんな外圧や操作にも揺るがない確実な証拠がなぜ必要なのかつくづくわかった。次は逃げようのない証拠を補強してお迎えにまいります」と宣戦布告を。

南海道干拓地開発関連資料に目を通したいヘリムだけど、大量の国政監査資料が。ヘリムは全てに目を通します。そして、南海道干拓地開発の入札関連書類を調べます。

大統領は、セジンと叔母を青瓦台に呼び、叔母に密室政治は終わらせるよう釘を刺します。この時、ドヤ父はセジンがドヤの嫁にぴったりだと、気に入って目をつけたみたいだよ。

国土海洋委員になったヘリムは、会合で、南海道干拓地開発入札の経緯を明らかにしたいから、事業社長の証人申請をするんだけど、賛成の挙手がほとんどなく却下されて終わってしまいます。次々といろんな証人の申請をするんだけど、ことごとく却下されるんだよね。南海道干拓地開発は、21世紀国家事業なのになぜあやふやなまま実行できるのかと反論するんだけど、全く相手にされなくて・・・。

ドヤは自分をトンネルで刺した犯人が、オ議員と繋がってる事を突き止めます。

ミン代表は、ヘリムが直接訪ねてきて、野党の助けを請って来たことをテサンに教えます。ヘリムはまだ、南海道干拓地開発の受益者がベホだとは気づいてないようだといい、ベホの特恵を暴露してやりたいが、会長がショックを受けるだろうから・・と言葉を濁すミン代表に、そうなれば、明代票に入る開発利益も無くなるから懸命な判断を信じますと答えるテサン。

公開の国土海洋会議で、別件で証人尋問されている道知事に、干拓地開発入札過程で事業選定においてなぜ公開入札しなかったのかと尋問するヘリム。「あまりに大きくて、サンホ建設以外関心をもつ企業がなかった」と答える道知事。特恵があったのではと聞くヘリム。否定する道知事に、事業選定過程の資料を提出するよういい、南海道干拓地開発関連の全承認申請が拒否されたことも、報道陣の前で言うヘリム。たまりかねて議長はヘリムのマイクを切り、質問時間は終わったと止めます。

しかし、マイクなしで、国会は承認をかばって保護する警護業者なのですか?莫大な血税を浪費しないでほしいとはっきり言います。

帰ろうとする道知事に、事業者選定過程に疑惑があるなら明らかにして是正すべきだと説得するヘリムだったけど、任期が何ヶ月も残っていない議員が知ってどうするんだといい、すでに上と話がついているから出しゃばるななんて言い、逃げるように行ってしまう道知事。

会長は、特恵疑惑で騒いでるヘリムをなんとかするようテサンに言うんだけど、そのままにしておくよう説得を。今はどんな代償を払っても、チョ・ベホの資金源を切るのが先決だといって。

大統領に、検事は刀に例えられるけど、どんな刀になりたいんだと聞かれたドヤ。どこでどう使われようと、錆び付いた刀にはなりたくないと言うドヤ。

国土海洋会議の一件で、ヘリムの元に報道陣が。南海道干拓地開発では、国民の代表として全てを明確に知る権利がある、南海道干拓地開発は最初の公約だから、新環境的開発、透明性のある事業者選定、住民たちの利便性の三つが満たされない限り、開発を始めることはできないとはっきり言うヘリム。

ヘリムの記事を見て、そろそろ俺の出番だとドヤが向かったのは、オ議員の自宅。請負サツジンは免責特権と関係ないことは知ってますよね?と、必ず証拠をあげて捕まえると宣言。そんなドヤに、ベホの事件をもみ消したのは自分ではないと言い、テサンがあのあと公認持ち分を受けたと教えます。

今回の事でも、ヘリムを理解してくれるテサン。なぜ自分を信じてるのかと聞くヘリムに、自分もヘリムと同じ志で政治の世界に入ったが、現実政治と理想政治は別物だと知った・・・ヘリムを見てると初心を思い出す、ヘリムのような人材が政治を変えるべきだと熱弁。一緒にやりましょうって。

じぶんをはめたのがテサンだなんてあり得ないと思いながらも、テサンの元に。そこには酔ったヘリムも。「チョ・ベホの召喚の件の証拠資料操作はカン議員の仕業ですか?」と確認するドヤ。「純真なアジュンマ(ヘリム)を政治目的に利用するなと言っただろう」と言い、二人は政治同志ではなく不倫なのか?って。最後にヘリムに「ドンハに恥ずかしくないのか」というドヤを、ヘリムがひっぱたいたーー!!この様子を見てるセジン。




第十話

殴られるのは慣れてるけど、これは本当に痛いな・・・といい、今からアジュンマと俺は他人同士だ、今後アジュンマと関わることもない」と言い、行ってしまうドヤ。そんなドヤにセジンは声をかけ「叩かれた頬より心が痛そうね」といい、ヘリムは気づいてないみたいだけど、ヘリムが好きなのねと鋭い言葉を。政治家と検事があり得ない話だと言い、行ってしまいます。

国政監査の時、南海道開発関連でヘリムの申請した証人が拒否され、要請資料が却下された理由がここにあると、書類をヘリムに渡すテサン。

ドヤは、オ議員の言うとおりテサンが証拠召喚資料を操作した黒幕だったら、総選挙公認権のために検察出身が証拠を操作したことになると考え、そんなの話になるかよと信じられないんだよね。支庁長に、テサンの事を聞くドヤ。支庁長はテサンの事を、野心家であくどい人だといい、アボジが選挙に7回出てチョ・ベホのせいで7回落ちた話をします。親の仇でも、権力に近づきたければ、忠実に仕えなければいけないのが政治家だと話します。

そんななか、干拓地の住民が追い出されそうになってるとの通報が。行ってみると893のイ・ドンベクが。ドンベクの仕業かと思ったら、誤解でドンベクが住民を守ってあげてたんだよね。住民のために撤去隊と小競り合いになったらしい。開発の事を知って土地を買っておいた人だけが金を儲ける事になっていたと説明するドンベク。その情報を一番先に耳にいれるのが政界だといって。知り得る高位政治家が周辺の土地を他人名義で買っていたと教えます。

ヘリムがテサンに貰い受けた書類はまさにこの土地の購入者のリストで。でも実質的所有者は一人だと・・・干拓地が開発されれば莫大な利益を得る人間・・・ヘリムの申請を却下命令できる国会議員・・・それが誰かは自分で考えてくださいと意味深な事を言ったテサン。開発情報が発表される前に周辺の土地を買ったのが調べようと思うとワン補佐官に言うヘリム。

