まみまみの愛☆ラブ☆韓国映画&ドラマ 韓国ドラマ目次 ホームへ戻る

根の深い木(全二十四話)
第九話~第十六話


第一話~第八話はこちら

第十七話~最終話はこちら

 ~キャスト~
イ・ド : ハン・ソッキュ

カン・チェユン : チャン・ヒョク

ソイ : シン・セギョン

チョン・ギジュン : ユン・ジェムン
 

第九話
イ・ドはチェユンにギジュンの暗行日記を渡し、密書の捜査を一任するとムヒュルに。そしてサンムンとペンニョンを呼ぶよう言います。その姿は・・・まるで20年前のイ・ドのようで・・・

サンムンとペンニョンは二人で、君那弥欲の謎を解いていた。それを聞いたイ・ドの臣下はイ・ドに報告。二人の前にイ・ドが。最後の消えた文字は、二人が言ってる通り、つばがたまる言葉・・・チウムだというイ・ド。王は一体何をしてるのかときく二人を連れて、魔法陣をしていたあの部屋に来たイ・ド。朝鮮語の音を牙・舌・唇・歯・喉音の原理で分類し、自分たちの字をつくってるということを告白するイ・ド。そっかーー!!イ・ドは世宗じゃないかーー!!ハングル文字を作ったーー!

無謀だというサンムンに、それを検証してほしいというイ・ド。もうほとんどの文字は出来上がってるといって。自分の作った文字を見て判断してほしいというイ・ド。その他にもう一人判断する者がいるというイ・ド。これは歴史に逆らうもので、朝鮮を衰退させる民の助けにならないものだと評されたらきっぱり捨てると言います。

ムヒュルはチェユンにギジュンの話と秘密結社「密本」の話をします。密本と聞き・・・あの幼いとき自分が持ってきたものだと直感したチェユン。アボジの遺書を持ち去ったのは密本だと気づきます。その上今回の事件の黒幕だった。

シム・ジョンスはまた、主要人物を集め、チェユンがホダムに届けた本が「毘婆沙論」だったと言い、昨今の王の指示は半儒学的だとしヘガン先生も心配してたとダメ押しを。主要人物たちは、王が自分たちのしらない秘密の事業を推進してると話し合います。

イ・ドは大臣たちの監視を解除します。

右議政は明の使臣に会い、イ・ドが仏教の経典や楽器を集めてると聞きます。使臣はシム・ジョンスの事を聞きます。怪しい点があるわけではないが・・・夜毎こっそり外出してることを右議政におしえます。いつもパン村付近で見失い、その行き場所がつかめないと。自分が密本だったと気づかれる前に、自分が密本とギジュンを見つけるという右議政。

チョユンの目的をしりながら、ギジュンを任せるなど無理すぎるというムヒュルに、今夜もっと無理をするつもりだというイ・ド。カリオンを信用するつもりですかと聞かれ・・ソイもカリオンが必要不可欠だと判断し、イ・ドは何か指示をしてソイをパン村に使いに出します。

マルサンは、チャンの遺体に刺青があるか確認するためパン村に。チェユンもまた・・・自分が幼い頃来たパン村の、ドグァンの隠れていた建物に。

シム・ジョンスは明のキョン・ジョッキに再開します。尾行してたのではなく殺気を感じただけだといい、去っていくジョッキ。

トダムの話を聞くチェユン、思わず物音を立ててしまい「ユン・ピョンか」と言われ逃げ出します。パン村に潜んでるチェユンを見たマルサン。

ナム・サチョルの家に暴漢がはいり、書を残していった。「王が行なっている不徳な事業に携わる者は全員殺す」と書かれている!!三人の儒生が亡くなったのは密命のせいだとわかってるとし、それが何なのか分かるまでは、誰も世論調査に行かないとイ・ドに言う集賢殿副提学。

トダムが敵と通じてると分かったチェユンは、パン村に住むことに。

ナム・サチョル事件の調査を右議政がやる予定だったのに予定外にマルサンがやると言い出した。刃物を残していった男は、顔は見えなかったがソラを飛んだから、宮内にはいったあの男だとマルサンに言うサチョル。

チョタクと共にパン村に移り住んだチェユンはカリオンと酒を飲み、ソイが子供の頃知ったかぶりをしたせいで家族皆が死にそれで苦しんでると聞きます。酒をつぐカリオンの手を見て・・・引越し初日に部屋をこっそりあらした相手がカリオンだと気づくチェユン。

