韓国映画「多細胞少女」　キム・オクビン　あらすじ　ネタバレ　まみまみ

この映画は、一言で言えば、支離滅裂はちゃめちゃコメディ。・・・なんだけど・・・どうも日本人の笑いのツボと、韓国人の笑いのツボの違いを痛感しました。全く笑えなかった・・。きっと大爆笑を狙いまくってる映画なんです。ストーリーは全くないに等しいです。ただただ、「笑え！！笑え！！」的な。ちょっと下ネタも入りーのだけど・・・わ・・・分からない、ヽ｀アセ(;~▼~;)アセ、ヽ

キャストが、次世代スター満載で。キム・オクビン、「彼女が帰って来た」で青年時代を演じて、私のお気に入りになったパク・チヌが主役。脇役でも、「おはよう。神様」のユゴンや、「あいつは格好良かった」「このろくでなしの愛」で要チェックだったイ・ミニョクが出てて、これはいけると思ったんだけどなー。

性の乱交当たり前な、無益高を舞台にした、ありえない猟奇的コメディ。主役の貧困少女は、いつも背中に貧困君を背負ってて、家族を養うため、エンジョ☆コウサイを始めるんだけど、これもあり得ないエンジョ方法で。いつも不幸がにじみ出てる。彼女が恋した男は、スイス帰りのアンソニー（パク・チヌ）。アンソニーは、その美しさで、女をほしいがままに暮らしてたけど、ある日、いじめられっ子の「一つ目」の美しい妹「二つ目」に恋をします。しかし・・・二つ目は、妹ではなく弟だったーー！！

ネタバレ追加

初めてのときめきが、まさか男に対してだなんて・・・悩むアンソニー。二つ目が性転換手術をするときき、ちょっと嬉しくなったけど、Hな放送見て、スカートがもっこりとしたのを見て、やっと諦める決意を・・・。

貧困の中、アンソニーに思いをはせる幸薄い貧困少女は、８９３の親分相手にエンジョ☆コウサイすることに。しかし、親分（イ・ウォンジョン）は、セーラームーンのコスプレマニアだった。「カミソリ姐さん」と呼ばせ、二人でコスプレで遊ぶ日々。そんな折り、変な宗教のいけにえとして、貧困少女とカミソリ姐さんは連れ去られて・・・変な儀式により、ダンスをおどらされます。ゲロゲロなカミソリ姐さんのダンスと違い、貧困少女はイケてた！それを見たカミソリ姐さんこと、８９３の親分は、シェイクダンスのシェイキングガールとして、貧困少女を芸能界デビューさせます。

大人気のシェイキングガール。その人気を見て、あこがれのアンソニーが貧困少女に接近するけど・・・貧困家庭の粗末な事情や、オンマの下品さ。挙げ句の果てにボットン便所におっこちて、激怒して帰ってしまいます。その後、シェイキングガールも、スキャンダルで引退。シャッキンだけは返せて、貧困少女は貧困君との別れの時が・・・

時を同じくして、あれほど淫乱だった生徒達が何故か真面目になる事件が！！それを追求するテリウスたち（ユ・ゴン、イ・ミニョク）。原因は、校長がイムギ（キム・スミ）に取り憑かれ、即席模範生チップを、埋め込まれてたのだ。イムギを退治するため、立ち上がった生徒達！女生徒のエロティックな動きには反応しなかったイムギだが、男子生徒のエロエロダンスに、昇天し、竜になって去っていった・・・って・・・キム・スミさん、こんな役でいいのかい？？（笑）

結局最後の最後まで、支離滅裂で・・・。この映画、面白いですか？面白くない訳じゃないけど、ツボがずれてて笑えなかったのは私だけ？？

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