義父である会長に、ヘリムはチョ・ベホを倒すのに最適の人材だと言うテサン。

ヘリムと仲直りをしにきたドヤ♪地方区国会議員に渡す物があると書類を渡し、干拓地開発で住民が故郷の土地を追われるかもしれんqあいと話します。

放送局長はベホに会い、ベホが隠していた娘がいて韓国に戻ってきたという噂があると教えます。笑って流すベホ。

セジンとテサンの関係に、テサン嫁は気づいてるみたいだね。気にしてないみたいだけど。そんなセジンを呼び出し、以前の事は水に流すから、ヘリテージクラブの実際の所有者を調べてほしいと頼むドヤ。セジンの叔母は雇われママだったみたいだね。

土地購入者が、居住地所在も不確かだといい、住民の情報によれば実際の所有者はベホだという噂があり、開発の情報が事前にもれて特定の人が特恵をうけたなら問題があるとテサンの会長に言うヘリム。開発の計画段階で政界外圧やロビーが作用した可能性があるといい、開発を遅らせて、不正や特恵がなかったか徹底的に調査してはどうかと提案を。開発をサンホに介入させたのはヘリムだろうという会長に、申し訳ないけど、開発は住民の為であり特定の人物や企業の利潤のためではいけないと言うヘリム。開発は予定通り進めると聞く耳を持たない会長。

うわー。セジンを調べていたテサンは、セジンがベホの娘だという報告を受けたよーー。

ベホに呼ばれたセジン。セジンの母を川の好きな人だったと言い、プレゼントを出して、今日が娘が産まれた日らしいと言うベホ。セジンとオンマは同じ日に生まれたみたいだね。そのせいで、娘まで自分と同じ生き方をしたらどうしようと言ってたって・・・。渡しの父親でしょうと言うセジンに、自分には姓の違う娘はいないといい、願望など川に捨ててしまえと言うベホ。それが皆の為だって・・・。送られたプレゼントは、高そうなダイヤのネックレスとピアスで・・・一緒にニューヨーク行きのチケットが。感動と失望を同時に感じるセジン。

一人で自虐的に誕生祝いの酒を飲んでるセジンの前にテサンが。ベホの隠し子が、大統領選の為にベホに頼まれて罠をしかけようと、自分に近づいたのか、産まれるやいなや米国に追われ存在さえ認めてもらえない娘だがそれでも父親は父親って事かと責めるテサン。興奮して、あんな人は父親じゃないといい、「あんたも同じだ、政治をする奴なんか、ご立派な自分の席を守るためには何でもするんだ」と怒鳴りつけるセジン。ベホがどう崩れて行くのかこの目で見てやる、あの人間を倒してやるといい、必ずベホを倒すと約束してというセジンに、必ずそうすると答えたテサン。

ドヤは、雑誌の表紙に載ってるベホの写真に、ヘリテージで取引記録はないとシラを切ったユン・ソクチョ画伯のパラダイスという絵が映ってるのを見つけたよーー!!ドヤにかぎつけられたようだと報告をうけたベホは、オ議員に、方法をみつけて法服を脱がせれば済むことだと話します。

オ議員はチョルギュにキム議員(父)の軽減を要請する国会議員の嘆願書を餌に協力させるんだよね。チョルギュに重要な情報があると呼び出されたドヤ。アボジの部屋でみつけたベホ直筆の領収書を、アボジの控訴審での情状酌量と引き替えに取引をもちかけます。それを受け、領収書の入ってるトランクを手にするんだけど、その中には大金が!!突き返すドヤだったが、酒に薬をもられてて、気を失ってしまいます。

目が覚めるとドヤはホテルで女と寝てて。そこに大検察庁監察部が乗り込み、あの金の入ったトランクを見つけます。収賄容疑で逮捕されたドヤ。捕まったドヤの前に、情報提供者として現れたのはチョルギュだ。ドヤに脅迫されて渡したと嘘の供述をするチョルギュ。

罠だと分かっててもどうにもしてあげれず、泣きながらコムタンを食べろとドヤにいう支庁長。しかしドヤは、ベホを絶対諦められない、地の果てまでも追いかけると泣きながら言い張ります。大検察次長は支庁長にドヤの免職の通達を。土下座して助けてほしいと涙ながらに頼む支庁長。

ベホの元に行ったヘリムは、開発を遅らせるべきだと直談判。検察に捜査を依頼した後開発を進めてはどうかって。ここでハ・ドヤ収賄事件の話を聞き、驚くヘリム。

釈放されたドヤは、検察の・・・法の天秤を持った女神みたいな銅像の前で、検事としての心得を涙ながらに大声で叫びます。自分は検事として最善を尽くしたというドヤの言葉を聞き、それを認め、一緒に涙する支庁長。そんな姿を見ているテサン。

テサンの元に行き、ドヤが免職になると聞いたヘリム。ドヤは賄賂を受け取るような人間ではないと、部屋を出て行くヘリム。

チョルギュが嘆願書を弁護士に渡した所で捕まえたドヤ。チョルギュに指図したのは誰だとクビをしめて聞くドヤ。さすがドヤだ!!このまま泣き寝入りなんかしないよね。ゴルフ中のオ議員を見つけ、検察にいって汚名を晴らさせて貰うといい、先に殴ったオ議員を「正当防衛だからな」と殴りつけます。

調印式に参加したヘリム。上機嫌の会長はヘリムに挨拶を頼みます。報道陣の前で、「政界特定要人の利益と密接な癒着がある。」とはっきり言います。「サンホグループと特定要人の利益のために住民は家を捨て追われる境遇になった・・・自分はその人達にもっと良い境遇を願うが上に国会議員選挙に出、その人たちが選んでくれたのに、この手で彼らを追い出したも同然だとし、自分派南海道干拓地特恵疑惑に対して、検察の捜査を要請するつもりです。そして、南海道干拓地開発を推進した責任を取って議員を辞職します」なんて発表したよーーーー!!!