サチョルの元に残った刀に豚の血がついてることを見つけたマルサン。犯人は百丁のものだと判明。それを聞いたチェユンはカリオンの小屋に。刀がない。

チェユンより先にカリオンを見つけ出したマルサンはカリオンを痛めつけ捕まえようとし。。。何の事かわからないというカリオンは逃げ出します。逃げたカリオンの前にチェユンが。密本かと聞くチェユン。サチョルの家に祭祀に必要な肉を届けに行っただけで、チェユンの部屋をあらしたのはムヒュルに命じられたからだと涙ながらに言うカリオン。ムヒュルに監視を頼まれたと。サチョルの家で刀をなくしたが、身分が低くて正直に言っても信じてもらえないから言えなかったって・・・自分の命などハエ以下だというカリオンの言葉が父の死につながる・・・この世に卑しい命などないといい、理不尽に死なせたりしないというチェユン。そこで、マルサンの部下に見つかり、再び傷めつけられるカリオン。
カリオンが義禁府に捕まったという知らせがイ・ドに!!!



第十話
カリオンは犯行時刻にソイといた。しかし・・・王命で動いたソイに証言させる事はできない。どうしてパン村に来たかカリオンに聞くマルサン。カリオンは12歳の時父にパン村に預けられ・・・父は盗賊の矢を受け蜂の巣のようになり、遺体を引き取ることもできなかったと泣きながら説明を。カリオンのような奴が密本のわけがないといい、誰の指図で使い走りをしたのか聞くマルサン。それをこっそり聞いてる右議政。

24年ぶりに右議政の元に密本からの指令書が!!

密本がカリオンに濡れ衣をかぶせたと思ってるイ・ド達。でも・・・カリオンの密令を聞き出せばすむことなのにおかしいと考えます。

チェユンに誰と会ったのかと追求され・・・ソイに会ったと告白するカリオン。ソイが王命を伝えに来たことも。チェユンはソイに会いにきたんだけど、ソイは、自分は証言できないから無実を証明してほしいと。王命の方が百丁の命より大事ということかと、失望感をあらわにするチェユンに、自分が酸棗仁とエゴノキを飲む理由を筆談で話します。自分の不心得で父と愛する人を亡くしたと。殿下の大義は自分自身とも関係があり、自分も眠りたいし開放されたいし行きたいから・・・助けてほしいと頼みます。

なぜチェユンなのかと聞くソイに、自分がいちばん恐れてて、一番信用できる人間だというイ・ド。

パン村に行き、カリオンの刀を盗んだ者を探すチェユン。その時間・・・牛の声がしたと聞きます。その日、カリオンがサチョルの家に肉を届けてるから、村には牛がいなかったと気づき、あの声真似の男だと気づくチェユン。声マネ男は二人を見たと話します。一人は見えなかったけど、もう一人は見れば分かるって。声マネ男の見た一人は、あの日パン村に侵入したマルサンだった。その時、マルサンももう一人の男を見たと言います。その男が刀を盗んだ男に違いないと言うチェユン。

サンムンとペンニョンの検証が始まった。しかし、まだ喉音が完成していないのを指摘し、未完成だというサンムンとペンニョン。それを心得て原理を知るため密令を出したと言うイ・ド。出した相手は・・・カリオンだ!!密本は存在するというイ・ド。父が昔・・・一族もろとも滅ぼした人たちは、皆密本だったという噂があったと教えるサンムンとペンニョン。まさか自分が父と同じ考えをしてたとはと、気づくイ・ド。シム・オンは密本ではない・・・と独り言をいい、チェヨンに会いに。

チェヨンは今回得をしたのが士大夫だが特定できないというんだけど、イ・ドは、怒りの話をします。チェユンも父をころした世の中に怒りを感じたからわかるだろうって・・・恐れは捨て身だとか、恐れを読むとか・・・何の話かさっぱりわからないんだけど、サンムンとペンニョンとの話で何かに気づき、それを難しい言葉で伝えたらしい。ムヒュルにも意味がわからないんだから、私にはさっぱりわからん(笑)

イ・ドの話を聞き、何かがひっかかって、サチョルの家に行ったチェユン。サチョルが怪しいと気づき、目撃者がいて似顔絵を書くと一芝居をうちます。そこにマルサンが!!マルサンはサチョルの家の使用人が自分の見た男だと確認を。案の定、チェユンの前に現れ、刺客を使って絵を奪い殺そうとして・・・・。この事でサチョルの自作自演だと判明します。無実になり釈放され、泣いて感謝するカリオン。

