少年、天国へ行く



 

 最初のアニメーションの意味は、ラストに分かります。

時計屋を営む未婚の母の元に生まれたネモ。名前は父親がつけてくれたという。母は父の事を全然教えてくれないが、可哀想な母の為、いつも明るく暮らす13歳のネモ。彼の夢は未婚の母と結婚することだった。

父に会いに行くと出かけた母はひどく落ち込んで帰ってきて・・・そんな母をおどけて元気づけるけなげなネモ。しかし・・・母は亡くなってしまった。ひとりぼっちになったネモは母の残したお金を元に誰にも頼らず一人で生きることに。

そんな中、母が時計屋をしてた店に、美しい未婚の母が漫画屋をはじめます。シャッキンの為夜はナイトクラブで歌う彼女の名はプジャ(ヨム・ジョンア)。幼い息子と引っ越してきたのだ。未婚の母の出現に、運命を感じたネモ。プジャと必ず結婚すると心に誓い、日々プジャを守り、愛を伝えるんだけど、全然本気にしてもらえなくて。

ネモは毎日大人びた匿名のラブレターを送り続け、一大決心し、プジャを映画館に誘いプロポーズをしようと考えます!しかし・・・・



 ネタバレ追加


 その映画館で火災が!!逃げようとする彼女と彼女の息子ギチョル。ネモは混乱の中、プジャにプロポーズして、指輪を渡し、すっかりその気になるんだけど、逃げる最中、プジャがギチョルとはぐれてしまって。

未来の息子の為映画館に助けに行ったネモ。そしてそのままネモは行方不明に・・・

じつはこの時、ネモは天国の入り口に居たんだよねー。天国の使者が、ネモとギチョルを間違えて連れてきちゃったの。そしてその使者の一人は、なんと写真でしか見たことなかったネモの父親で、目覚めたネモはびっくり!!

連れて来たネモの寿命はあと80年もあったのに、今更もとに戻すわけにも行かず悩む使者。そこで、1日1歳年をとらせて、今年中に天国にこさせれば、帳簿もうまく付けられるという結論に(笑)

早く大人になれると分かったネモは大喜び。この命はクリスマスで丁度80歳になり終わってしまうんだけど、今のネモにとっては、早く大人になってプジャに会うことの方が大事だった。

33歳になって元の世界に戻ってからのネモは、体は大人なのに心は13歳のままで超面白いんだよねー。父親である使者が付き添うんだけど、パパはネモにしか見えなくて、二人のやりとりは、周りからみると滑稽で(爆笑)

ネモは、ネモの父親だと嘘をついてプジャに会います。最初は常識知らずで変なネモをプジャは警戒するんだけど、少年のような・・・って少年なんだけど・・・・ネモに惹かれていくプジャ。プジャに「可愛い」って言われると異常に怒るネモ(*≧m≦*)ププッ でもでも二人はついにキスをする関係に。このキスもへたで、何度もプジャのために練習したり、R指定の映画で研究したりして(笑)

でも、ずっとネモを好きだった同級生の豆腐(あだ名)だけは、彼がネモだって気づくんだよね。プジャに対抗して化粧したり笑っちゃったよ(笑)

プジャはネモとの結婚を考えるようになり、初めてこんなに男に心から愛され幸せだった。もちろんネモも、プジャが自分の全てだったから幸せだった。

しかし・・・ネモは忘れていた。一日に一歳年をとることを。体がどんどん衰えて、見た目も老化していくことを・・・・

そして・・・白髪がひどくなったとき・・・ネモは、ギチョルに、「クリスマスの日に必ず渡すんだよ」と、プジャへのプレゼントが入ったトランクを託し消えてしまいます。

実は一度哀れな息子を生かせてあげたくてネモの父が掟をやぶって、あの火事の日に戻してあげようとするんだけど、そんな事をするとギチョルが死なないといけなくなるって、ネモはそれを拒否したんだよね・・・・

突然ネモが居なくなり失意のプジャ。クリスマスになり、ネモからのプレゼントを受けとったプジャは・・・・・

ラストは(T-T) ウルウルきちゃったよ。あの最初の漫画はこういう事だったんだーって。子どもっぽい大人の役をしたパク・ヘイルがとっても可愛かったです。


                 

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