辞職まではテサンの計算に入ってなかったんだよね。ヘリムを呼び止め、ヘリムを議員にしてやったのは自分だから勝手はさせないと怒鳴るテサン。立ちはだかる大きな壁の前で、希望もなくこれ以上やっていく自信はない、ドヤがベホを捜査しながら感じた挫折感が分かる気がするといい、自分の魂と心が壊れる前に自ら退きたいとテサンに言い、バッチを返します。

支庁長からヘリムに、ドヤが見つかったとの連絡が。ドヤは警察に捕まってたんだよね・・・。こんな状況なのに、ドヤは自分よりヘリムの心配をしてて。どうして私達はこうなってしまったんだろうと泣くヘリム。しばらく出れないから・・・とヘリムの事を心配するドヤに・・・あなたが居なかったら・・・って・・・ヘリムもドヤがどれほど自分にとって大切か、気づいたのかな??♪




第十一話

マスコミの前で正式に議員辞職の表明をしたヘリム。会見直後、特恵と不正のために住民が苦しむのが嫌なら、逃げずに闘うんだと発言を覆すよう説得にきたテサン。このままオウムのように言いなりを続けても、自分の良心すら守れないというヘリウムに、自分の良心を売り払ってでも国会議員は他人の良心も守らねばならない、初心を思い出せと言うテサン。ヘリムは逃げれば済むけど、住民は一層苦しい状況に追い込まれるのを耐えられるかといい、ヘリムが返したバッチを再びヘリムに渡し、自分でつけるよういいます。

釈放されたドヤは、ヘリムの話を聞き、驚いてヘリムに会いに。ヘリムが議員を続けようが辞めようがどっちでも良いけど、傷つきさえしなければ良いというドヤ♪これからどうするのか聞かれたドヤは、汚名を晴らして検事に復職すると答えます。夢があって羨ましいと言うヘリムに、ヘリムがドンハと幸せに暮らすのも見たいけど、ドンハに鯖ほどの鮎を食べさせたいって言う夢を諦めないでほしいと言います。そこで偶然釣り人が鮎を釣って・・・。

ベホに、干拓地でベホがどれほどの特恵をうけるのかは知らないことにするからりに、ヘリムの辞職を止めてほしいと頼むテサン。セジンは、海外にいった叔母の代わりにヘリテージクラブの管理を任されたとベホに言い、自分の誤解だった・・・自分の父は30年前に亡くなった・・・何も望んでいないので、それが誰なのかも探す必要もないとベホに言い、再出発のつもりでベホにとって重要なヘリテージクラブを守っていくと話します。

ベホに復讐するなら、隠し子であると世間に表明すればよいのにどうしてしないのかとテサンに聞かれ、政治家の隠し子なんて一時的なハプニングとしてしか扱われないと答えるセジン。父としてではなく、チョ・ベホ代表を政治的に葬りたい、それがテサンを助ける理由だと言います。

民友党でのヘリム辞職に対する投票で、ヘリムの辞職は秘訣され、辞職できないことになるんだよね。党が、開発を中止し、追いやられた住民を戻してくれるまで、辞職を覆すことは出来ないと言うヘリム。

そんな中、大統領に呼び出されたヘリム。大統領はヘリムに、辞職を宣言した気持ちは分かるとし、「国民を守れない国にどんな意味がある」とヘリムに言われたことを話し、針のむしろな大統領であるが、今度同じ事があったら、国民の一人も犠牲にしない大統領になるために最善を尽くすと約束し、出馬するとき、国民とした約束を守ることだけを考えるよう言ってくれます。

オ議員の前に現れたドヤ。テボンの法定代理人が嘆願書を国会議員連名が、調べてみるとオ議員が主導した嘆願書だったと話し、法服をはがすため、これでチョルギュと取引したのかと聞きます。民間人も自身の無罪を証明する権利があるといい、オ議員の嫁の話もし、自分にうろつかれたくないなら次はちゃんと殺せと言います。これってドヤがまいた餌みたいだねー。

そして、二度と自分の目に触れないよう、ドヤを処理しろと電話で命令を出したオ議員。

ドヤアボジは、セジンに再会し、なんせ気に入ってるから、一度息子と会ってみないかと誘います。息子がドヤだと知って驚くセジン。嬉しそうに友達だと言うセジン。

セジンと会ったドヤは、ヘリテージクラブの実質所有者は誰かと聞きます。丁度来たわと言われ、振り返ると、そこにはテサンの嫁が。ヘリテージクラブの最大株主みたいだね。

ベホの元にいき、公認すべき候補の名簿を渡すテサン。彼らが当選すれば、テサンは次の国会議席の三分の一を占める事になるらしい。約束通り書類を受け入れるかわりに、時期事務局長を引き受けろと言うベホ。本格的に刀をふりまわせって。でも・・・ベホがそうしたからには、何か考えがあるんだろうね。余裕ある感じだし。

開発の事で都知事に交渉しにきたヘリムだけど、都知事は不在で代わりに建設局長と話すんだけど、「女」だというだけで完全にバカにして、どうせ辞職するんだろうと相手にしない建設局長。その場で、辞職を撤回する電話をし、南海道庁公務員不正にカンする国家調査を上程するよう命令します。それを聞き、腰を低くして、やっと要請された書類をヘリムに渡す建設局長。ワン補佐官に、所有者とベホの関係を調べるよう指示します。

テサンの元に現れたドヤは、ベホを召喚したとき、ヘリテージギャラリーで発表した証拠資料の話を。テサンは総選挙の公認権を三分の一うけたそうだが、その公認権が、誰かがギャラリーの取引資料を操作してベホの疑惑を消した代価だという噂は本当かと確認を。それを認めないが、「君が明らかにしろ。政治家の話は信じられないから」といい、去っていくテサン。

ベホを辞職させようとしているテサンに、自分は住民の事だけに専念したいというヘリム。下ではなく、上が変われば一度に帰られると話すテサンに、自分のやり方でやりたいというヘリム。

ベホは放送局の局長に、そろそろ出馬してはどうかと。民友党外部の人々と公認審査特別委員会を作るよう話します。そしてメディアにむけて、公認審査特別委員会を作ることを発表し、民友党の公認は、公認審査特別委員会で厳重な審査を経た後、各地方の公認になると発表し、ベホ自身が公認既得権を放棄するとします。これはテサンに与えた公認権を無効化にする為なんだよね。

委員会の撤回をベホに直談判するテサン。撤回しなければ、公認権三分の一をテサンに譲ると書いた念書をマスコミに公開すると脅すんだよね。公開しろというベホ。これを公開したら、ベホの疑惑を立証する証拠を操作したのは誰か明らかになるといい、自分は大権なんかとっくに諦めてるから、失う物など何もないんだと予想外の事を言いとベホに言われ、驚くテサン。

ベホはヘリムに、次期選挙でナムソンヘソンの候補として公認審査をして出馬させて良いか確認を。ヘリムは、そうしたいなら、住民に土地を返すよう言います。そうすれば、出馬していいんだなと笑顔で確認するベホ。

うわー。オ議員が命令した893がドヤをラチ。しかし、こんな事は想定内で、あの釣り場で助けたボスを護衛につけてたんだねー。でも主犯は逃がしちゃったよ。オ議員に次はもっとマシなのをよこせって。