キョン・ジョッキの元にいったシム・ジョンスは、帰り際、韓国語で屋敷の中から助けてくれという声を聞いて・・・焼きごてで拷問を受ける朝鮮人を見つけます。その朝鮮人は、道中に不思議な模様を描いてた人(トダムの指示)で、その模様を見たジョンスは一瞬顔色が変わります。ジョッキはそれを見た感じだね。解放して連れて行くジョンス。
ジョンスが救った男はチョンム軍だった。衛元令(本元を守れという命令)がでて、トダムの指示でチョンム軍が集結したと聞きます。聞かされてなかったジョンス。ピョンに、怒りをあらわにしてるよ。

釈放されたカリオンは何者かにかこまれて・・・連れて来られた場所には右議政が!!密本か?と聞く右議政。ガリオンを救えというのが、密本からの指令だったんだね。

ピョンとジョンスの戦いを止めるトダム。

ふたりきりなら真実を話すといい、右議政とふたりきりになったカリオン・・・・うはーーー!!カリオンがギジュンだったーー!!!!!

とダムもジョンスに、カリオンが本元だと告白を!!

何も知らず、嬉しそうにカリオンに会いに向かうイ・ド。
!!!!



第十一話
イ・ドは密命を守ったカリオンに酒の酌を。ドジョンの話をし、ドジョンに敬意をはらい杯をあげるイ・ド。ここにカリオンを呼んだのは、自分の密令の意義を三峰だったら理解すると信じるからだと話します。三峰の本を何度も読んで得た結論であり、皆は性理学に反すると言うだろうが、三峰だけは自分に賛同してくれるはずだって。カリオンに出した密令は、解剖の準備をしろという言葉だった。意味がわからないから準備できないというカリオンに、明日カクソン堂にくるよう言います。

お礼を言うソイに、イ・ドの大義に全人生をかけるのはやめるよう言うチェユン。ソイはチェユンに、私は自分より、殿下と、殿下の夢見る世の中を信じています・・・それが私を解放してくれるって・・・。

チェユンが不在中・・・だれかが家を訪ねてきて・・・トルボクというメッセージを残して行ったと聞くチェユン。

どの尋ね人は・・・チェユンに合う前にピョンに捕まった。チェユンと師匠の関係を聞くピョン。師匠はピョンを弟子だと認めた事はないという尋ね人。自力で這い出したところで探しに来たチェユンに会います。イ・パンジ老人からと言ったところでピョンに殺されてしまいます。

尋ね人を拉致してた男を捕まえたチョタクとパクポ。しかし・・・何者かが小枝で殺してしまって・・・ジョッキだ!!ジョッキはなんだか驚いてるよ。小枝を刺した相手は師匠以上の腕前かもというチェユン。見たこともない殺法だ。

マルサンは、密本にいたムヒュルも一目をおく、朝鮮一の剣士がいた・・・ドジョンの護衛武士だったが、ドジョンが死んだ夜・・・ドジョンも守らず消えた・・・密本之書を持ち去ったとチェユンに話します。密本之書とはドジョンの遺志が書かれた文書であり、あの・・・事件の日、密書が蜜本之書を血眼になって探してたと教えます。そして・・・イ・バンジが密本之書を持ち去ったか分からないといマルサン。イ・バンジが朝鮮一の剣豪だと聞き、驚きます。

カリオンが本元となり統率するにはやはり密本之書が必要で・・・しかし、手元にはない。トルボクという、巾着の持ち主が持っていったと分かってるが、足取りがつかめない。

カリオンを呼び、人間の解剖をさせるイ・ドは自分も学びたいと同席して。口と喉の解剖を命じます。解剖し、人間の喉と口の解剖図を作ります。

右議政は、密本として働くより、いっそ、イ・ドに密告して密本を捕まえた功績を取ろうとするんだけど、イ・ドの元にいくと・・・一緒にカリオンがいる!!

