H(エイチ)



 

 

サイコホラー映画です。かなりグロいシーンも多い映画です。でもまみまみはグロな死体などはきつかったけど、もういろんな韓国映画で見慣れてしまってる・・・。いいのか??これで。うわー。って目は覆いたくなるけど、夜中に見ても、「幽霊」の出るホラーではないのでちゃんと眠れました。ちょっと「カル」に似た感じかな?ヨム・ジョンアも、カルのイメージのままの役だったし。

ゴミ捨て場で発見された女性の死体。その死体からはお腹の中の胎児まで取り出されていた。その一ヶ月後、バスで妊婦が腹を刺されて殺害された。事件の担当になったキム刑事(ヨム・ジョンア)とカン刑事。次々と起こる殺人事件は、一年前六人の女性を殺害し、死刑囚として服役しているシン・ヒュン(チョ・スンウ)の起こした連続殺人と手口は同じだった。未婚の妊婦を殺害したり、堕胎をした女を殺害し、薬指を切り落としたり。同性愛の女性の耳を切り落として殺したり。シン・ヒュンの殺害した被害者の身元は、最後の一人以外は割れたが、最後の一人に関しては中年の女性だったという以外何も分かってなかった。そして、最後の死体とともに自首をしてきていたのだ。

当時シン・ヒュンの事件を担当していたキム刑事の婚約者だった刑事は、なぜか捜査の中でノイローゼになり謎の自殺をしてしまっている。服役しているシン・ヒュンが殺人を実行できるわけがない。誰かにやらせているに違いない。キム刑事は死刑囚シン・ヒュンに面会に向かう。





 ネタバレ追加


 シン・ヒュン役のチョ・スンウはさすがです。終始笑顔なのに背筋が凍る冷たさのある笑顔で、不気味です。対面シーンで「??もしかして??」と思う人は多いかも。意味は見てからのお楽しみで。

被害者の写真を見て「生死を彷徨う彼らの声が聞こえませんか?聞こえないならこの事件は闇に葬られてしまうでしょう。」「闇に目を向けようとすれば闇にひきこまれる」「私のような邪悪な物と向き合えば貴方も邪悪になる」など不気味な言葉を笑顔で喋ります。これってニーチェの「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」??違ったらごめんなさい。笑顔なのに恐ろしいです。

シン・ヒュンは精神異常との診断があり、分析医のチュン女医に、シン・ヒュンのカルテを求めますが、拒否されます。この女医もかなり謎めいています。そして以前シン・ヒュンと同じ刑務所で過ごした経歴のあるヤンテク(キム・イングォン)が捜査線上に上がります。彼を追跡するキム刑事とカン刑事。追いつめたディスコで、二人の目の前で、ヤンテクは踊り狂う同性愛女性の耳を切り落とし、刺殺。そして自分も自殺を計ります。

ヤンテクは一命を取り留めたが、昏睡状態が続いている。これで殺人事件は終わるのか。再びシン・ヒュンの元に面会に行くカン刑事。「自分の血について考えた事はありますか?貴方の中にも汚れた血があると思った事はないですか?」「私たちは純粋な場所にはいけないんです。貴方の血は扉をあけてこちらに入ろうとしてる」再び意味深な言葉を発して冷たくほほえむシン・ヒュン。激怒するカン刑事。

そして再び殺人事件が・・・。堕胎手術をした女医のが殺され子宮に穴をあけられていた。捜査線上にあがった今回の殺人容疑者ヤンジン・チョイ。彼もシン・ヒュン同様不気味な笑顔で登場しては消えていく。そんな中、この連続殺人で、世間が騒ぎ出した為、シン・ヒュンの死刑が早まって執行された。もうシン・ヒュンはこの世に居ない。ついには事件の鍵を握ってる精神科医のチュン女医まで殺された。ヤンジン・チョイ。彼を捕まえれば捜査は完結するのか?

ストーリー的には途中で「もしかして・・・」って筋がわかりました。でも、中だるみすることなく最後まで楽しめます。伏線もたくさんあって、最後が分かっていた分、伏線にも最初から気づく場面も多々あります。ヨム・ジョンア。相変わらずとても美しいです。でも惜しい!!シン・ヒュンに恋人の事を言われ泣き出すシーンなど、かなり嫌でしたねー(まみまみだけ?)タバコをふかしてクールな「カル」の冒頭のイメージそのままの格好良さなのに、ここで女をだしちゃーひいてしまうよ。最後まで格好良くしてほしかった。「花嫁はギャングスター」のシン・ウンギョンみたいに。「カル」でもそうでしたよね。中性的で良い感じだったのに「女」の面をだされて引いてしまう。格好良かっただけに惜しいです。強がってクールにしてたって事を演出したのかもしれませんが。最後は、想像通りの悲しい展開でした。やっぱりそうかって。でもでもでもでも最後の最後にキム刑事そんな事しちゃうのーーー??ラスト殺される女性は○○○○のお母さん。シン・ヒュンが六人目(最後)に自分で殺したのはきっとシン・ヒュンの母親だったのでしょう。

お腹の中にいた頃の記憶が人生を狂わせる。恐いですね。そして同じ境遇の人間をかぎ分け・・・・・・この映画のタイトル「H」の意味は最後にわかります。やっぱりこの映画のタイトルは「H」でなければいけません。その言葉そのものを書くと、結果が分かりすぎてつまらなくなってしまうから。でも途中でシン・ヒュンを見て、「もしかして・・・」という気持ちは生まれますよ。その言葉が最後の最後事件のキーワードです。「H」


                 

 
※掲載写真の著作権は該当著作権者と所属事務所にあります。
 


まみまみの韓国ドラマ

目次へGO!
まみまみの韓国映画

目次へGO!
まみまみの楽天ブログ

へGO!