うわー、ベホはテサンに、ヘリムとテサンを公認審査特別委員会がナムソンヘソン地域の公認候補に推薦したと報告を。自分の地盤でもない所でどうしてというテサンに、テサンの義父に配慮しただけだと言うベホ。二人の内、一人を落とすベホの計略だ。

審査の結果・・・ヘリムが候補として認定され、ベホの思惑通りテサンは公認を得られないんだよね。

セジンから、アボジがベホに、ドヤの復職を頼もうと毎日家の前で待ってて門前払いをされてることを聞いたドヤ。丁度門前払いをされてるアボジを見て・・・あの、キム代表の靴をなめさせられた時みたいだよね・・・・(涙)アボジを止めるドヤ。そのままヘリムの家にいき、風邪気味なので、電車の時間まで寝かせて貰います。

酒によい、セジンに、アボジが7回選挙で落ちて、自分は物乞いして暮らし、オンマは一生借金取りにおわれ、自ら命を絶った話をし、アボジを・・家族をそうした相手がベホだと話すテサン。ここまで登り詰めたのに、自分までベホに踏みにじられたと涙します。そんなテサンを抱きしめるセジン。そして自然とキスをして・・・

干拓地予定地がベホの所有地だという証拠を見つけたとヘリムの家にやってきたワン室長。

セジンと寝た後、セジンからもらったネクタイピンを置いて部屋を出て行くテサン。公認審査特別委員会の決定を撤回するようベホの元に言います。自分を倒したら、一人で倒れるつもりはないから、ベホと共に死んでやると言うテサンに、やってみろと言い返すベホ。そこにヘリムがやってきて、ベホに話があると言うんだけど、「民友党を出ましょう」と強い口調でいい、ヘリムを連れて部屋を出るテサン!




第十二話

民友党は、党代表の私利私欲をみたすような屑のような党になりさがったから、最善の策が離党だとヘリムに言い、自分と志を一つにしてくれると信じてると言うテサン。自分は党を離れるかどうかより、干拓地住民の問題の方が大切だというヘリムに、今夜のビジョン21の会合に参加してくれると信じてると言い、行ってしまいます。

ドヤはヘリムにテサンの父がベホのせいで、7回立候補し落選した話をします。そしてヘリムの部屋にある絵に気づき、ヘリムに、ヘリテージクラブから寄贈された複製品だと聞いたドヤは、それが本物だと気づき、セジンの元に。サンホの娘がオーナーで、そのダンナは大統領を狙う政治家・・・このヘリテージクラブはマネーロンダリングの場で、美術品で政治資金のやりとりをしてるのでは?と核心を突くドヤ。毎日通って真実を突き止めてやるといい、ヘリムの部屋の絵をます。そして、会ったベホに、アボジの目に涙を流させる奴らは決して許さないと言い、去っていくドヤ。

党を離れると大統領に言うテサン。民友党はベホの所有物になってしまったって。これは党を離れるのではなく、ベホの手中にある民友党を分ける事だと話すテサン。大統領の信念を指示する新党を作るって。しかし、自分を注意深く振り返って、自分とベホは違う種類の人間だと確信できるのかとそれをはねのける大統領。テサンの夢には大統領が民友党を脱退して新党創党への参戦が必要不可欠なのよね。

ヘリムはベホの元に行き、干拓地開発予定地の一部がベホ妻の親戚の名義で未登録転売された資料を突きつけるんだけど、自分とは関係ないとはっきり言うベホ。そして自分の30年の政治人生を調べるなら心おぎなく暴くと良いといい、余裕で笑います。

テサン会長に、新党創党の為の資金を要請するテサン。会長は、民友党内でベホを倒すべきだったとし、新党創党創立のリスクを説きます。そしてベホに会い、受け入れられるものは全てうけいれろとテサンに言います。

テサンと寝て以来、テサンに冷たくされてる気がするセジン。自分がテサンと一緒に出来ることは、ベホを倒すことだけなのかと聞くんだけど・・・・そうだと感じ、寂しそうだね・・。そんな会話を聞いてるテサン妻。

南海道に要請した追加資料が全く届かないので、直接建設局長の元に来たヘリム。しかし、建設局長は、大量の無駄な書類も含めて2㌧トラックに膨大な資料を積み込もうとしてて。そこに、支庁長とともに現れたドヤ。支庁長が協力してくれるんだよね。

ベホに会ったテサン。ベホは、会長から新党創党の資金が出るのであろうが、万一会長から受ける資金の秘密資金の会計帳簿が国税庁と検察の手に渡ったらどうするつもりだといい、組織という物は命令一つで無い物を作り出す力ではないか?と、会計帳簿を見せます。「お前の父は運がなかったのではなく、大勢を相手に闘ったから、惨めに倒れたのだ。お前が父親と同じ道をたどらないことを願ってる」と、去っていくベホ。

ドヤの父を呼び出し、絵をみせ、これさえあればドヤの復職が可能だと話すセジン。

うわー、ベホは、新党創党創立の前日、新党創党のメンバーを次々に民友党残留させるよう話をつけ、テサンの邪魔を。大統領さえ動いてくれればと諦めないテサンに、「お前の父親のようになりたいのか」と言う会長。テサンが生き残る為には、ここでやめるしかないんだと忠告します。

893親分のドンベクのお陰で、チョルギュに頼まれてドヤをはめたあの女を捕まえたドヤ。チョルギュに200万もらって言われたとおりにしたという陳述書を書かせ、証言の約束を取り付けます。

ええーーー!!ドヤ父は、あの絵をドヤではなく、ベホの元に持って行き、ドヤの復職を直談判したーー!!断るなら大統領に渡すと言い、10日という時間を与えます。

新党の会見場に行ったヘリムだけど、そこにはテサンしかいなくて・・・。ヘリム以外、記者も、同志も誰もいない会場で、熱い会見をするテサン。そしてヘリムに「チョ・ベホの勝ちです。負け戦に巻き込んで申し訳ない」とだけ言い、去っていくテサン。

オ議員に、ドヤ父の絵をどうにかするよう命令するベホ。ドヤ父は、絵の鑑定の為に呼び出されるんだけど、ベホに会いに行く前にセジンに会ってこの話をします。それを聞いたセジンは、万一の為に、自分の言うとおりにしてほしいと頼んで・・・