カリオンに、解剖の理由を聞かれ・・・もしかして話しちゃうの??と思ったけけど、イ・ドはソイを呼び、自分のせいで父を亡くし、失語症になったから、ソイの言葉を取り戻してやりたいからだと説明を。カリオンに伝えた言葉も本心だとソイに言うイ・ド。

イ・ドが解剖をしたと聞き、ここまでやるのはやりすぎだと、説明を求めてきます。説明しにくい事もあるから、そのまま自分を信じて欲しいと頼むんだけど、納得しなくて・・・ソイは説明が必要だとアドバイスを。イ・ドはこの文字の致命的な弱点があると説明を。

カリオンは、嘘だと見抜いてるよ。ソイは利用されてて、利用されてることにも気づいてないんだろうって。

本元との会合に参加する密本達。そこにカリオン・・・いや、ギジュンが!!朝鮮は王の国ではなく、儒の国だといい、宰相総裁制を守るため全ての力を一点に集めるといい、最初に、集賢院の退去させると言います。右議政もそこに来てて、密本之書を読んでほしいと言い出します。すると・・・暗唱で言うギジュン。納得する参加者達。でも、右議政は、本がないと見抜きます。

数百万人がつくりあげた漢字と自分たちの字の成り立ちの違いが致命的欠陥だとし、民が使ってくれる文字を作りたい気持ちをイ・ドは伝えます。感動する仲間たち。

密本之書のことを聞くヘガン先生に、イ・ドは集賢院を利用して、独裁してると説明し、三峰先生が、王の権限を制限し民の為だといいます。イ・ドは名王だから危険だ、次やその次の王が欲にまみれたら取り返しがつかないから、三峰先生は体系をつくったのに、イ・ドがそれを変えてしまい、朝鮮は崩壊してしまった。王が秘密裏にやってる事を誰もしらないと熱弁を。

そんなギジュンに、元老の意見・・・4後に密本之書を見せろというヘガン先生。自分と自分を慕うものの最後の姿を逆賊にしたくないといって。

うわ・・・チェユンが、自分の袋を描き、八角亭にギジュンを呼ぶ張り紙を!!それを見たカリオン。そして・・・ソイも!!!!



第十二話
喉音の形を見つけ出したのに、心ここにあらずのソイ。あの張り紙が六角堂を指定した時間は今夜・・・。今夜カリオンの元に行って発音の練習がしたいとイ・ドに頼むソイ。発語したいと思ってると思い込み、喜んで許可するイ・ド。ギジュンは、この呼出に際して、密本之書を取り戻した後トルボクを殺すため、ピョンを待機させる以外に「コクセ」という者を待機させるようトダムに命令を。

チェユンは、約束の場所にわざと行かなかった。護衛をつけてるのは百も承知だったから。密本之書が欲しかったら、一人で三百両を用意し次の指令を待つよう手紙を。次も大勢連れてきたら焼いてしまうぞって。

変更になったことも知らず・・・約束の時間に六角亭で待つソイ・・・結局朝まで待って・・・しかし、今度は初3日に松竹亭に呼び出す張り紙が。会えなかった事で、次は行かないと言うソイ・・・

右義政は、ジョンスに会い、4日後密本之書を見せる必要があるといい、自分の側につかないかと提案を。

コクセを一人で松竹亭に行かせるというギジュン。そして五人を引き連れ密本之書を手に入れたら、コクセと話すトルボクを殺せと。

指令の日・・・行かないつもりだったソイだけど・・・もう一度カリオンに発音を習いたいといい、イ・ドに外出の許可をもらいます。そして自分もカリオンに会いに。ソイが居ないことに気づきます。ソイがトルボクに会いに行ったか聞いたイ・ド。仕方がない事だとし、二人に真実を話すと、ソイとチェユンを松竹亭から連れてくるようムヒュルに言うイ・ド。

松竹亭についたムヒュルに部下からの刺客があちこちに居るとの報告が。

チェユンは、あちこちに移動させ、隠れてる刺客をまく計画を実行しようとします。約束の場所には老人が。そこに現れたソイ!!幼い頃、一緒に奴隷として住んでたコクセ叔父さんだと気づきます。そこでムヒュルと兵が動き出した。逃げ出したコクセを追いかけ、捕まえたソイは、誰だと聞かれ、タムだと伝えようとするんだけど、喋れなくて・・・字もよめないコクセ。必死でイ・ドに聞いた「タ」の文字を喋る発語の口を。タムだと気づいてくれたコクセ。抱きあう二人。それを見つめるピョン。

