韓国映画「真実ゲーム」　ハ・ジウォン　アン・ソンギ　あらすじ　ネタバレ　まみまみ

人気歌手ハロのコンサート。会場ではハロの登場を今か今かと待つ沢山のファンが。そんな中、ハロは駐車場で、薬物過多によりショック死していた。そして一本の電話が警察に。「私がころしました」。逮捕されたのは１７歳の少女。ハロにレイプされ、そこにあった注射を刺してしまったという。少女の名前はハン・タヘ（ハ・ジウォン）。

チョ検事（アン・ソンギ）は、第一線で働く検察官であったが、左遷され、この事件の担当になることに。一見、簡単な事件として、正当防衛で釈放されるだろうとされていたタヘ。しかし・・・人気歌手と、女子高生というマスコミにとって話題性のある事件を利用して、チョ検事は第一線復帰を考えるように。

捜査を進める内、次々と明らかになっていく、「真実」と「嘘」。１７歳の美少女タヘの瞳の中に潜む、少女と大人。天使と悪魔。深まっていく謎。この心理ゲームによって、真実は暴かれるのだろうか。

ネタバレ追加

タヘは、ハロのファンクラブの会長だった。調べていく内に、タヘは執拗にハロに対して執着していたことが分かってくる。元々優等生だった彼女は、ハロにのめり込んでゆき、まるでストーカーのように彼を監視するように。

チョ検事には同じ年頃の娘がいるが、タヘと娘が重なり、その年頃の娘なら、スターに憧れる気持ちは普通に持っているものなのに、娘に対して異常なまでの干渉をするようになる。

どこか魅惑的な瞳をもつタヘ。チョ検事は彼女の魅力に、知らず知らずのうちに引き込まれそうになりつつ、次々と、証拠を見つけていく。

ファンクラブという、少女たちの戦場の内情・・・・一人の男を巡る争い・・・少女達の心はうわべの純粋さとはかけ離れた混沌とした世界でうごめいていた。タヘの証言が真実なのか。それとも証人達の証言が真実なのか。

見ていて何が本当で、何が嘘なのか、チョ検事と同様分からなくなってきます。冷静に同じ事を繰り返し供述するタヘ。時には、チョ検事の心を見透かし誘惑するかのように。

そんなタヘが、動揺したのは、亡くなった親友ヨンジュの事と、録音テープの中に出てきた「ろうそくパーティ」という言葉。異常なまでの動揺。そして、レイプ及び犯行現場の再現での矛盾。チョ検事は、逆境に立たされつつ、この事件の真相は、タヘの供述の他にあることを見抜きます。

そして明らかになった、親友ヨンジュとタヘの同性愛、そしてヨンジェの持っていた心の傷。「ろうそくパーティ」が意味する真実。

「検事さんは、嘘をついてる」「お互い真実を話すならゲームをしてもいいよ」その言葉により、二人は互いに本音を話し合うことに。タヘに「私に魅力を感じてるでしょ？」と聞かれ、頷くチョ検事。「無人島で二人きりになったら、私を抱きたいでしょう？」再び頷くチョ検事。

最初は天使に見え、そして段々悪魔の姿を見せたタヘだったが、実は、ろうそくパーティでハロのマネージャーに乱暴され、その映像を元に脅されて居たことがわかる。そして・・・犯行当日、薬の打ちすぎで、意識がもうろうとしてるハロの車の中で、レイプしたのはマネージャーだった。彼女は被害者だった。マネージャーが、その後、ハロがもう一度注射を打とうとしたのを止めようとして、ハロに注射が刺さってしまい、そして・・・・映像を公開するという脅しで、タヘに犯行をなすりつけたのだった。タヘなら未成年なので罪は問われないだろうと。タヘは悪魔な心も持ち合わせた、天使だったのだ。

この後、ああ・・・これだけじゃ終わらないだろうな・・・って思ったけど、この話の持って行き方うまいね。釈放されたタヘが、一言、「ネクタイ、ださいわね。ゲームが分かってないわね。ゲームは真実を語るゲームなのに」って。そうそうそうそう、あの、二人が真実ゲームをしたとき、タヘは、「ネクタイ変わったわね。似合ってるわ」って言ったんだよね。そう、あのゲームは最初からタヘの嘘から始まったゲーム。彼女は決して天使じゃなかった。そして、この心理作戦に勝ったのは、チョ検事ではなくタヘだったのだ。チョ検事が終始、タヘをリードして、彼女の嘘を真実へと導いたように見えて、じつは、どのチョ検事の行動も、すべてタヘが心を巧みにあやつっていたのだった。

これを見た男の人はジウォンちゃんの瞳の魅力に惑わされるだろうな～☆あの大きな目の魅力が十分に出てた作品でしたー☆そうそう、この作品で、「バリ出来」でジウォンちゃんと共演したミヒ役のシニさん、ちょい役で出てたね～＾＾気付いたかな？ヨンジュが放送室で上級生にボコボコにされるシーン。あの上級生の中に居たよ～♪声は普通だったけどね～（笑）「真実ゲーム」

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