ダンサーの純情



 

 ヨンセは、元韓国最高のダンサーと言われた男。しかし、二年前、資産家であり、ヨンセのライバルであったヒョンスに汚い手で、審査大会中、負傷を負わされ、最愛のパートナーまで奪われ、失意の二年間を過ごしていた。

そんな彼をダンサーとして復帰させるため、先輩であるダンスの先生が、中国から最高のダンサーをお金でスカウトしてきた。気乗りしないヨンセだったが、三ヶ月後の大会に向け、不法滞在にならないよう彼女と婚姻届をだし、もう一度奮起することに。

しかし、実はその中国からやってきた少女チェリンは、ダンサーである姉の代わりにやってきた素人の少女だったのだ。その事実を知った先輩は、怒って彼女をクラブに売り飛ばすんだけど、あまりにも純情そうなその子をほっとけなかったヨンセは、迎えに行き、彼女にダンスを教えることを決意します。  




 ネタバレ追加


 ムン・グニョンちゃん演じるチェリンは本当に「純粋」で可愛くて。一生懸命で、とっても好感がもてます。それにパク・コニョン演じるヨンセは、ダンスのキレがすごい!!「ミス・キムの10億作り」のヨンフン役とは打って変わって格好良いんだよね~♪それに、グニョンちゃんも、すごく体が柔らかくて、踊りも格好良かったー☆

最初はもちろんへたくそでどうしようもないチェリンを必死で教えるヨンセ。「偽装結婚摘発強化月間」という名目で二人の刑事に目をつけられたチェリンとヨンセは、怪しまれないように「ヨボ~(あなた~)」なんて呼んだりしてすごく可愛いんですよね。二人の刑事がとってもコミカルで笑えるんです。

でもでも、ダンスを通じて、二人の愛・・・いや、「純愛」がどんどん育って行くんですよね。「ダンスをするときは、その時だけでもパートナーを愛するんだ」そういうヨンスの言葉を信じ、愛情をもってダンスの練習をするチェリン。ヨンスのダンス以外の時の暖かさにも惹かれていき、前の彼女と挑戦してた、バレーの回転を取り入れたアクロバティックな演技も教えてほしいと頼みます。

けなげな程必死で練習をするチェリンと、献身的に教えるヨンス。しかし・・・先輩がチェリンを中国から呼び寄せたのは、実はヨンスを復帰させるためではなく、ヒョンスにお金で頼まれ、ヨンスにチェリンを育てさせる事だったのだ。ヒョンスは、「チェリンの不法滞在を通報する」と、ヨンスをおどし、チェリンにも、「踊らないとヨンスに不幸がおとずれる」とおどし、実際にヨンスは足を負傷させられてしまいます。ひどいよ。。。。(ToT)

ヨンスのために、ヒョンスと踊ることになったチェリン。でも愛のない相手と踊ることができない。そんな中、「おじさん(ヨンス)と一緒に踊ってる気持ちでおどるわ」って電話で話すチェリンが切なかったし、チェリンを大会中見守るヨンスも切なかったわ(ToT)

ダンス大会の後で、ヨンスとチェリンは結婚の事で事情聴取されるんだけど、それぞれ違う部屋で、互いの想いを審査官に話すシーンは、うるうるでした。こんなに愛し合ってるんだって。

ラストは、チェリンの大事に育ててた蛍が大活躍で、とっても素敵な終わり方だったよ。傷ついた大人の男と、純粋な大人になろうとしてる最中の少女の純愛物語でした。「ダンサーの純情」


                 

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