ソイはコクセと一緒にカリオンの元にいき、信じられる人があなたしかいないといい、筆談を伝えてもらいます。幼い頃、あの字は自分がトルボクに作ってあげた袋縫いつけた文字だと書くソイ。トルボクとソイが知り合いだと気づくカリオン@ギジュン。袋と父親の遺品が入れ替わったと、随分前に訪ねて来た人がいるというコクセ。張り紙を見たから行ったって。さっき居た人はだれかときかれ・・・自分もトルボクも居てはいけない人だから、追手がいてもおかしくないというコクセ。チュノでは?というカリオンの言葉に、あり得るというコクセ。勇気をだして張り紙をしたのに・・・こうなった以上、二度と現れないだろうって。彼を呼び出す方法があるというソイ。

密本の仕業だったとイ・ドにほうこくするムヒュル。ソイを探し、チェユンを連れてくるよう言うイ・ド。

トルボクにあてた呼び出しの張り紙を貼ったソイを捕まえたピョン。

張り紙には継言山 馬医・・・

ソイはクレバーな理解力で目隠しをされているがフェミョン山の北東側だとわかります。

継言山とはどこなのか・・・誰にもわからない・・・トルボクとソイにしか分からない場所。でもトルボクはタムの文章ではなく密本のメッセージだと思ってるから、気づかない・・・イ・ド側も・・・ギジュン側も見当がつかなくて。

ギジュンの指令でソイの元にコクセが。密本のお陰で助かったとソイに言うコクセ。国王のせいで皆死んだと説得させます。トルボクに会えるチャンスは今日しかないと・・・。継言山に案内するから人を呼ぶよう言うソイ。

イ・ドは総力をクシして継言山を探したけど見つからなくて・・・・・

すごいな・・・目隠ししながら移動するソイは、自分の歩いてる場所を正確に把握してるよ。崖の場所を計算して、絶壁からわざと飛び込んだーーーー!!命がけで逃げ出したソイは、暗号をトルボクがといてくれる事を信じて約束の場所に向かいます。

ソイが失踪したと聞いたチェユンは、あの夜に現れた女官がソイだと気づき・・・馬医はニマじゃないかとパクポいいわれ・・・幼い頃のタムとのしりとりを思い出したチェユン。タムがソイだと気づくチェユン!!

ソイは約束の場所に。そこに現れたチェユンが「タムやー」って!!!



第十三話
チェユンとソイ・・・いや、トルボクとタムが再会。

父や友人を目の前で亡くしたから喋れなくなったのかとチェユンに聞かれ、首をふるソイ・・・。ソイの眠れない理由が、自分の知ったかぶりのせいで大事な人を亡くしたというカリオンの話を思い出し・・・自分のせいだと気づき泣くチェユン。トルボクが生きてたと知り・・・一瞬声が出たソイの目の前にピョンが現れ刀をかざしたーー!!密本之書をチェユンが渡したのに、遺言書の入った袋を渡さず、目潰しの粉をかけ、襲いかかるピョン。ソイは声をだし、チェユンの目の代わりになってあげて。絶体絶命のところでムヒュルが!!逃げたピョン。

チェユンとソイの前にイ・ドが。ソイが喋れるのに驚き、喜ぶイ・ド。イ・ドはチェユンをトルボクと呼び、トルボクの父の事を心から謝るイ・ド。自分を殺したいだろう・・・それが生きる理由だったから・・・でも今は別の人生が用意されたとソイ(タム)の事を言うイ・ド。ソイと遠くへ逃げろ、新しい人生を歩めと言ってあげます。チェユンは新しい道を行き、自分はもう少し生きて自分の道を行く・・・チェユンはタムを得て、自分はソイを失うんだと言って。幸せになることが王命だとソイに言うイ・ド。

イ・ドが新しい文字を作ろうとした理由は・・・民を助けるためだった。疫病が流行し、流行をふせぐ方法を張り紙したのに・・・民は字が読めなくて、大勢亡くなって・・・。誰でも読める文字で民を救いたいから、必死で研究してるんだね。それを初めて相談したのがソイだったし、賛成してくれたのもソイだったのね・・・。そして、ソイの驚異的な記憶能力がこの研究を支えたんだね。

密本之書を見せる日がやってきた。密本之書がなければ、軍に通報し、あればギジュンを殺す手はずを整え参加する右議政。しかし・・・うわー。右議政の手下はやられ、不利な立場になったところで密本之書を見せるギジュン。そして、集まった皆に、道本之書の署名書が・・・逆賊じゃない証明が、三峰先生の志より重要なんだろうと責めるギジュン。そして右議政には、朝廷の中枢になりながらも何一つ指令を実行せず今のイ・ドを作ったと非難を。これからは密本と自分の意志にしたがってもらうというギジュン。

