刑事~duelist デュエリスト~



 

 朝鮮時代。女補校ナムスン(ハ・ジウォン)は、育ての親でもあり、上司でもある補校アンホギョと、偽硬貨の摘発の為、市場に潜入捜査をしていた。そんな彼らの前に華麗に現れた仮面の刺客。

刺客を追いかけたナムスンは、取り逃したが、彼の「悲しい瞳」を見てしまいます。操作を進める内、ソン兵曹判書が怪しい事を掴んだナムスンとアンホギョ。ソン兵曹判書のもとに潜入捜査したナムスンは、そこで再び悲しい瞳をした彼と再会します。

短剣の名手で男勝り。歩き方まで男らしいナムスン。性格も粗雑で女らしさのかけらもない。しかし・・・彼の前ではなぜか戸惑ってしまう。いつものように言葉を荒げ、捕まえようとするのに、彼の瞳をみると恥ずかしくなってしまう。

また、刺客の方も、ソン兵曹判書に育てられ、刺客という道を歩ませられ、悲しい運命を恨みつつも、育ててくれたソン兵曹判事を憎みきれないジレンマの中苦しんでいた。そんな中出会った少女ナムスンに惹かれていっていた。

しかし、二人は互いにどちらかがどちらかを殺さないと事件が解決しない運命を背負っていて・・・・。



 ネタバレ追加


 うーん・・・。すごく演出にこだわった作品でしたね。絹の使い方や、普通の会話のシーンと、オーバーアクションな会話のシーンとの融和。幻想的な描き方も使ってました。映画というよりお芝居をみてるような感じで。

でも正直、この演出、好みじゃないです(@Д@; アセアセ・・・

なんだか分かりづらいし、前評判で期待しすぎてたのかもしれないけど、とにかくドンウォン君演じる刺客の悲しい瞳がとても華麗で美しいって印象だけですね。 ドンウォン君の演技はほとんどが目の演技でした。これはなかなかでしたよ。でも、ストーリーが分かりづらい。彼が剣をふるうシーンは全部まるでダンスしてるようで。バレリーナーのように飛んだシーンは思わず笑ってしまったw

ラストのソン兵曹判書と補校の対決シーンも、結果がどうだったのか・・・。刺客は生きてるのか死んでるのか・・・。

その後の雪の中の刺客とナムスンの最後の戦いも、現実だったのか、それとも二人の心が作り出した幻だったのか。そのシーンも、まるで二人がタンゴを踊ってるようで。美しいっていうより、正直「は??」と思ってしまいました。

ハ・ジウォンの「茶母(チュオクの剣)」の続編のような格好良さを期待してたので、ジゥオンのゴリラのような歩き方もひいちゃったし、お芝居のようなオーバーアクションも、いただけなかったな。アン・ソンギもでてるのに、ドンウォンも格好良かったのに、なんだか惜しい作品です。余談だけど、目の演技と言えば、ソ・ジソプ。彼がこの映画に出てたらどうだったんだろう・・・などと、妄想してしまいます。きっと素敵な目の演技をしたんだろうな。でも、この演出じゃ・・・・。好きな人は好きだと思うので、評価悪くてすいません。でもドンウォンファン限定で楽しめると思います。「刑事~duelist~」


                 

 
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