サイボーグでも大丈夫



 

 ピ(Rain)&ウンチェの共演の上、パク・チャヌク監督の作品で超楽しみにしてたんです~♪でも・・・・うーん・・・うーん・・・・ちょっと私的には、???って感じで(滝汗)

精神病院の患者の目線で描いてるから、妄想と現実がごちゃ混ぜになってて、まぁ、斬新な描き方と言えばそうなんだけど・・・・。

自分をサイボーグだと信じ込んでるヨングン(イム・スジョン)は、感電してそのまま精神病院に入ってしまった。彼女は自分がサイボーグだということをずっと隠していた。自分がねずみだと思いこんでて、別の精神病院に連れていかれた祖母の入れ歯をどうにか祖母に届けたいヨングン。彼女は祖母の入れ歯を装着すると、電気と話が出来た。自動販売機や蛍光灯に色々な告白をするヨングン。祖母を助けるには、自分の中の同情心を捨てないといけない。

ヨングンは同じ病院に居る、盗みの天才イルスン(ピ)に、自分の同情心を盗んでもらおうと、彼をこっそりつけはじめる。



 ネタバレ追加


 最初は、入れ歯をつけて電気に話しかけるヨングンを変な奴と思ってたイルスンだったけど、彼女が自分はサイボーグだと信じて、電池ばかりなめて充電しようとし、全くご飯を食べてない事に気づきます。ヨングンは、充電不足だと信じてるんだけど、ご飯を食べてないからどんどん体が弱ってきてて・・・・

イルスンはヨングンに頼まれ同情心を盗んであげるんだけど、そのせいで彼女に同情するようになってきて・・・。この「同情」は「愛情」なんだよね。なんとかご飯が食べれるようにしようと、彼女の為に「ライスメガトロン」を作ってあげます。これはご飯を電気に変える装置で、もちろん、彼女が人間だと知ってるイルスンは、彼女にその装置をつけてあげるふりをしてるんだけどね。

現実にはそんな事起こってないんだけど、ヨングンの目線で、ヨングンが充電満タンで、サイボーグとして口や指からミサイルを発射し、白衣の先生達を襲ったり、イルスンは、時々自分が消えてしまうと思いこんでるから、急に小さくなったり。

現実には妄想だけど、二人で草原に出かけたり、空中を飛べる靴下で空を飛んだり、ヨーデルのうまい患者から声を盗んでヨーデルを歌ってあげたり。この、イルスンの盗みも、盗む相手が患者だから、相手の癖などを盗んだり、あり得ない発明を盗んでそれを使ったりできるんだよね。

そして二人は・・・ヨングンの祖母の最後の言葉を探し、解明しようとします・・・。うーん・・・最後も「え??ここで終わり?」って思ったのは私だけなのかな??後でよくよく考えると、患者の見えてる世界をうまく表現した作品だった気もするんだけど・・・うーん・・・思わず「うーん・・」な作品でした。こんな解説ですいませんー。


                 

 
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