チェユンと一緒にいても、イ・ドと文字を共に考えてた頃を思い出してばかりで・・・宮廷に戻らないといけないというソイ。王の大義であり、自分の大義である任務をしないといけないと話します。チェユンの力も必要だから一緒に来てといい、文字を作る任務を説明します。王はソイを利用してるだけだと言うチェユンに、イ・ドは名王だというソイ。父を思うと、可哀想すぎて王を許せないチェユン。チェユンが王暗殺に全てをかけたように、自分は文字づくりにすべてをかけた・・・それが死んだ父や、自分が死なせたチェユンの父と、死んだと思ってたチェユンに対する罪滅ぼしだと言います。王がチェユンの事をもう一人の審査官といってたから、頼んだのね・・・でも・・・チェユンはソイの元から去っていった・・・

一人になり・・・父の遺言を見るチェユン。そこには・・・なんと書いてあったの??死ぬ前に伝えたかったことはこんな事かって、自分の首を切ろうとして・・・。

王の元に戻り、自分の仕事をするというソイ。そしてもうすぐもう一人の審査官ががくるから、前言った通り時間がかかっても説得するよう言うソイ。

チェユンが来るとしたら、ソイが陛下を選んだからで、チェユンの考えは変わってないと忠告するムヒュル。しかし、イ・ドは宮の門をすべてあけ、全ての兵を撤収しろと命令を。じっと耐えて説得すると決めた以上、実行するのみだって・・・もっとも遠くにいる人を自ら説得しろとの進言だというイ・ド。ソイは型破りだが、自分の胸を高鳴らせると言うイ・ド。

光化門の前で刀を抜き、斬られまくった上で、自分も斬ると決意し、門の中に。ついにイ・ドの前にチェユンが!!


第十四話
イ・ドを殺そうとし、出来ないとわかるや自決しようとしたチェユンに、初めて会ったあの夜・・・チェユン・・・いや、トルボクがイ・ドに血迷うなと言ったあの夜が全ての始まりだったと話すイ・ド。あの夜、トルボクを助けたのはイ・ドであり、共に地獄に落ちたのに、お前だけ逃げるのかって。脱獄したトルボクを救うため、父に逆らったのが今のイ・ドの始まりだと話します。イ・ドの終わりは文字の創製であり、だからチェユンに審査官になってほしい・・・自分の文字が血迷ってないというチェユンの評価がいると説明するイ・ド。

文字などまやかしだと、イ・ドを信用しないチェユン。そして父の遺言を見せます。仇をうてとか、自分は無実だとか書くべきなのに・・「トルボク・・・アボジが文字を知らず、与太郎だから、皆に迷惑をかけた。お前は字を学んでご主人様にお仕えし、幸せ生きろ」と書いてあったんだね・・・自分がなぜ死ぬのかも分からないのに、自分を責め、ご主人様に仕えろって・・・殿下にではなく、アボジとタムに負けたから、死ににきたんだと説明するチェユン。

文字が配布される日、酌をするから、戦おうと言うイ・ドの言葉を聞いても振り向きもせず行ってしまうチェユン。行かないでとソイに言われても・・・行ってしまった・・・

カリオンはチェユンの捜査日記を書き写してたよ。そこに書いてある「君那弥欲」の文字。右議政は、カリオンを呼び出し、王の命令でユンピルが作った文字の型を見せます。それは暗号のような記号をつなぎあわせたもので。うわー。全ての証拠をつなぎあわせ、イ・ドが文字を作ったと気が付きます。臣下や明が許すわけないから秘密にしたんだろうと笑い、天下一の愚か者だというカリオン@ギジュン。

ギジュンの指令で、臣下たちに、イ・ドが学士と密会をしてると話す右議政。そしてピョンが、突然自首してきた!!文字の発表と配布を不意打ち同時でやると話すイ・ド。そこにピョン自首のしらせが。自首なら、密本が指令したんだと言うイ・ド。

自分が殺した証拠だと持ってきたものの中に、あの新しい文字の型も!!そして、町中に「王が慶成殿で極秘に進めている・・・天地契約という秘密組織をつくり、密命を与えて事業を進めてきた。王は常に史官を置くべきという「朝鮮経国典」に反した。ホ・ダムは毘婆沙論で梵語を研究し、ユン・ピルはなぞの活字を作っていた。チャン・ソンスは、パスパ文字を研究し、三人とも刺青があった。私が知りうるもう一人の天地契員はサンムンだ。私が推定した王の極秘事業は・・・文字の創製だ」と書かれた張り紙が!!