ドヤ父は約束の場所になんだか怖い男達に連れていかれるんだけど、そこに居たのは・・・ひゃー!!ドヤを刺したあの男だーー!!絵を確認するんだけど・・・おおーーー!!ナイスだ!!絵が半分に切り取られていて、鑑定するなら、半分でもできるはずだというドヤ父。息子を復職させてくれたら、もう半分の絵も渡すとベホに伝えるよう言います。そして、脅迫され逃げたドヤ父は・・・・うわーーー!!交通事故にあっちゃったよー(涙)

病院に駆けつけたと思ったら・・・ドヤが行った先は安置室(涙)ひき逃げで亡くなっちゃったよ(涙)号泣するドヤ。ヘリムに電話をして伝えようとするんだけど・・・ヘリムはテサンに、ここで止めるべきではない、二人だけでも離党し、新党を立ち上げ、ベホの不正を暴こうと説得してるところで、話を聞かずに電話を切っちゃうんだよね・・・・

テサンを呼び出し、ドヤ父は自分が殺してしまったんだと話すセジン。あの絵を渡しさえしなかったらって・・・。

テサンはベホに会い、民友党の党権を渡せといい、半分の絵を見せます。ドヤの父親がどうして死んだのか、全部知っていると話すテサン。そして今回はベホの負けだと勝ち誇った顔で言います。

支庁長からの電話でドヤ父の死を知ったヘリム。そして、そんな辛いときに自分はドヤの電話を切ってしまったと気づきます。

テサンは、民友党の総長として民友党復帰を。その祝賀をしてる席に乗り込んできたドヤ。お前達がアボジを殺したんだと暴れるドヤを止めるテサン。そしてそこにヘリムも。



第十三話

ドヤは、ソウルを良く知らない父があんなところで事故にあうのはおかしい・・・これは自分のせいで父が死んだってことだとヘリムに言い張ります。

テサンは、ベホに、ドヤ父の事は知らないで通すようアドバイスを。そこにやってきたヘリム。テサンの事とは関係なく、自分の意志で離党すると、届けをベホに提出します。民友党の公認はいらないって。とめようとするテサンに、離党してベホの黒幕政治と闘うと宣言したあの(ヘリムしかいなかったけど)会見の言葉は嘘だったのかと聞くヘリム。たった一日で信念を変えるのがテサンの政治改革なのか、それが私達のビジョンであり価値なのかって。政治は生き物だというテサンに、自分はテサンに同意できないし、賛成することもできないとはっきり言うヘリム。テサンの言う改革とは、国民の為ではなく、テサンの個人的野心ではないかと鋭いことをいうんだよねー。

父の事故現場にいるドヤの元に、大統領からの呼び出しが。これは計画的犯罪だと話すドヤ。自分が操作できるようにしてほしいと頼むドヤ。大統領は、ドヤの復職を約束します。そして、一つ、条件を出す大統領。

テサンに会ったドヤは、自分が事件を捜査するなら、ベホとオ議員、そしてテサンを徹底的に調査すると言い、ベホとテサンは対立してるように見えるけど、同じ穴のムジナだと言います。

父が嫁候補といってたのがセジンだと分かったドヤは、セジンの元に。事故当日の電話の内容を聞くんだけど、ただの挨拶だと誤魔化すセジン。

会長はテサンに、次期大統領選でベホを大統領にして、テサンがキングメーカーになるのかと聞くんだけど、絶対に次期大統領選は自分が狙うと断言するテサン。そして、ヘリムが離党した事で、自分がナムソンヘソン地区から立候補し、会長をサポートすると言い出します。

党を離れ、自分のやり方で、鯖ほどの鮎を・・・という夢を叶えると言うヘリム。ドヤは、コムタン屋を継いで、アボジが三代守ったコムタンの味を再現すると言います。コムタンの味で父を殺した奴らを探し出して「生涯コムタンしか知らなかったアボジをなぜ殺したのだ」と聞くんだって。コムタンの味を再現できたら、ドヤの頼みを聞くっていうのが大統領の条件だったんだね・・・。アボジが、ドヤが検事に復職できなかったらコムタン屋を継がせたいと言って事・・・それだけの為じゃなく、検事としての冷静さを培うため、信用に値する姿を見せてもらうため、そう言った大統領。

そして、アボジに教わった事を思い出しながらコムタンを作るんだけど・・・なかなかうまくいかないドヤ。

ナムソン・ヘソン地区から出馬したテサンは、すごい人気だわー。ヘリムは一般市民として開発反対の活動をしてるみたいね。そして、テサンは圧勝だわー。もちろん当選したよ。ついでに、放送局長も当選してるわ(苦笑)

コムタンの味が出せないドヤの元に、ドヤ父の話とドヤが跡を継いだ話を聞きやってきた老人。ドヤのコムタンを、ボロカスに言います。このひと、パン熟手(名人)だって。その人は、アボジが唯一、自分と同じ名人だと認めた人なんだよね。コムタンの秘法を教えてほしいと必死で頼むドヤ。あつく煮えたぎるコムタンの中に足を突っ込み頼むドヤ。パン熟手は、秘法は三ヶ月で習得できなければ、三年かかっても無理だと言われ・・・三ヶ月で必ず習得する・・・もし、できなかったらこの店を渡すという約束をします。三ヶ月間、外出も、人と会うのも、電話も一切禁止だというパン熟手。

開発の工事車を止める反対団体。その主導者はヘリム。テサンはヘリムを呼び出し、たとえフォークリフトを止めたとしても、政治家ではないヘリムに何が出来るのかと言います。しかし、ヘリムは一度も一人だと考えたことはないといい、政治家としての一年、誰かの操り人形になることが一番嫌だったとし、これからは自分の力でやりますと言い返します。無所属で道知事選挙に出馬するとしても、自分の考え、言動、行動に責任を取り、絶対民友党にはいかないと断言を。

テサンはワン補佐官に離党をすすめ、ヘリムの元に行くよう指示を。ヘリムを勝たせろって。そして、ヘリムの政治資金をセジンに頼むテサン。なぜここまでヘリムに終着するのかとセジンに聞かれ、ベホを捕まえるカードになり得るからだと答えるテサン。そして弱肉強食の政界で、唯一生きてると感じさせてくれる人だという気持ちもあるって。自分がテサンにとってそんな存在になりたいというセジンに、そうなるにはあまりにもろすぎるとセジンの事を言うテサン。

オモ!!ついに、ヘリムが、サンホグループの推進する干拓地事業特恵不正を防ぐため、南海道知事選挙への出馬を表明したーー!!ヘリムの元に、ワン補佐官が。ヘリムを助けるために無料奉仕にきた人は・・・あはは。ドヤと仲良くなったあの893のドンベク達だよ。

