ハッピー・エロ・クリスマス



 

 

タイトルからしてちょっとHなお話かな?と思ったけど、それほどHな話ではなかったです。ソン巡査(チャ・テヒョン)は、温泉街の警察だ。小さい頃からこの街で暮らしており、幼い頃、熱い温泉の中に、温泉組という名前の「や」のつくお方にふざけて投げ込まれた事から、温泉組根絶を願い、警察になったのだ。温泉組を目の敵にしてる。そして彼は、ボーリング場で働いてるミンギョン(キム・ソナ)に片思いしていた。ミンギョンは、自分の誕生日であり、恋人達の一大イベントのクリスマスに、必ず彼氏にふられるというジンクスをもっていた。案の定、クリスマス前になると彼の態度がおかしい・・・・クリスマスに振られる前に、彼と決裂するミンギョン。

ずっとミンギョンに片思いしてたソン巡査は、カラオケボックスで偶然一緒になり、彼女を家に送る途中、パトカーの中でゲロを吐かれた縁から、急接近しはめる。しかし・・・見た目に似合わず「ラブレター」(中山美穂の映画)がバイブルというロマンチストの温泉組組長ソクトゥが、ミンギョンの吐いたツバを顔でキャッチしたことから運命を感じ、ミンギョンに愛を告白してくるのだ。このソクトゥもまた、クリスマスにはいつも刑務所にいるという、悲しいジンクスを持った男だ。



 ネタバレ追加


 スジンと スアンの部屋に下宿をする同居人を探してるんだけど、なかなか適当な人が見つからなくて・・・。スアンは「部屋を探してる先生がいるから、その人にしようよ」と声をかけます。家に戻ったスジンは、部屋にミンホが居てびっくり!!ミンホもスアンの親戚の家だと思ってたのにスアンの家だった事に驚いて・・・次の朝には出て行く約束をします。

しかし・・・その夜ドロボウが入って、ミンホのお陰で助かり、女だけの家族だから狙われたと知ったスジンは、ミンホを家に住まわせる事に。

同居し始めたミンホとスジン。スジンは、母親の自覚が全くなく、夜中までスアンを家に置いて、飲みに行ったり、撮影の日には、部屋中洋服を散乱させてたり。最悪な母だと思うミンホ。挙げ句の果てには、職場で恋をして、恋に夢中になり、スアンを妹だと紹介する始末。

ミンホには「雨アレルギー」があった。だから、スジンに傘を貸すことができなかったのだ。自分を捧げるほど愛した女に雨の日に振られて以来・・・。それ以来恋ができなくなった。「雨の日に違う恋をすればいいのよ」と笑って答えるスジン。

ミンホはスジンが男に遊ばれてるのを知って、スアンが大変な時、男にうつつを抜かすスジンを責め、二人は大げんかに。その責める気持ちの中には、いつしか嫉妬もはいっていた。恋はしないと思ったのに、スジンの事ばかり考えるミンホ。

これに平行して、ネット上で人気の小説「雨が降る日に」。「雨が降る日・・・別れた二人。主人公の女は雨の中、出て行く男がもし一度でも振り返って抱きしめてくれたなら・・・ずっといっしょに居られた・・・」と。これの作者を捜そうと、マスコミの男が動いてて。この男は、妻と息子と別れて以来、何度妻が息子と会ってほしいと言っても、忙しいのを理由に無視し続けていた。

やっと見つけた作者は・・・なんとスアンだった。スアンはスジンと、自分の父親の話を小説にしてたのだ。その話をするスジンに心打たれた男は、息子の発表会に行って、息子を思いきり抱きしめて・・・

ミンホが出て行く日。スジンは、自分が遊ばれてた事を知り、ボロボロだった。出て行こうとするミンホに「どうせ私の事を心から愛してくれる人は居ない。バカで単純で、騙しやすい女としか誰も思っていない」と悲観するスジン。ミンホは背中を向け立ち去って行きます。ミンホが背を向けたとき・・・自分にとってミンホがどれだけ大事だったか気づくスジン。その時、ミンホは振り向いてスジンの元にもどり、スジンを抱きしめて・・・

完全ネタばれになっちゃった。でもでもとっても良いお話でした。


                 

花← →花
全部読んだらここが出口
 
※掲載写真の著作権は該当著作権者と所属事務所にあります。
 


まみまみの韓国ドラマ

目次へGO!
まみまみの韓国映画

目次へGO!
まみまみの楽天ブログ

へGO!