ハーブ



 

 7歳の知能のまま、生き続ける20歳のサンウン(カン・ヘジョン)。オンマ(ペ・ジョンオク)はサンウンにとって一番の理解者であり味方だった。

童話のお姫様にあこがれるサンウンは、まるで美女と野獣の王子様の様な男ジョンボムに出会い、心を奪われる。実際には交通課のケイサツであるサンウンが着ぐるみを着てて、頭のかぶり物が取れただけだったんだけどね。

そしてジョンボムもまた、サンウンが弁護士だと勘違いし、頭が良い上、収入も良くて、見た目も可愛い理想の女だと思いこみ、サンウンにアタックをしてきます。

ジョンボムに声をかけられ、理想の王子様が・・と興奮するサンウンに付きそうのは、サンウンの親友である7歳児のヨンラン(イ・ヨンユ)だった。これがなかなかの口達者で。ジョンボムも辟易。

そんなこんなで、二人の付き合いが始まるのだった。



 ネタバレ追加


 この映画、恋愛物かと思ったら、母娘の愛の話だったわー。カン・ヘジョンの演技とペ・ジョンオクの演技はとても良かったです。でも・・・なんだか恋愛部分が最初の頃、かなり大きくとらえられてたのに、途中から、どうでも良い感じになってたのが残念。なんでそこまでジョンボムがサンウンを好きになったのか・・・なんだかよく分からなかったのよねー。カン・ヘジョンとペ・ジョンオクの演技が良かっただけに、ちょっと残念。

付き合いだしたジョンボムとサンウン。同じ頃、ジョンボムは偶然サンウの母と最悪の出会いをしていた。もちろんサンウンと付き合ってるとはしらなくて。サンウンはジョンボムの事をオンマには内緒にしてたんだよねー。

ジョンボムはサンウンの事を、何か変だな・・・と思ってたんだけど、ヨンランに、「言葉が変なのは外国生まれだから」って言われた言葉を信じてて。

でも・・・ある日、彼女のバックに障害者カードが入ってるのを見て・・・ジョンボムはサンウンを避けるように。

心が痛くて苦しいサンウン。サンウンに関わらないようにしよう・・・そう思ってたジョンボムだったけど、サンウンのけなげな姿に段々心が惹かれるようになっていきます・・・

そんな中・・・サンウンの母が末期のガンであることが判明!母はサンウンを残し、逝ってしまわないといけないのだ。何も知らないサンウン・・・まだ7歳のサンウン・・・オンマは、これ以上サンウンを傷つけたくないからと・・・・ジョンボムにサンウンには近づかないで欲しいと頼みます。

オンマの病気を知ったサンウンはどうなるのか・・・・。

これって感動映画なんだよね?うん・・・・あの夜の自転車のシーンではじーんと来たけど、号泣にはならないかったです。演技はとってもよかったのにな。母娘愛の話なのか、恋愛の話なのか、どちらも中途半端な描き方だったのが残念。


                 

 
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