テサンは、サンホが作った南海道知事候補の予想得票分析表を福祉党の党首に見せ、福祉党の誰が出ても、民友党のパク知事には勝てないとし、ヘリム指示を表名して福祉党の候補を辞退させ、ヘリムを野党単一候補にしてほしいと頼み、見返りとして政治資金を渡します。

必死で頑張るドヤだけど、パク熟手にはゴミの味だと言われ・・・出て行ったのかと思ったら、自分で自分に罰を与えてるよ!!本気なんだね。そして三ヶ月目の日、パク熟手から、認められたよ~♪実は、昔、ドヤ父に助けてもらったことがあって、もし息子が跡を継ぐことになったら一度だけ助けるって約束してたんだねー。父の死の恨みはわすれて、一生コムタン家業を継いで生きるよう言い、去っていく熟手。

有権者は、パク知事の開拓促進の選挙公約に寝返って、ヘリムは形勢不利。勝敗ではなく、この実状を有権者に知ってもらえるだけで出馬のかいがあるというヘリムは、少しでも知ってもらえるようTV討論出演に期待をします。しかし・・・すでに、元放送局長が、ヘリムが不利になるよう策を練ってて・・・

ドヤを呼び出したテサンは、パク知事の建設特恵をやりとりした賄賂とり引き内訳を渡します。検察に出すか、これを使ってパク候補の出馬を断念させるかはドヤ次第だといいます。

検察に持っていったドヤだけど・・・考え直して提出しないで・・パク道知事に直接見せます。道知事は、討論番組の最中倒れ、出馬を辞退。そして・・・そのお陰で奇跡のように当選したヘリム。そして、新道知事として道庁に出勤するヘリム。




第十四話

これからは、ヘリムが南海道の大統領だから、ヘリムを信じ選んでくれた道民を信じ、道民のために最善の選択をするよう激励してくれる大統領。オモ!!ドヤは父の跡を継ぎ、青瓦台のシェフになったのねー。そのおいしさを認めてくれる大統領だけど、まだ、祖先の味には及ばないと言われ、何が不足してるのか、探求し続けてるみたいね。

ヘリムを道知事にしたことに腹をたてるサンホの会長。しかし、テサンは、近いうちに民友党でクーデターが起きると、自信満々な意味深な事を言い、自分に任せるよう言います。

道庁に知事として行ったヘリムは真っ先に、建設局長に、開発問題の全面再検討を命令します。そして、はじめてのインタビューを受けるんだけど、謝礼のかわりに道庁の食券を記者達に渡します(笑)

ドヤの父をはねた車が見つかるが、盗難車なうえ、何者かに焼かれてて。何も証拠は出ないが、単純な事故ではないと確信するドヤ。ヘリムを道知事にした政治的目的は何かとテサンに詰め寄るドヤ。テサンに、大統領を満足させらる味が作れたかと聞かれ、テサンの胸ぐらを掴み、誰が父をころしたのかとすごみます。まったく動じず、「君が俺に与える物がないなら、もし知っていたとしても何も言うつもりはない」と言い返し、自分の望みはヘリムだと言い、ヘリムが自分の政治パートナーになってくれるよう説得できたら犯人が誰か調べてやるとドヤに選択肢を与えます。

父の供養にきたドヤは、同じように供養にきたセジンに会い、自分のせいで父が亡くなったのに、誰のせいかもあかせず、コムタン一つまともに作れない境遇が情けないと心情を口にします。父をころした奴を捕まえたら、平凡に仲むつまじくコムタンをつくりながら良い女とくらすと話すドヤ。

ヘリムの歓迎会・・・。ヘリムを飲ませて、主導権を握ろうとする部下を前に、酒で打ち負かすヘリム。そんなヘリムを心配して迎えに行くドヤ。ずっと気丈だったのに、ドヤに会うと安心するのか、酔っぱらいになれるヘリム。

自分が政治改革をしたら、ヘリムのような汚れていない後輩に全てを譲ると話すテサンに、父(ベホ)も若い頃、母にそう言ってたと皮肉るセジンに自分はベホとは違うと言い張るテサン。

元道知事のパク・テスが辞職した理由が賄賂リストを使った脅迫だったと、ベホに報告するオ議員。そのリストを誰が手に入れたか・・・さぐりはじめるベホ。

道議会で決定した事項を再検討するというヘリムの元に抗議にきた道議員達。予算もないのに、実行しろとせまる道議員に、出来ないとはねのけ、南海道財政自立度を高める方法を探すと言い張ります。

ドスはうまく男好きなオ議員の妻に近づいたよ。チョルギュとオ議員の関係を聞き出そうとしてるんだね。それに気づいたオ議員に、「その忍耐力がどこまで続くか見せてもらう」と笑顔で答えるドス。

テサンを呼び出し、お前がパク候補を辞職させてヘリムを道知事に当選させたのかと聞くベホ。ヘリムに執着する理由はなんだ、大統領選に出るためにヘリムを使って開発予定地に植えておいた自分の資金を縛り付けるつもりかと詰め寄ります。もし、自分がその決断をしたなら、ベホか自分が党を離れるべきでしょう、この国の政治から黒幕政治を打倒するためにと答えるテサン。そんなテサンに、自分も黒幕政治を打破するため30年も闘ってきたといい、二人は同じ船に乗っているんだから、共倒れになるぞと警告し、去っていくベホ。

その後、ドヤに呼び出されます。ドヤは、まだアボジの事件の犯人を見つけてくれるという約束は有効かときき、ヘリムをパートナーにする自信はないとはっきり言います。テサンはドヤに、お前がヘリムから離れれば良いと。政治的孤立に陥ったとき、支えてくれる人が居なければ、政治的同志を探す他はないだろうって。

帰るドヤに声をかけ「テサンと取引をしたなら、危険だ」と教えるセジン。ドヤの為を思ってるように言いながらも、テサンの為の言葉だと感づくドヤは「愛に溺れるにしても、セジンさんを愛してくれる人にしろ」と忠告を。

ヘリムにコムタンを差し入れるドヤ。ヘリムは、もし突然ドヤが来なくなったら、待ってしまいそうだ・・・ドヤが来ると力が沸くのって・・・

南海道地方債発行の保証人に政府がなってほしいと大統領に頼むヘリム。急いでるヘリムに、それでもちゃんと公正な原則と手続きを守らないといけないと答える大統領。

テサンはあの殺し屋に何か指示してたよ。そして、有名な殺し屋のリストだと、例の殺し屋の情報も載っている書類をドヤに。こいつが父を殺した犯人なら、テサンとの約束を守ると約束するドヤ。

