正常じゃないイリョン相手に応戦したナム刑事だけど、刺され、スタンガンでショックを受けて。そこにかけつけたHITチーム。ナム刑事を救急車におくります。スギョンは自分が付きそうと、またしんでしまうかもという恐怖で、付き添いをジェユンに頼んだんだけど・・・なんとその救急車の運転手はイリョンだった!!それに気づき、スギョンがかけつけたときは、ジェユンが連れ去られてしまっていた。
イリョンの根底にあるのは父親からの虐待だ。でも・・・どうして女性を狙うのか。他にも理由があるはずだ。気づいたナム刑事は、イリョンは、ナム刑事の強力なパンチを二発うけてるので胸骨が二本は折れてるはずだという。なんという打たれ強い犯人だ・・・
イリョンは刑務所にいる間に、チャンスと知り合い、ヨンドゥとスギョンに捕まったことをはなし、スギョンとサンミンが恋人同士だったことを知り興味をもった。それ以来、収容される罪人にスギョンの話を聞きまくってたそうだ。そして自分の模倣をした分身のようなドゴンに凶器の話をしたのだろう。
プロファイリングの結果、ナム刑事の行動が彼に幼児期の虐待を彷彿させ、リチウムが手に入らない今、彼はウツ状態になってることが推測できた。
そっか・・・・イリョンは自分を捨てた母をずっと待ってたんだね。父に虐待されながらも。病院にも行かず、学校の養護室で耐えてて。養護の先生がヘンデルを聴かせてくれたとき、母が会いにきた。きっと迎えにいくから待っててと・・・・でも、母は結局迎えにこなかった。
母を苦しめるグァンホを殺して楽にしてあげたいかったのに、母はジサツした。善良そうな顔をして泣きながら。その姿が、サンミンを失ったときのスギョンと重なった。母を待ってたイリョンだったけど、スギョンを待つようになった。
イリョンはスギョンに電話するんだけど、ジェユンと話させてもらえないならお前と話す事はないと冷たく切ります。イラついたイリョンはジェユンに電話をさせて・・・ジェユンは昔スギョンが話をしてた兄妹の話をさりげなくします。「空」だと気づくスギョン。空小学校だと!!
学校につくと、イリョンはスギョンだけ来るよう指示します。ジェユンに銃口を向けたイリョンは、自分を打てとスギョンに命じます。イニは、これが目的だったんだと・・・スギョンに打たせ、その衝撃でジェユンを打ち、スギョンをジェユンをころした加害者にすることが目的だったんだと。
スギョンは、イリョンの秘密を口にした。イリョンは父をころしてない。父を超えたくて、自分がやったと供述しただけだった。お前は父を超えてないといい、父がイリョンを呼んでた「ゴミ」というあだ名を呼んだ瞬間、銃口がスギョンに!!すかさずスギョンはイリョンの銃を自分の銃で打ち落とした。
そしてイリョンに手錠をかけるスギョン。心の中で「捕まえたわ・・・オッパー」とサンミンに呟くスギョン。
すべてが終わった。チャン刑事とムン刑事は昇格し、他の刑事達も、自分たちに合った仕事を幸せにやりだした。スギョンも、ジェユンと愛をはぐくみながら、職務移転を申請し、平和にすごしていた。
しかし・・・・イリョンが捕まったのに、8番目の模倣事件が!!この事件は11番目まである。HITチームの出動しかこの事件は解決できない。再び強力班として、あつまったHITチーム。今度は新たな気持ちで・・・・あああ・・・面白かったよーー!!
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