サンムンは師匠に問い詰められるが、何も答えられませんって。サンムンをかくまうため、ペンニョンと共にここを出て寺に移るよう命令されます。

臣下は真実があきらかになるまで任務放棄を決意。うわー。ヘガン先生が光化門前でこの真実を追求する座り込みを。ギジュンが密本之書を手に入れたことで起こった事だとわかってるイ・ド。慶成殿の資料を他に移すことに。

光化門の外には、ヘガンを慕う者たちがどんどん集まってきてるよ。

チョタクとパクポの前にチェユンが戻ってきたー!パクポの元にきて、チェユンに渡してほしいと手紙を託すソイ。

慶成殿から資料を持ち出すのを襲う計画をたてる密本。慶成殿から輿が出て、それを襲います。しかし、中身がからだった。それなら製紙所だと気づきます。製紙所にはソイと大君がいて、つかまってしまいます。

チェユンは、「トルボク」だった自分を・・・全てをすて旅立つ事に。たびに立つ前・・・行く気はなかったが、ソイが呼び出した製紙所に寄ったチェユン。異変を感じ・・・連れさらわれたソイと大君の前に。全てすてようと思ったのに・・・といい、「俺はハンジッコルのトルボクだ」って。


第十五話
メッチャ面白いのにレビューが大変で、書くのを挫折して、いつものようにラストまで一気に見たい衝動にかられているので、もう字幕付きで放送されたドラマだし、ここからは簡単にさせてもらいます。

ソイと大君を助け、ソイに、国王に利用されてるだけだというチェユン。自分と来なくても良いから、もう仕事をやめろって。何度も死にかけて、命をかける必要はないって。ソイの命は簡単捨てるだろうが、大君の命をかけられたら、文字など放棄するだろうって。王は息子ごときの命で文字をあきらめるような人じゃないという大君。それなら試そうというチェユンの話に乗る大君。大君が勝ったら、黙って王に仕えるが、自分が勝ったら、大君をころし、王に自分と同じ家族を失う辛さを味わってもらうというチェユン。その条件を受け入れた大君。

大君は実はすごい傷で・・・。熱もあって危険な感じ。でも、父がどうしても文字の完成にチェユンが不可欠だといったから、無理して賭けをしてチェユンを連れて帰ろうとしてるのね・・・。文字にチェユンが必要なのではなく、王もチェユンも病んでるから、それを治すには互いに互いが必要なんだと話すソイ。

チェユンが脅迫する前、密本は、大君を捉えたと書いた張り紙を町中に。そこには文字を提示し、配布の放棄を告示しなければ、すべては国王の責任だ(大君を殺すという意味)って。大君を逃し、困ったギジュンは、チェユンが父の復讐でここにきていたと聞き・・・大君を連れ去ったのがトルボクと名乗る男だとも知り、チェユンは王のアンサツのために来たと気づきます。

大君からの手紙をムヒュルに届けようとしたチェユンは、町の張り紙を見て、この張り紙の方が効果があるからこのままこれを使うと大君に言います。民には文字など必要ない、そんなヒマなどないといい、王の考えた文字が何千文字だと聞くチェユンに、28文字だと答える大君。有り得ないと今度は信用しないチェユンに、28文字で何万文字でも解釈できると言う大君。ソイはその文字を書いて説明します。本当に文字で全ての言葉が表せると気づいたところで・・・傷のせいで倒れた大君。大君を助けようと・・・薬を求めて、なんとカリオンの元に!!

右議政の助けで脱獄するピョン。と思ったら・・・右議政の仕業じゃなくてムヒュルのし掛けた罠だった。

うわー。チェユンはカリオンを大君の元に!もちろんつけてきてる者が。

同じ頃、ピョンをつけて密本本部に来たムヒュル。大君がソクワン山に居るとしり、ついていきます。

カリオンが帰ったあと、カリオンに言われた通り薬草を取りにいったチェユンは、見張りがいるのに気づき移動。ピョンたちが来た時には消えていた。そこには・・・ソイがチェユンに教えた文字も残されてるよ!!