大統領からの即答が得られなかったヘリムは、今度はサンホ会長に投資を依頼しに!!それなら干拓地を売るよう言われたヘリムは、結局先を見通してきっぱり断ります。

そして南海道都庁にある絵の鑑定をセジンに頼んだヘリムの元にテサンからの呼び出しが。テサンは、ヘリムが民友党に復党さえすれば、この財政危機を救うことができると話を持ちかけます。手を組んで、次期大統領選挙を勝ち取ろうって。しかし、テサンを信用しきれないヘリムは、原則通り地方債発行の政府保証を待つといい断ります。

オモ!!あの殺し屋から呼び出しをうけ、ボスと一緒に向かったドヤ。誰の指示だと殺し屋を問い詰めるんだけど、そこに支庁長がやってきて「自首したいと連絡があったんだ」って。そして捕まる殺し屋ファン・ジェマン。

これを利用し、オ議員に、ベホの盾になり続けるなら、自首したオ・ジェボンの事をばらすと脅迫をするテサン。そしてベホの元にいき、民友党から退陣するよう言います。そして・・・オ議員をはじめとするベホの腹心達がテサンと共に現れて・・・全員テサンについたんだよね。もちろんテサンの汚い手でだけど・・・。除名されるか名誉の辞職をするかと選択を迫るテサン。

そして再びヘリムに復党を迫るテサン。自分は南海道の都庁を守るといい、南海道の民の力で都知事になれたと思ってるヘリムに、このまま拒み続けると都知事の職を失うとおどし、どうやってこの座に登り詰めたのか、ドヤに聞いてみろと言うテサン。ドヤを呼び出し、「パク知事を辞職させたのはあなたなの?」と聞くヘリム。嘘のつけないドヤに信念をなぜまげるのかと責めるヘリムだけど、ドヤは、自分の信念よりヘリムが大事だってーーー!


第十五話

ヘリムは、破産の危機にある南海道の責任を問うたりはしないからと、予算節減計画案の通過を道議会議員に頼みます。政治活動費まで削減されると聞き、黙ってはいない道議会議員。このままでは一ヶ月でモラトリアム宣言をすることになるといい、南海道を生き返らせるから自分を信じて欲しいと必死で頼むヘリム。

ベホは退陣を受け入れたのね・・・。もちろんすごく悔しがってるけど。テサンは、サンホ会長に、党の為の融資をたのみ、今こそ、ヘリムが必要だと話します。ヘリムの力で国民を民友党の味方にし、自分の総選挙出馬の後押しをさせるって事ね・・・。例え今背を向けているとしても、自分に手をさしのべるしかなくなるとはっきり言うテサン。

ヘリムに会ったドヤは、父の事件を解明できたら、検事の職を捨てることもできると言います。検事としての信念を捨てるなと言うヘリムに、自分の責任は自分が負うと答えるドヤ。

テサンがソウル地検に居たとき、ファン・ジェマンの担当だったと聞いたドヤ。

ドヤは大統領に会いに来たベホに、コムタンを出すんだけどわざと大量の塩を入れて出すんだよね。ドヤの父の死には関係がないというベホに「政治人生を諦めないでください。私が待ちます」と進言するドヤ。

支庁長は、土地取引にベホの親族が参入して田のは分かったけど、実所有者は、ベホではなくヘリテージクラブのミン・ギョンオク(セジン叔母)だったと教え、出国しているから未処理にするしかないと言います。しかし・・・これもテサンの差し金なのよねーー(滝汗)支庁長まで???

なぜベホのコムタンに塩を入れたのかと大統領に聞かれ、自分はもう検事としてのしかくがないと話すドヤ。ドヤの父の死にベホが関わってると思っているのかと聞く大統領。あうー・・・大事な司法試験の合格書をドヤは一人・・・燃やしてるよーーー。

そして・・・与党代表となったテサン。ヘリムの元に行き、なぜ南海道が助かる方法(復党)があるのに、選択しないのかと聞くテサン。ヘリムはなぜ、ドヤに、パク議員の資料を渡したんだ、テサンのせいでドヤは犯罪を犯してしまったと責めます。南海道と共に崩れ落ちるか、自分と手を組んで南海道と共に立ち上がるか、選択するよう言うテサン。

テサン率いる民友党の支持率は徐々に元に戻りつつあるが、ベホがいた頃ほどではなく、特に南海道での支持率が低く、腹心は南海道への援助を提案するが、南海道からの要請があるまで待つよう言うテサン。そしてサンホ会長に、南海道の開発を放棄するよう頼みます。サンホからの投資がなくなり一段と窮地に追い込みヘリムが民友党に助けを求めるよう裏工作だね。

そんなヘリムの元にベホが。なんと南海道のあのベホが所有してるはずだと疑ってた土地を、20万坪も、南海道に寄付すると言い出したベホ!!来年の総選挙前に、新党を創党するので、その新党に参加してほしいという条件だ。テサンが総選挙で当選すれば、この国の未来はないとし、テサンの独走を防ぐんだと説得を。

テサンは、信用できるのは君だけだからと、某口座に偽名で大金を入金するようセジンに。

チョルギュを見つけ出したドヤは、チョルギュにご飯をおごり、友情のためにやってほしいことがあると話を持ちかけます。

うわー。セジンだけど、ベホが退陣を受け入れたときの会話を録音してあるよー。テサンがサンホから受け取った秘密資金資料を、ベホが伏せるっていう話と、そのかわりにドヤの父の事件の責任をテサンが負うって話!!!

テサンは政府が南海道に地方債を発行しないよう圧力を。そしてオ議員を使って南海道の道議会議員に、予算案をボイコットするよう指示させます。

地方債発行を拒否されたヘリムはテサンの元にいき、民友党のために南海道を殺す気かと抗議を。南海道の民の為にも、南海道を救うにはヘリムが民友党に来るしかないと早く受け入れろと、逆に言い返すテサン。

しかし・・・福祉党党首から、ベホが新党を創党し、次期総理にヘリムをおそうとしていると聞き、テサンは驚きます。そのベホだけど、オ議員を呼び出し、オ議員の秘密帳簿を持っていると持ちかけます。必死で謝り、一度だけ、許してほしいと頼みます。ベホは一度だけ信じようと・・・オ議員に何か指示を・・・。

ヘリムが道庁に戻ると沢山の取材陣が。ここで、道議会で予算節減計画が否決されたことと、サンホグループがLCD工場建設を撤回した事を聞かされるんだよね。もう破産は確定でモラトリアム宣言をするしかない状況に。

悩んだ挙げ句、ヘリムが提案を受け入れた相手は・・・ベホだーーーー!!!!!南海道に無条件で20万坪の土地を寄付するなら新党に入ると約束し、ベホが新党で自分に望むことは何かと聞くヘリム。次期大統領候補だと聞き、驚きます。そこにドヤが!!「こいつがおれから検事職を奪い、アボジを殺したのに、なんでこんな事ができるのか」と言い、テーブルをひっくり返したーー!




