日が西から昇るなら



 

 

結末は分かってるんだけど、最後にニヤけてしまうような、ラブストーリーです。ボムス(イム・チャンジョン)は、交通整理の警察官です。彼には「いつか野球の審判になりたい」という夢があり、交通整理する姿は「ストライーク」と声が聞こえて来そうなポーズです。そんな彼はソウルの大学生で田舎に帰省中のヒョンジュ(コ・ソヨン)と、免許を取る直前に無免許で運転の練習をしていて事故を起こしてしまった事から知り合いになる。ボムスは違反切符の代わりに彼女に小学校のグランドで運転を教えてあげます。ヒョンジュはお芝居をしており、お礼に、自分の芝居のチケットをプレゼントします。そこから二人は急速に仲良くなっていきます。

彼女がソウルに戻ってからも二人は文通で親交を深め合います。42通のやりとりになったとき、ヒョンジュがボムスの元にやってきます。すっかりヒョンジュに夢中なボムスは舞い上がるんですが、彼女の言った言葉は、「アメリカに留学するの」でした。彼女との間にあるものは愛だと信じていたボムスは愛を告白するのですが、まだまだやりたいことの沢山あるヒョンジェは、「私たち、良い友達で居ましょう」と、彼の愛を受け入れず渡米してしまいます。





 ネタバレ追加


 その後、ヒョンジュの愛を捨てきれないボムスでしたが、審判になるという夢を叶える決意をし、頑張って審判の資格をとります。まだまだ副審ですが、審判仲間から、ユ・ハリンという人気女優のドラマがいいと勧められ、偶然そのドラマを見たボムスは目を疑います。人気女優ユ・ハリンは、彼の愛するヒョンジュだったのです。彼女はいつの間にか韓国のトップスターになっていたのです。

そんなある日、野球の始球式にユ・ハリンがやってきます。懐かしさと恋しさで、何とか彼女に気づいてもらおうとするのですが、忙しい彼女は全くボムスに気づかないまま球場を後にします。

しかし、ユ・ハリンは、たまたま美容院で目にした野球中継で、ボムスの姿を発見。懐かしさからこっそり球場に見学にいきます。試合の後、ボムスに声をかけるユ・ハリン。変わってないボムス。彼女を唯一「ヒョンジュ」と呼んでくれるボムス。ユ・ハリンが素に戻れるのはボムスと一緒の時だけなのでしょう。隠れて良く逢うようになります。ゴシップ記者がそんなユ・ハリンをみつけ、野球場に来るのは誰か恋人がそこに居るからだと、さぐり始めます。しかしまさか相手が名もない副審だとは思いません。その頃、ユ・ハリンは、ラーメンのCMに出演しており、その会社の御曹司ジミン(チャスンウォン)に付き合いを求められていました。ジミンは、運転手のサンシクに依頼して、なんとかユ・ハリンとの仲を取り持ってもらおうと画策していました。この運転手サンミン役はイ・ボムスなんですよねー。ロン毛です!こんな所でボムスを見つけるなんて得した気分でしたー。サンミンは、ユ・ハリンとボムスの仲に気づき、ボムスからの手紙を書き換えます。そして、ハリンの恋人はジミンだという情報をわざと漏らします。各紙はユ・ハリンとジミンの婚約!という見出しでスクープします。

「貴方が主審になったとき、きっと私が始球式にでるわ」そう約束したユ・ハリン。審判仲間の計らいで主審として球場に立てた日、ユ・ハリンは海外で撮影だった。約束はどうなるのか。身分違いの恋。また今回もこの恋はボムスの片想いなのだろうか。この写真見れば、結果は分かりますよね。でも、ついつい最後はニヤけて幸せな気分になったまみまみでした。「日が西から昇れば」


                 

 
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