トンケの蒼い空



 

 

チョルミン(チョン・ウソン)は、幼い頃に、母を亡くし警察官の父と二人で暮らしていた。母が亡くなった原因は自分を産んだせいだと知っていた。いつも近所の家にお世話になってて、人はみなチョルミンを糞犬(トンケ)と呼んでいた。ひとりぼっちのトンケに父は一匹の雑種の犬をくれた、トンケはその犬を自分のニックネームと同じ「トンケ」と名付けた。

トンケと犬のトンケはトンケが高校生になってもいつも一緒だった。サッカー部の補欠のトンケは皆にバカにされてたけど、トンケの側にはいつも犬のトンケが居てくれた。しかし・・・なんとサッカー部のジンムク達が、トンケを騙して犬のトンケを食べてしまったのだ!!それまで静かで穏やかだったトンケは、ジンムク達を瀕死状態になるまでなぐり・・・結局高校を退学してしまった・・・

トンケは退学してからも相変わらずマイペースでのらりくらりと何もせず暮らして居た。トンケを心配する父の言葉も右から左にながして、ぼんやり毎日平和に怠惰に暮らしていた。そんな彼の前に「MJK(ミリャンジュニアクラブ)」と名乗る同世代の同じような境遇の少年達が現れて・・・なんだか訳も分からず、「MJK」のボスと戦ったら勝っちゃって、気づくとMJKのメンバーに(笑)




 ネタバレ追加


 MJKのメンバーは、トンケにとって大事な親友になっていきます。父に内緒で、廃車場で一緒に仕事も始めます。

淡々とトンケの生活が描かれて・・。田舎の素朴な青年の話で。父が妹として連れてきた身よりのない少女ジョンエ(オム・ジウォン)とも、最初は互いに煙たがってたけど、段々と気を許し始め、ちょっと恋に発展するかな?って期待もしたけど、トンケの鈍感さゆえに進展は望めなかったね~(笑)

犬のトンケを食べちゃってボコボコにされたジンムクはヤ○ザになったんだけど、まだトンケを恨んでて、何かとトンケに喧嘩をふっかけて来ます。ジンムクと関係してるオ・ドクマンが、高速道路の建設のため、MJKのメンバーの大あごの父親をワナにはめた事で、トンケは捜査課長になった父に「オ・ドクマンをつかまえて、大あごの父を助けてほしい」と生まれて初めて頭をさげて頼むんだけど、父なりの考えがあって、返事を濁すし・・・この事でトンケは父と決裂を。そんなトンケを心配するジョンエ・・・

そんな中、大あごが、ジンムクに袋だたきにされたことから、トンケはついにMJKのメンバーとともに立ち上がる決意を!トンケはジンムクを倒す事ができるのか。オ・ドクマンの不正をあばくことができるのか?

こんな書き方したら、ヒーローストーリーっぽいけど、トンケは最初から最後までトンケ=糞犬なんだけどね(笑)

この話は何を描きたかったんだろう・・・。友情?それは確実に深まってきたのは分かったけど、メインとも思えなかったな・・・。ジンムクとの対決は迫真の演技だったけど、あのぶかぶかのブリーフの方が気になっちゃって(笑)

ジョンエとのちょっとずつ恋に変化しはじめた関係?とも思ったけど、結局中途半端で終わったし。

父との確執が愛情に変わって行く話??ずっとトンケは母は自分のせいで亡くなってて、父にはお荷物に思われてると思ってた。しかし、母体が危ないのに産むことを決めたのは父だったと聞かさます。ずっと「なんで俺は生まれてきたんだろう」と思ってた自分の無駄な人生が 父の望みによって生み出されたんだと知って生きる意義を感じたようにもみえたけど、最後のシーンだけだったしね・・。

「友へ~チング」の監督って事でかなりストーリーに期待しすぎてたからか、ストーリーはちょっと中途半端に思えました。でも、チョン・ウソンのこのイメージチェンジには驚きましたー。寡黙でクールで格好いいウソンのイメージとは正反対の役を熱演してました。格好悪かったけど(笑)私の中のウソン株は急上昇です。「トンケの蒼い空」


                 

 
※掲載写真の著作権は該当著作権者と所属事務所にあります。
 


まみまみの韓国ドラマ

目次へGO!
まみまみの韓国映画

目次へGO!
まみまみの楽天ブログ

へGO!