第十六話

ベホがヘリムのキングメーカーになるなら、次期大統領選の地図が砕け散る程の破壊力があるといい、どんな手を使おうとも、ベホの新党創党を防ぎヘリムと手を組ませなようにしないといけないと話すテサン。

南海道を救うため、必死で頑張ったけれど、夢だけではどうにもならないと悟った・・・干拓地を開発して工場を建てるお金・・・そして中央政府を動かす力が必要だとドヤに話すヘリム。ドヤには申し訳ないが、自分の夢の為に道民を死なせるわけにはいかないと、ベホに会った理由を話すヘリムに、テサンと同じだと言うドヤ。ドヤに、「変わったな」と言われても、今は南海道の民を救うことが最優先なんだと言うヘリム。

今までベホの黒幕政治のせいで、離党までしたのに、なぜベホと手を組むのか・・・必ず別の理由があるはずだとヘリムを信じているテサン。そんなテサンに、ベホが南海道に土地を寄付する話を教えるセジン。

以前ヘリムに頼まれた干拓地周辺の未登録転売された土地の実質所有者の調査について未決処理だとヘリムに伝えたが・・・実はテサンの命令だったとドヤに告白する支庁長。しかし、支庁長はそうヘリムに言った後も、こっそり一人で調査してたんだよね。ヘリテージクラブのミン女子に見せかけて、あれは全部ベホの所有物だったとドヤに教える支庁長。そして証拠を集めてるところだって・・・感謝するドヤ。

ベホと対面するドヤ。ベホは、自分の後継者はテサンではなくヘリムになるとはっきりと。なぜヘリムを選んだか・・・それは、テサンに無い物を持っているからだ・・・自らを投げ出す無心感とも言える物だと言い、テサンは、自分ではなく、ヘリムを恐れているんだと、真相を見破ったように言います。今の言葉を必ず後悔させてあげるといい、出て行くテサン。

南海道はモラトリアム宣言をするべきかと、大統領にきくヘリム。公正な審査と合理的な理由で地方債発行が拒否されたなら承伏するが、党利党略と外圧によって審査が拒否されたなら、道知事として中央政府に問題提起をするつもりだといって。事情を調べ、適切な処理をすると約束する大統領。

青瓦台のCCTVに写った父の映像で・・・父が絵筒を持ってるのに疑問を持つドヤ。事故当日、セジンとの通話記録があった事から、ヘリテージクラブのセジンにこの絵筒の事をききます。ドヤの復職の手助けをしたくて、ドヤ父にパラダイスの絵をあげたことを告白するセジン。

なぜ自分ではなくベホを選んだのかとヘリムに直接聞くテサン。「北風と太陽」のお話に例え、テサンは北風でベホが太陽だったと言うんだよね。ベホとの約束を放棄しろと言い、自分がヘリムに執着するのは、改革政治でこの国の明るい未来を作るという自分の夢や希望をヘリムにみたからだと告白するテサン。自分は政治現実という怪物のせいで変わってしまったが、ヘリムは自分のようにしたくない、汚いことは全部自分がやるから、政治ビジョンに参加してほしい・・・自分を踏み台にして政治改革をしてほしい・・・自分の全ての権力を渡すから自分の代わりに夢を叶えて欲しいと懇願を。

しかしヘリムは、自分も政治家だといい、自分の夢の為に現実に妥協すべきなら妥協するし手も汚すといい、自分を説得したいなら、ベホより良い条件を提示しろと言い返します。

20万坪譲渡の契約書をヘリムに渡すベホに、調べたらベホは80万坪所有してると分かったので、30万坪寄付してくれたら新党に参加すると取引を持ちかける。新党参加を表明したその日にその契約書を渡すと約束するベホ。

三十万坪の土地を担保に、地方債発行再検討を依頼するヘリム。

テサンはサンホ会長に、南海道のLCD工場と企業投資を再検討するよう頼みます。ベホにヘリムを奪われてはいけないと言って。

オ議員とチョルギュを会わせたドヤ。チョルギュはオ議員に頼まれてドヤに罠をしかけたと、オ議員の目の前で告白。そしてファン・ジェマンの名前を出し、ドヤの父から絵を奪うよう言った相手を白状しろと脅迫を。

うわー。テサンは、ベホを除名離党措置にすると宣言を。そして支庁長に連絡をし、干拓地周辺の未登録転売された土地の実質所有者の調査を実行するよう指示。

ヘリテージクラブに検察が。これは全て、全代表であるベホの秘密資金疑惑捜索に終止符をうつものだとし、民友党は検察の操作に積極的に協力すると発表を。そしてセジンがベホの血縁である疑惑があるとまで発表を。テサン・・・ここまでするかーーー!!

セジンの元にドヤが。自分が望んだ事だと言うセジンに「テサンの傍にいても寂しいままなんだったら、それは愛じゃない」と教えるドヤ。セジンは解雇され、行く宛てもないみたい・・・

うわー。チョルギュったら、またオ議員に買収されてるよ・・・。オ議員の狙いは、あの893ボス???

南海道が生き返り、やっと道庁職員も一丸となり、南海道の民にも感謝されるようになったヘリムだったのに・・・テサンは最後のカードを切ります。ひゃー。ヘリムが不法選挙運動疑惑で選挙管理委員会に告発されたよーーー!!前道知事を脅迫した容疑だってーー!!

これを知ったドヤはテサンの元に。法的責任は自分にあるからヘリムを守ってほしいとテサンに頼むドヤ。

不法選挙運動疑惑を担当することになってしまった支庁長。支庁長は任意同行依頼の為道庁に。しかし、道庁の職員が必死で体を張って止めるんだよね。そこにヘリムが。その場で記者に、南海道党知事を辞職すると発表を。選挙の時には知らなかったが、前知事が脅迫された事を知っていたと告白を。法的責任はなくても道徳的責任は避けられないから辞職するって。南海道の皆が、道知事だ、自分の夢を皆さんがかなえてくださると信じていると涙を浮かべ、笑顔で話します。そこにドヤが。ドヤにも笑顔を送るヘリム。

注意 

こちらの写真は個人的に楽しむため掲載したものなので無断転載・転用を堅く禁止します。