デイジー



 

 

舞台はアムステルダム。個展を開く準備をしながら、広場で人物画を描いてるヘヨン(チョン・ジヒョン)は、デイジーの花を描きに行って、丸太橋から落ち、大事な画材を流してしまいます。しかし・・・数日後、同じ場所に行くと、誰かが橋を造ってくれてて、そこには流れた画材が。

その日以来、毎朝決まった時間にヘヨンのアトリエにデイジーの花が届くようになります。その相手にどうしても会えなくて、必ず逢いたいと思い続けるヘヨン。

ある日、デイジーの花を持った男チョンウ(イ・ソンジェ)がヘヨンに絵を描いてほしいと頼んできます。毎日絵を描いてほしいと頼むその男が気になるヘヨン。彼が、デイジーを送ってくれてた相手では?と思うヘヨン。そして、ある朝、デイジーが届いた合図とともにドアをあけるとそこにはチョンウが!「貴方だったのね・・・」そう言うヘヨンに、チョンウは、彼女の気持ちが欲しくて、肯定も否定もせず抱きしめたチョンウ。デイジーの男として、彼女の心を得ます。

しかし、ずっと彼女を見守ってた本当のデイジーの男、パクウィ(チョン・ウソン)は、どうしても名乗り出ることが出来ず、二人が惹かれあうのを見守り続けるだけだった。何故なら、彼はキラーだったから・・。彼が近づくと、彼女も危険にさらしてしまう。






 ネタバレ追加


 不発弾だと思って、ヒョンチョルが捨てた手榴弾がでも、実は、チョンウはインターポールの刑事で、ヘヨンに絵を描いてもらいながら、張り込みしてたんだよね。最初はヘヨンを利用してるだけだったのに、惹かれてしまったチョンウ。しかし・・・ある日、チョンウのミスで、彼がインターポールの人間だとばれてしまい、広場で狙われ、銃撃戦に。パクウィは、巻き込まれそうなヘヨンを助けようと、広場向かって、応戦します。しかし・・・チョンウを狙う軍団の流れ弾がヘヨンの喉をかすめて・・・・

命は助かったが、ショックでしゃべれなくなったヘヨン。今回の事で韓国に送還されてしまったチョンウ。ヘヨンは愛するチョンウを想って、声以外に心まで失ってしまい・・・それを見守り続けてたパクウィは、ほっとけなくなって、ついにヘヨンの前に現れます。もちろんデイジーの話はしないで。

突然現れ、自分に優しくするチョンウを受け入れることができず、「私には好きな人がいるから」と言うんだけど、パクウィは「友達になりたいんだ」と笑顔で言って、いつもヘヨンの側で守ってくれて。段々とチョンウに心を許して行くヘヨン。

パクウィは、ヘヨンの心が欲しいわけではなかった。自分はキラーだから。ただ、ヘヨンに笑っていてほしかった。だから、インターポールにかけあって、チョンウを戻らせてほしいと頼みます。

アムステルダムに戻ったチョンウは、正直にすべてをヘヨンに話そうと決意をし、ヘヨンの元に。しかし、そこにパクウィがいるのを見て、「あのとき、はりこみで利用しただけだったんだ。俺はデイジーの男ではない」とだけ、告げ、自分が本当に愛してる事は告げず、去って行きます。それでもチョンウを愛してるヘヨン。

あの銃撃戦の玉から、最近起こってるサツジン事件の犯人と同一人物だということがばれ、チョンウをおとりにして、キラーにサツジンを依頼することになって・・・。パクウィは、今度の依頼写真がチョンウだったことに驚きます。しかし、彼は仕事を遂行するしかない。チョンウの元に行くパクウィ・・・

描き方が斬新な映画でした。オシャレっていうか。三人の視点が交差してて。チョンウが結局キラーにころされ、パクウィがキラーだと気づいたヘヨン。最後は切なかったです。キラー故の哀しい恋の話でした。  

               

 
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