ムヒュル対ピョンのたたかい。軍配はムヒュルに。大君はどこだと聞くムヒュルの前にあらわれたのは・・・仮面をつけた男!!ムヒュルから剣をとりあげる腕前!!まさか・・・ムヒュルの師匠??

臣下の前で、この張り紙の期限の日、自分の答えはこうだ。「血迷ったアホどもめ」といい笑うイ・ド。大君は自分の命より、父の大成を望むといい、文字はほぼ完成したと発表を。そして・・・いるなら「ここに密本員がいるなら、伝えてくれ。結局暴力かと」と、昔ギジュンに言われた言葉を言うイ・ド。

そう言った後、部屋にもどると、そこには大君とソイとチェユンが!!約束通り、これからは王の命に従うというチェユン。一つ条件があると・・・新しい文字で「ソクサム」と書いた紙を見せるチェユン。それは父の名前で、その名を忘れないでほしいって。かならず記憶に残すと約束するイ・ド。



第十六話
文字を見て考えなおしてくれたとイ・ドに伝える大君。

うわー・・・ギジュンはイ・ドの作った文字を手に入れたよ!!

密本はチェユンの正体を知ってて、チェユンが大君を拉致した理由を探ってるだろうから、復職したら自分に近づいてくるはずだというチェユン。密本をおびき寄せ、中枢に入り、ギジュンを捕まえると提案するチェユン。もし成功したら、酌ではなく小さなお願いがあるというチェユンに、必ず聞き入れると約束するイ・ド。

大君は拉致されたままって事になってるよ。

脱獄した男の名前が、ユン・ピョンだと知り、トダムが言ってた名前だと気づくチェユン。

ヘガンの座り込みはたいそうな人数になってて。文字の創製が性理学を捨てる行為なのか議論しようとヘガンの前に現れたイ・ド。中国の漢字はただの文字ではなくそれ自体が儒学の道であり概念だというヘガンに、三峰の教えを例にとり、朝鮮の言葉を漢字では表せぬと説明。いろんなところで演説を。

漢字を上回るものなどないから、どうせ新しい文字を流布しても誰もつかわないといい、それは無視して、重要な、ものを手に入れるというギジュン。宰相総裁制への二つの掟、義政府、署事制の実質的な定着と集賢殿の撤廃だ。

ソイが戻ったと知り、ソイにコクセを送り、チェユンはトダムが対応しろと命令するギジュン。

集賢殿の廃止を議右政が、説得した領義政ファンヒ大臣とともに要請を。でも、領義政ファンヒは王の命令通り動いてるみたい。新しい文字は、チェユンたちを動かせた確固たる自信があるし、相手は配布しても誰も使わないと思ってるから、集賢殿さえ明け渡せば配布を認めるはずだと集賢殿の廃止を認める決意をしたイ・ド。

右議政と領義政は、集賢殿を廃止すれば、今ボイコットしてる大臣達の職場復帰をするようマルサン達大臣に話します。そうしてる右義政だけど、領義政は王の命令で、王を批判し、自分と一緒に集賢殿を廃止しようとしてることに気づいてるよ。

ジョンスは、集賢殿の副提学マルリに、どうせ文字など配布しても誰も使わないと話すんだけど、マルリは王がこれだけ時間をかけて作ったものだし、王は失敗したことなどないから、恐ろしい文字に違いないと、王を軽視してるジョンスに言います。全ての民がが文字を使う日が来ると。

ピョン達はチェユンを捕まえるため家にいくが、そこはもぬけの空で。チェユンはトダムの元に行っていた。トダムが密本だと分かってる事、せっかく大君を拉致し、殺したたのに、復讐を果たせなかったのは密本のせいだと剣を突きつけ話すチェユン。自分に残ったのは、蜜本を捕まえて陛下に酌をしてもらうことだけだというチェユンに、互いに協力しないかと持ちかけるトダム。

一方、ソイの前にコクセが。ソイはチェユンの指示通り、チェユンが大君を殺して、王を殺そうとしてるから止めて欲しいとコクセに頼みます。

王は文字の配布が結構されるまで決して文字を知られてはいけないとチェユンに。

しかし・・・ギジュンの部下が、28文字で表す表音文字だと解読を。文字を知らない村の者にその文字を教えると、たった2日で文章までかけるように。文字の配布を止めなければと気づきます。右議政を止めろというギジュン。宮では、文字配布の決議がまさに今始まろうとしてて。
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